NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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2019年のQBランキング。40名一挙公開。【前編】

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NFLはやっぱりQBに注目しましょう!チームを代表するQBも毎年トレードによって、入れ替わるところもあります。

 

その原因は能力の過不足や、契約金額でのミスマッチなどによるものです。

 

「このチームのQBは誰で、どれほどの実力なのか?」

 

そんな事がわかれば、ゲームももっと面白く見ることができると思います。

 

そこで、今回は。

 

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アメリカ、NBCのNFLアナリスト、クリス・シムズさん(Chris Simms)が発表した「QBランキング1-40位」を、40位から21位まで、そして20位から1位までを前編後編にて紹介します。(20位から1位を紹介した後編はこちら

 

どうかNFLが、日本でもっと浸透しますように。

 

 

 

40位 タイロッド・テイラー(チャージャーズ

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かつてビルズでスターターQBとして活躍していた選手です。現在はチャージャーズのバックアップとして契約です。パスもランも両方するモバイル型QB。しかしパスの精度がそれほど高くないのと、回転率が低いためレシーバーはキャッチしにくいボールのようです。パスよりもランの方が印象強い。

39位 コルト・マッコイ(レッドスキンズ

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名人アレックス・スミスのバックアップとして、レッドスキンズと1年だけ契約したQB。アスミスが骨折して、実力発揮の大チャンス到来、だったけど登場して1ヶ月も立たないうちに、自分も右足骨折し、バカヤローの洗礼を浴びた。肩は強くないけども、丁寧で正確なパスが持ち味。キャリアも長く理解度も高い。

38位 ドウェイン・ハスキンス(レッドスキンズ

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2019年からNFLにデビューするルーキーQBです。おそらくレッドスキンズのフランチャイズQBになるべく、契約したのでしょう。プロ経験は当然ゼロ。典型的なポケットパサーでパスは正確だし肩も強い。しかしOLが負けてしまったとき、どういうムーブができるか。プロの洗礼を浴びてからの評価が楽しみ。

37位 ドリュー・ロック(ブロンコス

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彼もルーキーQB。ブロンコスも彼を中心にチームづくりが出来ると良い。ハスキンスよりも肩が強い印象。大学時代はしっかり落ち着いてプレイしてますね。NFLの強烈なDLのプレッシャーに対して、どういうプレイをするのか楽しみです。でも、ハスキンスが1巡15位指名で、ロックは2巡目42位指名。なのにこのランキングはおかしいよね。

36位 ロバート・グリフィン三世(レイブンズ

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スーパーボウルQBになってもおかしくない実力の持ち主ですが、怪我のためスター街道から外れてしまった苦難の選手。パスはもちろんですが、スクランブルから繰り出すランがいい。アスリートとしてかなりの素質がある。実は沖縄生まれで兄弟みな日本語達者。

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35位 ライアン・フィッツパトリック(ドルフィンズ

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ハーバード大学卒の唯一のQB。当ブログでも度々登場しますが、「フィッツマジック」や、「フィッツパトリックの呪い」、「アーミッシュ・ライフル」など、いろんな異名を持っている。もう一つ勝てないし、スター性に欠けるんだけど、ジャーニーマンとしてチームを転々としながら本当に長いことNFLに在籍しています。

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34位 イーライ・マニング(ジャイアンツ

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スーパーボウルを2回優勝して2回ともMVPをとってる名人。アメフトの天才、「マニング兄弟」の弟。通称「エリート」もしくは「弟者」。兄ペイトンのプレイぶりと比較すると、少しアツくなりがちで、ヤケパッチなロングパスを投げたりすることもあり。近年は調子を落としており、そろそろ引退ですね。

 

33位 ライアン・タネヒル(タイタンズ

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ドルフィンズのスターターとして、プレイしてきた。だけど、怪我のためにプレイする機会が減り、それに比例して勝率もダウン。でもそもそも、マイアミと彼自身がフィットしてない。リーダーシップについても今ひとつ、サウスフロリダにもう一つ馴染めない。そんな彼の内向的な性格が起因して色んな所に影響してる。

32位 ジョシュ・ラーセン(ドルフィンズ

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2018年ドラフトの1巡10位の選手だけど。なんと1年でアリゾナ・カーディナルズから追い出された。UCLA時代からビッグマウス。しかしプロ入りしてから彼の評価はガタ落ち。投げるのは悪くないけどポケットからでるのが遅くて、潰されることが多かった印象。

31位 ジャコビー・ブリセット(コルツ

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コルツのQBアンドリュー・ラックが怪我で降板してから、急遽NEからトレードされた3巡選手。しかし、ランも上手でパスの精度も高め。負けん気の強さみたいなものがプレイぶりから感じられる。スターターになった2017年は3,000yds以上投げてるものの、QBサックが50回を超えており、ちと問題がある気がします。

 

30位 ラマー・ジャクソン(レイブンズ

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2018年にドラフト32位で獲得したQB。典型的なモバイル型QBなので、これからはパスプレイの錬度が高まると強くなる。身長188cmと体格的にも申し分ない。レイブンズからすると非常に育てがいのある選手でしょう。

29位 マーカス・マリオタ(タイタンズ

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マリオタはタイタンズから愛されてるQB。タネヒルと違いリーダーシップに長けていて、調和を取るのがうまい。長期的に見ると彼のようなQBが最も成果をあげると思う。身長193cmで体格にも恵まれており、ドラフトは全体2位。ハイズマン賞も獲得したオレゴン大学ダックス史上の天才アスリート。才能にあぐらをかく事なく、努力する姿勢に皆が尊敬している。

28位 ケース・キーナム(レッドスキンズ

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「ミネソタの奇跡」を起こしたQBです。バックアップとして低迷したNFLライフを過ごしてきたけど、バイキングスで出番をもらってからは、破竹の連勝劇を起こしてくれました。けど、トップQBたちと比較するとやはり格落ち。ショートパスでは精度高いけど、ロングパスではもう一つ。それにボールを持ちすぎる傾向があるので、ゲームがジリジリ負ける。

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27位 ジャイミス・ウィンストン(バッカニアーズ

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通称「蟹泥棒」。ドラフト1位指名で、スター街道まっしぐら!の予定が、Uber女性ドライバーへの性的暴力などのスキャンダルが重なり、好感度の低下が止まらない。タンパベイでも6試合出場停止処分を喰らいました。しかし、実力は相当なもの。なにせ大学1年生ときにハイズマン賞獲得してるし。カイラー・マレーが二刀流で騒がれてるが、ウィンストンも大学時代はクローサーとして活躍。二刀流レベルのアスリートです。心・技術・チームワークの歯車が噛み合えば、ドカンと爆発するでしょう。

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26位 アンディ・ダルトン(ベンガルズ

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ミスターベンガルズ。髪型と顔つきがもう虎みたい。ベンガルズのスターターの椅子を長いこと保持しています。キャリアが9年目になるけど、8試合を除いて全部先発出場。彼がQBをしてから68勝50敗と勝ち越し。でもぼちぼちのチームでしかなくて、スーパーボウルを期待させる強さがない。

 

25位 ジョー・フラッコ(ブロンコス

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スーパーボウル優勝のQB。2019年からブロンコスで余生を過ごす感じ。ドリュー・ロックの指導係かとすら思う。

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24位 カイラー・マレー(カーディナルズ

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ここまで評価高いかな?身長180cm程度なんだけど、トップ選手としてハイズマン賞を獲得し、MLBからも1巡指名を獲得していた。2019年ドラフトでは全体1位指名をアリゾナ・カーディナルズから獲得。身長が低いのでポケットから抜け出てパスするプレイが多くなりそう。エッジラッシャーの餌食になる怖さがある。

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23位 ジョシュ・アレン(ビルズ

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ビルズが満を持して獲得した、2018年1巡氏名のQBです。ワイオミング大学出身のベビーフェイス。幼い顔をしてますが、なかなか熱いプレイをしてくれる。冷静で視野が広く、ポケットムーブも上手。そして肩が強い。チャージャーズのフィリップ・リバースを見てるよう。いい選手。

22位 サム・ダーノルド(JETS

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2018年に全体3位で指名されたQB。名門USC(南カリフォルニア大学)のスター選手。ジョシュ・アレン同様に視野が広く、肩が強く、そしてハートも強い。また動きながらのロングパスも正確で、プロでは活躍のシーンが多そう。ジェッツの重要な柱になるでしょう。

21位 ジミー・ガロポロ(49ers

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イケメンQBランキングならトップになりそうな選手。デビュー以来ずっとニューイングランド・ペイトリオッツのバックアップQBでしたが、2017年に49ersに移籍し、史上最大の契約金額をもぎ取った。ブレイディを彷彿させるような丁寧な仕事ぶり。弾道は美しく、判断も正確。彼がQBになってからまだ1度しか負けてない。

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まとめ

いやはや、かなり納得し難いランキングですね!トップ20はどうなってるでしょうか。次回記事では20位から1位までをまとめます。最後までお読みくださってありがとうございました。 

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