NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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NFLチーム紹介【12】虎だ!虎になれ!シンシナティ・ベンガルズ

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シンシナティ・ベンガルズ。なんとも雄々しく、獰猛そうな名前のチームです。

 

今回のチーム紹介では、ベンガルズのフランチャイズがあるシンシナティの街の紹介をあわせてしていきます。

 

シンシナティ市はオハイオ州にあります。こちらについては、同州ライバルチーム、CLEブラウンズのチーム紹介にて詳しくまとめています。よかったら合わせて御覧ください。

 

さて、それではどうぞ!

NFLが日本でもっと浸透しますように。 

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シンシナティ市の特徴

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まず大きな位置から紹介します。シンシナティがあるオハイオ州はこちらです。オハイオ州の詳しい紹介については、別記事「ブラウンズのチーム紹介」を御覧ください。

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さてオハイオ州の中で、シンシナティはこちらにあります。黒い線でくくったところが、オハイオ州。真ん中に州都コロンバスがあって、エリー湖側にブラウンズの本拠地であり州内最大規模の都市クリーブランドがあります。

赤い丸印でくくった街は、NFLのフランチャイズである都市です。この界隈はめっちゃチームが多いです。

 

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市内の地図がこちらです。オハイオ川を境目に、向こう岸はケンタッキー州という場所です。オハイオ州の西南端部に位置する大きな街で、アメリカの発展にも大きく関わってきた 歴史をもつ街です。

 

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このまちの愛称はシンシィ。人口規模では30万人を超え、広域都市圏の人口では220万人ほどという規模です。NFLがフランチャイズを置く街の規模としては、さほど大きくないような印象です。余談ですが、人口10万ほどのグリーンベイにチームがあるのは、本当に珍しいのです。こちらもぜひ。

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シンシナティグルメといえば、「Way」の合言葉でしられるシンシナティ・チリ。カロリーたっぷりのチーズをドカンと盛った、シンシナティ風にアレンジしたチリコンカーンが名物です。見た目的にはあまり食欲をそそらないですが、ハマれば抜け出せない沼のような料理らしいです。

 

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オハイオ州は結構田舎ですが、ここは洗練された華やかな街です。特にシンシナティ交響楽団は全米5大オーケストラと言われ、街が持つ文化性の高さ、民度の高さを図り知れます。

 

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街の歴史は1788年3人の入植者から始まります。彼らが街の原始設計を初めて、ドイツ系移民が多く、建物のデザインなども欧州風なものが多いようです。

 

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そのため市内にはソーセージ料理が多く、数々のドイツ文化に触れる機会が多いように見えます。先程紹介したシンシナティ・チリに始まり、ゲッタ、チリ・パーラーなど数々の料理の源流にはドイツがあります。

 

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また9月にはオクトーバーフェストが開催されます(Oktoberfest Zinzinatti。本場ドイツでも毎年開催されるビール飲み放題のトラディショナルなお祭りです。欧州から遠く離れたここシンシナティでも、盛大に開催されてます。

 

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これが開催の様子。マジでめちゃくちゃでかいイベントです。このオクトーバーフェストの規模は、世界で二番目と噂されます。

 

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オハイオ川を渡すローブリング・サスペンション・ブリッジ。これはシンシナティの代名詞とも言える名物橋です。たくさんの絵葉書にも出てきますね。

 

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市民の遊び場、コニー・アイランド・アミューズメントパークは、シンシナティが誇る遊園地です。こちらもオハイオ川を望むロケーションに立地していて、地元の人たちを喜ばせています。

 

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シンシナティ動物園は全米2番目にできた動物園です。ベンガルズの由来ともなったベンガル虎がいました。世界でも相当な歴史をもってます。開演が1847年で、日本に黒船がやってきたのが、1853年ですからね。それくらい昔からあるってことです。

 

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建築に関わる僕としては、ぜひとも伺いたいのは、オールド・セント・メアリーズ・チャーチ(Old St Mary's Church)です。シンシナティ市内では最も古い教会で、ローマ・カトリック派の施設です。アメリカはプロテスタントが多いイメージですが、シンシナティはローマンカトリック派が多いようですね。

 

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シンシナティの経済で最も有名な企業は、P&G(プロクター・アンド・ギャンブル社)です。 この会社は、名著ビジョナリー・カンパニーでも登場してきた偉大な企業ですね。生活用品、生活消耗品を製造販売する企業として、世界最大の規模をもっています。優れたマーケット戦略をもち、数々の人材を育てているメガ企業。

 

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もう一つ、有名なのは、百貨店のMacy's。これもシンシナティが本社に移りましたね。創業者はマサチューセッツの人でNYで旗揚げされましたが、現在はシンシナティにある持株会社で管理されてる状態です。いまでも本部はNYにありますが、商売はAmazonに押されて、正直しんどい状況らしいです。

 

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教育面ではシンシナティ大学が有名ですね。1819年に設立され、現在でも4万人を超える学生が通っている公立大学です。校舎がめっちゃ綺麗でカッコイイことで有名です。学問でも有名かな。

 

さて、このぐらいにして、スポーツの話題にいきます。

 

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シンシナティのスポーツ

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MLBでは、シンシナティ・レッズがあります。1882年に設立された歴史あるチーム。当時はシンシナティ・レッドストッキングスという名前でした。なんでストッキング???と思いましたが、英語では膝下までの長い靴下のことを、ストッキングと呼ぶらしいです。

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ワールドシリーズ5回優勝している強いチームですね。正直ベンガルズよりも歴史があり、強いようです。人気はどうでしょうか。どちらがあるんでしょうね。

 

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もう一つ、カレッジからはシンシナティ大学ベアキャッツ。KCチーフスのTEトラヴィス・ケルシーや、イーグルスのCジェイソン・ケルシーの母校です。マイアミ大学やピッツバーグ大学、メンフィス大学とライバル関係で、これらの大学との試合はかなり盛り上がるそうです。

 

さてそろそろ、ベンガルズの話をいたします。

 

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ベンガルズ創設の歴史

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ベンガルズは1967年に誕生したチームです。創設者はポール・ブラウンをリーダーとするオーナーグループでした。彼はもともと、クリーブランド・ブラウンズのHCとして活躍してきた人物です。彼については他の記事でもまとめてます。超すごい人なので、ぜひ読んでほしいです。

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1946年から1962年までの17年間、彼はブラウンズのHCをしてきました。この期間のブラウンズの勝率はなんと75%。今ではとても信じられない強さです。まさにブラウンズ無双時代と言えます。

 

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そもそもポール・ブラウンがすごかったので、チーム名がブラウンズという名前になったと言われるほど。それぐらいポール・ブラウンは、コーチングの歴史でも、偉大なる人物だったというわけです。

 

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無双を誇っていたポール・ブラウンに、突如解雇通達がなされます。理由は新オーナーとの喧嘩でした。写真は2代目オーナーとなった、アート・モデルという人物です。

 

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アート・モデルは1963年にポール・ブラウンをカット。圧倒的権力をもち君臨してた独裁者と、新人オーナーとの対立という構造が生まれたわけです。無双コーチとしてアメリカを席巻してきた彼は、急遽フリーな人物になってしまったわけです。

 

 

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NFLにどうしても関わりたいブラウンさんは、当時のオハイオ州知事(ジム・ローズ)に新チーム設立を懇願します。そしてシンシナティに新チーム設立の運動をおこします。しかし当時のスタジアムは、NFLが求める最低5万人収容の基準を満たせません。これにより、NFL新チーム設立は断念されかけます。

 

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しかし1966年、AFLとNFLが合併しよかと動き出します。これが転機となります。新チーム設立はリーグ全体の課題として俎上にあがります。1966年11月にニューオーリンズ・セインツが誕生します。時を合わせて、かねてよりチーム創設の動きが加熱してきたシンシナティでも、新チーム設立が認められます。

(AFLについて詳しくは、こちらの記事にまとめております。)

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こうして1967年3月23日シンシナティ・ベンガルズが誕生します。ブラウンズから排除されたポール・ブラウンの悲願が達成された瞬間です。こういう歴史的背景があるので、設立してから長く、ブラウンズとベンガルズは仲が悪かったと言われます。

 

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チーム名はシンシナティ動物園にいた白いベンガル虎に因んでベンガルズと名付けられた。という説と、ブラウンズのオレンジを使うことが既に決定してて、それに対立する黒を入れたら、虎柄になったから、ベンガルズなんだ。という言われもあります。

 

ベンガルズのチーム名になった由来はもう一つある

シンシナティ在住のNFLファンの方から情報をいただきました。こちらの記事をご紹介くださいました。

www.wcpo.com

ポール・ブラウンがシンシナティにチームを作る前、まだ彼がオハイオ州のワシントン高校でコーチをしている頃です。1937年にシンシナティに、ベンガルズというチームが誕生しました。

 

創設者はハル・ペニントンという人。当時シンシナティにはセルツとレッズという2つのチームがあったそうです。チーム名を決めるとき、エレファンツとかの候補があったそうですが、いまいちだったそうです。

 

そして、母親の家のキッチンに「ベンガル・ガスレンジ」がありました。そんで「ベンガル???ベンガルって良いじゃん!!」とチーム名が決まったそうです。

 

ペニントンさんが作ったベンガルズは、1940年頃まで活動を続けました。しかし1941年の真珠湾攻撃以後、戦争の影響でリーグはダメージを受け事実上壊滅しました。その後、1960年まで活動を停止してしたが、ポール・ブラウンの号令により、復活したと言われています。

現在のベンガルズのオーナーシップは?

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1991年8月5日、ポール・ブラウンは85歳で召されました。そしてオーナー兼は息子のマイク・ブラウン(当時56歳)に引き継がれます。現在、彼はジェネラル・マネージャー兼オーナーとして活動します。

 

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現在も、ベンガルズのオーナーシップはマイクが握っています。ですが、実質の運営は実の娘であるケイティー・ブラックバーンさんと、その夫が担っているようです。

 

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さて、余談ですがブラウンズがどうなったか。ポール・ブラウンと揉めたブラウンズですが、1990年に地元クリーブランドを捨てます。メリーランド州ボルチモアにフランチャイズを移します。

 

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ここでクリーブランド市民から「ブラウンズの名前を使うな!」と強烈な反対運動が起こります。名前はクリーブランド市に所有権があるとケンカを売りに行ったんですね。

 

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そうして名前を変更する必要があり、レイブンズと名前が付けられた、という歴史です。その後、チームを失ったクリーブランド市は、フットボールチームがないのが許せない。そうして1999年に歴史も全てが新しいブラウンズが誕生するんです。

 

ベンガルズの戦績

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1970年頃は新チームならでは、なかなか苦戦が続きました。3回もプレーオフに進出することができましたが、トーナメントでは勝利できず。なかなか苦戦が続きます。

 

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1981年シーズン、カンファレンスを優勝し、初のスーパーボウルに挑戦します。しかし対戦相手となる49ersに敗北。ハーフタイムでの点差が史上最大と言われたところから、大反撃をしましたが、惜しくも勝利には到達できませんでした。ちなみに、この年にヘルメットがオレンジからトラ模様に変わりました。

 

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1989年、2回目のスーパーボウルに挑戦です。またも対戦相手は宿敵49ers。7年前の雪辱を果さんとチーム一丸となって戦いますが、やはりQBジョー・モンタナ&WRジュリー・ライスの二人は強烈です。16-20と惜しくも敗北を喫しました。この後ベンガルズはしばらく沈み込みます。

 

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2003年からはHCマービン・ルイスの時代に突入します。彼はかなり優秀な指導者でした。ベンガルズは久々に2005年に地区優勝を果たします。なんと1990年以来16年ぶりです。しかしワイルドカードで敗退。その後2000年代は6回プレーオフに進出しますが、全てワイルドカードで敗北しています。

 

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本拠地はポール・ブラウン・スタジアム

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創業者のポール・ブラウンの名前がついたスタジアムです。このスタジアムの所有者はベンガルズではなく、シンシナティ自治体です。本来ですと、ネーミングライツ(命名権)を販売して収益とするものですが、息子のマイク・ブラウンがそれを許しませんでした。

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着工は1998年、2000年8月19日に竣工。当時のコストで、$455M(≒500億円)、インフレ率を計算すると、2019年で$676M(≒700億円)と言われます。

 

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シンシナティにチームができた当初は、ニッパート・スタジアムを使っていました。自治体が所有するものでなく、シンシナティ大学敷地内になる大学所有のスタジアムです。これが観客席5万人に至らなかったので、チーム創設の課題になっていたそうです。

 

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その後1970年から使ってきた2代目スタジアムが、リバーフロントスタジアムです。2002年まで使われてきました。老朽化もあり、野球との併用が問題だという視点もあり、レッズの新スタジアム、グレート・アメリカン・ボールパーク建設が動き出し、2002年12月29日に解体されました。

 

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HCはザック・テイラー

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18年間チームを率いてきたマーヴィン・ルイスからバトンを受け継いだのが、若い指導者のザック・テイラーです。とはいっても1983年生まれで、当時36歳とアメリカ的にいうとそこそこの年齢とも言えます。

彼はラムズでHCショーン・マクベイと共にリーグをのして来た、若いイケイケのコーチです。その先進的な考え方を新しい風として、ベンガルズを大改革してほしい。そんな大きな期待がかけられている人物です。

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O#チーム紹介

OCはブライアン・キャラハン。2010年からNFLのコーチとして関わって、キャリア11年目になる人です。1984年生まれで、HCのザック・テイラーとは同い年。そういう価値観の親和性も高そうです。

QB ジョー・バロウ(Joe Burrow)#9

2020年 / 1巡 / 1位 / LSU
2019年のカレッジで、全試合全勝のパーフェクトシーズンを過ごしたQB。チャンピオンにもなり、MVPもとり、ハイズマン賞もとり、NFLドラフトでは全体1位!見た目のかっこよさもあり、めちゃくちゃ人気が出そうな人です。

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かし、もともとはオハイオ州立大学のバックアップQB。また家も経済的に豊かでない。バックアップのままでは将来が開けないと、3年生のときにOSUからLSUに転校を決意。そこでスターターを勝ち取り、見事栄冠を手にした苦労人です。

RB ジョー・ミクソン(Joe Mixon)#28

2017 / 2巡 / 48位 / オクラホマ大学
チームのリーディングラッシャー。18シーズンは1,168ydsラン、296ydsレシーブ。ベルナルドよりもチーム勝利に貢献してる人物ではあります。しかし警察には2度も逮捕されており、ちょっと心の成熟差という点で不安定な部分があります。

WR ジャマール・チェイス(Ja'Marr Chase)#1

2021 / 1巡 / 5位 / LSU
ジョー・バロウと同じ大学、チームメイト。オフェンスラインを獲得するものだと思っていたけども、レシーバーのチェイスを獲得。2021ドラフトで最上位で指名されたレシーバーです。バロー、チェイスのホットラインが素晴らしいものになることを期待。

WR ティー・ヒギンズ(Tee Higgins)#85

2020 / 2巡 / 33位 / クレムソン大学
デビューした年、908ydsを走り、リーグ28位。タッチダウンも6本あげて自分の名前を知らしめましたね。今年からはチェイスが入るのでまた成果が変わるでしょう。どちらも怪物クラスの選手です。

WR タイラー・ボイド(Tyler Boyd)#83

2016 / 2巡 / 55位 / ピッツバーグ大学
18シーズンは14試合出場して1,028ydsをレシーブしている。チームのセカンドターゲットと言えます。キャッチングの能力も向上してきており、19シーズンはOLが上達すれば、もっとパス記録が伸びるやも。

TE ヘイデン・ハースト(Hayden Hurst)#81

2018 / 1巡 / 25位 / サウスカロライナ大学
ファルコンズがレイブンズとトレードして獲得したタイトエンド。そこからベンガルズへ着地。落球が少なく安定したプレイが長所になります。

LT ジョナー・ウィリアムス(Jonah Williams)#73

2019 / 1巡 / 11位 / アラバマ大学
昨年のドラフトで満を持してゲットしたタックル。しかし、開幕前の練習中に怪我を負ってしまい、1年間出場できなかった。2020年シーズンが事実上のデビュー年になります。どんな仕事をしてくれるのか大期待。

LG ジャクソン・カーマン(Jackson Carman)#

2021 / 2巡 / 46位 / クレムソン大学

若手のラインマン。昨年のプレイ振りをみていると、サックは許してないものの、ファウルが多かったようですね。これからも成長が期待できそうな選手。

C テッド・カラス(Ted Karras)#71

2016 / 6巡 / 221位 / イリノイ大学

ペイトリオッツ歴の長いセンター。2022年よりベンガルズへ移籍。

RG アレックス・カッパ(Alex Cappa)#65

2018/ 3巡 / 94位 / ハンボルドステート大
まだ新人の選手。18シーズンも6試合しか出場していない。これから出てくるでしょう。

RT ラエル・コリンズ(La'el Collins)#71

2015年 / ドラフト外 / LSU
2017年シーズンはスタータ-として11試合連続出場中。カウボーイズのRTから移籍してベンガルズへ。

 

D#チーム紹介

DCはルー・アマルモ(Lou Amarumo)さん。こっちは年齢がけっこういってて、1966年生まれ(53歳、2020年当時)。NFLのキャリアでは9年目になりました。ドルフィンズでDCの経験がありますが、他のチームではDBコーチをしてきた人です。ベンガルズでは2019年から就任しています。彼がどんなD#チームを作るのか。

DE サム・ハバード(Sam Hubbard)#94

2018/ 3巡/ 77位/オハイオ州立大学
196cm122kgの体格で40ydsを4.7sで走る疾さがある。18ドラフトでは5番目のエッジラッシャーとして評価が高かった。

DT D.J.リーダー(D.J.Reader)#98

2016 / 5巡 / 166位 / クレムソン大学
テキサンズからやってきたDTです。体重157kg、身長191cmという理想的なドッカン体型のノーズタックル。4年で6.5サックしてて、スクリメージラインの破壊力もある選手ですね。

DT B.J.ヒル(B.J.Hill)#92

2018 / 3巡 / 69位 / NCステート

DE トレイ・ヘンドリクソン(Trey Hendrickson)#91

2017 / 3巡 / 103位 / FAU

セインツからデビューして4年。5年目の2021年にベンガルズに移籍。通算サック20本。昨シーズン2020年は14本サックを上げてます。

 

LB ローガン・ウィルソン(Logan Wilson)#55

2020 / 3巡 / 65位 / ワイオミング大学
昨年獲得したばかりのまだまだ若い選手。2本インターセプトしてて、3本パスDしてます。これからどんな成長してくるか期待がもてますね。

LB ジャーメイン・プラット(Germaine Pratt)#57

2019 / 3巡 / 72位 / NCステート
昨年デビューしたばかりの新人LBです。19シーズンの記録は76タックルと手堅い感じの印象。

LB アキーム・デイヴィス・ガイザー(Akeem Davis-Gaither)#59

2020 / 4巡 / 107位 / アパラチアン州立大学
昨シーズンは1本インターセプト。タックルは30本。さてさてどんな選手に成長するか。

CB イーライ・アップル(Eli Apple)#20

2016 / 1巡 / 10位 / OSU

 

CB チドベ・アウジー(Chidobe Awuzie)#22

2017 / 2巡 / 60位 / コロラド大学
カウボーイズから移籍してきて、2021年からベンガルズへ。こうしてみると、ベンガルズ生え抜きって選手はすごく少ないですね。このあたりがNFLポイという感じ。さて随分難読スペルなアウジー(?)さん。ナイジェリア移民の息子として、カリフォルニア州サンノゼで生まれました。

SS ヴォン・ベル(Vonn Bell)#24

2016 / 2巡 / 61位 / OSU

FS ジェシー・ベイツ三世(Jessie Bates III)#30



2018 / 2巡 / 54位 / ウェイク・フォレスト大
ルーキーのDB。インターセプト3回、PD7回、タックル111回と非常にありがたい存在。D#チーム全体のカバーをしてくれている

 

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