シンシナティ・ベンガルズ。なんとも雄々しく、獰猛そうな名前のチームです。
今回のチーム紹介では、ベンガルズのフランチャイズがあるシンシナティの街の紹介をあわせてしていきます。
シンシナティ市はオハイオ州にあります。こちらについては、同州ライバルチーム、CLEブラウンズのチーム紹介にて詳しくまとめています。よかったら合わせて御覧ください。
さて、それではどうぞ!
NFLが日本でもっと浸透しますように。
- シンシナティ市の特徴
- シンシナティのスポーツ
- ベンガルズ創設の歴史
- ベンガルズのチーム名になった由来はもう一つある
- 現在のベンガルズのオーナーシップは?
- ベンガルズの戦績
- 本拠地はポール・ブラウン・スタジアム
- HCはザック・テイラー
- O#チーム紹介
- QB ジョー・バロウ(Joe Burrow)#9
- RB ザック・モス(Zack Moss)#31
- WR ジャマール・チェイス(Ja'Marr Chase)#1
- WR ティー・ヒギンズ(Tee Higgins)#85
- WR ジャーメイン・バートン(Jermaine Burton)#
- TE マイク・ゲシッキ(Mike Gesicki)#88
- RT オーランド・ブラウンJr(Orland Brown Jr.)#75
- OG コーデル・ヴォルソン(Cordell Volson)#567
- LG ジャクソン・カーマン(Jackson Carman)#79
- C テッド・カラス(Ted Karras)#71
- RG アレックス・カッパ(Alex Cappa)#65
- RT トレント・ブラウン(Trent Brown)#77
- D#チーム紹介
- DE サム・ハバード(Sam Hubbard)#94
- DT シェルドン・ランキンス(Sheldon Rankins)#98
- DT B.J.ヒル(B.J.Hill)#92
- DE トレイ・ヘンドリクソン(Trey Hendrickson)#91
- LB ローガン・ウィルソン(Logan Wilson)#55
- LB ジャーメイン・プラット(Germaine Pratt)#57
- LB アキーム・デイヴィス・ガイザー(Akeem Davis-Gaither)#59
- CB キャム・テイラー-ブリット(Cam Taylor-Britt)#29
- SS ヴォン・ベル(Vonn Bell)#24
- FS ジーノ・ストーン(Geno Stone)#22
- CB DJターナー(DJ TurnerⅡ)#20
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シンシナティ市の特徴
まず大きな位置から紹介します。シンシナティがあるオハイオ州はこちらです。オハイオ州の詳しい紹介については、別記事「ブラウンズのチーム紹介」を御覧ください。
さてオハイオ州の中で、シンシナティはこちらにあります。黒い線でくくったところが、オハイオ州。真ん中に州都コロンバスがあって、エリー湖側にブラウンズの本拠地であり州内最大規模の都市クリーブランドがあります。
赤い丸印でくくった街は、NFLのフランチャイズである都市です。この界隈はめっちゃチームが多いです。
市内の地図がこちらです。オハイオ川を境目に、向こう岸はケンタッキー州という場所です。オハイオ州の西南端部に位置する大きな街で、アメリカの発展にも大きく関わってきた 歴史をもつ街です。
このまちの愛称はシンシィ。人口規模では30万人を超え、広域都市圏の人口では220万人ほどという規模です。NFLがフランチャイズを置く街の規模としては、さほど大きくないような印象です。余談ですが、人口10万ほどのグリーンベイにチームがあるのは、本当に珍しいのです。こちらもぜひ。
シンシナティグルメといえば、「Way」の合言葉でしられるシンシナティ・チリ。カロリーたっぷりのチーズをドカンと盛った、シンシナティ風にアレンジしたチリコンカーンが名物です。見た目的にはあまり食欲をそそらないですが、ハマれば抜け出せない沼のような料理らしいです。
オハイオ州は結構田舎ですが、ここは洗練された華やかな街です。特にシンシナティ交響楽団は全米5大オーケストラと言われ、街が持つ文化性の高さ、民度の高さを図り知れます。
街の歴史は1788年3人の入植者から始まります。彼らが街の原始設計を初めて、ドイツ系移民が多く、建物のデザインなども欧州風なものが多いようです。
そのため市内にはソーセージ料理が多く、数々のドイツ文化に触れる機会が多いように見えます。先程紹介したシンシナティ・チリに始まり、ゲッタ、チリ・パーラーなど数々の料理の源流にはドイツがあります。
また9月にはオクトーバーフェストが開催されます(Oktoberfest Zinzinatti)。本場ドイツでも毎年開催されるビール飲み放題のトラディショナルなお祭りです。欧州から遠く離れたここシンシナティでも、盛大に開催されてます。
これが開催の様子。マジでめちゃくちゃでかいイベントです。このオクトーバーフェストの規模は、世界で二番目と噂されます。
オハイオ川を渡すローブリング・サスペンション・ブリッジ。これはシンシナティの代名詞とも言える名物橋です。たくさんの絵葉書にも出てきますね。
市民の遊び場、コニー・アイランド・アミューズメントパークは、シンシナティが誇る遊園地です。こちらもオハイオ川を望むロケーションに立地していて、地元の人たちを喜ばせています。
シンシナティ動物園は全米2番目にできた動物園です。ベンガルズの由来ともなったベンガル虎がいました。世界でも相当な歴史をもってます。開演が1847年で、日本に黒船がやってきたのが、1853年ですからね。それくらい昔からあるってことです。
建築に関わる僕としては、ぜひとも伺いたいのは、オールド・セント・メアリーズ・チャーチ(Old St Mary's Church)です。シンシナティ市内では最も古い教会で、ローマ・カトリック派の施設です。アメリカはプロテスタントが多いイメージですが、シンシナティはローマンカトリック派が多いようですね。
シンシナティの経済で最も有名な企業は、P&G(プロクター・アンド・ギャンブル社)です。 この会社は、名著ビジョナリー・カンパニーでも登場してきた偉大な企業ですね。生活用品、生活消耗品を製造販売する企業として、世界最大の規模をもっています。優れたマーケット戦略をもち、数々の人材を育てているメガ企業。
もう一つ、有名なのは、百貨店のMacy's。これもシンシナティが本社に移りましたね。創業者はマサチューセッツの人でNYで旗揚げされましたが、現在はシンシナティにある持株会社で管理されてる状態です。いまでも本部はNYにありますが、商売はAmazonに押されて、正直しんどい状況らしいです。
教育面ではシンシナティ大学が有名ですね。1819年に設立され、現在でも4万人を超える学生が通っている公立大学です。校舎がめっちゃ綺麗でカッコイイことで有名です。学問でも有名かな。
さて、このぐらいにして、スポーツの話題にいきます。
シンシナティのスポーツ
MLBでは、シンシナティ・レッズがあります。1882年に設立された歴史あるチーム。当時はシンシナティ・レッドストッキングスという名前でした。なんでストッキング???と思いましたが、英語では膝下までの長い靴下のことを、ストッキングと呼ぶらしいです。
ワールドシリーズ5回優勝している強いチームですね。正直ベンガルズよりも歴史があり、強いようです。人気はどうでしょうか。どちらがあるんでしょうね。
もう一つ、カレッジからはシンシナティ大学ベアキャッツ。KCチーフスのTEトラヴィス・ケルシーや、イーグルスのCジェイソン・ケルシーの母校です。マイアミ大学やピッツバーグ大学、メンフィス大学とライバル関係で、これらの大学との試合はかなり盛り上がるそうです。
さてそろそろ、ベンガルズの話をいたします。
ベンガルズ創設の歴史
ベンガルズは1967年に誕生したチームです。創設者はポール・ブラウンをリーダーとするオーナーグループでした。彼はもともと、クリーブランド・ブラウンズのHCとして活躍してきた人物です。彼については他の記事でもまとめてます。超すごい人なので、ぜひ読んでほしいです。
1946年から1962年までの17年間、彼はブラウンズのHCをしてきました。この期間のブラウンズの勝率はなんと75%。今ではとても信じられない強さです。まさにブラウンズ無双時代と言えます。
そもそもポール・ブラウンがすごかったので、チーム名がブラウンズという名前になったと言われるほど。それぐらいポール・ブラウンは、コーチングの歴史でも、偉大なる人物だったというわけです。
無双を誇っていたポール・ブラウンに、突如解雇通達がなされます。理由は新オーナーとの喧嘩でした。写真は2代目オーナーとなった、アート・モデルという人物です。
アート・モデルは1963年にポール・ブラウンをカット。圧倒的権力をもち君臨してた独裁者と、新人オーナーとの対立という構造が生まれたわけです。無双コーチとしてアメリカを席巻してきた彼は、急遽フリーな人物になってしまったわけです。
NFLにどうしても関わりたいブラウンさんは、当時のオハイオ州知事(ジム・ローズ)に新チーム設立を懇願します。そしてシンシナティに新チーム設立の運動をおこします。しかし当時のスタジアムは、NFLが求める最低5万人収容の基準を満たせません。これにより、NFL新チーム設立は断念されかけます。
しかし1966年、AFLとNFLが合併しよかと動き出します。これが転機となります。新チーム設立はリーグ全体の課題として俎上にあがります。1966年11月にニューオーリンズ・セインツが誕生します。時を合わせて、かねてよりチーム創設の動きが加熱してきたシンシナティでも、新チーム設立が認められます。
(AFLについて詳しくは、こちらの記事にまとめております。)
こうして1967年3月23日シンシナティ・ベンガルズが誕生します。ブラウンズから排除されたポール・ブラウンの悲願が達成された瞬間です。こういう歴史的背景があるので、設立してから長く、ブラウンズとベンガルズは仲が悪かったと言われます。
チーム名はシンシナティ動物園にいた白いベンガル虎に因んでベンガルズと名付けられた。という説と、ブラウンズのオレンジを使うことが既に決定してて、それに対立する黒を入れたら、虎柄になったから、ベンガルズなんだ。という言われもあります。
ベンガルズのチーム名になった由来はもう一つある
シンシナティ在住のNFLファンの方から情報をいただきました。こちらの記事をご紹介くださいました。
ポール・ブラウンがシンシナティにチームを作る前、まだ彼がオハイオ州のワシントン高校でコーチをしている頃です。1937年にシンシナティに、ベンガルズというチームが誕生しました。
創設者はハル・ペニントンという人。当時シンシナティにはセルツとレッズという2つのチームがあったそうです。チーム名を決めるとき、エレファンツとかの候補があったそうですが、いまいちだったそうです。
そして、母親の家のキッチンに「ベンガル・ガスレンジ」がありました。そんで「ベンガル???ベンガルって良いじゃん!!」とチーム名が決まったそうです。
ペニントンさんが作ったベンガルズは、1940年頃まで活動を続けました。しかし1941年の真珠湾攻撃以後、戦争の影響でリーグはダメージを受け事実上壊滅しました。その後、1960年まで活動を停止してしたが、ポール・ブラウンの号令により、復活したと言われています。
現在のベンガルズのオーナーシップは?
1991年8月5日、ポール・ブラウンは85歳で召されました。そしてオーナー兼は息子のマイク・ブラウン(当時56歳)に引き継がれます。現在、彼はジェネラル・マネージャー兼オーナーとして活動します。
現在も、ベンガルズのオーナーシップはマイクが握っています。ですが、実質の運営は実の娘であるケイティー・ブラックバーンさんと、その夫が担っているようです。
さて、余談ですがブラウンズがどうなったか。ポール・ブラウンと揉めたブラウンズですが、1990年に地元クリーブランドを捨てます。メリーランド州ボルチモアにフランチャイズを移します。
ここでクリーブランド市民から「ブラウンズの名前を使うな!」と強烈な反対運動が起こります。名前はクリーブランド市に所有権があるとケンカを売りに行ったんですね。
そうして名前を変更する必要があり、レイブンズと名前が付けられた、という歴史です。その後、チームを失ったクリーブランド市は、フットボールチームがないのが許せない。そうして1999年に歴史も全てが新しいブラウンズが誕生するんです。
ベンガルズの戦績
1970年頃は新チームならでは、なかなか苦戦が続きました。3回もプレーオフに進出することができましたが、トーナメントでは勝利できず。なかなか苦戦が続きます。
1981年シーズン、カンファレンスを優勝し、初のスーパーボウルに挑戦します。しかし対戦相手となる49ersに敗北。ハーフタイムでの点差が史上最大と言われたところから、大反撃をしましたが、惜しくも勝利には到達できませんでした。ちなみに、この年にヘルメットがオレンジからトラ模様に変わりました。
1989年、2回目のスーパーボウルに挑戦です。またも対戦相手は宿敵49ers。7年前の雪辱を果さんとチーム一丸となって戦いますが、やはりQBジョー・モンタナ&WRジュリー・ライスの二人は強烈です。16-20と惜しくも敗北を喫しました。この後ベンガルズはしばらく沈み込みます。
2003年からはHCマービン・ルイスの時代に突入します。彼はかなり優秀な指導者でした。ベンガルズは久々に2005年に地区優勝を果たします。なんと1990年以来16年ぶりです。しかしワイルドカードで敗退。その後2000年代は6回プレーオフに進出しますが、全てワイルドカードで敗北しています。
本拠地はポール・ブラウン・スタジアム
創業者のポール・ブラウンの名前がついたスタジアムです。このスタジアムの所有者はベンガルズではなく、シンシナティ自治体です。本来ですと、ネーミングライツ(命名権)を販売して収益とするものですが、息子のマイク・ブラウンがそれを許しませんでした。
着工は1998年、2000年8月19日に竣工。当時のコストで、$455M(≒500億円)、インフレ率を計算すると、2019年で$676M(≒700億円)と言われます。
シンシナティにチームができた当初は、ニッパート・スタジアムを使っていました。自治体が所有するものでなく、シンシナティ大学敷地内になる大学所有のスタジアムです。これが観客席5万人に至らなかったので、チーム創設の課題になっていたそうです。
その後1970年から使ってきた2代目スタジアムが、リバーフロントスタジアムです。2002年まで使われてきました。老朽化もあり、野球との併用が問題だという視点もあり、レッズの新スタジアム、グレート・アメリカン・ボールパーク建設が動き出し、2002年12月29日に解体されました。
HCはザック・テイラー
18年間チームを率いてきたマーヴィン・ルイスからバトンを受け継いだのが、若い指導者のザック・テイラーです。とはいっても1983年生まれで、当時36歳とアメリカ的にいうとそこそこの年齢とも言えます。
彼はラムズでHCショーン・マクベイと共にリーグをのして来た、若いイケイケのコーチです。その先進的な考え方を新しい風として、ベンガルズを大改革してほしい。そんな大きな期待がかけられている人物です。
O#チーム紹介
QB ジョー・バロウ(Joe Burrow)#9
2020年 / 1巡 / 1位 / LSU
2019年のカレッジで、全試合全勝のパーフェクトシーズンを過ごしたQB。チャンピオンにもなり、MVPもとり、ハイズマン賞もとり、NFLドラフトでは全体1位!見た目のかっこよさもあり、めちゃくちゃ人気が出そうな人です。
かし、もともとはオハイオ州立大学のバックアップQB。また家も経済的に豊かでない。バックアップのままでは将来が開けないと、3年生のときにOSUからLSUに転校を決意。そこでスターターを勝ち取り、見事栄冠を手にした苦労人です。
RB ザック・モス(Zack Moss)#31
2020 / R3 / 86th / ユタ
コルツから移籍したRBです。デビューはビルズ。2024年で6年目のキャリア。2023年は794yds稼いでキャリアハイ。まだ目立った選手という印象はありません。
WR ジャマール・チェイス(Ja'Marr Chase)#1
2021 / 1巡 / 5位 / LSU
現役WRの中でもトップ3に入ろうかというスター選手です。2023年は1,216ydsの記録。チーム1番です。ジョー・バロウと同じ大学、チームメイト。オフェンスラインを獲得するものだと思っていたけども、レシーバーのチェイスを獲得。2021ドラフトで最上位で指名されたレシーバーです。バロー、チェイスのホットラインが素晴らしいものになることを期待。
WR ティー・ヒギンズ(Tee Higgins)#85
2020 / 2巡 / 33位 / クレムソン大学
昨年は656ydsゲイン。2番手のWRです。デビューした年、908ydsを走り、リーグ28位。タッチダウンも6本あげて自分の名前を知らしめましたね。今年からはチェイスが入るのでまた成果が変わるでしょう。どちらも怪物クラスの選手です。
WR ジャーメイン・バートン(Jermaine Burton)#
2024 /R3 / 80th / アラバマ
デビューイヤーとなる新人。チェイスやヒギンスほどの活躍ができるだろうか。期待が高まります。
TE マイク・ゲシッキ(Mike Gesicki)#88
2018年 / 2巡 / 42位 / ペンシルバニア州立大学
NFLでイケメンランキング作ると、彼はトップ10かと。彼女もとても可愛いのである。 ドルフィンズ5年からペイトリオッツ1年。2024年からベンガルズへ。今年で7年目。
RT オーランド・ブラウンJr(Orland Brown Jr.)#75
2018 / R3 / 83th / オクラホマ
レイブンズのタックルとして活躍シてきて、2021年からチーフスへ。スーパーボウル優勝をh手、2023年にベンガルズと契約。契約期間は4年$64ミリオン。4度のプロボウルに選ばれてる名選手で、OLの中ではスター級。
OG コーデル・ヴォルソン(Cordell Volson)#567
2022 /R4 / 136th / ノースダコタステート
3年目の選手です。カーマンを抜いてデプスチャートの1stに上がってきました。これからの選手でしょう。
LG ジャクソン・カーマン(Jackson Carman)#79
2021 / 2巡 / 46位 / クレムソン大学
2番手のOLですね。2023年はRTのバックアップとしてジョナー・ウィリアムスの後ろにいて、シーズン通して2スナップしか出場しませんでしたね。それでもクレムソンのときに2018年、大学制覇を経験している選手。
C テッド・カラス(Ted Karras)#71
2016 / 6巡 / 221位 / イリノイ大学
ペイトリオッツ歴の長いセンター。2022年よりベンガルズへ移籍。
RG アレックス・カッパ(Alex Cappa)#65
2018/ 3巡 / 94位 / ハンボルドステート
バッカニアーズからデビューしてトム・ブレイディとスーパーボウル優勝を経験。ベンガルズには2022年に4年$35ミリオンで移籍。17ゲームフル出場するも右足首を負傷してレイブンズ戦を欠場。2023年にはRGとして復活しています。
RT トレント・ブラウン(Trent Brown)#77
2015年 / 7巡 / 244位 / フロリダ大学
とにかく巨大なOL。LTのオーランド・ブラウンと同じく6.8フィート(2m7cm)。しかし体重はこちらのが11kg大きく168kg。ペイトリオッツが7巡指名して、ここまで育ててきた名タックル。デビューは49ersだが、2018年にペイトリオッツと契約しスーパーボウルを優勝。2024年からベンガルズへ。
D#チーム紹介
DE サム・ハバード(Sam Hubbard)#94
2018/ 3巡/ 77位/オハイオ州立大学
196cm122kgの体格で40ydsを4.7sで走る疾さがある。18ドラフトでは5番目のエッジラッシャーとして評価が高かった。
DT シェルドン・ランキンス(Sheldon Rankins)#98
2016年 / 1巡 / 12位 / ルイビル大学
オフェンスチームのOLメッキー・ベクトンの同窓先輩にあたるランキンス。デビュー以来セインツでしたが、5年目を終え6年目の2021年にジェッツに移籍が決定。
DT B.J.ヒル(B.J.Hill)#92
2018 / 3巡 / 69位 / NCステート
DE トレイ・ヘンドリクソン(Trey Hendrickson)#91
2017 / 3巡 / 103位 / FAU
セインツからデビューして4年。5年目の2021年にベンガルズに移籍。通算サック20本。昨シーズン2020年は14本サックを上げてます。
LB ローガン・ウィルソン(Logan Wilson)#55
2020 / 3巡 / 65位 / ワイオミング大学
昨年獲得したばかりのまだまだ若い選手。2本インターセプトしてて、3本パスDしてます。これからどんな成長してくるか期待がもてますね。
LB ジャーメイン・プラット(Germaine Pratt)#57
2019 / 3巡 / 72位 / NCステート
昨年デビューしたばかりの新人LBです。19シーズンの記録は76タックルと手堅い感じの印象。
LB アキーム・デイヴィス・ガイザー(Akeem Davis-Gaither)#59
2020 / 4巡 / 107位 / アパラチアン州立大学
昨シーズンは1本インターセプト。タックルは30本。さてさてどんな選手に成長するか。
CB キャム・テイラー-ブリット(Cam Taylor-Britt)#29
2022 / R2 / 60th / ネブラスカ
40ydsを4.38sで走る俊足アスリート。デビュー年のトレーニングキャンプで負傷してWeek8まで出場できなかったが、初年度からポストシーズンでもインターセプトを記録する大活躍。2023年からはスターターになり、2024年も期待。
SS ヴォン・ベル(Vonn Bell)#24
2016 / 2巡 / 61位 / OSU
2020年にベンガルズに来てから4年目にパンサーズに移籍。シーズン中ずっと古巣ベンガルズのプレイを観察してきたそうな。そしてまた2024年に戻ってきたときに、何がチームの課題かを明言するなど、かなり一生懸命な人。チームの中では年齢もある古参だが出戻りなのでリーダーシップ発揮してほしい。
FS ジーノ・ストーン(Geno Stone)#22
2020/ R7 / 219th / アイオワ
レイブンズの選手として4年在籍。昨年は7本のインターセプトを記録し大活躍のスター。チームとは2年$14ミリオンで契約で5年目の2024年にベンガルズへ。
CB DJターナー(DJ TurnerⅡ)#20
2023 / R2 / 60th / ミシガン
スカウティング・コンバインで、40ydsを4.26sの記録を出して、2023年ドラフトの最速男としてプロの中でも大注目された選手。Week5にスターターCBのアウジが怪我したため出場機会をゲット。4タックル1パスD#をあげ評価を集める。