僕たち日本人からすると、ジャイアンツというと、やはりプロ野球ですね。読売巨人軍、読売ジャイアンツです。
しかし、アメリカでは、ジャイアンツといえばMLBのサンフランシスコ・ジャイアンツか、NFLのNYジャイアンツなのです。そしてNYには2つのNFLチームがあることでも有名です。
そのため、ジャイアンツ派かJETS派の二派に分かれ、ニューヨークでは
「ねぇ、聞いてよ。こないだ彼氏と分かれたのよ!」
「え?なんで?付き合ったばっかりなのに?」
「だって彼、JETSファンだったのよ!」
「逆にどうやって仲良くなったの?」
みたいな会話があるとかないとかwwww
さてそんなNYジャイアンツ。まずは、ニューヨーク州からニューヨーク市、そしてチームへと、情報を掘り下げてみます。それではどうぞ。
NFLが日本でもっと浸透しますように。
- ニューヨーク州の特徴
- ニューヨーク市の情報・特徴
- ニューヨークのスポーツチーム
- ジャイアンツ誕生の歴史と戦績
- 本拠地はメットライフ・スタジアム
- ヘッドコーチは、ジョー・ジャッジ(Joe Judge)
- O#チーム主要選手
- QBダニエル・ジョーンズ(Daniel Jones)#8
- LT アンドリュー・トーマス(Andrew Thomas)#78
- LG シェーン・レミュー(Shane Lemieux)#66
- C ニック・ゲイツ(Nick Gates)#65
- RG ウィル・ヘルナンデス(Will Hernandez)#71
- RT マット・ピート(Matt Peart)#74
- OL ネイト・ソルダー(Nate Solder)#76
- TE ケイデン・スミス(Kaden Smith)#82
- WRケニー・ゴラデイ(Kenny Golladay)#19
- WR スターリング・シェパード(Sterling Shepard)#87
- WR カダリウス・トニー(Kadarius Toney)#89
- WR ジョン・ロス (John Ross)#15
- WR ダンテ・ペティス(Dante Pettis)#13
- RB セイクワン・バークリー(Saquon Barkley)#26
- Kグラハム・ガノー(Graham Gano) #9
- D#チーム主要選手
- DE デクスター・ローレンス(Dexter Lawrence)#97
- DT オースティン・ジョンソン(Austin Johnson)#98
- DE レオナルド・ウィリアムズ(Leonard Williams)#99
- DT ダニー・シェルトン(Danny Shelton)#
- DE アイフディ・オデニグボ(Ifeadi Odenigbo)#95
- LB ロレンツォ・カーター(Lorenzo Carter)#59
- LB タエ・クラウダー(Tae Crowder)#48
- LB ブレイク・マルチネス(Blake Martinez)#54
- LB オシェイン・ザミニース(Oshane Ximines)#53
- LB アジール・オジュラリ(Azeez Ojulari)#51
- CB アドレー・ジャクソン(Adoree' Jackson)#25
- CB ジェームズ・ブラッドベリー(James Bradberry)#24
- SS ジャブリル・ペッパーズ(Jabrill Peppers)#21
- FS ローガン・ライアン(Logan Ryan)#23
- DB ザビエル・マッキンニー(Xavier McKinney)#29
- こちらの記事もオススメ
ニューヨーク州の特徴
言うまでも無い街ですね。なんか紹介するの無駄な気がします。というくらい名前が有名です。日本のどこでも、アフリカのどこでも、中国のどこでも、NEW YORKの名前を聞いたことがない人はいないのでないでしょうか。しかし実際は、僕はニューヨーク州がどこにあるのか、ほとんど知りませんでした。
あの有名な街があるのはここ。実はカナダとの国境に接している北東極寒エリアです。かつては、アメリカ50州で最も人口集積がありましたが、現在は国内4位。カリフォルニア州、テキサス州、フロリダ州がトップ3です。
ニューヨーク州には3つの大きな街があります。州北部のロチェスター市、ビルズの本拠地であるバッファロー市、一番有名なものがニューヨーク市です。しかし、州都はそのどちらでもなく、人口10万人のオールバニー、(Albany)です。
これがニューヨーク州の人口増加グラフ。ディケイド(10年ずつ)で見ると、順調に増加傾向にあり、現在1900万を超える人口です。不思議と1980年に前年比4%くらい人が減っていますが、ちょっと調査しきれませんでした。
人種で比較するとトップ5に入るのが、1位アフリカン18% 、イタリアーノ系15%、アイリッシュ13%、ゲルマン系11%という感じ。ヨーロッパ系とひとくくりにすると、40%くらいになる。
ニューヨーク州1900万人のうち、20%強が外国生まれの移民。移民の街、移民の国とよくいいますが、大航海時代の話ではなく、現在でも外国生まれの人が一定数いる。そういう社会背景でトランプが移民排除をポリシーとして大統領に選ばれたのは、国内で相当の混沌が現在進行系であるのが想像できますね。
これは州旗。州のロゴマークである州章は、1778年にできたそうです。モットーはエクセルシオール(Excelsior = 常に向上する)で、左の女神は自由(Liberty)、右の女神は正義(Justis)が描かれています。まさに、現在でもこの基本構想のまま、街が成長しているように思います。
現在のニューヨーク州知事はアンドリュー・M・クオモさん。2011年から知事です。見るからにイタリア系。政党は民主党です。お父さんもニューヨーク州知事だった人。離婚した奥さんは、ジョン・F・ケネディの姪っ子。コロナウイルスの対策で、報道の前に立つことが多く、少し有名人になりました。事実をしっかり整理し、理路整然とした話しぶり。素晴らしい説得力とリーダーシップを感じます。
ニューヨーク市の情報・特徴
これがニューヨーク州の人口分布図です。びっくりしますよね。一番赤くなってるのが、これから紹介するニューヨーク市があるロングアイランド島のあたりです。州人口1900万人のうち、800万人くらいが住んでいます。
ニューヨーク市だけで800万人くらいで、となりのロングアイランド島の各市、北のヨンカーズ、ホワイトプレーンズ、そして隣のニュージャージー州のニューアーク市などからなる、ニューヨーク都市圏で2300万人を超える人口密度になります。
人口密度間でいうと、総務省が発表している東京・さいたま・千葉・神奈川の関東大都市圏で3700万人となりまして、実は日本が最強に都会なんですね。
ちなみに有名な自由の女神像(Statue of Liberty)があるのは、ニューヨーク市内でなく、ニューヨーク州でもない、お隣のニュージャージー州なんです。ただ海上にあるので、その境目ってのは微妙っちゃ微妙なんですけどね。この島からマンハッタン島を望んでいるという感じです。
都市圏人口で最大のNYは、GDPでも50兆円で世界二位。ちなみに1位は東京です。世界中の経済の中心地であり、文化・芸術・産業さまざまなものが発信されるトレンドの拠点。それがニューヨークです。
名物は何か?と言われても、たくさんありすぎなので、難しい。エンパイア・ステートビル、メトロポリタン美術館、リンカーン・センター、NYシティマラソン、タイムズ・スクエア、ブロードウェイ、ウォール街、コロンビア大学などなど。
NYは全米の大都市25都市の中で最も治安が良い。犯罪発生率は2002年から最も低い数字を出している。大都市だけでの比較だけでなく、人口10万人を超えるアメリカ216都市での比較でも、NYの犯罪発生率は197位と治安の良い事実がある。
ニューヨークのスポーツチーム
アメリカ最大の都市ですから、当然スポーツもめちゃくちゃ盛んです。数多くのプロチームがありますので、ザザザっとご紹介いたします。
最も有名なチームといえば、やはりMLBの最強軍団、ニューヨーク・ヤンキース。1913年創設。前身となったボルチモア・オリオールズ創設1901年から数えると、創業120年目になる老舗チームです。常勝軍団といわれ、ワールドシリーズを通算27回優勝しています。怪物的な人気を誇り、日本人だと松井秀喜、イチローが在籍していて、現在では田中将大選手がプレイしています。
MLB、メジャーリーグではもう一、ニューヨーク・メッツがあります。1962年に創設され、ワールドシリーズを2回優勝している人気のあるチームです。しかし、やはりヤンキースの存在感には勝てない。知名度からしても圧倒的な差がありますね。
NBAでは、ニューヨーク・ニックスがあります。1946年創設、マジソン・スクエア・ガーデンを本拠地として活躍する人気チームです。1970年代に2回優勝しており、最近ではファイナル進出したのはもう20年前。NBAには30を超えるチームがありますが、結成以来ずっと同じ都市にあるのは、ニックスとボストン・セルティクスだけ。そのため圧倒的な知名度があり、ファンも多く根強い。
NHLのチームが2つあります。一つはニューヨーク・レンジャーズ。スタンレーカップを4回優勝しています。4回中3回は、1940年より前です。なんと創設が1926年とNHLでは一番古いチームでしょう。
こちらはNYアイランダーズ。1972年創設と、レンジャーズと比較すると若いチームです。ですが、スタンレーカップを、なんと1980年から4連覇したという歴史的な強さを誇ったチームでもあります。
そして最後にやはりNFLのNYジェッツ。こちらは別記事「NYジェッツのチーム紹介」をご参照ください。とても良いチームです。ちなみにNYではJETSファンの方が多く、ジャイアンツファンの2倍らしいです。
ジャイアンツ誕生の歴史と戦績
NYジャイアンツが誕生したのは、1925年と言われています。創業者オーナーのティム・マーラが500ドルで購入し、ジャイアンツの歴史はスタートしています。今32チームある中で4番目に歴史が古いようです。
最も歴史があるのが、アリゾナ・カーディナルズ(1898年)、次にグリーンベイ・パッカーズ(1919年)、3番目がシカゴ・ベアーズ(1920年)、そしてNYジャイアンツ(1925年)、次にピッツバーグ・スティーラーズ(1933年)と続くそうです。
創設から1963年までの30年間はジャイアンツはいつも地区優勝してる強いチームでした。真ん中にいる人がオーナーのティム・マーラー。この人にまつわるエトセトラについてはこちらの記事を参照ください。
1960~1985年。この20年間ぐらいはいまいち期です。なんと一度も地区優勝できてない。
初のスーパーボウル優勝!をするのが1986年です。対戦相手はデンバー・ブロンコス。20年の低迷期を拭い去る素晴らしい快挙。史上最強のLBと讃えられたLTこと「ローレンス・テイラー」とHCビル・パーセルス、さらに若いQBフィル・シムスと共にスーパーボウル初勝利を飾った。
ジャイアンツは1990年にもスーパーボウルを優勝します(第25回)。この時期あたりが、ジャイアンツは存在感が強かったようです。しかし、この後にジャイアンツはチームが低迷していき、再構築に向けて長いたてなおし時期に入ります。
2004年から2019年はイーライ・マニング期(勝手に僕が呼んでるだけ)。いろんなイザコザがあり、ジャイアンツに腰を落ち着かせたイーライ・マニング(もともとチャージャーズ指名されて、リバースとトレードされた)。彼はジャイアンツのフランチャイズQBとして15年間プレイし続けてくれました。
ジャイアンツは、マニングの手により、第42回スーパーボウル、そして第46回スーパーボウルと2回優勝します。対戦相手はどちらもペイトリオッツ。彼は2度トム・ブレイディと戦い、2度勝利。トム・ブレイディが唯一勝てなかった相手として名前を残しています。
NFLが合併前の時に全米優勝を4回、そしてスーパーボウルができてからは4回優勝。つまり8回全国制覇している輝かしい歴史をもっています。
本拠地はメットライフ・スタジアム
NYジャイアンツも、NYジェッツも、同じ施設を本拠地にしています。それがメットライフ・スタジアムです。両者ともNYのチームなんですが、このスタジアムがあるのは、ニューヨーク州でなく隣のニュージャージー州です。
過去使ってたジャイアンツ・スタジアムが古くなってきたんで、2007年に満を持して工事スタート。当時$1600M(≒1700億円)くらいで工事は完成。2010年4月から使ってますね。JETSの専用スタジアムは無いようですよ。
ヘッドコーチは、ジョー・ジャッジ(Joe Judge)
まだ38歳の若手HCジョー・ジャッジ(Joe Judge)がジャイアンツを牽引します。以前はニューイングランド・ペイトリオッツで、スペシャルチームを担当してきて、スーパーボウルリングを3つもらってきています。HC職は2020年からが初めてになります。ベリチック門下生で3人目のHC誕生。どんな指導者ぶりを発揮するのかと、耳目が集まってる人です。
O#チーム主要選手
O#チームを組織するOCはジェイソン・ギャレットさん。なんと2019年までカウボーイズのHCとして活躍してきた人です。カウボーイズ時代は当初は良い感じだったけど、徐々に勝ち越しできなくなっていき、ついに解雇されました。今年からは専門職にもどります。もともとO#を専門的にコーチする人ですから、こっちの方が向いているとは思います。
QBダニエル・ジョーンズ(Daniel Jones)#8
2019年 / 1巡 / 6位 / デューク大学
NYジャイアンツといえば、長年QBをしてきたのが、、イーライ・マニングでした。2019年を最後に現役生活に終止符をうちました。(イーライは、ペイトン・マニングの弟です)そして同じ年のドラフトで確保した彼ダニジョンにバトンが渡されました。
彼がドラフトで指名された様子は、下記の記事に詳しく紹介しています。とにかくファンから歓迎された人でなかったので、ちょっと不安が残りますね。
少しジム・キャリーに似てるなと思う風貌の彼ジョーンズ。身長196cm、体重100kg。大変恵まれた体格の選手です。デビューシーズンは、12試合出場しています。3,027ydsを投げてますが、3勝9敗とまぁ残念な結果しか残せていません。しかし今後経験を積んで成長していけばいいでしょう。期待しましょう。
LT アンドリュー・トーマス(Andrew Thomas)#78
2020年 / 1巡 / 4位 / ジョージア大学
今年のドラフトで1巡間違いなしの高評価を受けてきたジョージアのレフトタックル。とにかくパワーがスゴイ。リードブロッカーとしてランプレイに貢献してきたんですが、プロでパスプロではどうか。少しサイドへの敏捷性が遅いかも。バランスを崩すとビッグトラブルを起こす危険もある。タックルとして起用するのは今後への期待でしょう。
LG シェーン・レミュー(Shane Lemieux)#66
2020 / 5巡 / 150位 / オレゴン大学
C ニック・ゲイツ(Nick Gates)#65
2018 / ドラフト外 / ネブラスカ大学
RG ウィル・ヘルナンデス(Will Hernandez)#71
2018年 / 2巡 / 34位 / テキサス・エルパソ
めちゃくちゃ恵まれた体格。特に上半身の分厚さは半端ない。かと思えば、敏捷性もあり、クイックにも動ける。頑丈な足腰がベストポジションを確保し、ブルプッシュをしっかり仕留める。ランプレイのテンポを決める重要な選手です。RBのバークリーと一緒に観戦すると面白いです。
RT マット・ピート(Matt Peart)#74
2020 / 3巡 / 99位 / UConn
OL ネイト・ソルダー(Nate Solder)#76
2011年 / 1巡 / 17位 / コロラド大学
かなりベテラン選手ですね。今年で10年目を迎える、キャリアのほとんどをニューイングランド・ペイトリオッツで過ごし、スーパーボウルリング獲得もあります。2018年からジャイアンツに移籍しています。
TE ケイデン・スミス(Kaden Smith)#82
2019年 / 6巡 / 176位 / スタンフォード大学
アトランタ生まれ、テキサス育ち、大学はスタンフォードと、米国各地を転々としてきた人。プロ契約したのは49ersだったですが、デビュー前の9月に契約を解除され、ジャイアンツと契約。これで見事北米グルリと一周した感じ。
WRケニー・ゴラデイ(Kenny Golladay)#19
2017/ 3巡 / 96位 / ノーザン・イリノイ大学
ノースダコタ大学から編入。ライオンズからNYGへ移籍。18シーズンは1,063ydsレシーブとチームのエース格。2019年も1,190yds走っています。
WR スターリング・シェパード(Sterling Shepard)#87
2016年 / 2巡 / 40位 / オクラホマ大学
2番手となるレシーバー。キャリア5年目となるシーズンです。現在平均715ydsを記録してます。2019年に4年の延長契約(40億)したので、今季もし1,000ydsを超えられるなら、チームとしては大助かり。今後の活躍を渇望されてます。
かわいい女の子にもめぐまれてて、とても素敵そうな家族です。今後も活躍して欲しいひと。それにしても、歯がキレイだなぁ。
WR カダリウス・トニー(Kadarius Toney)#89
2021 / 1巡 / 20位 / フロリダ大学
WR ジョン・ロス (John Ross)#15
2017 / 1巡 / 9位 / ワシントン大学
「スピード・キング」の異名をもつ。コンバインで、40yds4.2sは史上最速。9月12日のテキサンズ戦でデビューを飾るも、いきなり膝を怪我。その後怪我を引きずり出場機会が減り、12月にIRリスト入りしてシーズンエンド。18シーズンも獲得210ydsのみと期待はずれの結果が目立っています。19シーズンで結果が出せないなら、解雇の決断がまっているでしょう。
WR ダンテ・ペティス(Dante Pettis)#13
2018 / 2巡 / 44位 / ワシントン大学
RB セイクワン・バークリー(Saquon Barkley)#26
2018年 / 1巡 / 2位 / ペンシルベニア州立大学
現在NFLで一番の恐怖を与えるRBではないかと思います。ラッシュ力では間違いなくリーグトップの実力。走るだけでなく、パンサーズのCMC(クリスチャン・マキャフリー)のようにパスレシーブでも大きく貢献してくれます。
デビューだった2018年では、ランで1,300yds、レシーブで700yds、スクリメージラインからの合計で2,000ydsを超えるという大記録を叩き出し、最優秀新人賞(ROTY)に選ばれました。
とにかく彼のランプレイは神がかっています。ぜひともYoutubeで大学時代のプレイを見て欲しいのですが、本当にビデオが早送りなのかと勘違いしてしまうほどです。彼は21世紀のスター選手になる人です。
Kグラハム・ガノー(Graham Gano) #9
2009年 / ドラフト外 /フロリダ州立大学
2017年シーズンにプロボウルに1回選ばれてる。当時のFG成功率は37回中34回成功で、96.7%成功とリーグリーダーにもなりました。パンサーズでは2012年から現在まで9年目のシーズンになります。もともとはレイブンズのレン修正契約で、その後、UFL(United Football League)のラスベガス・ロコモーティブに。そして09-11の3年間をNFLのレッドスキンズと契約。
D#チーム主要選手
D#チームを組織するのは、HCとはペイトリオッツ時代の同僚、パトリック・グラハムです。まだ41歳と若く、HCジョー・ジャッジとのコミュニケーションも取りやすい人です。2019年はドルフィンズのDCを担当してましたが、ジャイアンツに動いてきました。
DE デクスター・ローレンス(Dexter Lawrence)#97
2019年 / 1巡 / 17位 / クレムソン大学
少しベビーフェイスなお顔立ちのローレンス。名門クレムソンで全米制覇の経験をもっています。サックこそ2.5回と少ないですが、QBヒットは9回とかなりプレッシャーをかけています。新DCのもと、どういう変化ができるか期待が高まります。
DT オースティン・ジョンソン(Austin Johnson)#98
2016 / 2巡 / 43位 / ペンステート
DE レオナルド・ウィリアムズ(Leonard Williams)#99
2016年 / 1巡 / 6位 / USC
もともとはJETSでガンガンと活躍してきた人ですが、4年目のシーズン途中、2019年でジャイアンツに移籍。その後こっちで8試合出場しています。インサイドのDLとして成長してきた人ですがパスラッシュも器用です。
DT ダニー・シェルトン(Danny Shelton)#
2015/ 1巡 / 12位 / ワシントン大学
ブラウンズからデビューして、4年目にペイトリオッツがトレードした選手。ペイトリオッツでは2018年と2019年の2年を過ごしてきました。そして2020年からライオンズに加入してきました。契約金は、2年$8Mとあまり大きくありません。
DE アイフディ・オデニグボ(Ifeadi Odenigbo)#95
2017年 / 7巡 / 220位 / ノースウェスタン大学
バイキングスには2018年に契約してますが、実際にゲームに出たのは、2019年から。1シーズンで7サックをあげ、ファンブルリカバーでタッチダウンを一本あげてる。実はめっちゃ活躍するかもと期待。
LB ロレンツォ・カーター(Lorenzo Carter)#59
2018年 / 3巡 / 66位 / ジョージア大学
エッジラッシャーに近いLBです。昨年の成績でQBヒッツ13回、サック4.5回とプレッシャーをかなりかけています。かと思えば、パスD#も5回。重要なD#の選手ですね。
LB タエ・クラウダー(Tae Crowder)#48
2020 / 7巡 / 255位 / ジョージア大学
なんか、ワンピースに出てきそうなタイプの人。
LB ブレイク・マルチネス(Blake Martinez)#54
2016年 / 4巡 / 131位 / スタンフォード大学
賢そうな顔つきだなと思ったら、やっぱりスタンフォード大学でした。パッカーズ時代にタックルキングになりNFLに存在感を発信しましたね。ジャイアンツと契約したのは2020年。3年で30億の契約を結んでます。毎年100本を超えるタックルをあげるランストッパーです。脚が速く広範囲を担当できるクレバーなタイプです。
LB オシェイン・ザミニース(Oshane Ximines)#53
2019 / 3巡 / 95位 / オールド・ドミニオン大学
LB アジール・オジュラリ(Azeez Ojulari)#51
2021 / 2巡 / 50位 / ジョージア大学
CB アドレー・ジャクソン(Adoree' Jackson)#25
2017 / 1巡 / 18位 / USC
運動神経のバリバリ男。21歳の若さでフィールドを駆け巡り、ジョシュ・ノーマンみたいなCBに成長してほしい。
CB ジェームズ・ブラッドベリー(James Bradberry)#24
2016年 / 2巡 / 62位 / サムフォード大学
パンサーズで活躍してきたDBです。毎年平均して10本以上のパスD#を上げてきてて、評価は高い。ジャイアンツとは3年で45億円の契約を結んでおり、CBとしては良い方の人かと。
SS ジャブリル・ペッパーズ(Jabrill Peppers)#21
2017年 / 1巡 / 25位 / ミシガン大学
ジャイアンツD#での最重要人物、キーパーソンとなる選手です。前にも後ろにも横にも速く、タックルも強烈。QBヒッツも2回とチャンスがあればとすぐに狙ってきます。もともとはブラウンズで指名された選手です。3年目の2019年に、ガードのケヴィン・ザイトラーとセットで、1巡と2巡指名権とトレードされました。
FS ローガン・ライアン(Logan Ryan)#23
2013 / 3巡 / 83位 / ラトガース大学
DB ザビエル・マッキンニー(Xavier McKinney)#29
2020年 / 2巡 / 36位 / アラバマ大学
僕的には、1巡指名されるんじゃないかと、予想してた人です。FSっていうのがアレなのかな。アタマを黒と金のツートンに染めてるのがカッコイイ。ジョージア州生まれのバリバリ南部人。北部の文化に慣れてくれるかな?4年もするとアトランタや、タンパベイあたりに引っ越ししてくるかもwww。
こちらの記事もオススメ