さぁ今回はマイアミ・ドルフィンズを紹介します。このチームは日本でNFLブームがあったときに強かったので、日本にもファンが多く知名度が高いように思います。
しかしドルフィンズってどんなチームなんでしょう?しっかり調べてみました。
今日はそんなドルフィンズを本拠地フロリダの街とともに紹介していきます。
- チーム名となってるイルカという動物について
- 本拠地マイアミのご紹介。どんな街なの?
- マイアミのスポーツチーム
- チームの歴史
- 過去の永久欠番選手を紹介
- O#チーム主要選手紹介
- QBトゥア・タゴバイロア(Tua Tagovailoa)#1
- QBライアン・フィッツパトリック(Ryan Fitzpatrick)#14
- QBジョシュ・ローゼン (Josh Rosen)#3
- LT ジュリアン・ダヴェンポート(Julie'n Davenport)#70
- LT オースティン・ジャクソン(Austin Jackson)#73
- LG エレク・フラワーズ(Ereck Flowers)#75
- C テッド・カラス(Ted Karras)#67
- RG マイケル・ディーター(Michael Deiter)#63
- OG ロバート・ハント(Robert Hunt)#68
- RT ジェシュ・デイヴィス(Jesse Davis)#77
- TE マイク・ジョセッキ(Mike Gesicki)#88
- WR デヴァンテ・パーカー(DeVante Parker)#11
- WR アレン・ハーンズ(Allen Hurns)#17
- SWR アルバート・ウィルソン(Albert Wilson)#15
- RB ジョーダン・ハワード(Jordan Howard)#34
- RB マット・ブレイダ(Matt Breida)#20
- D#チーム主要選手紹介
- DE シャック・ローソン(Shaq Lawson)#90
- DT ロークアン・デイヴィス(Raekwon Davis)#98
- DT デヴォン・ゴッドソー(Davon Godchaux)#56
- DE クリスチャン・ウィルキンス(Christian Wilkins)#94
- LB ヴィンス・ビーゲル(Vince Biegel)#47
- LB ロークアン・マクミラン(Raekwon McMillan)#52
- CB ザビエン・ハワード(Xavien Howard)#25
- CB バイロン・ジョーンズ(Bylon Jones)#24
- NB ノア・イグビノージョビ(Noah Igbinoghre)#46
- SS エリック・ロウ(Eric Rowe)#21
- FS ボビー・マケイン(Bobby McCain)#28
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チーム名となってるイルカという動物について
ドルフィンとはイルカのことです。
イルカってメルヘン。イルカに乗って。海を泳いで。
人間の思いを分かってくれる、賢い動物。
イルカ、イルカ、かわいいイルカ・・・。イルカは人間の友達。。。
ドルフィンクルーズ、ああ、なんて素敵なんでしょうか。
しかし、イルカは別の一面をもっています。
時々砂浜にイルカの子どもの死体が上がってきます。どいつもこいつもズタズタにされてます。幼児殺しをするなんて、こんなところも人間に似てるんですね。また、ドラッグを楽しんだり、いじめをしたりもします。
さらに、すごく性欲が強い生き物で、人間のメスに性的興奮を覚えることもしばしば。イルカに股を突かれ、嫌がる女性を助けようと、間に入った男性2名が殺されてしまったなど。実は獰猛な性格も持っているイルカ。
さぁ、マイアミ・ドルフィンズ。ファンシーなカラーですが、中身は性欲ゴリゴリ、凶暴なやつらの集団です。
本拠地マイアミのご紹介。どんな街なの?
セレブ屈指のリゾート地マイアミ!
もういい印象しか無いですね。マイアミビーチとか一度行ってみたい場所です。セレブだけど、ローカル。アメリカ屈指のリゾート地。それがマイアミです。
地図でいうと、ここですね。緯度はほぼ、メキシコ。海の向こうはキューバですから、相当に暑い街です。カナダと隣接するミネアポリスやシアトルとは正反対の温暖な気候です。
1月から12月まで年間通じて、平均気温が29℃。日本とは違い四季がなく、一年中真夏日。これこそまさに常夏の町です。
だから、街中のいたるところにイベントが開催されてます。世界中からパーティーピープルが集まる、世界が誇るパリピの聖地。住んでいる人も訪れた人も、相当に開放的になってしまうのは想像に難くないですね。
そんなマイアミですが、フロリダ半島で最大規模の都市郡を形成しています。
マイアミ市内 人口:35万人
マイアミ都市圏人口:556万人(全米6位の規模)
パリピのイメージが強いですが、ビジネス・人材・文化・政治などでも有数のレベルをもっている町です。世界都市ランキングでも29位。商工業も盛んです。
キューバに近く、中南米への監視を目的とした機能をもつ、アメリカ南方軍の本拠地でもあります。アメリカの国防上重要な街でもあるということです。
南米のコロンビア、メキシコなどは麻薬の大産出国でもあります。麻薬カルテルたちの主な販路が国内ではなく北米大陸でした。その流通の玄関口となっていたのが、フロリダ半島のマイアミです。
コロンビアの麻薬王、パブロ・エスコバルの手によって、マイアミからNYまでコカインが流通するようになり、国内は内部破壊される危険にさらされてきました。
中南米の層が移りすみ、麻薬の密売ルートとして使われてきた経緯があります。ですので、マイアミ北部地域は貧困層地区、アメリカでも有数の犯罪多発エリアとして汚名があります。映画やドラマでマイアミ市警がでてくるのが多いと思いますが、そういう背景です。
南部の富裕層エリアとは全く違う様相が同居する町。は、そういうの貧困層犯罪多発エリアに分かれます。
マイアミのスポーツチーム
そんな町ですからたくさんのスポーツチームをもっています。
NBAはマイアミ・ヒート。こちらは2006年、2012年、2013年に優勝歴のある超強豪チームです。
NBAファイナルに出場した回数も5回あり、特に2012-2014年の3年連続出場はなかなか類を見ない無双ぶり。この時期に在席してたレブロン・ジェームスを含め、3人のスター選手のことを「スリー・キングス」と呼ばれ、アメリカの大注目チームでした。
MLBはマイアミ・マリーンズ。こちらは日本にもやたら馴染み深いチームじゃないでしょうか。
シアトル・マリナーズで11年プレイした鈴木イチロー選手が、2015年からの3年間在席してたチームです。このチームも1997年、2003年と2つのワールドシリーズを制覇した経験があり、結構強いんですよね。
NHLではフロリダ・パンサーズというチームがあります。こちらは、スタンレーカップを優勝した経験はありませんが、結構かっこいいチームですね。
MLSはインテル・マイアミCF。ここは2018年に設立された若いチームです。2020年のリーグ参加が予定されてます。
このチームのオーナー(共同)が元イングランド代表のデヴィッド・ベッカム。もうひとりのオーナーはソフトバンクグループの孫正義です。
そして最後にNFLは、もちろんマイアミ・ドルフィンズです。
これらマイアミの一大スポーツ産業のオーナーだった人が、ウェイン・ハイゼンガーさん。かの有名なブロックバスター(全米最大のレンタルビデオ屋)の創業者です。彼が作ったチームが、NFLのドルフィンズ、MLBのマーリンズ、NHLのパンサーズです。
チームの歴史
1966年に創設されてAFLの一員になった。ですから今でもAFCですね。チームの名前は皆から公募して、1000のリストが集まったそうです。マリナーズ、マロウダーズ、ムスタングス、ミサイルズ、ムーンズ、シャークス、サンズなど、色々あったけど、ドルフィンズになったみたい。(wikiより)
稀代の名将ドンシュラが築いたドルフィンズ最強時代。ポール・ブラウンの教え子であるドン・シュラが、創設4年の新しいチームであるマイアミ・ドルフィンズのHCに就任した。
彼の就任後、ドルフィンズはメキメキと結果を出した。就任の1970年から4年連続で地区優勝を実現。ドンシュラはその後1995年までの26年間ヘッドコーチを歴任しました。
1995 | 3位 | 1982 | スーパーボウル出場 |
---|---|---|---|
1994 | 地区優勝 | 1981 | 地区優勝 |
1993 | 2位 | 1980 | 3位 |
1992 | 地区優勝 | 1979 | 地区優勝 |
1991 | 3位 | 1978 | 2位 |
1990 | 2位 | 1977 | 2位 |
1989 | 3位 | 1976 | 3位 |
1988 | 最下位 | 1975 | 2位 |
1987 | 3位 | 1974 | 地区優勝 |
1986 | 3位 | 1973 | スーパーボウル連覇 |
1985 | 地区優勝 | 1972 | スーパーボウル優勝 |
1984 | スーパーボウル出場 | 1971 | スーパーボウル出場 |
1983 | 地区優勝 | 1970 | 2位 |
HCに就任した翌年の1971年に、初の地区優勝を果たしスーパーボウルに出場。惜しくもダラス・カウボーイズに辛くも破れてしまいましたが、その手腕たるや恐るべきものです。
1972年には、一度の敗北もない14-0で地区優勝を果たしスーパーボウル制覇。前人未到のパーフェクトシーズンを達成。さらに翌年スーパーボウルを連覇。(ドンシュラの無双っぷりどんだけ)
1971~1985年の15年で回地区優勝10回、スーパーボウル出場5回と、ドン・シュラ無双時代。この地区はその後、ビルズが4年連続スーパーボウルに出場。そしてペイトリオッツ王朝時代に移ります。ドン・シュラから、ビル・ベリチックへと名将のバトンが渡されていきます。
先日85歳の誕生日会がハードロック・スタジアムで開催されました。すごい男ですね。ドン・シュラ。でも、彼の師匠であるポール・ブラウンってどれだけスゴイんだと思います。
過去の永久欠番選手を紹介
QBボブ・グリース(Robert Allen Griese)#12
1967年ドラフト1巡目、全体4位指名。パデュー大出身。
第7回、第8回のスーパーボウル優勝までチームを引っ張ったQB。
FBラリー・ソンカ(Lawrence Richard "Larry" Csonka)#39
1968年ドラフト1巡、全体8位指名の選手。シラキュース大学出身。QBボブ・グリースと一緒に、第7回、第8回のスーパーボウル優勝に大きく貢献した選手。特に第8回ではスーパーボウルMVPに輝いている。5度のプロボウルに選出され、10年間でNFLキャリアを閉じた。現在70歳。クリスマスの12月25日生まれの選手。
最強QB ダン・マリーノ(Dan Malino)#13
1983年ドラフト、1巡目全体27位指名選手。ドルフィンズ黄金時代をドン・シュラとともに築いたQB。NFLの歴史でも、ダン・マリーノはフットボール業界の振興に大きく貢献した選手。
1983年-1999年まで活躍。典型的なポケットパッサーであり、クイックリリースと強肩でドルフィンズの黄金時代を築きました。今で言う、アーロン・ロジャーズのようなQBだったんでしょうね。
ピッツバーグ生まれの彼は生まれながらの強肩の持ち主。高校卒業後には、カンザスシティの野球部からも指名が入るが、フットボールの道を選択して、ピッツバーグ大学に進学。
NFLには当然1巡指名でドルフィンズ入団。翌年1984年には、年間パスヤード5082ydsを記録する。これは21世紀に入り、2011年にドリュー・ブリーズ、トム・ブレイディが5200ydsを出すまで破られることはなかった。ちなみに年間最高パス記録は、ペイトンマニングが2013年に出した5,477yds。これがNFLレコードである。
ジョン・エルウェイと戦い、その後はブレット・ファーブと戦い、NFLを代表するQBとして数々の名勝負を繰り広げた一人。いま現在彼はフロリダ州に住んでいる。ドルフィンズの重役に就任したという話もあったが、3週間で辞めちゃって、NBAのオーナーといっしょにピッツバーグのNHLチーム、ペンギンズを買おうとしてるらしい。
O#チーム主要選手紹介
QBトゥア・タゴバイロア(Tua Tagovailoa)#1
2020年 / 1巡 / 5位 / アラバマ大学
QBのタイプとしては、パスもランも高いレベルでできるバランス型のように思います。レイダースのバックアップQBをしているマリオタのようなタイプかと思います。
名門アラバマ大学のナンバーワンQBとしてアメリカ中の注目の的だった選手です。2019年シーズンも彼がヒーローだったんですが、途中大怪我をしてしまい、選手生命に関わる事態に。戦線離脱し大学シーズン戦を勝利したのは、LSUのQBジョー・バーローでした。怪我の不安が残る彼ですが、ドルフィンズは全体5位で指名。この大勝負はどうでるか。
QBライアン・フィッツパトリック(Ryan Fitzpatrick)#14
2005年 / 7巡 / 250位 / ハーバード大学
こっちがスターター登録されてるんですが、おそらくタゴバイロアが準備できたら、バックアップとして動くことになるでしょう。きっと今年1年だけしか契約残ってないと思います。
「先発殺しのフィッツパトリック」という異名をもつ男です。彼がバックアップQBになると先発QBが怪我したり、スキャンダル事件が起き出場停止処分を食らったりと、不思議な魔力を発揮します。
2018年シーズンではタンパベイに在籍してました。QBジェイミス・ウィンストンの方がずば抜けて優秀なのに負けて、フィッツパトリックがQBをすると勝利を連発。怪奇さに「フィッツマジック」と言われてました。
QBジョシュ・ローゼン (Josh Rosen)#3
2018年 / 1巡 / 10位 / UCLA
2018年ドラフトの目玉QBの1人でした。アリゾナ・カーディナルズが指名。
「この俺をスルーした9つのチームを後悔させてやんよ!」
と当時は息巻いていたけど、プロデビュー後にガッカリするような結果しか残せませんでした。とにかく1年間で45サックという最悪な結果でした。
1巡指名したくせに、カーディナルズはなんと1年だけで放出を決定。マイアミにきて3年目の日陰の身。バックアップと言わずスターター目指して頑張ってほしい。
LT ジュリアン・ダヴェンポート(Julie'n Davenport)#70
2017年 / 4巡 / 130位 / ベックネル大学
テキサンズで2年経験して、3年目の2019年にドルフィンズに。フルゲーム出場はしてない。多分、タックルのセカンドラインになるはず。
LT オースティン・ジャクソン(Austin Jackson)#73
2020年 / 1巡 / 18位 / USC
こちら、ドルフィンズのエースタックルになる予定の人。2020年デビューの新人です。ドラフトで3回指名権をもってるマイアミが最初にQBタゴバイロア、2番目に指名したのが、彼ジャクソンです。
貧血性の病気に苦しんでいた妹に骨髄の移植をしてあげています。多分心優しい人物なんだと思います。
LG エレク・フラワーズ(Ereck Flowers)#75
2015年 / 1巡 / 9位 / マイアミ大学
オフェンシブ・ラインのもうひとりの1巡指名選手。彼はもともとジャイアンツでLTをしてたんですが、2018年にジャガーズに移籍、2019年にレッドスキンズに移籍し、2020年にドルフィンズに。
契約金額が、3年$30Mなので、GMは結構期待しているはずよ。
C テッド・カラス(Ted Karras)#67
2016年 / 6巡 / 221位 / イリノイ大学
デビューしてから、ずっとペイトリオッツでしたが、5年目にFA選手になりました。しかしドルフィンズは彼に1年$3Mという超安値しかつけていません。果たして、OLの要としての仕事がどれだけできるでしょうか。OLのウィークポイントになるやも知れません。
RG マイケル・ディーター(Michael Deiter)#63
2019年 / 3巡 / 78位 / ウィスコンシン大学
大学時代にはオールアメリカンに選ばれた名選手。1年間の成績は、なぜかパスレシーブ1回(笑)。16ゲームフル出場させてもらってるので、チームからの信頼はしっかり高い。ちなみに彼女はぽっちゃり系女子。
OG ロバート・ハント(Robert Hunt)#68
2020年 / 2巡 / 39位 / ルイジアナ大学
ドラフトで4人目に呼ばれたオフェンスライン。2020年ドラフトでドルフィンズはOLを二人追加しました。新人コンビがどうハーモニーを奏でるか。興味がありますね。
RT ジェシュ・デイヴィス(Jesse Davis)#77
2015年 / ドラフト外 / アイダホ大学
練習生からプロ生活をスタートしている苦労人です。二年目の2016年にドルフィンズと正式契約を結び、2019年の9月に3年間の契約延長、$15Mを獲得し、見事昨年、恋人と結婚式をあげたイケイケな人物です。しっかり結果を出してきた人なので、オフェンスラインのリーダーシップを発揮してくれそうです。
TE マイク・ジョセッキ(Mike Gesicki)#88
2018年 / 2巡 / 42位 / ペンシルバニア州立大学
難読スペルの一人目、ジョセッキさん。ペンステート・ニッタニーライオンズ出身ですから、NYジャイアンツのRBセイクワン・バークリーの先輩になります。
タイトエンド業界ではジョージ・キトル、トラビス・ケルシーに続くイケメン枠。なぜかタイトエンドはイケメンな人が多い印象があります。そして全員彼女もとても可愛いのである。
2年間の平均記録は、キャッチ成功率60.3%。新QBになって彼のスタッツがどう変わってくるか。それも楽しみですね。
WR デヴァンテ・パーカー(DeVante Parker)#11
2015年 / 1巡 / 14位 / ルイビル大学
ドルフィンズのエースレシーバーです。ルイビル大学のスター選手で、1巡でNFLにデビューしてからも、トップ選手として活躍し続けています。特に昨年は1,202ydsと自己最多記録を更新。持ち前の俊足を活かして、ディープゾーンを攻めたり、色々してくるタイプの人です。
WR アレン・ハーンズ(Allen Hurns)#17
2014年 / ドラフト外 / マイアミ大学
もとジャガーズのレシーバーです。2018年にカウボーイズに移籍してプレイしてたんですが、その時、足首が180°ひっくり返るほどの、身の毛もよだつ怪我をして、1年間でダラスを去っています。
2019年からドルフィンズと1年だけ契約。11月には2年の延長契約をもぎ取りました。なかなかシブトイ、諦めの悪いタイプの頼れるナイスガイです。
SWR アルバート・ウィルソン(Albert Wilson)#15
2014年 / ドラフト外 / ジョージア州立大学
身長175cmと日本人ぐらいのサイズしかない人ですが、NFLの大舞台で毎年500yds近くの記録を出してるスンゴイ人。ポゼッションレシーバーでなく、ルートランやフェイントにより、フリーになるのが上手。
しかしまぁ、ドルフィンズとの契約は1年3億円だけなので、今年次第で落選する可能性が高い。インスタを見る限り、かなり派手好きなタイプなので、もしNFLから落ちると破滅しそう。
RB ジョーダン・ハワード(Jordan Howard)#34
2016年 / 5巡 / 150位 / インディアナ大学
ハワードは元ベアーズの選手。2016年の年にデビューして5巡目のくせに1,313ydsの記録を出して、突如ラッシング部門でリーグリーダーになった人。4年目にイーグルスに移籍し怪我して、2020年にドルフィンズへ。
チームは彼に2年で$9.75Mの契約を提示しサイン。1年目の記録がもう一度出せるなら、リーグでも有数のRBとして扱われるだろうけど、どうなるでしょうか。今年が勝負年になりそうですね。
RB マット・ブレイダ(Matt Breida)#20
2017年 / ドラフト外 / ジョージア・サザン大学
サンフランシスコ・49ersの選手でしたが、5巡指名権と引き換えにドルフィンズにトレードされた人です。2018年にあ800ydsを超えるラッシング記録をだしてるので、ジョーダン・ハワードとの二枚使いで良い結果がでるかも。
D#チーム主要選手紹介
DE シャック・ローソン(Shaq Lawson)#90
2016年 / 1巡 / 19位 / クレムソン大学
もとビルズのディフェンスエンド。毎年サックの記録をあげてるけど、平均すると4本くらいで、あまり特筆するべきところもない。4.70sの俊足なので、コーチング次第で化ける可能性は十分ある。
彼が高校生のときに父親を交通事故でなくしている。色々私生活では苦労している人のようです。
DT ロークアン・デイヴィス(Raekwon Davis)#98
2020年 / 2巡 / 56位 / アラバマ大学
これからが楽しみな新人。2巡ですがほぼもう1巡みたいなものだと言いたい。
DT デヴォン・ゴッドソー(Davon Godchaux)#56
2017年 / 5巡 / 178位 / LSU
今年で4年目、契約満了を迎える選手ですね。ノーズタックルとしてプレイしだしても2回サックあげてます。1巡のシャック・ローソンよりもエコロジーな人かなと思います。
とにかく今年が勝負なので、しっかり結果残せるように。
DE クリスチャン・ウィルキンス(Christian Wilkins)#94
2019年 / 1巡 / 13位 / クレムソン大学
ドラフトで、コミッショナーのロジャー・グッデルに体当たりみたいな、ハイタッチした人ね。こういうの見てアメリカでも30歳くらいの選手は「あいつイキっとるなー」と言うんでしょうね。
インスタのプロフ画像が卒業して1年経った今でも、クレムソン大学タイガース時代のものを使ってる。それくらい母校愛があるんだね。まぁとにかくノリがいいので、マイアミ向きではある。遊びすぎないように気をつけて欲しい。
LB ヴィンス・ビーゲル(Vince Biegel)#47
2017年 / 4巡 / 108位 / ウィスコンシン大学
俊足のラインバッカーなんですが、毎年チームが変わってる。初年度はパッカーズ(地元)、2年目はセインツ、3年目からドルフィンズ。マイアミと契約できてからフルゲーム出場させてもらえるようになりました。
まだまだ大物選手の仲間入りはできてないのですが、なんとか踏ん張って契約を続けて欲しいなと思います。
LB ロークアン・マクミラン(Raekwon McMillan)#52
2017年 / 2巡 / 54位 / OSU
ビーゲル同様に俊足タイプのLBです。中央に位置するいわゆるミドル・ラインバッカーでD#2陣、3陣を統括するような立場でプレイします。2019年の秋頃にハムストリングを怪我してますので、それが再発しだすと厄介です。
LB エランドン・ロバーツ(Elandon Roberts)#44
2016年 / 6巡 / 214位 / ヒューストン大学
ペイトリオッツで4年間ゲームに出てきた人です。6巡目とあなどるなかれ。ドルフィンズのHCはもとペイトリオッツのLBコーチ(兼DC)ですので、HCとの信頼は厚い。チームの狙いをしっかり理解してると思います。
LB カイル・バン・ノイ(Kyle Van NOY)#53
2014年 / 2巡 / 40位 / BYU
スーパーボウル優勝に大きく貢献してきたペイトリオッツのOLBです。2020年からドルフィンズへ。先程の話同様、HCは元LBコーチでしたから、アル意味バンノイとは蜜月の関係です。
新生ドルフィンズのエース級のエッジラッシャーとして動くと思います。ドルフィンズD#はとにかくバン・ノイを注目しましょう。
奥さんはミスユタ州のメリッサ・パウエルさん。プロポーズ2回して結婚したそうな。めちゃ美。
CB ザビエン・ハワード(Xavien Howard)#25
2016年 / 2巡 / 38位 / ベイラー大学
CB バイロン・ジョーンズ(Bylon Jones)#24
2015年 / 1巡 / 27位 / コネチカット大学
NB ノア・イグビノージョビ(Noah Igbinoghre)#46
2020年 / 1巡 / 30位 / オーバーン大学
SS エリック・ロウ(Eric Rowe)#21
2015年 / 2巡 / 47位 / ユタ大学
FS ボビー・マケイン(Bobby McCain)#28
2015年 / 5巡 / 145位 / メンフィス大学