メイソン・マコーミック。 日本人が大好物な「人間臭いストーリー」と「職人気質」の塊のような選手です。
1. 選手プロフィール

-
名前: Mason McCormick(メイソン・マコーミック)
-
所属: Pittsburgh Steelers(ピッツバーグ・スティーラーズ) / OG(ガード) / #66
-
身体: 194cm / 143kg(6ft 4in / 315lbs) / 25歳(2000年5月25日生まれ)
-
出身: サウスダコタ州スーフォールズ(生粋のミッドウェスト男)
-
経歴:
-
サウスダコタ州立大学(South Dakota State / FCS)
-
2024年 NFLドラフト 4巡 119位でスティーラーズ指名
-
2024年(1年目): 負傷した先輩の穴を埋め、ルーキーながら14試合に先発
-
2025年(2年目): 開幕から不動のスターターとして定着
-
2. プレースタイルと現状

-
「暴力的」なフィニッシャー: スカウティングレポートで「彼は嫌な奴(Asshole)のようにプレーする」と評されたほど、相手を地面に叩きつけるまでプレーを止めない「フィニッシャー」です。最後までやり切る精神の持ち主です。

-
驚異のアスリート能力: 体重140kgを超えますが、RAS(身体能力スコア)は9.96(10点満点)。この巨体で50m走のような40ヤードダッシュを5.08秒で走ります。

-
鉄人(Iron Man): 大学時代、57試合連続先発という記録を持っています。怪我に強く、休みなく働く、まさに建設現場の鑑のような選手です。
-
現状(2025年12月時点): ルーキーイヤーの2024年シーズン後半、怪我をしたベテラン(ジェームズ・ダニエルズ)の代役として出場し、そのままポジションを奪取。2年目の今シーズンは完全にオフェンスラインの主力として、ラン攻撃を支えています。
3. 現地ネタ・裏話・ゴシップ

-
「金より恩義」~NIL移籍を拒否した男~: 大学時代、彼はFCS(2部相当)で無双していましたが、他大学から「うちに来れば大金を払う(NIL契約)」という引き抜きオファーがありました。
しかし彼は
「サウスダコタ州立大は僕を育ててくれた。恩を仇で返すようなことはできない」
と一蹴。自分が育った場所での「義理」を貫き、結果としてNFLへの切符を掴みました。

-
「QBに触るな」~キャンプでの乱闘騒ぎ~: 2024年のルーキーキャンプでのこと。味方ディフェンスがQBジャスティン・フィールズに激しく接触した際、マコーミックは即座にそのディフェンス選手(ベテランのエランドン・ロバーツ)に掴みかかり、乱闘騒ぎを起こしました。 ルーキーがベテランに喧嘩を売るのは異例ですが、彼は
「QBを守るのが俺の仕事だ。相手が誰だろうと関係ない」とコメント。
この気概に、ピッツバーグのファンは一発で彼を好きになりました。
-
FCSの伝説「605 Hogs」: 彼のいたサウスダコタ州立大のOLユニットは、地元の市外局番にちなんで「605 Hogs」と呼ばれていました。彼はそのリーダー(3年連続キャプテン)として、チームを2度の全米制覇(FCS)に導いています。
-
趣味: 彼は非常に無口で、趣味も「フットボールの研究」という職人肌。インタビューでも「余計なことは話さないほうが安全だ」と語る、まさに「不言実行」の男です。