ロゴだけを見ると、随分地味な印象を感じるチームでないかと思います。グリーンベイ・パッカーズ。これがまたいいチームなんです。フットボールの歴史を語る上でも味わい深い。いまは特にQBのアーロン・ロジャーズが最高ですね!
さて、今回は、パッカーズがあるウィスコンシン州の紹介から、本拠地グリーンベイ、そして最大都市圏のミルウォーキーの街を調べてみます。そしてパッカーズのチーム紹介へと掘り下げて参ります。
それではどうぞ。NFLが日本でもっと浸透しますように。
- ウィスコンシン州の特徴
- 最大の都市ミルウォーキー
- ミルウォーキー都市圏のスポーツ
- グリーンベイの特徴
- パッカーズ誕生の歴史
- パッカーズは市民球団。オーナーは市民ひとりひとり
- パッカーズの戦績
- パッカーズの本拠地 ランボー・フィールド
- カンニング竹山さんはパッカーズの大ファン
- ヘッドコーチはマット・ラフルール
- 主要オフェンス選手
- QBアーロン・ロジャーズ(Aaron Rodgers)#12
- QB ジョーダン・ラブ(Jordan Love)#10
- LT デヴィッド・バクティアリ(David Bakhtiari)#69
- LG エルトン・ジェンキンス(Elgton Jenkins)#74
- C コレイ・リンジー(Corey Linsley)#63
- RG(LT) ビリー・ターナー(Billy Turner)#77
- RG ルーカス・パトリック(Lucas Patrick)#62
- RT リッキー・ワグナー(Ricky Wagner)#71
- TE メルセデス・ルイス(Marcedes Lewis)#89
- WR ダバンテ・アダムス(Davante Adams)#17
- WR アレン・ラザード(Allen Lazard)#13
- WR エクアニモス・セントブラウン(Equanimeous St. Brown)#19
- WR デヴィン・フンチェス(Devin Funchess)#11
- RB アーロン・ジョーンズ (Aaron Jones)#33
- RB AJ・ディロン(A.J.Dillon)#28
- RB ジャマール・ウィリアムズ(Jamaal Williams)#30
- ディフェンスチーム主要選手
- DE ディーン・ローリー(Dean Lowry)#94
- DT ケニー・クラーク(Kenny Clark)#97
- DE タイラー・ランカスター(Tyler Lancaster)#95
- DEキングスレー・キキ(Kingsley Keke)#96
- LB ザダリアス・スミス (Za'Darius Smith)#55
- LB プレストン・スミス(Preston Smith)#91
- LB クリスチャン・カークシー(Christian Kirksey)#58
- LB ラシャーン・ゲイリー (Rashan Gary)#52
- LB クリス・バーンズ(Krys Barnes)#51
- LB オレン・バークス(Oren Burks)#42
- CBジェイル・アレクサンダー (Jaire Alexander)#23
- CB ケヴィン・キング(Kevin King)#20
- Sダレル・サベージ / Darnell Savage / $12,517,688
- FS エイドリアン・エイモス(Adrian Amos)#31
- ST(スペシャルチーム)
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ウィスコンシン州の特徴
ウィスコンシン州はここにあります。西にミネソタ州(ミネソタ・バイキングス)、南にイリノイ州(シカゴ・ベアーズ)、東にミシガン湖を挟んでミシガン州(デトロイト・ライオンズ)、南東にはインディアナ州(インディアナポリス・コルツ)というような場所。
人口は600万人くらいで、ちょっと田舎町っていう印象です。隣町のイリノイ州は2倍の1200万です。
冬になるとこれくらい雪が積もる。そんな基本寒いところですね。緯度でいうと北海道の日高高原の北くらい。冬はなかなか凍えるエリアです。
初めての入植者と記録されるのがジョアン・ニコレさん(Jean Nicolet) 。フランス人探検家です。1610sにカナダのケベック開拓に脚を踏み入れ、その流れで1630s頃にウィスコンシンにやってきました。
ウィスコンシン州のシンボルとなってるのがアメリカ・アナグマ。バジャー(= Badger)と言います。19000年代ごろは鉛の産地で、国内鉛生産の30%ぐらいがウィスコンシン州でとれたそうです。隧道をほって生活する姿を、アナグマのようだと言ったのが始まり。
州都はマディソン市。ウィスコンシン州の中で2番目の人口集積をもつ。人口233,000人がいて、かつ歴史ある雰囲気でカッコイイ。
ここにあるのが、カレッジフットボールでも有名な、ウィスコンシン大学。パブリック・アイビーとして、全国から優秀な人材が集まる名門大学です。女子もかわいい。大学生活っていいよね。
この大学のフットボールチームも名門。あのJ.J.ワットを長兄とするワット兄弟の出身大学でもあります。チーム名はもちろん、ウィスコンシン・バジャーズです。
ウィスコンシン州は農業州として印象が強い。生産高(GDP)で測ると最も大きいのは、当然製造業なんです。しかし農業分野での存在感が強いです。特に乳牛の牧畜が有名で、州のブランディングにもなっています。
乳牛から作成するチーズの生産高はアメリカ国内の25%を占めています。ウィスコンシン州=チーズ大国というブランディングが確立されており、食の分野で国内貢献度が高い。
次からは州内、最大の都市であるミルウォーキーを紹介します。
最大の都市ミルウォーキー
ミルウォーキーはウィスコンシンで最も大きな街です。普通はNFLチームは、州内最大都市にあるものです。しかし、パッカーズだけはそうじゃないんですね。それでは少しミルウォーキーの街についてご紹介しましょう。
ミルウォーキーはミシガン湖に隣接した街。先程紹介した州都マディソンから、ミシガン湖の方へ動くとあります。人口が都市圏で150万人。あまりアーバナイゼーションが進んでないようです。
ここはハーレー・ダビッドソンが産まれた街です。今でもハーレー・ダビッドソンはミルウォーキー市内に本社を構えています。ハーレーといえば売上はホンダの3割しかないが、利益はホンダを超えてると言われるほど、高収益企業です。
自転車メーカーのTREKもミルウォーキーが発祥の地。ここもミルウォーキー市内に本社を構えてますね。
さらにビールのMillerもミルウォーキー出身です。1882年の創業で、地元で人気を博してきた人気ビールメーカーです。現在はカナダ最大手のモルソン・クアーズのグループ傘下の一つとして活動されてます。
2020年2月26日に、このミルウォーキーのミラー工場で銃による発砲事件があり、社員5人の方々が命を落とされてます。
ミルウォーキー都市圏のスポーツ
そろそろ、パッカーズのグリーンベイの紹介に行きたいのですが、まずはミルウォーキー編を終わらせてからにしましょう。150万の街にあるスポーツチームはなんでしょうか。
MLBメジャーリーグでは、ミルウォーキー・ブリュワーズ(Brewer = 醸造者)。さすがビールの醸造、Miller社があった街です。良い名前ですね。1969年創設、ワールドシリーズ優勝は0回です。
NBAではミルウォーキー・バックス(Bucks = 雄シカ)。1968年創設され、1971年にNBAファイナルを優勝しています。2019年シーズンは、カンファレンスの決勝戦で、ラプターズと対戦。惜しくも敗北し、久々のファイナル出場を逃したところです。
NHLでは、ミルウォーキー・アドミラルズ(Admiral = 海軍大将)。1970年創設、スタンレーカップを2回優勝している強いチームですね。提督とは随分な名前です。チームのオーナーである投資グループが経営していた電気店で扱ってた、家電製品のブランド名から取ったそうです。
さて、いよいよ次からパッカーズの街、グリーンベイの紹介にいきます。
グリーンベイの特徴
NFLチームのフランチャイズとして最小の規模、実はたった10万人しかいない街です。なにゆえそこが、本拠地なんでしょうか。
五大湖ミシガン湖の湾にあるグリーンベイ。ウィスコンシン州人口が600万なのに、グリーンベイは10万人です。大体フランチャイズになる街って、大きな街が多いですよね。でもね!グリーンベイだけは違う。めっちゃ小さい。
都市圏全体としても30万人の規模しかありません。滋賀県でいうと、まさに長浜市くらいの規模しかない田舎町。そこがNFLのフランチャイズとして100年もチームを支えてる。大変稀有な場所です。
ホテルノースランドという、国の有形文化財があります。現役でバリバリ使ってるホテルで、かつてウィスコンシン州で最高級のホテルとして有名だった老舗です。
またマイヤー劇場も、国の有形文化財。1000人のキャパシティをもつ結構大きな劇場。1930年に完成してもう、90歳になる建物です。
グリーンベイには、オネイダ・ネイションというインディアンの集落があります。彼らは2500人ほどの規模をもっています。
グリーンベイは「トイレットペーパーの首都」としても知られてます。
実はトイレットペーパーの歴史はまだまだ浅いのです。初めて製品化に成功したのが、このグリーンベイにあるノーザン・ティッシュという会社だったそうです。この会社、1910年当時は世界シェア1位で、世界恐慌でもビクともしない頑健な経営をされていたそうです。
このトイレットペーパーの普及により、汚水排水の配管直径を補足することができ、様々な建築に影響を与えたと言われています。
パッカーズ誕生の歴史
パッカーズの創業者となったのは、ノートルダム大学出身のカーリー・ランボー。あのニュート・ロックニーの指導のもと、かのジョージ・ギップとチームメイトだった人です。ウィスコンシン生まれで、ノートルダム大学を卒業した彼は、1919年8月に早速チームづくりをはじめました。そうして誕生したのが、このパッカーズです。
パッカーズという名前になったのは、お金を出してくれた人が、缶詰会社さんだったからです。創業に関わったカーリー・ランボーは、自分が勤めていたインディアン・パッキングスという会社にジャージ代金などのお金を工面してもらったそうです。
そのため、パッカーズの設立当初は、チーム名がグリーンベイ・インディアンズといいました。その後、同じく缶詰会社のACME PACKINGがネーミングライツを買って、企業名のACMEパッカーズ(アクミー・パッカーズ)となった過去もあります。(グリーンベイ・トイレットペーパーズにならなくて良かったなと思います。)
2013年から使ってるサードジャージ(Alternate jersys = 代理の代わりのジャージ)は、このACMEパッカーズ時代のカラーリングです。100年も前の歴史を今も大事にしているのはとても素敵なことですよね。
パッカーズのスポンサーだった缶詰会社が支援を打ち切り突如経営難に。創設者のランボーは金策に翻弄します。この時、チームを救ってくれたのが、この4人です。ランボーと合わせた5人で「The Hungry Five」と呼ばれます。このときに「グリーンベイ・フットボール株式会社」を創業。この時の決めたチーム運営の基本構想が、いまも継続されてます。
パッカーズは市民球団。オーナーは市民ひとりひとり
パッカーズにはオーナーがいません。アメリカ4大スポーツのチームの中で唯一の市民球団であり、最も小さいフランチャイズです。日本のプロ野球でいうと広島カープですね。たくさんアメリカにはプロチームがありますけど、市民球団なのはパッカーズだけなんです。
それが故にパッカーズの市民からの人気ぶりは異常なほど。人口10万人のほぼ全てがパッカーズを愛しているってことは、街のどこにいっても誰と話してもパッカーズ。これこそ「市民の共有財産」「心の拠り所」「地域の遺産」ですよね。
これがパッカーズの株券です。チームを経営をする「グリーンベイ・フットボール株式会社」が、スタジアムなどの大規模投資をしたいときに、株を発行して資金調達してきたわけです。こうして市民みんながいつの間にかオーナーになっていったというわけです。
このパッカーズの株式は普通のものとは全く違います。個人売買禁止で配当はなし。株主に与えられる特別な権利は、オリジナル商品の購入権利のみです。トレードは禁止ですが、親族で相続することが可能。こういう具合に、皆がチームをシェアしている。これが100年続くパッカーズの伝統なんですね。
パッカーズの戦績
グリーンベイは、別名「タイトル・タウン」とも言われます。10万人の街のチーム、市民みんなに愛されてるだけでなく、パッカーズは何度も何度もアメリカを制覇してきた強さがあるチームなのです。
1919年に創設されたチームは、創設者カーリー・ランボーの情熱のもと、圧倒的な引力を発信しつづけてきました。彼のフットボールへの情熱、そしてウィスコンシンへの気持ちは非常に熱く、チームに集まるメンバーも皆が素晴らしい人材ばかりでした。
パッカーズに大きな時代が訪れるのが1959年。存在感の強かったパッカーズをさらに強くさせたのが、「NFL最強のコーチ」と言われるヴィンス・ロンバルディです。彼がHCを務めていた1959−1967年の8年間は「96勝34負4引き分け」と圧倒的な数字です。
記念すべき第1回、第2回とスーパーボウルを連覇し、彼の名前がスーパーボウル・トロフィーの名前になったんですね。
1991年からはブレット・ファーブの時代です。彼はパッカーズで16年間フランチャイズQBを勤めた殿堂入りの名選手。ジョン・エルウェイ、ダン・マリーノ、トロイ・エイクマンらと90年代NFLの代表的人物です。通算パス獲得71,838ydsはNFL歴代4位。ペイトン・マニングが出てくるまでは、ブレット・ファーブがNFLレコードホルダーでした。
1997年に3回目のスーパーボウルを制覇します。ブレット・ファーブがキャリア7年目。対戦相手はペイトリオッツでしたね。
ファーブは出場302試合中なんと297試合に連続出場。この記録は未だに抜かれていません。彼の頑健さから「鉄人」と呼ばれるようです。アメリカの衣笠祥雄さんです。出場回数もさることながら、通算被サック数は525回とめちゃくちゃやられてます。なのに怪我もなく出続けてきたってのは、まじスゴイ。彼の自律心の強さとセルフコントロール力、さらに怪我しない頑丈さが伺える数字です。
2008年からQBアーロン・ロジャーズの時代です。ファーブに負けず劣らずの名パッサー。まるで魔法のような弾丸パスをガスガス通す見事なQBです。
2011年に第45回スーパーボウルを優勝。パッカーズはブレット・ファーブが16年間QBをして、見事に次代にバトンパスを渡すことができました。
パッカーズの本拠地 ランボー・フィールド
これがグリーンベイ・パッカーズのホームスタジアム。その名もランボー・フィールドです。お察しの通り、創設者であるカーリー・ランボーの名前から名づけられています。NFL32球団ありまして、スタジアムの命名権を販売していないのは、パッカーズだけです。他のチームは皆、スポンサー企業名がついています。こういうところも実にパッカーズらしさが現れています。
1956年10月に着工され竣工したのは翌年1957年の9月。築年数でいうと63年とかなり長い時間を経ている建築物になります。完成当初の写真では、観客席はサイドラインのみ広がっています。ここから、何度となく増改築を繰り返し、現在の姿に変貌しています。
グリーンベイは極寒の降雪地域です。そしてランボー・フィールドは昔ながらの青空スタジアム。ですので、冬のシーズンに入ると、ファンの方々はみな雪かきに協力しながら、ゲーム観戦に望むらしいです。「いつかはランボーフィールドで雪かきを」そんな夢をもっている日本人ファンもいるかも知れませんね。
1970年代にはドームへの改築計画もあったそうな。しかし、当時の建築技術だと、どうしてもこういうデザインになるから、どうも風情がなくなるよね。という具合で、改築は立ち消えになってる。将来的には、やはり新ランボー・フィールドの建設計画が浮上してくるんだろうなと思います。
スタジアムの名物はランボー・リープ(Lambeau Leap)です。タッチダウンを決めた選手が、勢いそのままに観客席にジャンプして飛び込む。ファンにもみくちゃにされ激励される。これがランボー・フィールドの伝統的セレモニーですね。
パッカーズ以外の選手がやっても、あまり歓迎されません。対戦相手の選手たちも、パッカーズファンの伝統を重んじて、踏み入れないようにしている感じがします。
カンニング竹山さんはパッカーズの大ファン
待ちに待った日本のグリーンベイパッカーズファンのオフ会に完全なプライベートで参加!
— カンニング竹山 (@takeyama0330) 2017年4月8日
生まれて始めてオフ会とやらに参加させてもらったが日本全国からお集まりになったパッカーズファンの集い!俺みたいな新参者もすぐ仲間に入れてくれて最高の会であった!
感謝!
GO PACK GO! pic.twitter.com/5IGcedrfes
と言うように、人気芸能人なのにオフ会に参加したり、Twitterアカウントの背景にパッカーズを使ってたり、スーパーボウルみるためにアメリカ行っちゃうくらいパッカーズファン。いいですよね。こういう方々のお陰で、NFLの熱を日本でも上昇させていきたいと思います。
ヘッドコーチはマット・ラフルール
2019年からHCをするようになった若手のコーチ。かつてファルコンズで、カイル・シャナハンがOCのもと、QBコーチをしてきた人物。その後、ラムズとタイタンズでOCをしてきてます。シャナハンのDNAを勉強しているので、パッカーズにはO#面で貢献度合いが高そうに思います。
HCデビューとなった2019年の戦績は、レギュラーシーズンで13勝3敗。NFC北地区での地区優勝を果たしプレイオフ進出を牽引しました。ラフルールは顔もツヤツヤで、すごく若くみえるのですが、実は40歳。結構いってます。
主要オフェンス選手
HCラフルールのもと、O#チームを組織するのが、ナサニエル・ハケットです。ビルズ、ジャガーズでOCを経験してきた人物で、パッカーズには2019年から着任しています。さて、2020年の成績はいかがでしょうか。楽しみですね。
QBアーロン・ロジャーズ(Aaron Rodgers)#12
2005年 / 1巡 / 24位 / カリフォルニア大学
僕が大好きな選手です。パトリック・マホームズも最高のQBですが、アーロン・ロジャーズのQBぶりはまさに魔法使いです。彼の持ち味は弾丸のような正確なパス。ポケットからターゲットを探し、「ヒュッ!」と軽く棒でも降るみたいに、腕を振ったら、弾丸のようなボールが飛んでいく。まるでボールが瞬間移動したかのような。そんな魔法のようなパスを投げます。
敗戦濃厚な展開からの逆転シーンも多く、アーロン・ロジャーズがボールを持つと、敵も味方も注目。視線が釘付けになります。とっても魅力的なQBです。
先程紹介したNBAのミルウォーキー・バックス。アーロン・ロジャーズはバックスの小口オーナーでもあります。隣に座ってるのは、現在ロジャーズと付き合っているダニカ・パトリック(Danika Patrick)。ウィスコンシン州出身の女性初のプロF1ドライバーです。
QB ジョーダン・ラブ(Jordan Love)#10
2020年 / 1巡 / 20位 / ユタ州立大学
まさかのパッカーズが1巡指名したクォーターバック。ユタ州立大学から指名されたのは、彼だけでした。1巡指名ってほど評価が高くはなかったはずですが、パッカーズは彼を随分高く見積もったようです。彼
LT デヴィッド・バクティアリ(David Bakhtiari)#69
2013年 / 4巡 / 109位 / コロラド大学
イケメンのオフェンスラインです。(本場では「バクティアーリ」って発音するらしいです!ネビルさんありがとう。)ロジャーズを守る重要選手。2016年にプロボウルに選ばれ、2018年のトップ100人では、43位に選出され、彼の実力がだんだん評価され始めました。チームが勝利していけば、彼ももっと注目を浴びてくると思います。頑張れ!バクティアーリ!
LG エルトン・ジェンキンス(Elgton Jenkins)#74
2019年 / 2巡 / 44位 / ミシシッピ州立大
パッカーズのOLの重要人物ですね。
C コレイ・リンジー(Corey Linsley)#63
2014年 / 5巡 / 161位 / OSU
デビュー以来ずっと、センターのスターターとして出場している選手。パッカーズのO#ラインの重要人物ですね。ロジャーズのためにファイティン!
RG(LT) ビリー・ターナー(Billy Turner)#77
2014年 / 3巡 / 67位 / ノース・ダコタ州立大学
パッカーズに2019年から契約してきた選手。ドルフィンズ、レイブンズ、ブロンコスと3チームを渡ってきてます。お父さんのマーリス・ターナーもお兄さんのブライアン・キールもNFLでプレイした選手です。
2020年のポストシーズンは怪我をしたバクティアーリに変わって、LTを担当です。
RG ルーカス・パトリック(Lucas Patrick)#62
2016年 / ドラフト外 / デューク大学
2020年から、スターターを勝ち取った選手。テネシー州生まれ。2019年の12月以降、怪我をしたコーリー・リンジーに変わってセンターを担当するなど、ガードもセンターもできる。
RT リッキー・ワグナー(Ricky Wagner)#71
2013年 / 5巡 / 168位 / ウィスコンシン大学
ウィスコンシン生まれ、ウィスコンシン育ちの選手。NFLデビューはボルチモア・レイブンズでした。その後、デトロイト・ライオンズで3年プレイして、ついに地元ウィスコンシンに帰ってきました。2020年からパッカーズのタックルを担当します。
TE メルセデス・ルイス(Marcedes Lewis)#89
2006年 / 1巡 / 28位 / UCLA
ジャガーズから1巡で指名を受けて12年間プレイ。2018年にパッカーズに移籍。しかしターゲットになったのは3回だけと、あまり貢献できてない。19シーズンは14年目になるわけですが、どうなるか。もう引退という選択肢もある。
WR ダバンテ・アダムス(Davante Adams)#17
2014年 / 2巡 / 53位 / フレスノ州立大学
パッカーズの重要なエースレシーバー。2014年から数えてキャリア5年目。2017年にはプロボウルに選出されてます。
WR アレン・ラザード(Allen Lazard)#13
2018年 / ドラフト外 / アイオワ州立大学
196cm、103kgの大型レシーバー。ドラフト外でデビューして、ジャガーズからパッカーズへ移籍。大学時代は1,000ydsほどの記録を残してきてました。2019年からゲームに出てきており、477ydsを獲得。これからプロライフが右肩上がりになるように祈ります。
WR エクアニモス・セントブラウン(Equanimeous St. Brown)#19
2018年 / 6巡 / 207位 / ノートルダム大学
196cm97kgと長身のレシーバー。4.48sという俊足でうまいこと狙いが決まるといいが。18シーズンの記録は328yds。(ターゲット36回)。もっとルートランを強化したほうが良い。
WR マーキス・バルテズ・スカントリング(Marquez Valdes-Scantling)#83
2018年 / 5巡 / 174位 / サウス・フロリダ大学
40ydsを4.37sで走り抜ける俊足WR。2020年は33回レシーブし、690ydsを稼いでいます。毎年少しずつ成長している。パッカーズO#期待の人ですね。
WR デヴィン・フンチェス(Devin Funchess)#11
2015年 / 2巡 / 41位 / ミシガン大学
ミシガン大学ウルヴァリン出身のWR。カロライナ・パンサーズでデビューして4年して、2019年3月にコルツと1年契約。しかし開幕戦の9月10日に鎖骨骨折でいきなりシーズンエンド。翌年2020年にパッカーズへ移籍しました。
RB アーロン・ジョーンズ (Aaron Jones)#33
2017年 / 5巡 / 182位 / テキサス・エルパソ大学
パッカーズのエースRBです。身長177cm体重94kgと立派なサイズ感。ラインの穴を抜けてくると、40yds4.51sという俊足で、ゴリゴリゲインしてきます。
RB AJ・ディロン(A.J.Dillon)#28
2020年 / 2巡 / 62位 / ボストン大学
今年のドラフトで獲得した新人RB。身長184cm、体重112kgの大型選手です。TEでも十分通用するほどのサイズ感かと。ボストン大学時代は、最大1,685ydsを走ってるパワーランナー。
RB ジャマール・ウィリアムズ(Jamaal Williams)#30
2017年 / 4巡 / 134位 / ブリガム・ヤング大学
チーム3番手のランニングバック。身長183cm体重96kgとパワーもあるタイプ。2018年シーズンは603ydsラッシュ、262ydsキャッチ、TDは合計6本。レッドゾーンで使いたくなるタイプの選手です
ディフェンスチーム主要選手
DCはマイク・ペティン(Mike Pettine)。かつてブラウンズでHCをした経験がある人です。パッカーズでは2018年からDCとして活動しています。HC時代は10勝22敗と負け越しで終わってます。
DE ディーン・ローリー(Dean Lowry)#94
2016年 / 4巡 / 137位 / ノースウェスタン大学
イリノイ州生まれの選手。パッカーズでは4年プレイしてスターター出場も多いスタメン。サック数、タックル数などあまりめ目立つところもない印象。
DT ケニー・クラーク(Kenny Clark)#97
2016年 / 1巡 / 27位 / UCLA
昨年19シーズンにプロボウルに選ばれた選手。パッカーズではキャリア5年目。毎年5本以上のサックをあげて、中央のランストッパーとして存在感があります。コンバインでは、40ydsを5.06sで走る瞬発力も。
DE タイラー・ランカスター(Tyler Lancaster)#95
2018年 / ドラフト外 / ノースウェスタン大学
イリノイ出身で、もうひとりのDEディーン・ローリーとは大学時代のチームメイトです。
DEキングスレー・キキ(Kingsley Keke)#96
2019年 / 5巡 / 150位 / テキサスA&M
2020年は9試合スターターとして出場。4サック、QBヒットは8回となかなかなプレッシャーを掛けてくれます。
LB ザダリアス・スミス (Za'Darius Smith)#55
2015年 / 4巡 / 122位 / ケンタッキー大学
ボルチモアのラインバッカーとして活躍してた選手。2018年シーズン、レイブンズで8.5サックを上げる活躍をみせてくれ、まだまだ能力があることを知らしめてくれました。新HCラフルーアのもと、パッカーズ改革の一翼を担ってほしい。
LB プレストン・スミス(Preston Smith)#91
2015年 / 2巡 / 38位 / ミシシッピ州立大学
ダブルスミスの一人、プレストンさん。彼はOLBですが、どちらか言うとDEみたいなセッティング。エッジラッシャーとして活躍を期待したい。開幕戦で早速1.5サックをあげてくれたので、少しホッとしている。
LB クリスチャン・カークシー(Christian Kirksey)#58
2014年 / 3巡 / 71位 / アイオワ大学
かつてブラウンズの主力選手として活躍してきた人。ブラウンズでは6年間プレイして、通算484本タックルを上げてきてます。
LB ラシャーン・ゲイリー (Rashan Gary)#52
2019/1巡/ 12位/ ミシガン大学
「ALL or Nothing ~ミシガン大学編~」に出ていたエッジラッシャー。カレッジ入学前、彼が高校生のときは、全米が注目する選手で、数々の名門大学からスカラーシップのオファーを受けていた。ミシガン大学に進学し、フットボールだけでなく経済学などもしっかり勉強。知性をしっかりもったディフェンスエンド。
彼の性格が少しわかるのが、ドラフトで名前を呼ばれたときの涙。咽び泣くような姿に、全米中のオッサンの心が絆されてしまった。きっとゲイリーはミルウォーキー州から絶大な愛情を注がれると思います。
LB クリス・バーンズ(Krys Barnes)#51
2020年 / ドラフト外 / UCLA卒
ドラフト外のルーキーながら、初年度から13試合もスターターとして出場している選手。1サック、80タックル、1ファンブルフォースと、パッカーズD#を堅固にする重要な人です。
LB オレン・バークス(Oren Burks)#42
2018年 / 3巡 / 88位 / バンダービルド大学
身長191cm、体重106kgといいサイズのLBです。しかしプロではあまり活躍の機会がない。とりあえずバックアップ要因としてですね。
CBジェイル・アレクサンダー (Jaire Alexander)#23
2018年 / 1巡 / 18位 / ルイビル大学
パッカーズで数少ない1巡指名。FSにクリントン・ディクスがいたが、移籍してるので、セカンダリーでは彼が今後のキーマンになる見込み。
CB ケヴィン・キング(Kevin King)#20
2017年 / 2巡 / 33位 / ワシントン大学
少しナヨっとした見た目をしてるけど、プレイはアツイ。上背が191cmと高くCBでは珍しいタイプ。
Sダレル・サベージ / Darnell Savage / $12,517,688
2019年 / 1巡 / 21位/ メリーランド大学
サベージはセーフティですが、2019年ドラフトのリストを思い返すと、DB陣の中で最も早く名前を呼ばれた人なんですね。普通はCBのほうが重要視されますが、やっぱりサベージの能力の高さはスゴイっていう評価でしょう。
ベアーズとの開幕戦でデビュー。3タックルに1パスD#でまずまず好調なすべりだし。きっとパッカーズの看板選手になってくれるでしょう。
FS エイドリアン・エイモス(Adrian Amos)#31
2015年 / 5巡 / 142位 / ペンシルバニア州立大学
HaHaクリントンDixなきパッカーズに、加入してくれた大事なセーフティ。2019シーズン開幕戦は、エイモスの古巣ベアーズとの決戦でした。勝負を決定づけたのが、エイモスのエンドゾーンでのインターセプトでした。パスD#が上手で、あまり博打をせず、保守的なD#スタイルに思います。
ST(スペシャルチーム)
Kメイソン・グロスビー #2
2007 / 6巡 / 193位 /コロラド大学
キャリア10年目を迎えるグロスビー。QBロジャーズに次いでチームの年長さん。フィールドゴール成功率80%を超える名キッカーです。
リーグではダン・ベイリー // ステファン・ゴストウスキ // アダム・ビナティエリと同格で、彼メイソン・グロスビーの名前が上がる。ありがたい存在。
パンター JK スコット()#6
2018年 / 5巡 / 172位 / アラバマ大学
なんかアメリカのテレビドラマにでてきそうな、今どきっぽい可愛いお顔。ご出身はコロラド州デンバー。