NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

アメリカで最強の人気を誇るNFL。人間を超越したNFLの名選手や、試合結果・移籍情報などのニュースを熱くレポートします!

NFLチーム紹介【30】缶詰男!グリーンベイ・パッカーズ

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ロゴだけを見ると、随分地味な印象を感じるチームでないかと思います。グリーンベイ・パッカーズ。これがまたいいチームなんです。フットボールの歴史を語る上でも味わい深い。いまは特にQBのアーロン・ロジャーズが最高ですね!

 

さて、今回は、パッカーズがあるウィスコンシン州の紹介から、本拠地グリーンベイ、そして最大都市圏のミルウォーキーの街を調べてみます。そしてパッカーズのチーム紹介へと掘り下げて参ります。

 

それではどうぞ。NFLが日本でもっと浸透しますように。

ウィスコンシン州の特徴

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ウィスコンシン州はここにあります。西にミネソタ州(ミネソタ・バイキングス)、南にイリノイ州(シカゴ・ベアーズ)、東にミシガン湖を挟んでミシガン州(デトロイト・ライオンズ)、南東にはインディアナ州(インディアナポリス・コルツ)というような場所。

 

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人口は600万人くらいで、ちょっと田舎町っていう印象です。隣町のイリノイ州は2倍の1200万です。

 

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冬になるとこれくらい雪が積もる。そんな基本寒いところですね。緯度でいうと北海道の日高高原の北くらい。冬はなかなか凍えるエリアです。

 

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初めての入植者と記録されるのがジョアン・ニコレさんJean Nicolet) 。フランス人探検家です。1610sにカナダのケベック開拓に脚を踏み入れ、その流れで1630s頃にウィスコンシンにやってきました。

 

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ウィスコンシン州のシンボルとなってるのがアメリカ・アナグマ。バジャー(= Badger)と言います。この土地によく住んでいる生物のひとつです。

 

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ウィスコンシンは1900年代ごろ鉛の大産地でした。国内鉛生産の30%ぐらいがこの地で採掘されたそうです。隧道をほって働く姿はまるでアナグマのようだと。ここからウィスコンシン人=バジャーズという愛称が生まれました。

 

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州都はマディソン市。ウィスコンシン州の中で2番目の人口集積をもつ。人口233,000人がいて、かつ歴史ある雰囲気でカッコイイ。

 

 

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ここにあるのが、カレッジフットボールでも有名な、ウィスコンシン大学。パブリック・アイビーとして、全国から優秀な人材が集まる名門大学です。女子もかわいい。大学生活っていいよね。

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この大学のフットボールチームも名門。あのJ.J.ワットを長兄とするワット兄弟の出身大学でもあります。チーム名はもちろん、ウィスコンシン・バジャーズです。

 

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ウィスコンシン州は農業州として印象が強い。生産高(GDP)で測ると最も大きいのは製造業ですが、しかし農業分野での存在感が強いです。特に乳牛の牧畜が有名で、州のブランディングにもなっています。

 

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乳牛から作成するチーズの生産高はアメリカ国内の25%を占めています。ウィスコンシン州=チーズ大国というブランディングが確立されており、食の分野で国内貢献度が高い。

 

次からは州内、最大の都市であるミルウォーキーを紹介します。

 

最大の都市ミルウォーキー

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ミルウォーキーはウィスコンシンで最も大きな街です。普通はNFLチームは、州内最大都市にあるものです。しかし、パッカーズだけはそうじゃないんですね。それでは少しミルウォーキーの街についてご紹介しましょう。

 

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ミルウォーキーはミシガン湖に隣接した街。先程紹介した州都マディソンから、ミシガン湖の方へ動くとあります。人口が都市圏で150万人。あまりアーバナイゼーションが進んでないようです。

 

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ここはハーレー・ダビッドソンが産まれた街です。今でもハーレー・ダビッドソンはミルウォーキー市内に本社を構えています。ハーレーといえば売上はホンダの3割しかないが、利益はホンダを超えてると言われるほど、高収益企業です。

 

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自転車メーカーのTREKもミルウォーキーが発祥の地。ここもミルウォーキー市内に本社を構えてますね。

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さらにビールのMillerもミルウォーキー出身です。1882年の創業で、地元で人気を博してきた人気ビールメーカーです。現在はカナダ最大手のモルソン・クアーズのグループ傘下の一つとして活動されてます。

2020年2月26日に、このミルウォーキーのミラー工場で銃による発砲事件があり、社員5人の方々が命を落とされてます。

fox6now.com

ミルウォーキー都市圏のスポーツ

そろそろ、パッカーズのグリーンベイの紹介に行きたいのですが、まずはミルウォーキー編を終わらせてからにしましょう。150万の街にあるスポーツチームはなんでしょうか。

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MLBメジャーリーグでは、ミルウォーキー・ブリュワーズ(Brewer = 醸造者)。さすがビールの醸造、Miller社があった街です。良い名前ですね。1969年創設、ワールドシリーズ優勝は0回です。

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NBAではミルウォーキー・バックス(Bucks = 雄シカ)。1968年創設され、1971年にNBAファイナルを優勝しています。2019年シーズンは、カンファレンスの決勝戦で、ラプターズと対戦。惜しくも敗北し、久々のファイナル出場を逃したところです。

 

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NHLでは、ミルウォーキー・アドミラルズ(Admiral = 海軍大将)。1970年創設、スタンレーカップを2回優勝している強いチームですね。提督とは随分な名前です。チームのオーナーである投資グループが経営していた電気店で扱ってた、家電製品のブランド名から取ったそうです。

 

さて、いよいよ次からパッカーズの街、グリーンベイの紹介にいきます。

 

グリーンベイの特徴

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NFLチームのフランチャイズとして最小の規模、実はたった10万人しかいない街です。なにゆえそこが、本拠地なんでしょうか。

 

 

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五大湖ミシガン湖の湾にあるグリーンベイ。ウィスコンシン州人口が600万なのに、グリーンベイは10万人です。大体フランチャイズになる街って、大きな街が多いですよね。でもね!グリーンベイだけは違う。めっちゃ小さい。

 

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「グリーンベイに引っ越さない10の理由」というタイトルで街の紹介がされてる動画です。都市圏全体としても30万人の規模しかありません。滋賀県でいうと、まさに長浜市くらいの規模しかない田舎町。そこがNFLのフランチャイズとして100年もチームを支えてる。大変稀有な場所です。

 

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ホテルノースランドという、国の有形文化財があります。現役でバリバリ使ってるホテルで、かつてウィスコンシン州で最高級のホテルとして有名だった老舗です。

 

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またマイヤー劇場も、国の有形文化財。1000人のキャパシティをもつ結構大きな劇場。1930年に完成してもう、90歳になる建物です。

 

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グリーンベイには、オネイダ・ネイションというインディアンの集落があります。彼らは2500人ほどの規模をもっています。

 

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グリーンベイは「トイレットペーパーの首都」としても知られてます。

 

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実はトイレットペーパーの歴史はそんなに長くない。初めて製品化に成功したのが、このグリーンベイにあるノーザン・ティッシュという会社です。

 

この会社、1910年当時は世界シェア1位で、世界恐慌でもビクともしない頑健な経営をされていたそうです。このトイレットペーパーの普及により排水配管の直径を細くでき、のちの建築に影響を与えたと言われています。

 

パッカーズ誕生の歴史

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パッカーズの創業者となったのは、ノートルダム大学出身のカーリー・ランボーあのニュート・ロックニーの指導のもと、かのジョージ・ギップとチームメイトだった人です。ウィスコンシン生まれで、ノートルダム大学を卒業した彼は、1919年8月に早速チームづくりをはじめました。そうして誕生したのが、このパッカーズです。

 

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パッカーズという名前になったのは、お金を出してくれた人が、缶詰会社さんだったからです。創業に関わったカーリー・ランボーは、自分が勤めていたインディアン・パッキングスという会社にジャージ代金などのお金を工面してもらったそうです。

 

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そのため、パッカーズの設立当初は、チーム名がグリーンベイ・インディアンズといいました。その後、同じく缶詰会社のACME PACKINGがネーミングライツを買って、企業名のACMEパッカーズ(アクミー・パッカーズ)となった過去もあります。(グリーンベイ・トイレットペーパーズにならなくて良かったなと思います。)

 

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2013年から使ってるスローバックジャージ(ThrowBack Jersey:昔のジャージ)は、このACMEパッカーズ時代のカラーリングです。100年も前の歴史を今も大事にしているのはとても素敵なことですよね。

 

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しかし急遽パッカーズに経営難が訪れます。スポンサーだった缶詰会社が支援を打ち切りました。創設者のランボーは金策に翻弄します。この時、チームを救ってくれたのが、この4人です。

ランボーと合わせた5人で「The Hungry Five」と呼ばれます。このときに「グリーンベイ・フットボール株式会社」を創業。この時の決めたチーム運営の基本構想が現在も継続されてます。

 

パッカーズは市民球団。オーナーは市民ひとりひとり

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パッカーズにはオーナーがいません。アメリカ4大スポーツのチームの中で唯一の市民球団であり、最も小さいフランチャイズです。日本のプロ野球でいうと広島カープですね。たくさんアメリカにはプロチームがありますけど、市民球団なのはパッカーズだけなんです。

 

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それが故にパッカーズの市民からの人気ぶりは異常なほど。人口10万人のほぼ全てがパッカーズを愛しているってことは、街のどこにいっても誰と話してもパッカーズ。これこそ「市民の共有財産」「心の拠り所」「地域の遺産」ですよね。

 

 

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これがパッカーズの株券です。チームを経営をする「グリーンベイ・フットボール株式会社」が、スタジアムなどの大規模投資をしたいときに、株を発行して資金調達してきたわけです。こうして市民みんながいつの間にかオーナーになっていったというわけです。

 

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このパッカーズの株式は普通のものとは全く違います。個人売買禁止で配当はなし。株主に与えられる特別な権利は、オリジナル商品の購入権利のみです。トレードは禁止ですが、親族で相続することが可能。こういう具合に、皆がチームをシェアしている。これが100年続くパッカーズの伝統なんですね。

 

タイトルタウンと言われるパッカーズの戦績

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グリーンベイは、別名「タイトル・タウン」とも言われます。10万人の街のチーム、市民みんなに愛されてるだけでなく、パッカーズは何度も何度もアメリカを制覇してきた強さがあるチームなのです。

 

 

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1919年に創設されたチームは、創設者カーリー・ランボーの情熱のもと、圧倒的な引力を発信しつづけてきました。彼のフットボールへの情熱、そしてウィスコンシンへの気持ちは非常に熱く、チームに集まるメンバーも皆が素晴らしい人材ばかりでした。

 

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パッカーズに大きな時代が訪れるのが1959年。存在感の強かったパッカーズをさらに強くさせたのが、「NFL最強のコーチ」と言われるヴィンス・ロンバルディです。彼がHCを務めていた1959−1967年の8年間は「96勝34負4引き分け」と圧倒的な数字です。

 

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記念すべき第1回、第2回とスーパーボウルを連覇し、彼の名前がスーパーボウル・トロフィーの名前になったんですね。 

 

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1991年からはブレット・ファーブの時代です。彼はパッカーズで16年間フランチャイズQBを勤めた殿堂入りの名選手。ジョン・エルウェイ、ダン・マリーノ、トロイ・エイクマンらと90年代NFLの代表的人物です。通算パス獲得71,838ydsはNFL歴代4位。ペイトン・マニングが出てくるまでは、ブレット・ファーブがNFLレコードホルダーでした。

 

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1997年に3回目のスーパーボウルを制覇します。ブレット・ファーブがキャリア7年目。対戦相手はペイトリオッツでしたね。

 

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ファーブは出場302試合中なんと297試合に連続出場。この記録は未だに抜かれていません。彼の頑健さから「鉄人」と呼ばれるようです。アメリカの衣笠祥雄さんです。出場回数もさることながら、通算被サック数は525回とめちゃくちゃやられてます。なのに怪我もなく出続けてきたってのは、まじスゴイ。彼の自律心の強さとセルフコントロール力、さらに怪我しない頑丈さが伺える数字です。

 

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2008年からQBアーロン・ロジャーズの時代です。ファーブに負けず劣らずの名パッサー。まるで魔法のような弾丸パスをガスガス通す見事なQBです。

 

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2011年に第45回スーパーボウルを優勝。パッカーズはブレット・ファーブが16年間QBをして、見事に次代にバトンパスを渡すことができました。

 

パッカーズの本拠地 ランボー・フィールド

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これがグリーンベイ・パッカーズのホームスタジアム。ランボー・フィールドです。お察しの通り、創設者であるカーリー・ランボーの名前から名づけられています。NFL32球団ありまして、スタジアムの命名権を販売していないのは、パッカーズだけです。他のチームは皆、スポンサー企業名がついています。こういうところも実にパッカーズらしさが現れています。

 

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1956年10月に着工され竣工したのは翌年1957年の9月。築年数でいうと63年とかなり長い時間を経ている建築物になります。完成当初の写真では、観客席はサイドラインのみ広がっています。ここから、何度となく増改築を繰り返し、現在の姿に変貌しています。

 

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グリーンベイは極寒の降雪地域です。そしてランボー・フィールドは昔ながらの青空スタジアム。ですので、冬のシーズンに入ると、ファンの方々はみな雪かきに協力しながら、ゲーム観戦に望むらしいです。「いつかはランボーフィールドで雪かきを」そんな夢をもっている日本人ファンもいるかも知れませんね。

 

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1970年代にはドームへの改築計画もあったそうな。しかし、当時の建築技術だと、どうしてもこういうデザインになるから、どうも風情がなくなるよね。という具合で、改築は立ち消えになってる。将来的には、やはり新ランボー・フィールドの建設計画が浮上してくるんだろうなと思います。

 

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スタジアムの名物はランボー・リープ(Lambeau Leap)です。タッチダウンを決めた選手が、勢いそのままに観客席にジャンプして飛び込む。ファンにもみくちゃにされ激励される。これがランボー・フィールドの伝統的セレモニーですね。

 

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パッカーズ以外の選手がやっても、あまり歓迎されません。対戦相手の選手たちも、パッカーズファンの伝統を重んじて、踏み入れないようにしている感じがします。

 

カンニング竹山さんはパッカーズの大ファン

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と言うように、人気芸能人なのにオフ会に参加したり、Twitterアカウントの背景にパッカーズを使ってたり、スーパーボウルみるためにアメリカ行っちゃうくらいパッカーズファン。いいですよね。こういう方々のお陰で、NFLの熱を日本でも上昇させていきたいと思います。

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ヘッドコーチはマット・ラフルール

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2019年からHCをするようになった若手のコーチ。かつてファルコンズで、カイル・シャナハンがOCのもと、QBコーチをしてきた人物。その後、ラムズとタイタンズでOCをしてきてます。シャナハンのDNAを勉強しているので、パッカーズにはO#面で貢献度合いが高そうに思います。

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HCデビューとなった2019年の戦績は、レギュラーシーズンで13勝3敗。NFC北地区での地区優勝を果たしプレイオフ進出を牽引しました。ラフルールは顔もツヤツヤで、すごく若くみえるのですが、実は40歳。結構いってます。

 

主要オフェンス選手

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こちらがDepth Chart ですね。それでは主要選手だけご紹介。

QB ジョーダン・ラブ(Jordan Love)#10

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2020年 / 1巡 / 20位 / ユタ州立大学
まさかのパッカーズが1巡指名したクォーターバック。2020年ドラフトでユタ州立大学から指名されたのは彼だけでした。1巡指名ってほど評価が高くはなかったはずですが、パッカーズは彼を随分高く見積もったようです。2023年にアーロン・ロジャーズをJETSにトレードしたので、4年目にして初のスターターとなります。

RB アーロン・ジョーンズ (Aaron Jones)#33

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2017年 / 5巡 / 182位 / テキサス・エルパソ大学
パッカーズのエースRBです。身長177cm体重94kgと立派なサイズ感。ラインの穴を抜けてくると、40yds4.51sという俊足で、ゴリゴリゲインしてきます。

LT デヴィッド・バクティアリ(David Bakhtiari)#69 

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2013年 / 4巡 / 109位 / コロラド大学
イケメンのオフェンスラインです。(本場では「バクティアーリ」って発音するらしいです!ネビルさんありがとう。)ロジャーズを守る重要選手。2016年にプロボウルに選ばれ、2018年のトップ100人では、43位に選出され、彼の実力がだんだん評価され始めました。チームが勝利していけば、彼ももっと注目を浴びてくると思います。頑張れ!バクティアーリ!

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OG エルトン・ジェンキンス(Elgton Jenkins)#74

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2019年 / 2巡 / 44位 / ミシシッピ州立大
パッカーズのOLの重要人物ですね。

 

C ジョシュ・マイヤース(Josh Myers)#71

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2021 / 2巡 / 62位 / OSU
ドラフトで獲得したセンター。しかも2巡となるとかなり期待値は高いです。出身はオハイオ州。これからのパッカーズOLの中心となれるか。 

RB AJ・ディロン(A.J.Dillon)#28

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2020年 / 2巡 / 62位 / ボストン大学
今年のドラフトで獲得した新人RB。身長184cm、体重112kgの大型選手です。TEでも十分通用するほどのサイズ感かと。ボストン大学時代は、最大1,685ydsを走ってるパワーランナー。 

 

PK アンダース・カールソン

ドラフト6巡で獲得した新人キッカー。オーバーン大学ですね。彼の活躍は楽しみです。

 

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かつて、パッカーズのキッカーといえば、2007年から16年間変わらずメイソン・クロスビーでした。しかし寄る年波ということもあり、39歳を迎える彼からニューフェイスへ移行するようです。FG成功率80%を超える名キッカーでした。

パンター パット・オドネル#16

2014 / 6巡 191位/ マイアミ大学

2022年のシーズン秋頃に移籍してきたパンター。ドラフトからベアーズでプレイし、8年間の平均値ではベアーズのクラブ史上最高の記録を出してるパンター。かなりのベテランで128回のゲームの経験がある。いまNFLでも指折りの選手かもしれないですね。なんかアメリカのテレビドラマにでてきそうな、しっかりした系のお顔。

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ディフェンスチーム

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DCはジョー・バリー(Joe Barry)さん。か2021年から着任です。昨年まではロサンゼルス・ラムズでLBコーチをしてきた人物。1970年生まれのアラフィフのベテラン。現役時代ミシガン大学でラインバッカーをプレイしてます。

 

こちらがD#チームですね。プレストン・スミスは残ってます。

 

DE ケニー・クラーク(Kenny Clark)#97

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2016年 / 1巡 / 27位 / UCLA
昨年19シーズンにプロボウルに選ばれた選手。パッカーズではキャリア5年目。毎年5本以上のサックをあげて、中央のランストッパーとして存在感があります。コンバインでは、40ydsを5.06sで走る瞬発力も。 

LB プレストン・スミス(Preston Smith)#91

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2015年 / 2巡 / 38位 / ミシシッピ州立大学
DLの中心人物ですね。DEですが、メインはエッジラッシャーとしての役割が多いです。ワイルド9にセットしてスピードを活かして、QBにプレッシャーをかけていく。2022年からもうひとりのスミスがいなくなったので、彼に期待がかかります。

LB ラシャーン・ゲイリー (Rashan Gary)#52

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2019/1巡/ 12位/ ミシガン大学
中盤のD#、中心人物です。「ALL or Nothing ~ミシガン大学編~」に出ていたエッジラッシャー。カレッジ入学前、彼が高校生のときは、全米が注目する選手で、数々の名門大学からスカラーシップのオファーを受けていた。ミシガン大学に進学し、フットボールだけでなく経済学などもしっかり勉強。知性をしっかりもったディフェンスエンド。

彼の性格が少しわかるのが、ドラフトで名前を呼ばれたときの涙。咽び泣くような姿に、全米中のオッサンの心が絆されてしまった。きっとゲイリーはミルウォーキー州から絶大な愛情を注がれると思います。

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CBジェイル・アレクサンダー (Jaire Alexander)#23

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2018年 / 1巡 / 18位 / ルイビル大学
パッカーズの最重要のバックス。数少ない1巡指名選手ですね。すでに5年目のシーズンを迎えようとしており、CB業界でも10本指に入る実力者です。

CB エリック・ストークス(Eric Stokes)#21

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2021 / 1巡 / 29位 / ジョージア大学
アレキサンダーの弟分というか、後輩というか。しかし2021年ドラフトで最速の4.29sという脚をもってます。フィジカルモンスターといってよい圧倒的な身体能力。脚があるので、リターナーでも必ず登場してくるでしょう。

FS ダレル・サベージ(Darnell Savage)#26

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2019年 / 1巡 / 21位/ メリーランド大学
サベージはセーフティですが、2019年ドラフトのリストを思い返すと、DB陣の中で最も早く名前を呼ばれた人なんですね。普通はCBのほうが重要視されますが、やっぱりサベージの能力の高さはスゴイっていう評価でしょう。

ベアーズとの開幕戦でデビュー。3タックルに1パスD#でまずまず好調なすべりだし。きっとパッカーズの看板選手になってくれるでしょう。

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