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【NFL 2024】注目ドラフト選手たち 1巡指名候補、オフェンス編


今年もドラフトの始まりですね。NFLドラフトはスーパーボウルと同じくらいイベント化、ショーアップされていて、見ごたえもばっちり。そして、なによりチームにとって大きな転換を作れるチャンスです。

 

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かつて黄金時代を築いたダラス・カウボーイズも、ドラフト指名権をかき集めて、QBトロイ・エイクマンや、RBエミット・スミスらを獲得したから、チームが大きく羽ばたきました。近年苦戦しているチームにとっては、2024年から!と鼻息荒いわけです。

 

さて、今年はどんな選手がいるのでしょうか。英語サイトを調べてご紹介してみます。

NFLが日本でもっと浸透しますように。ではどうぞ

 

 

QB no1 ケイレブ・ウィリアムス / USC

おそらく、全体一位の可能性が高いスーパー選手です。アーロン・ロジャーズと対比されるほど、肩も強く精度も高くヒラメキもある。またモバイル型QBでもありランもできる。まさに現代型QBの完成形といえるでしょう。

身長も6.1フィート(186cm)ありサイズ感も申し分なし。ただ改善点もあるみたい。2023年はファンブルが8回もあった。球離れの平均は3.14秒、ボールをクイックに投げることにも少々の課題がある。それでも、ウィリアムスは1巡指名の第一候補。

QBのニーズが高いのは、ベアーズ(1st)、ブロンコス(12th)、バイキングス(11th)。これらはスターターQBが移籍した。レイダース(13th)、ペイトリオッツ(3rd)、ジャイアンツ(6th)、そしてコマンダース(2nd)に至ってもTear 1のQBはいないので、QBで課題は多い。

 

QB no2 ジェイデン・ダニエルズ / LSU

ラマー・ジャクソンに似たスタイルの選手。ハイズマン賞受賞者でもあり、アスリートとしての能力はトップクラスに高い。ただNFLで活躍できるQBは、肉体自慢だけでは通用しない。やっぱり心技体すべて揃っている必要ある。

ダニエルズは、2023年に最も成長した大学生選手と言われてる。50本のタッチダウン(内パス40本)でインターセプトはわずか4回。ディープゾーンへ投げるロングパスもあるし、なにより6.4feet(195cm、95kg)とサイズもデカく、3,812ydsのパスだけでなく、1,134ydsのラッシュを記録してる。

 

QB no3 ドレイク・メイン / ノースカロライナ

ポケットパサータイプの選手。ですが必要とあらばランで切り裂くこともできる。ダニエルズと同じく、6.4feet(195cm、95kg)とサイズもデカくタフネスさとリーダーシップがある。現役QBなら、チャージャーズのジャスティン・ハーバートの印象に近い。

 

WR no1 マーヴィン・ハリソンJr. / OSU

今年はWRが豊作の年だと思う。ハリソンは引退した殿堂入りしたマーヴィン・ハリソン(コルツ一筋13年)の息子でバリバリのDNAをもってる。身長もでかく6.4feet(195cm)。これほどサイズもあって、タイリーク・ヒル並みに早く、俊敏性もある。どう考えても、彼が10位以下で指名されることはなさそう。

 

WR no2 ローム・オジュゼ / ワシントン

身長はハリソンに3インチ小さいけども、CBやDBの上をいくアジリティがある。ボールの競り合いに強くて、マンカバレッジを支配できるWRだと思われる。なんか顔つきも怖くて、負けん気が強そう。ベンガルズのジャマール・チェイスのように、バックショルダーからのパスを見事のキャッチできる。NFLで大成しそうな予感に溢れてる選手。

 

WR no3 マリック・ナバーズ / LSU

キャッチ後のアフターランが素晴らしいと言われてる選手です。身長は6feet (183cm、89kg)と他選手と比較すると小さめ。ストップ&ゴーがやたら俊敏で、かつてスティーラーズで無双したアントニオ・ブラウンを連想させてくれます。また、フィールド全体を感じる力があって、ゾーンの切れ目に走り込むアドリブ能力もある。現役だとステフォン・ディグスみたいな感じ。

 

TE ブロック・ボワーズ / ジョージア

今年ドラフトのTEで唯一、1巡指名濃厚な選手。ただのタイトエンドじゃなくて、ジョージ・キトルみたいなプレイメーカーな可能性がある。6.3feet(192cm 110kg)と体もでかく、少々ラフ目な感じでもグイっと進んでくれるパワフルさがある。現代のスムースな動きをするTEと違い、ガンガンとぶっ倒しまくるタイプ。フィジカルだけじゃなくて速さもあって、テールバックのアサイメントもこなしてきてる。もしNFLでもやったら、テイサム・ヒル並のユーティリティープレイヤーになりそう。

 

OT no1 ジョー・アルト / ノートルダム

かつてチーフスで活躍した殿堂入り選手、ジョン・アルトの息子。過去2年のシーズンで許したサックはたったの2回だけと、今期ドラフトのOLの中ではピカイチといえる。両手の長さもあり、パワーもあり、彼にロックオンされたエッジラッシャーはホイッスルがなるまで支配され続けてきた。ただ、他のOTみたいに派手な敏捷性がない、オールドスタイルな感じだけど、パワーとテクニックはすでにプロレベルと評価されてる。

 

OT no2 オユミュイワ・ファシュー / ペンステート

今年の選手で最も難読の名前の人物。腕が長く体格もあり、敏捷性もある。過去2シーズンで20試合に先発出場。今後プロで指導をうけて成長したら、トップ5の選手になる素質があると言われてます。

 

OT no3 タリエス・ファガ / オレゴン州立大

カレッジでは右のOTとして活躍。きっとどちらのサイドでも活躍できる運動能力と判断力をもってる。きっと右タックルとしては、早い段階でトップ5に入るだろうと言われてます。NFLではLTのほうが年俸高いですが、やっぱり強いRTがいると、オフェンスが強くなりますので、彼の需要も高いと思われますね。

お腹には自身のルーツである”サモア”のタトゥー。ジョーダン・マイラタや、ペネイ・スウェルのような名選手に成長して欲しいですね。

 

まとめ

いやはや楽しみですね。特にブロンコス、パンサーズ、ジェッツ、ジャイアンツなんかはどのようにチーム補強していくか。結構楽しみです。