デズ・ブライアントが練習中にアキレス腱カット。せっかくセインツと契約したのに、意味ないじゃん。QBブリーズのパスを受けて奮闘する姿が見たかったのに。
「いやー、ほんまゴメンなー。メンゴメンゴ」
という声が聞こえてきそう。
そして早速セインツは、リプレースを急遽準備!それが、なんとWRブランドン・マーシャル!アカン!アカン!アカンでー!マーシャルは疫病神かも!
ブランドン・マーシャルはすごい選手だけど、何故かチームが弱くなる疫病神
彼の個人的なスタッツは、6度のプロボウルに選出、オールプロにも2回選出、プロボウルでMVPを一回と素晴らしい選手。彼のキャリアでピークだった2007-2015年の9年間の平均値を見ると、年間1218ydsレシーブ、1ゲームあたり80ydsと驚異的な実力。
しかし、そんなブランドン・マーシャルは一度もスーパーボウルもプレイオフも経験していない。それどころか彼がいる時期はチームが不振になるんです。
2006-デンバーブロンコス時代
2006年のドラフトで指名を受けたマーシャル。デンバーには2009年まで在籍しました。それまでの仕事は素晴らしかったが、チームは3位・2位・2位・2位とプレイオフにも出れず。その後2011年にOLBボン・ミラーとQBペイトン・マニングを迎えて大絶頂期に向かう。
2010-マイアミ・ドルフィンズ時代
2年間在籍したドルフィンズでは3位・3位。彼が抜けた翌年の2012年にフランチャイズQBライアン・タネヒル獲得。ドルフィンズのチームビルディングの軸が決まる。ここでもマーシャル放出後にチーム再建が始まる
2012-シカゴ・ベアーズ時代
在籍時の成績は3位・2位・最下位。2012年にはギリギリでプレイオフを逃しました。そして2013年にも最終節Week16まで地区優勝を争っていたものの、パッカーズに敗れてこれまたプレイオフ出場できず。2014年にはQBカトラーが調子を崩しまくって、地区最下位に。コーチ陣も一新されていく流れに。
2015-ニューヨークJETS時代
2位・最下位・最下位・・・・。同地区にニューイングランド・ペイトリオッツがいるから仕方ない。そう言いたくもなりますが、それにしてもこの時代のジェッツは弱かった。
2017-NYジャイアンツ時代
もう嫌だ!今度こそプレイオフに進出できるチームに移籍したい!そう心から願った彼は、NYジャイアンツに移籍。ここにはスーパーボウルを2回制覇したQBイーライ・マニングがいるし、スターWRオデル・ベッカムもいます。
しかし、蓋を開いてみたら、オデル・ベッカム・Jrが足首骨折の大怪我でシーズンエンド。そして自らも足首骨折のシーズンエンド。ジャイアンツはとにかく勝てない試合が重なりました。QBマニングはガタガタ。ブレット・ファーブのもつ連続試合出場記録に追いつこうとしていましたが、HCが彼をスターターから外し、球団全体が崩壊状態。結局ジャイアンツは15年ぶりになる地区最下位に転落。HCも選手も大幅に刷新される1年となりました。
2018-シアトル・シーホークス
最後のチームはシーホークス。2018年3月29日に移籍のサインが完了。しかし、ここも最強DB軍団が解体されていくところでした。20日前の3月10日にはCBリチャード・シャーマンが49ersに移籍、3月16日にはTEジミー・グラハムがパッカーズへ移籍、SSのキャム・チャンセラーは引退を決意、FSアール・トーマスは10月に足を骨折。チームは現在最下位争い。
2018- そして遂にセインツはどうなる?
セインツには是非ともスーパーボウルに出場して欲しい。ラムズも応援しているんですが、QBブリーズにもう一度リングを獲得して欲しい気持ちもあります。昨年も今年も強いですしね。だからこそ、ブランドン・マーシャルの獲得は少し気になるんです。早速来週からゲームに出てくるでしょう。
ブランドン・マーシャルの活躍を楽しみにしましょう!