2018年シーズン、11月19日に(アメリカ時間18日)に開催されたWeek11、レッドスキンズvsテキサンズ戦。エースQBのアレックス・スミスが第3Qで骨折し、このままズルズルと終わるのかと思いきや、D#チームもO#チームも失ったQBの弔い合戦さながら、猛烈なプレイを見せてくれました。
ちょっと胸熱展開だったので、記事にまとめました。
第3Q 17-7 (7:56) QBアレックス・スミスが骨折
こちら、QBアレックス・スミスが骨折したQBサックのプレイ。第3QBの7:56です。
テキサンズのSS、#25のカリーム・ジャクソンがタイミングをみてQBブリッツに入る。#99のDE、J.J.ワットと#95DT、クリスチャン・カビントンの作ったギャップに飛び込んで、QBサックをぶちかました。
その後RTをスイムで交わしたDEのワットが猛虎のように襲いかかり、QBスミスは大転倒。右足首を骨折したよう。見えますかね?アレックス・スミスの右足首があらぬ方向に曲がっています。
スミスはただちにフィールドを去りました。おそらく彼のシーズンはこれで終わりでしょう。このままレッドスキンズ敗北かと思いきや・・・・
ここからレッドスキンズの反撃が胸熱!
D#チームがターンオーバーし、QBマッコイがTDを奪う
その後、ただちにパントとなり、ヒューストンO#のサードダウン。QBワトソンのショートパスがDLにあたり、LBプレストン・スミスがインターセプトして、敵陣20yds地点でターンオーバー!レッドスキンズ、バックアップQBのコルト・マッコイを投入。
O#チームは何と2回のプレイでタッチダウンを奪い17-14に詰め寄る。エンドゾーンでパスを受けたのは、TEのジョーダン・リード!ここぞと言うときに決めてくれます。
次のシリーズもレッドスキンズがTD!
次のシリーズ、テキサンズO#はまたもタッチダウンが奪えず、FGを沈め20-14にレッドスキンズを離すも、レッドスキンズのO#が大きく健闘。なんとタッチダウンを奪い20-21と逆転する。タッチダウンを奪ったのは、アスミス同様にベテランで頑張るRBエイドリアン・ピーターソン。「俺は!!!!負けねぇから!!!!」と、ワンピースのセリフでも聞こえてきそうな咆哮。なんか胸熱展開!
しかし健闘むなしく、一歩とどかず
しかし、第4Qに入り、テキサンズはFGをもぎ取り、23-21と逆転。ここからレッドスキンズは最後の最後FGチャンスを仕留めきれず、敗北となった。テキサンズは開幕戦三連敗からの、7連勝。これはアメフトの歴史で97年ぶりの出来事だそうです。もちろんNFLというプロリーグができてからは、初めての出来事。スタープレイヤーがそろってきて、それを動かすQBワトソンを手に入れ、これから楽しみな展開です。
どうなるNFC北地区?
辛くも首位を走っていたレッドスキンズ。エースQBを失って、意気消沈気味です。同地区には勝負を諦めない男ジェリー・ジョーンズがオーナーをする強敵カウボーイズが後ろに控えています。ダラスはWeek11に無事勝ち星をあげてきました。これからこの地区は大混戦を迎えるでしょう。実に楽しみな展開になってきました。
コルト・マッコイが次のゲームでどうでるか!2本のタッチダウンを奪ったテキサンズ戦のように、次戦も調子を出せるのでしょうか。僕としては、勝負を決めきれなかったQBという印象。HCジェイ・グルーデンは首位の座を守るためにどうでるのでしょうか?僕の予想はレッドスキンズはやはり沈むんじゃないか。この地区はカウボーイズが来る気がします。