さて、バッファロー・ビルズを紹介しましょう。近年は同地区にいるペイトリオッツのせいで、あまり目立たない存在になりつつあるように見えますが、そんなことないです!
なにせ!四年連続でスーパーボウルに出場しているのはビルズだけ!
レベニューシェアが厳しく導入されているNFLリーグの中でこの結果がだせたという非常に稀有なチームでもあるんです。逆に4年連続で負けちゃったってのも珍しいんですがね。
さて、そんなバッファロービルズ。まずは本拠地のバッファローという街から紹介しましょう。
- ビルズの本拠地、バッファロー市とは?
- チーム名「ビルズ」の由来は、アメリカのガンマン
- スーパーボウルに4年連続で出場した唯一のチーム
- 殺人罪で起訴された有名なOJシンプソン事件
- 実はこの人が、ビルズのファン
- そんなビルズの最近の戦績
- オフェンスチーム
- QBジョシュ・アレン#17
- QB ミッチェル・トルビンスキー(Mitchell Trubisky)#10
- LT ディオン・ドーキンス(Dion Dawkins)#73
- LG ロジャー・サフォード#76 (Rodger Saffold)
- LG ジョン・フェリチアーノ(Jon Feliciano)#76
- C ミッチ・モース(Mitch Morse)#60
- RG コーディ・フォード(Cody Ford)#70
- RG グレッグ・ヴァンローテン(Greg Van Roten)#62
- RT ダリル・ウィリアムス(Daryl Williams)#75
- RT ボビー・ハート (Bobby Hart)#68
- TE O.J.ハワード(O.J.Howard)#80
- TEドーソン・ノックス(Dawson Knox)#88
- WR ステフォン・ディグス(Stefon Diggs)#14
- WR コール・ビーズリー(Cole Beasley)#11
- WR ジェイミソン・クラウダー(Jamison Crowder)#82
- WR エマニュエル・サンダース(Emmanuel Sanders)#1
- RB デヴィン・シングレタリー(Devin Singletary)#26
- RB ザック・モス(Zack Moss)#20
- QB ケース・キーナム(Case Keenum)#5
- ディフェンスチーム
- DE ジェリー・ヒューズ(Jerry Hughes)#55
- DT バーノン・バトラー(Vernon Butler)#94
- DT エド・オリバー(Ed Oliver)#91
- NT ジョーダン・フィリップス(Jordan Phillips)#
- DE マリオ・アディソン(Mario Addison)#97
- DL ダクォン・ジョーンズ(DaQuan Jones)#90
- DL スター・ルトレレイ(Star Lotulelei)#98
- LB マット・ミラノ(Matt Milano)#58
- LB トルメイン・エドモンド(Tremaine Edmunds)#49
- LB AJクライン(AJ Klein)#54
- CB トレディビアス・ホワイト(Tre'Davious White)#27
- CB リーバイ・ウォレス(Levi Wallace)#39
- SS ジョーダン・ポイヤー(Jordan Poyer)#21
- FS ミカ・ハイド(Micah Hyde)#27
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ビルズの本拠地、バッファロー市とは?
ニューヨーク州の二番目の都市バッファローです。最も大きなものは当然NY市ですが、2番目になるのが、北西端に位置するバッファロー市です。
セオドア・ルーズベルト(テディ・ベアのモデルになった人)が大統領に任命された建物ウィルコックス邸や、建築を志した人なら、一度は目にしたことがあるフランク・ロイド・ライトの代表作品マーティン・ハウスがあるのも、ここバッファロー。いろいろな意味で歴史がある街です。
何より最も有名なものは、カナダとの国境あたりに位置有名な「ナイアガラの滝」です。この世界三大瀑布をもっているのが、バッファローという街です。
チーム名「ビルズ」の由来は、アメリカのガンマン
ビル・コーディ(William Cody)という西部劇のガンマンが由来です。彼は若くして成功した人物。その痛快な生き様、奴隷制度を嫌った高潔さ、そして多くの事業を興したフロンティア精神に、アメリカではかなり尊敬されている人です。
現在ディズニーで、ミッキーマウスが主演で開催される西部劇「The Wild West Show」は彼、バッファロー・ビルことビル・コーディの物語です。っていうか、そもそもビル自身が脚本し監督し演出し、興行にしてきた作品で、当然自分がでてくる話です。これをウォルト・ディズニーがミッキーマウスとコラボさせ現代で転用しているんですね。そんな伝説の人がビルズのモチーフになっているのです。
ビル・コーディは実に優秀なガンマンで、南北戦争のときにはまだ若く、戦役に関われなかったそうです。しかし奴隷解放の運動に心酔していた彼は、北軍の兵士への食料として1年間で4,000頭ものアメリカバイソン(すなわちバッファロー)を仕留めて、献上してきたそうです。そのため、彼はバッファロー・ビルという二つ名をもらうことになったそうです。
NFLのチームが設立される以前から、バッファロー市には「バイソンズ」というチーム名がありました。1947年にその名称変更の市民公募がありまして、バッファロー市の隣町、ロチェスターにも由来があった「バッファロー・ビル」の物語から、チーム名を拝借したと言われています。
スーパーボウルに4年連続で出場した唯一のチーム
QBジム・ケリーがいた時代のビルズは、それはそれは強かった。ノーハドルで短い時間で得点を重ねるオフェンススタイルは、当時ハイパー・オフェンスと呼ばれ1990年シーズンを席巻した。
最初のスーパーボウルに躍り出たビルズは第25回スーパーボウルでジャイアンツと対戦。HCビル・パーセルズ率いるジャイアンツは、ビルズと正反対の時計を使うランオフェンス。これに1点差で敗北を喫する。以後合計4年連続スーパーボウルに出場するわけですが、一度も勝利することが出来なかったという、大変稀有な歴史をもっています。
ちなみに当時、ジム・ケリーのバックアップQBをしてたのが、現在のコルツのHCをしてるフランク・ライク(Frank Reich)です。
なにせ、スーパーボウルを4年連続出場というのは、あとにも先にもこの時代のビルズしかいないと思います。あの強かったペイトリオッツでさえ、この記録に追いついていません。当時はジム・ケリーの姿をNFLがまとめてますので、よかったらYoutubeでご覧ください。
殺人罪で起訴された有名なOJシンプソン事件
この人覚えてる人いますかね?本当に昔ですが、1994年に殺人罪で起訴されて、裁判でドリームチームといえる米国最強の弁護団を結成し、疑惑だらけの無罪判決を勝ち取った事件。
この人NFLの大スターRBです。バッファロー・ビルズの選手だったんですね。彼がランニングバックをしていましたのは、1969-1977の約10年。その後サンフランシスコ49ersに移籍して現役を引退します。その後プロフットボールの殿堂入りしました。
彼が殺人容疑で起訴されたのは、1994年。離婚した自分の元妻(白人)、ニコール・ブラウンとその恋人ロナルド・ゴールドマンを殺害したとの容疑を掛けられました。しかし、それはさすがに、NFLの元スーパースター。金にものを言わせて無敵の弁護士軍団を用意して疑惑の無罪を勝ち取りました。
OJシンプソンが、警察の追っ手から逃げてロサンゼルスのフリーウェイを逃げる。警察が追いかける。このカーチェイスはヘリコプターから生中継されました。当日はNBAのファイナルの第5試合目。テレビ局はなんとバスケの試合の中継をやめて、シンプソンのカーチェイスを流したんですね。それくらいの事件でした。
このシンプソンさん。かなり有罪濃厚でした。しかし金に物言わせて、アメリカで最強の弁護士を全国から集めまくりました。まさにオールスター。その御蔭で彼は無実を勝ち取ります。当時はNFLスター選手のスキャンダルに加えて、結局金持ちが救済されるアメリカの司法制度のあり方についてや、黒人白人人種問題にも発展し、たくさん物議をかもしだした事件でした。
でも、結局。また年を過ぎて、彼は逮捕されてます。2007年に強盗と誘拐の罪で禁固17年。刑務所に服役中。出所してくるのは2024年ですね。でてきたら、おそらく暴露本でも書くんでしょうね。
実はこの人が、ビルズのファン
そう、第45代アメリカ合衆国大統領。クレイジーボーイことドナルド・トランプ氏。 この人が大統領やる前から、名うての商売人だったのは、周知の事実です。
ビルズのオーナーシップは設立当初から一人の人物が保有していました。その人が死んだため、所有権のオークションが2014年に行われました。このときに参加したのが、この写真の現オーナーペグラ夫妻です。
しかし、その他にもオークションに参加したのがいます。なんと、この二人です。
元大統領のトランプ氏と、アーティストのジョン・ボンジョビでした。オークションに参加するためトランプはドイツ銀行からの融資を取り付けるなど動いていましたが、ペグラ夫婦の応札した14億ドルには遥か及ばず。ボンジョビも敗北する結果になりました。
そんな経緯があるチームでもありますよってことです。こちらの記事もさんこうにどうぞ。
そんなビルズの最近の戦績
こちらWikipediaからの転載になりますが、この20年弱の間、このAFC東地区はペイトリオッツの圧勝です。こんな地区は他にはありませんね。ビルズは最近ようやく2位に食らいつくようになってきました。
しかし最近2年くらいにビルズは強くなってきました。2019年シーズンはもう何年ぶり!といいたくなる二桁勝利をあげ、地区優勝に最後の最後まで食らいつき、ワイルドカードながらプレーオフに進出しました。
そんな新生バッファロー・ビルズを次から紹介します。
オフェンスチーム
ビルズO#は、QBジョシュ・アレンを獲得してから、ぐっと良くなりました。彼の熱意あるプレイ。最後まで諦めないファイティング精神。すべてが全体に影響を与えています。
OCはブライアン・ダボールさん(Brian Daboll)。1975年、カナダのオンタリオ生まれの人。2000年からペイトリオッツのコーチとしてキャリアをスタート。このときにスーパーボウルを5回優勝してます。ビルズには2018年からOCに着任。彼がOCになり、アレン獲得からビルズは化けました。
QBジョシュ・アレン#17
2018年 / 1巡 / 7位 / ワイオミング大学
チームの軸となる選手です。QB豊作の年といわれた2018年ドラフトの1巡指名選手です。アレンはどちらかというと、純朴そうな見た目でかわいいキャラに見えますが、プレイは真逆でパワフルです。肩も強くパス精度も高い。にも関わらず脚もかなり速くて、ランプレイでも稼いでくれます。背の高いラッセル・ウィルソンって言う感じです。彼に比べるとクレバーさが少し足りないぐらい。
2018年ドラフト組では先にブラウンズのQBベイカー・メイフィールド、ジェッツにサム・ダーノルドが指名されましたが、プレイを見る限り アレンのほうが良いように思います。これからますますリーダーシップを発揮してくれると期待しています。
QB ミッチェル・トルビンスキー(Mitchell Trubisky)#10
2017年 / 1巡 / 2位 / ノースカロライナ大学
意気揚々とドラフトで2位指名を受けて意気揚々とベアーズに乗り込んできたものの、期待はずれの結果になりまました。
「トルビンスキーの投げたボールと、レシーバーの距離がソーシャルディスタンス」
とコロナ禍でバカにされてました。2021年ビルズのサブQBとして移籍。
LT ディオン・ドーキンス(Dion Dawkins)#73
2017年 / 2巡 / 63位 / テンプル大学
NFL経験3年目の若手。ビルズのOLは全体的にチームとしての歴が短い。彼が3年目だけどもリーダー的立場になります。ある意味ではQBアレンがやりやすいOLチームかも知れないです。
LG ロジャー・サフォード#76 (Rodger Saffold)
2010/ 2巡 / 33位/ インディアナ大
長年ラムズのガード、タックルとして活躍してきた選手。昨年第53回スーパーボウルにも出場しており、ウィットワースと共に、レフトサイドを担当していました。2019年シーズンからタイタンズに、2022年にビルズに。注目の選手です。
LG ジョン・フェリチアーノ(Jon Feliciano)#76
2015年 / 4巡 / 128位 / マイアミ大学
レイダースからデビューしたガード。2019年からビルズのOLに仲間入りしています。名前からもわかりますが、シチリア島にルーツをもつ人です。脚はそんなに速くないので、しっかりとパスプロしてくれるガッチリした感じの人。
C ミッチ・モース(Mitch Morse)#60
2015年 / 2巡 / 49ers位 / ミズーリ大学
かつてカンザスシティ・チーフスでプレイしてきた選手。怪我のためIR入りしてそのまま移籍。ビルズには2019年に移籍。ビルズのOLは2019年からのメンバーが多い。
RG コーディ・フォード(Cody Ford)#70
2019年 / 2巡 / 38位 / オクラホマ大学
昨年ドラフトで獲得したOLの主要選手です
RG グレッグ・ヴァンローテン(Greg Van Roten)#62
2012 / ドラフト外 / ペンシルバニア
アイビースクール出身のNFLプレイヤーは少ないほうです。ヴァンローテンは1990年生まれのベテラン選手。パッカーズで3年、ジャガーズで3年、ジェッツで3年という具合です。
RT ダリル・ウィリアムス(Daryl Williams)#75
2015 / 4巡 / 102位 / オクラホマ大学
パンサーズからデビューして5年目の2020年に、ビルズに移籍してきてます。2017年はオールプロの2ndに選ばれてます。身長198cm、148kgのサイズ。頼もしいですね。
RT ボビー・ハート (Bobby Hart)#68
2015 / 5巡 / 226位 / フロリダ州立大学
ジャイアンツで3年、ベンガルズで3年。2021年にビルズに来ました。
TE O.J.ハワード(O.J.Howard)#80
2017/ 1巡 / 19位 / アラバマ大学
ブレイトがブロッカー的TEならば、ハワードはレシーバー的なTE。名門アラバマ大からドラフト1巡でもぎ取ってきた期待の新人です。19シーズンで3年目となり、もっとパスターゲットになる回数が増えれば、レシーブ記録は伸びます。ガンガン成長してほしい。
TEドーソン・ノックス(Dawson Knox)#88
2019年 / 3巡 / 96位 / ミシシッピ大学
また2019年から加盟したスクリメージライン選手。デビュー年はレシーバーとしては50回もターゲットになってる。388yds獲得してて、3巡目としてはちょっと期待落ち。できたらもっと頑張って欲しいなぁ。
WR ステフォン・ディグス(Stefon Diggs)#14
2015年 / 5巡 / 146位 / メリーランド大学
ミネソタの奇跡を起こした張本人。あの映像かっこよかったなぁ・・・。さてディグスですが、バイキングスで結構活躍してきた選手。NFLトップ100人で73位にもランキングされてます。・・・・・が、2020年のオフにビルズが大枚はたいて移籍を敢行させました。正直すこし払いすぎな気もしないでないですが。
彼の家はあまり裕福でないらしく、NFLで稼いだお金で、兄弟たちを大学に活かせている苦労人らしいです。そういう話きくと応援したくなっちゃう。浪花節には弱いんだよねぇ。
WR コール・ビーズリー(Cole Beasley)#11
2012年 / ドラフト外 / SMU
ドラフトでは名前が上がらないながらも、カウボーイズで長年スロットとして活躍してきた選手。身長180cmに満たない日本人なみの低身長(173cm)ですが、ルートランが上手くキャッチングの能力を磨きまくってて、かなり頼りになる人。プレイもアツイしチームの中にいると活気がでる感じがする。
WR ジェイミソン・クラウダー(Jamison Crowder)#82
2015 / 4巡 / 105位 / デューク大学
レッドスキンズからデビューして、通算358キャッチ、4,160ydsを獲得しているレシーバー。なかなか良し。ジェッツに来たのが2019年からで3年目になる。JETSでも833yds、699ydsを記録していて、頼りになる存在です。彼もWRムーアも、身長が低い。クラウダーは175cm80kgです。
WR エマニュエル・サンダース(Emmanuel Sanders)#1
2010 / 3巡 / 82位 / SMU
サンフランシスコ・49ersからセインツへ。そして2021年からビルズへ。19シーズンでのSFでも中心的な存在で、スーパーボウルでも活躍してました。ただもうだいぶベテランなのです。
RB デヴィン・シングレタリー(Devin Singletary)#26
2019年 / 3巡 / 74位 / フロリダ・アトランティック大学
昨年デビューしたての若手選手。昨年は775ydsをキャリーしルーキー年としたらまずまずな記録をだしてます。新顔のモスとエース争いをしてくれると更に成長してくれそう。
RB ザック・モス(Zack Moss)#20
2020年 / 3巡 / 86位 / ユタ大学
今年がデビュー年になるルーキー若手。多分ゴリゴリ使ってくるでしょう。どれくらいやってくれるのか楽しみな選手。
QB ケース・キーナム(Case Keenum)#5
2012年 / ドラフト外 / ヒューストン大学
バックアップQBは彼。1988年の2月生まれ。実力はあるんだけど、もうひとつ試合に勝てない印象のQB。数々のチームを転々とするジャーニーマン。だけど2017年にバイキングスでバックアップQBとしてNFCチャンピオンシップまで進出。
2018年にブロンコスに多額の契約を果たし大逆転。多額の契約だったけど6勝10敗というダメ記録。パスydsも不合格で結局レッドスキンズにトレード、2020年にブラウンズに移籍。頑張れ頑張れジャーニーマン。
ディフェンスチーム
DCはレジール・フレイザー( Leslie Frazier)さん。1959年生まれのベテランコーチです。もうすぐ還暦ですね。大学時代はDBとして活躍しNFLにはドラフト外でベアーズで5年活躍してました。NFLのコーチとしては1999年にスタート。2017年からビルズのDCとして指揮しています。
DE ジェリー・ヒューズ(Jerry Hughes)#55
2010年 / 1巡 / 31位 / TCU
やはりスクリメージラインには1巡指名が集まりやすいですね。コルツからデビューし、2013年にビルズに移籍。それ以来DLのリーダーとしてメンバーをまとめています。プロボウルやオールプロなどのタイトルはありませんが大事な選手です。
DT バーノン・バトラー(Vernon Butler)#94
2016 / 1巡 / 30位 / ルイジアナ工科大学
パンサーズから1巡指名を受けてデビュー。4年目を終えて2020年からビルズの選手へ。契約は2年間。サック量産型というより、ライン破壊型のパワータイプタックルです。
DT エド・オリバー(Ed Oliver)#91
2019年 / 1巡 / 9位 / ヒューストン大学
ビルズD#のスター選手。オリバーのルーキー年はスターター出場7試合でしたけど、サック5本、ロスタックル5本、QBヒット8本と期待通りの大活躍。2年目にどこまでやってくれるか期待が高まります。
NT ジョーダン・フィリップス(Jordan Phillips)#
2015年 / 2巡 / 52位 / オクラホマ大学
ドルフィンズから2巡指名を受けてNFLデビュー。そして四年目になる2018年にウェーバーに出され、ビルズがオファー。そしてトレードが実施されました。2019年に1年だけビルズと延長契約($4.5M)しました。
2020年にはFA市場にでてきて、カーディナルズと無事契約締結。($30M/3y)今年から3年間はアリゾナに在籍する予定です。
DE マリオ・アディソン(Mario Addison)#97
2011年 / ドラフト外 / トロイ大学
パンサーズで8年間プレイしてきた選手です。2020年からビルズに移籍。かなりのベテランさんですね。8年プレイしてきたけど、サック数はそれほど多くなくて、55本。毎年7本くらいかな。
DL ダクォン・ジョーンズ(DaQuan Jones)#90
2014/ 4巡/ 112位/ペンステート大
タイタンズ歴はおう6年目となるベテラン選手。2017年がキャリアハイで3.5回のQBサックをしている。もう少し成績が伸びてほしいという気持ち。
DL スター・ルトレレイ(Star Lotulelei)#98
2013年 / 1巡 / 14位 / ユタ大学
入れ墨と名前をみてもわかりますか?そうです、この人はトンガの国の人。(分からんよねwww)、もともとはパンサーズで1巡デビューした選手です。ビルズにきたのは2018年から。サックは少ないですが、しっかりランを止めてくれる重要なタックル。
LB マット・ミラノ(Matt Milano)#58
2017 / 5巡 / 163位 / ボストン大学
ビルズの生え抜き選手ですね。少しずつ実力をつけ始め、昨シーズンでは1巡のエドモンドと引けを取らない101タックル、9パスD#をあげてます。まだまだ若いですから、どんどん活躍しそうです。
LB トルメイン・エドモンド(Tremaine Edmunds)#49
2018年 / 1巡 / 16位 / バージニア工科大学
エドモンド三兄弟の末弟さんですね。2019年にはプロボウルにも選ばれまして、タックル技術がいいですね。俊敏性がたかくパスD#もタックルでも活躍してくる重要なLBです。4歳上の長男トレイはスティーラーズでRB、1歳上の次男テレルもスティーラーズでセーフティ(しかも1巡!)をしてます。
LB AJクライン(AJ Klein)#54
2013 / 5巡 / 148位 / アイオワ州立大学
彼もパンサーズからの移籍組。パンサーズ→セインツ→で2020年からビルズへ。顔つきが怖いんで、実際にあうと話しかけにくそう。セインツのときは毎年70本のタックルあげてますから、かなり良い仕事してくれそうって期待。
CB トレディビアス・ホワイト(Tre'Davious White)#27
2017年 / 1巡 / 27位 / LSU
プロ4年目の1巡選手。さて昨年までの3年間ですが、2019年が素晴らしかったですね。インターセプトもリーグ1位の6本、パスD#なんか17回。オールプロにも選ばれ、ビルズのスターCBです。
CB リーバイ・ウォレス(Levi Wallace)#39
2018 / ドラフト外 / アラバマ大学
チームとは1年だけの契約。
SS ジョーダン・ポイヤー(Jordan Poyer)#21
2013 / 7巡 / 218位 / オレゴン州立大学
イーグルス、ブラウンズを経て、2017年からビルズに移籍。インターセプトも5回、4回、2回、パスD#は徐々に成績さがってます。うーん、ちょっと能力落ち気味かも。でもタックルはずっと100本あげてます。攻め気味のLBだと思ったほうが良い。
FS ミカ・ハイド(Micah Hyde)#27
2013年 / 5巡 / 159位 / アイオワ大学
パッカーズでデビューして、5年目にビルズに移籍してきた人。プロボウルにも1回選ばれてる。良いセーフティですね。