今日はこの人を紹介します。QBライアン・フィッツパトリック。2005年ドラフト7巡250位とかなり下の指名の人。だけど現在35歳の今でも頑張ってる。2017年シーズンはTB、2016年シーズンはNYジェッツ。その前はヒューストン・テキサンズとあまり定着しないQBです。
この人、なんと世界でも優秀の大学「ハーバード大学」卒業!
めっちゃ珍しいですよね。文武両道っていうか。日本でいうと、東大卒のオリンピック選手みたいな感じです。
フィッツパトリックの逸話
NFLって肉体のスキルが猛烈に高くないと務まらないですよね。でも、それ以上に重要とされるのが「頭脳」なんです。
いろんな戦略や戦術を覚えて効果的に運営する。だから頭のいい人が「勝てるプレイヤー」になるんです。そういうわけでNFLは入団前に知能テストをするんです。
で、このフィッツパトリックは、この知能テストで悠々と満点をとっちゃう。でも彼、頭いいもんだから、一問だけわざと間違えるんです。「僕がわざと間違えたと、見破れる能力があるか?」と、人を試すような「やな性格」なんです。
先発殺し「フィッツパトリックの呪い」
エースQBが怪我をする「先発殺しのQB」として有名です。
これが 通称「フィッツパトリックの呪い」と呼ばれてます。
こちらが、2005年から2017年に、フィッツパトリックがバックアップとして契約したチーム。スターターQBがどこか必ず怪我をする。その一覧です。
14年間のNFLキャリアの中で、9人のQBが怪我してます。
こんな漫画がでるのも納得ですよね。実際、ジェイミス怪我したし・・・。
プレイヤーとしてはどうか?
さて、肝心のプレイの方は、これまた冴えない。2005年にNFLデビューします。最初のチームはロサンゼルス・ラムズ。彼の輝かしいと思われた最初のシーズンは4試合でただけで基本控え。
まー、試合数は呪いのおかげでたくさん出てるけど、「チームを勝たせる」までは至らないQBですね。それでも、通算獲得のサラリーは54M$。54億円ですよ。
すごいですねーNFL。