「コルト」とは、競馬でいうところの若駒のことです。
ですので、コルツ(Colts)を直訳すると「若い雄馬たち」それがコルツという名前の意味。大変爽やかで雄々しいネーミングです。
さて、今回はそんなコルツを紹介しましょう。
- インディアナポリスとはここにあります。
- インディアナポリスのまちの特徴
- インディアナポリスのスポーツチーム
- NFLチーム、「インディアナポリス・コルツ」の歴史
- コルツの黄金期、QBペイトン・マニング時代
- ホームスタジアムは、ルーカス・オイル・スタジアム
- オフェンスチーム主要選手
- QB ジェイコブ・イーソン(Jacob Eason)#9
- LTエリック・フィッシャー(Eric Fisher) #72
- LG クエントン・ネルソン(Quenton Nelson)#56
- C ライアン・ケリー(Ryan Kelly)#78
- RG マーク・グロウィンスキ(Mark Glowinski)#64
- RT ブレイデン・スミス(Braden Smith)#64
- OL サム・テヴィ(Sam Tevi)#69
- TE ジャック・ドイル(Jack Doyle)#87
- WR T.Y.ヒルトン(T.Y.Hillton)#13
- WR マイケル・ピットマンJr(Michael Pittman Jr)#86
- WR パリス・キャンベル(Parris Campbell)#15
- WR ザック・パスカル(Zach Pascal)#14
- RB ジョナサン・テイラー(Jonathan Taylor)#28
- RB マーロン・マック(Marlon Mack)#25
- D#チーム主要選手
- DE クウィーティ・ペイ(Kwity Paye)#51
- DE ディフォレスト・バックナー(DeForest Buckner)#99
- DT グローバー・スチュワート(Grover Stewart)#90
- DE アルカディン・ムハンマド(Al-Quadin Muhammad)#97
- DE ケモコ・トレイ(Kemoko Turay)#57
- LB ダリウス・レオナルド(Darius Leonard)#53
- DT ロークワン・デイヴィス(Raekwon Davis)#98
- DT ターバン・ブライアント(Taven Bryan)#90
- LB ボビー・オケレケ(Bobby Okereke)#58
- LB ザイール・フランクリン(Zaire Franklin)#44
- CB ザビエル・ローズ(Xavier Rhodes)#27
- CB ケニー・ムーア二世(Kenny MooreⅡ)#23
- SS カリ・ウィルス(Khari Willis)#37
- FS ジュリアン・ブラックモン(Julian Blackmon)#32
- NB ロック・ヤーシン(Rock Ya-Sin)#26
- DB T.J.キャリー(T.J. Carrie)#38
- SS ルーニー・ハリソン(Ronnie Harrison)#36
- 引退した名選手たち
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インディアナポリスとはここにあります。
インディアナポリスは、インディアナ州にあります。アメリカ中央部、五大湖の南に位置する大きな都市です。
インディアナ州は人口で15位、やはりアメリカはこの界隈(北東部・中北部)に人口が大きく集中する傾向にあるようですね。
そんなインディアナ州の州都であるのが、インディアナポリス。ポリスとはギリシア時代でいう都市国家、そこから由来があるようです。
このインディアナ州は、隣町のイリノイ州とは真逆。白人が人口比率の8割を占めており、保守的傾向があるように思います。
水のない内陸部に位置する州で、インディアナ州出身者は、「フージャー(hoosier)」と呼ばれます。これは「田舎者」という意味であると言われてます。
次からは、インディアナポリスの特徴について紹介します。
インディアナポリスのまちの特徴
街を中心として、放射線状に道路・鉄道が走っています。北西にシカゴ、北東にデトロイト、東にシンシナティ、西にセントルイス、南にルイビルと、大きな街と街をつなぐ結節点(ハブ)としての地の利をもっています。
そのため、このまちには運輸流通業などが発展していきます。流通大手のフェデックスのターミナルが、インディアナポリスの空港に併設されていますが、これは全米2位の規模を誇ります。
また一時は、ミシガン州のデトロイトを凌ぐ勢いで、車の製造業が盛んになったらしいです。GMやクライスラー、ロールスロイスなどの北米法人があったのも、ここインディアナポリスでした。しかし、現在は工場はメキシコに移転されたりして、この街の主力産業ではありません。
こういった歴史があるので、今でもこの街ではカーレース(インディ500)が盛んに行われてるのです。今は製造業が占める割合は比較的低いようです。
自動車製造業の次にこのまちを支えているのが、現在でも続く医療関係産業です。特に製薬会社のイーライリリーは、フォーチュン500の企業にも選ばれていて、この街の顔と呼べるでしょう。
この会社は世界で初めてインシュリンを製薬したことで有名ですね。製薬会社としては世界9位の規模を誇り、Covid-19に対しても彼らの経験値が投下されてます。
全米大学体育協会、NCAAの本部があるのも、まぁある意味、インディアナポリスの名物かなと思います。この施設の中に大学選手の殿堂もありまして、過去のアーカイブを観覧できるようになっているようです。
インディアナポリス中央図書館は、まるでガラスでできた森のようなデザインで、来訪者の知的好奇心を刺激します。素晴らしい空間なので、結婚式なども行われいるようです。
つぎは、インディアナポリスのスポーツについて調査してみます。
インディアナポリスのスポーツチーム
ここにはアメリカ4大スポーツのうち、NFLとNBAの2つのチームがあります。
NBAでは、インディアナ・ペイサーズ。1999年に設立され、2000年シーズンには、一度ファイナルに進出した経験があります。しかし今はあまり強い噂を聞きませんね。
WNBA、女子プロバスケットでは、インディアナ・フィーバーというチームがあります。2009年、2012年、2015年にファイナルに進出していて、男子よりも注目度が高いチームなのかも知れないですね。
NFLチーム、「インディアナポリス・コルツ」の歴史
さて、いよいよコルツの紹介をさせてもらいます。まずはチーム創設の歴史から調査していきます。
もともとコルツは、ボルチモアにあったチームです。ボルチモアでは、馬のブリーディングや、競馬が盛んだったようで、チーム名をコルツ(若駒)と名付けたそうです。1947年に誕生してたった4年の1950年には一度消滅します。当時は今のような青色ではなく、JETSのような緑色のチームでした。
ボルチモア・コルツが復活するのが1953年です。この時にいまのような青色のチームカラーに変わりました。このチームは色々と先駆的な取り組みをしたことで有名です。
コルツはNFLで一番最初にマーチングバンドを取りいれたチームです。そして応援歌(ファイティング・ソング)を作った最初のチームもボルチモア・コルツです。
チアリーダーを最初につくったのもコルツ。NFLの全てにチアがいますが、ボルチモア・コルツが一番最初にチアリーダーの先駆けとなったチームです。
「強いチームにするよりも、地域にもっとも応援されるチームを作る」。そういうコンセプトが根っこにあるのが、このコルツというチームの精神なのかもしれません。
この時代のコルツを代表する選手が、QBジョニー・ユナイタスです。1955年から1973年までコルツでプレイ。いまでいうトム・ブレイディくらい同じチームでプレイした人ですね。彼はもう18年前の2002年に69歳で死別されてますが、彼の功績はカントンのフットボールの殿堂で飾られています。
そんなコルツが1983年に、ボルチモアからインディアナポリスに移転します。移転の騒動の発端となったのが、スタジアムの老朽化です。当時のオーナー、ロバート・アーセイ(Rorbert Irsey:右)は建て替えをメリーランド州知事に陳情します。
しかし交渉はうまく行かず。アーセイはインディアナポリスへのチーム移転を考えます。それはダメだと州議会は、チーム所有権をメリーランド州に動かそうとします。
その動きを察したアーセイは、チームの一斉引っ越しを決行します。1984年3月29日。真夜中にメイフラワー・トランジット社のトラック数台で、一晩のうちにチームが街から消えました。
これが当時の新聞です。「コルツは消えた!」と報道されています。これがインディアポリス・コルツ誕生の瞬間です
この後、空席となったボルチモアに移り住んできたのが、クリーブランドのブラウンズ(現在のレイブンズ)です。こちらのついては、別記事をご参照ください。
インディアナポリスに移転、その15年後の1997年、オーナーのロバート・アーセイがこの世を去ります。コルツのオーナーシップは息子のジム・アーセイに引き継がれています。
コルツの黄金期、QBペイトン・マニング時代
1998年のドラフトでペイトン・マニングを獲得、インディアナポリスに移転してからのコルツが、NFLで最強の集団に生まれ変わっていきます。
シーズン | 戦績 |
---|---|
1999年 | 地区優勝 |
2000年 | 2位(プレーオフ進出) |
2001年 | 4位 |
2002年 | 2位(プレーオフ進出) |
2003年 | 地区優勝 |
2004年 | 地区優勝 |
2005年 | 地区優勝 |
2006年 | スーパーボウル優勝 |
2007年 | 地区優勝 |
2008年 | 2位(プレーオフ進出) |
2009年 | スーパーボウル出場 |
2010年 | 地区優勝 |
2011年 | 4位 |
2012年 | 2位(プレーオフ進出)マニング放出 |
マニングが在籍している1998年から2012年の15年間、スーパーボウルに2度出場、地区優勝が8回、プレーオフ進出に至っては12回!在席15年のうちほぼ出場しています。
特筆すべきは、2006年シーズンを勝ち上がり、第41回スーパーボウルを勝利した年ですね。ベアーズのLBブライアン・アーラッカーと、コルツQBペイトン・マニングの対決は最高だったでしょうね。この試合、観てみたいなぁ。
こののち2013年からマニングはデンバー・ブロンコスに移籍するのですが、そこでも地区優勝を続け2015年には2度目のスーパーボウル優勝を果たします。
彼こそが、コルツの黄金期を創った立役者。NFLの世界では「マニング=神様」みたいな感じ。2013年にブロンコスで叩き出した年間パス獲得5,477ydsはNFLレコード。ペイトン・マニングこそが史上最高のQBと評価されています。
ホームスタジアムは、ルーカス・オイル・スタジアム
かなりクラシックなテイストのスタジアムがコルツの本拠地です。工事着工は2005年、竣工は2008年ですので、案外と築年数は経過していません。建設工事費は、当時$720Mで、2020年現在の価格にすると、$850M(900億円)くらいです。
屋根は水下の方にスライドする収納型。天気が良ければこうして青空のもと観戦ができる設計になっています。こちらの設計もアメリカ最大規模の設計事務所HKSが担当しています。
HCはフランク・リーチ(Frank Reich)さん
彼はもとNFLのQBです(1985年3巡指名 / メリーランド大学卒)。かつてビルズでスーパーボウル4年連続出場のジム・ケリーの控えQBとして活躍してきた人です。当然ですが、QBを育てることやオフェンススキームを考えることについては長けた人物です。NFL選手の世界を十分にしってるので人心掌握・組織運営には安定した能力があります。 コルツには2018年から契約してます。
オフェンスチーム主要選手
コルツのO#チームは強い。2018年シーズンではリーグランキング7位。パスでのランキングは6位です。これはつまりインテリアラインが強力ってことでしょう。今までエースをしてたQBから、新しいQBに変わるので2021年はどうなるか楽しみです。
OCはマーカス・ブレイディ(Marcus Brady)さん。1979年生まれ、サンディエゴ出身の人です。コルツにきたのは2018年からでOCを担当するのは2021年から。チーム掌握は十二分にしてきた方でしょう。一男一女を授かり幸せなお方。
QB ジェイコブ・イーソン(Jacob Eason)#9
2020年 / 4巡 / 122位 / ワシントン大学
肩もそこそこ強く、コントロールも良い。バランスの良いQBかと思う。何より身長198cm105kgと大型なのが魅力的。脚も4.89sと機動力もあるので、バックアップQBだけどチャンスが回ってきたら十分スターになれる素質があると思う。
LTエリック・フィッシャー(Eric Fisher) #72
2013年 / 1巡 / 1位 / セントラル・ミシガン大学
チーフス不動のレフトタックルだった選手が2021年から移籍です。彼はNFLトップクラスのOL。チーフスHCとなったアンディ・リードが一番最初に獲得した全体1位指名選手です。当然、彼がマホームズの能力を引き出したことは言うまでもなし。新チームでウェンツを守ります。
LG クエントン・ネルソン(Quenton Nelson)#56
2018年 / 1巡 / 6位 / ノートルダム大学
ノートルダムのネルソン。コルツは彼をドラフト1巡で指名したわけだが、これは本当に大正解中の大正解な選択だったと思う。ルーキー年だったが、既にネルソンは並み居るパスラッシャーを腕と足で押しのける実力をもっていた。2年目、3年目と力をつけていけば、リーグでも1位2位のガードになる素質がある。
C ライアン・ケリー(Ryan Kelly)#78
2016年 / 1巡 / 18位 / アラバマ
コルツの何よりの魅力はインテリアライン。その中でも、Cライアン・ケリー、LTガストンゾ、LGネルソンの3人は実に強力。
RG マーク・グロウィンスキ(Mark Glowinski)#64
2015 / 4巡 / 134位 / ウェスト・バージニア大学
もとシーホークスのラインマン。2017年にコルツに移籍するけど、12月にウェイバー(解雇)される。その後不遇の身に甘んじるも、コルツの選手Matt Slausonが怪我のため、代理として呼び戻されました。その後結果をしっかり出して、2019年に3年間の延長契約(18億円)を獲得。元の鞘に戻ったわけです。
RT ブレイデン・スミス(Braden Smith)#64
2018年 / 2巡 / 37位 / オーバーン大学
まだ若手のタックルですね。2巡37位ということで、かなりの期待が寄せられてる選手。
OL サム・テヴィ(Sam Tevi)#69
2017 / 6巡 / 190位 / ユタ大
ルーキーイヤーには、LTのラッセル・オクングの代打として、14ゲームスターターとして出場しています。2018年にもバックアップタックルとしてロースターに名を連ねていました。当時RTを担当してたジョー・バークスデール(Joe Barksdale)が怪我してまた代打。そうしてスターターの座が現在譲られてます。
TE ジャック・ドイル(Jack Doyle)#87
2013年 / ドラフト外 / ウェスタン・ケンタッキー大学
コルツの正タイトエンド。ドラフト外だけど、1巡のエリック・エブロンよりも高額契約をもっています。特に2017年はターゲットになることも多く、690ydsをレシーブしプロボウルに選出。チームの重要なレシーバーです。ちなみに、2019年の4月に第二子が誕生。チームメイトから祝福されて頑張っています。
WR T.Y.ヒルトン(T.Y.Hillton)#13
2012年 / 3巡 / 92位 / フロリダ・インターナショナル大学
彼の正式な指名は「ユージン・マーカス・ヒルトン」。彼の父がタイロン・ヒルトン(Tyrone Hilton)なので、オヤジのTYをもらってるのかも知れません。コルツのエースレシーバー。デビュー以来1,000ydsを超える記録を出してきたんですが、2017年少し落ち込み、2018sも試合あたり50yds程度しか記録を伸ばせてません。調子悪いみたい。
WR マイケル・ピットマンJr(Michael Pittman Jr)#86
2020年 / 2巡 / 34位 / USC
193cmの長身レシーバー。脚も4.52sと速い。彼のお父さんは、バッカニアーズでスーパーボウルを優勝したRBマイケル・ピットマンSrは、彼のお父さんです。なんとすごいフットボールDNA。。
また、ガールフレンドと二人でYoutubeチャンネルを運営しています。NFLの舞台裏を等身大の若者視点でみれるので面白いですよ
WR パリス・キャンベル(Parris Campbell)#15
2019年 / 2巡 / 59位 / OSU
ドラフトで大注目されてたWRですね。しかしプロ入り後にスポーツヘルニアを発症し、腕も骨折。諸々満身創痍で、スター街道を走れるか危うくなってきた。
WR ザック・パスカル(Zach Pascal)#14
2018 / ドラフト外 / オールドドミニオン大学
4年目となる選手。デビュー年から平均的に試合にでてきてます。昨年2020年は629yds獲得、5TDと活躍しています。
RB ジョナサン・テイラー(Jonathan Taylor)#28
2020年 / 2巡 / 41位 / ウィスコンシン大学
カレッジで毎年2,000ydsを走ってきた怪物RBです。デビュー年から1,169ydsを走る大活躍。カレッジではオールアメリカに2年連続選ばれてきた人で、4.39sという俊足。すっかりインディアナの顔となりました。2年目移行も楽しみです。
RB マーロン・マック(Marlon Mack)#25
2017年 / 4巡 / 143位 / サウス・フロリダ大学
2019年キャリアハイで、1,000ydsを超える記録を出し、チームのエースRBでした。しかし2020年の開幕戦、ジャガーズ戦にて怪我をして戦線離脱。ルーキーのテイラーにエースの座を奪われてるところです。2021年は二人の勝負。
D#チーム主要選手
コルツのディフェンスは、中盤が強い印象。LBやセーフティなど、間を詰めてくるのが速い。全体的に手強いのがコルツです。
DCはマット・エブラフルス(Matt Eberflus)さん。ちょっと読み方あってるか自信がありません。オハイオ州生まれで、地元ブラウンズからNFLのキャリアをスタート。コルツには2018年から契約してます。1970年生まれのアラフォー。脂ノリノリです。
DE クウィーティ・ペイ(Kwity Paye)#51
2021 / 1巡 / 21位 / ミシガン大学
これはいい選手獲得しましたよね。ルーキーですが、すでに大物の香りが漂ってきています。以前ドラフトでもご紹介しましたが、リベリア難民の母から生まれた移民の子。ご家庭は貧乏で彼はフットボールに人生をかけた人です。どうかプロで大成功してほしい。
DE ディフォレスト・バックナー(DeForest Buckner)#99
2016年 / 1巡 / 7位 / オレゴン大学
バックナーはサンフランシスコ・49ersで活躍してきたDEです。エッジラッシャーだったりLBだったりと非常にいろんなポジションに対応できるユーティリティな人。ハワイ出身の良いやつ。2018年には12本のQBサックをあげてます。
DT グローバー・スチュワート(Grover Stewart)#90
2017年 / 4巡 / 144位 / アルバニー州立大学
193cm151kgの大型選手。まさにノーズタックルにぴったりな巨漢体型。
DE ティクアン・ルイス(Tyquan Lewis)#94
2018 / 2巡 / 64位 / OSU
昨年2020年は4本のサックをあげた選手。2021年からはそろそろスターターになるのでは?と思ってます。
DE アルカディン・ムハンマド(Al-Quadin Muhammad)#97
2017 / 6巡 / 196位 / マイアミ大学
セインツからデビューしたDL。ニュージャージー州生まれ。2年目にセインツから放出され、コルツと練習生契約。
DE ケモコ・トレイ(Kemoko Turay)#57
2018年 / 2巡 / 52位 / ラトガース大学
デビューした年はサック4本でぼちぼちやったんですが、2年目の足首を骨折して、そのままシーズンエンド。正直本領発揮してない感じ。お父さんはギニア人、お母さんはコートジボワール共和国、生粋のアフリカン。それにしてもムッキムキだな。
LB ダリウス・レオナルド(Darius Leonard)#53
2018年 / 2巡 / 36位 / サウス・カロライナ州立大学
コルツの看板選手の一人。タックルランキングではリーグ3本指にはいるLB。2021年に5年$98Mという超巨額契約を結びました。これは歴代ラインバッカーの記録を更新しましたね。タックル数は3年平均で138.7本という驚愕の記録を上げています。
DT ロークワン・デイヴィス(Raekwon Davis)#98
2020 / 2巡 / 56位 / アラバマ大学
DT ターバン・ブライアント(Taven Bryan)#90
2018 / 1巡 / 29位 / フロリダ大学
ジャガーズからFAで転籍してきた選手。1巡指名なのですごく優秀なはずですが、、、、ジャガーズ→ブラウンズ→コルツです。
LB ボビー・オケレケ(Bobby Okereke)#58
2019年 / 3巡 / 89位 / スタンフォード大学
65タックル、1インターセプトと、良いデビューをした選手ですね。今後も活躍期待。
LB ザイール・フランクリン(Zaire Franklin)#44
2018 / 7巡 / 235位 / シラキュース大
ペンシルバニア州フィラデルフィア育ちの大都会人。身長183cm、体重108kg、40ydsで4.62sというね。かわいいパグを飼ってます。
CB ザビエル・ローズ(Xavier Rhodes)#27
2013年 / 1巡 / 25位 / フロリダ州立大学
コーナーバック業界では、リーグ4位の契約をしている選手。バイキングス時代は当然エースCBでした。2020年から新天地コルツに移籍。タックルは平均50回くらいで、パスD#も毎年10回、インターセプト1回。この数字を毎年変わらず上げ続けるのはスゴイ。広いパスカバー能力と、タックルに向かう力。どのチームのレシーバー相手でも勝負できる強さは流石です。
CB ケニー・ムーア二世(Kenny MooreⅡ)#23
2017 / ドラフト外 / ボルダスタ州立大学
ジョージア州、ボルダスタ出身の人。昨シーズンは16ゲームスターターとして出場し、80タックル、2サック、4インターセプトの大活躍。新シーズンも期待大。
SS カリ・ウィルス(Khari Willis)#37
2019年 / 4巡 / 109位 / ミシガン州立大学
70タックルをあげているセーフティ。2020年のレイダース戦ではデレック・カーから50ydsインターセプトTDを奪いましたね。あれはカッコヨカッタ。
FS ジュリアン・ブラックモン(Julian Blackmon)#32
2020 / 3巡 / 85位 / ユタ大学
NB ロック・ヤーシン(Rock Ya-Sin)#26
2019年 / 2巡 / 34位 / テンプル大学
19年ドラフト2巡ですが、コルツは1巡指名権もってなかったんで、彼が最上位の指名選手です。コルツのスターターになること間違いなし。プロでの活躍に期待ですね。
DB T.J.キャリー(T.J. Carrie)#38
2014年 / 7巡 / 219位 / オハイオ大学
レイダースで指名されてから、ブラウンズに移籍。2020年にコルツと契約。
SS ルーニー・ハリソン(Ronnie Harrison)#36
2018/ 3巡 / 93位 /アラバマ大
ジャガーズからの移籍組です。ジャガーズでは2年目でスターターでした。ブラウンズではどのような起用のされかたをするのでしょうね。
引退した名選手たち
QBアンドリュー・ラック / Andrew Luck / $122,970,000
2012/1巡/ 1位/ スタンフォード
全体1位指名のスターQBでした。ペイトン・マニングが去った後のフランチャイズQBです。2017年に怪我のため1年間ゲームから離れていましたが、2018年にフルゲーム出場し、チームを4年ぶりのプレイオフに牽引。見事カンバック賞を受賞。
2019年の開幕直前に急遽突然の引退。この電撃ニュースには地元ファンもブーイングするほどでした。
ラックの父はヒューストン・オイラーズで5年間QBをしていたオリバー・ラック。現役引退後は、NFLからの要請でNFLヨーロッパの会長に。その後、父のオリバーはXFLのコミッショナーに就任。2020年の新リーグ開幕に向けて準備を進めている。
Kアダム・ヴィナティエリ / Adam Vinatieri / $3,875,000-
1996 / Undraft / サウスダコタ州立大学
通称「アイスマン」。現在NFL史上最高齢、最多年プレイヤー。1996年にNFLデビューしてから、キャリアは24年。まだ引退してません。24年も長く仕事してるのに、チームはペイトリオッツとコルツの2つだけ。プレースキッカーとしての成功率の高さが素晴らしい。
プロボウル3回、オールプロ3回。通算690回FGを蹴り、582回成功。成功率84.3%。本当素晴らしいですね。
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