NFLはプレイオフにいってるわけですが、いけなかったチームは次年度の準備を進める時期です。選手の補強、戦略、様々やることあるんですが、最も重要なことが、指導者の確保です。
今回の記事では注目を集めるHC不在のチームをしらべます。どうなるのかな？
1．デンバー・ブロンコス
ここのHCの座は奪い合いになるんじゃないかと思う。正直、当たりでしょう。理由の一つは、QBがラッセル・ウィルソンだってこと。確かに２０２２年の彼の成績は、ランキングで２７位。スティーラーズの新人QBケニー・ピケットよりも後ろにあった。
でも、彼はやっぱり、この１０年を振り返ってもトップクラスの能力をもつQB。冷静で諦めず、丁寧で賢く、判断が速い。確かに身長はさほど高くないが、それ以外の才能が素晴らしい。新しいHCがやってきても、見事にフィットするだろうし、よりレベルの高いものに昇華してくれそう。
それにブロンコスのD#は悪くない。リーグ７位。O#にはしっかりした柱があるし、D#は大きなテコ入れは不要。
さらにいうと、オーナーがアメリカでも超金持ちのウォルトン家になったことで、HCへの報酬予算はケチケチしない。この３点を考えると、このタイミングでブロンコスのHCになることって、大当たりなんじゃない？
2．インディアナポリス・コルツ
コルツは、今シーズン３人のQBを使ったけど、どいつもこいつもしっくりハマらなかった。こりゃ次は新人の大学生、ドラフトでQB狙うのが良い。
ありがたいことに、代理HCのジェフ・サタデーが７連敗でシーズン終わらせてくれた。これで全体４位指名権ゲット。しかも同地区のテキサンズは全体１位のポジションから落下して２位。とすると、全体１位指名権をもつシカゴとトレードする可能性がでてきたわけ。
さぁ、こんな状況のHCをする人はいったい誰なんだろう。
3．ヒューストン・テキサンズ
ありがたいのは、テキサンズは2023年で全体２位指名権をもってる。しかも１巡１３位と、２巡３７位の好順位をもってる。QBがいない中だけど、ドラフトはQB豊作の年。あとはヤマカンが当たることを祈るのみ。
LTのラレミー・タンシルもいるので、パスプロ的にはOLは悪くない。さてさて、指導者がだれになるだろうか。
4．カロライナ・パンサーズ
パンサーズの最も大きな課題はQBだろうね。ベイカー・メイフィールドを残していれば、新HCが来たとしてもなんとかチームビルディングは大崩れせずできるかもしれない。
サム・ダーノルドに載せ替えても、正直どうなるか。で、2023年は全体指名権9位までしかない。これで最高のQB獲得できるか、微妙なところ。
といって、トレードで誰か獲得するって言っても、、、残っているのはデレック・カーか？うーん。
5．アリゾナ・カーディナルズ
他のチームに比べると、そんなに混沌としてないチームかな。カイラー・マレーのプレイは問題視するほどでないし、フランチャイズQBとして構成して良い。
ただ問題なのは、マレーと長期契約を結んだ途端に、キングスバレーHCが解雇されたこと。長期ってことは、どんな使い方をするかとか、色々考えがあってのこと。それがぽっかり空いちゃったから。新しいHCになる人は、神経質になるよね。
ウィルソンと似てて身長が低いので、指導の方法もちょっと他と違う。ドロップバックして視野が保てる他のQBと違いますからね。やっぱりロールアウトして・・・ってなるとオプションも変わります。
さて、どうなることやら・・・。
まとめ
僕は、とにかくジム・ハーボーのHC職復活を期待しています！
