NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

アメリカで最強の人気を誇るNFL。人間を超越したNFLの名選手や、試合結果・移籍情報などのニュースを熱くレポートします!

過去のドラフト全体1位指名を受けたQBたち。

ドラフト全体1位指名っていうと、活躍を多いに期待されている選手です。しかし、だからといってプロで大成するとは限りません。

 

今回の記事では、そんな大きなプレッシャーを背負ったQBたち(過去選手)をご紹介します。

 

【↓↓今日のお題↓↓】

ではどうぞ!NFLが日本でもっと浸透しますように。

 

2021年 トレバー・ローレンス / ジャガーズ

2年目 12勝22敗
最高 プレイオフ / ディビジョナルラウンド
クレムソン大学出身
198cm 96kg

クレムソン大学でほぼ無敗の最強男でした。ダン・マリーノ以上の素質の怪物がきた!とNFLはざわつきました。しかし1年目はだめ。HCアーバン・メイヤー政権下では花開くことできず。

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しかし、2年目に開花。新HCになったダグ・ピーターソンのもと、地区優勝しプレイオフ進出。現在ディビジョナル・ラウンドへ。

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2020年 ジョー・バロウ / ベンガルズ

3年目 24勝17敗1分
最高 スーパーボウル敗退(2021年シーズン)
ルイジアナ州立大学出身
193cm 100kg

LSUで全米制覇、しかも無敗のパーフェクトシーズンを作ったQB。オハイオ州立大学から転校してきた選手。ドアマットだったベンガルズのQBとして、不撓不屈の精神で1年目を戦う。リーグ最多サックを浴びるも闘志を消さない姿勢に皆が惚れる。

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2年目の2021年シーズンにスーパーボウルに進出。ラムズと戦い敗北するも、ジョー・バロウの戦う姿には感動の声が集結。2022年シーズンのいまもプレイオフを戦ってる。

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2019年 カイラー・マレー / カーディナルズ

4年目 25勝31位1分
最高 ワイルドカード敗退(2021年シーズン)
オクラホマ大学
178cm 93kg

身長が低いので、プロでは活躍できないだろうという見込みだった。野球の才能にあふれていて、アスレチックスからもドラフト1巡で指名を受けていたほど。しかし本人はフットボールの夢を諦めずドラフトにエントリー。

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カーディナルズではHCクリフ・キングズバリーの元プレイし、3年目にワイルドカードで進出し敗北。地区優勝は未だできず。2023年から新HCのもとプレイを続ける。

2018年 ベイカー・メイフィールド / ブラウンズ

5年目 31勝38敗
最高 ディビジョナル・ラウンド敗退(2020シーズン)
オクラホマ大学出身
185cm 97kg

低迷を続けるブラウンズの救世主として、全体1位指名をうけた選手。持ち前の明るさでチームのムードーメーカー役をしながら、チームメイトを鼓舞するリーダーシップも発揮しますが・・・。WRベッカムとの不仲からギクシャクしたり、心労も多かったようです。パス成功率も低い年もいくつかありました。

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2022年にはブラウンズから延長契約を結ぶことができず、放出され、パンサーズと契約。しかしそこもシーズン途中で契約解約で、ラムズへ。ここも次年度まで契約なしです。メイフィールドは頑張っていたと思うのですが・・。辛いですね。

2016年 ジャレット・ゴフ

7年目 54勝45敗1分
最高 スーパーボウル敗退(2018年シーズン)
カリフォルニア大学出身
193cm98kg

生まれも育ちも西海岸のイケメン白人ゴフ。ガールフレンドもホットなゴフ。高校時代も大学時代もスクールカーストの最頂点にいたゴフ。そしてラムズから全体1位指名を受けて、全米から大注目を浴びるゴフ。当時のラムズはHCジェフ・フィッシャー政権で苦労してた。そしてまだLAじゃなくセントルイスでした。

2年目にやってきた新HCショーン・マクベイがチームを変え、3年目にはゴフをスーパーボウルの大舞台へ連れてきた。これで勝利したらまさに全アメリカの頂点に立てたゴフ。しかし相手のトム・ブレイディに3-13、ゴフは1つもタッチダウンを奪えず敗北。

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2021年、シーズン開幕前の3月にライオンズのQBマシュー・スタフォードとトレードして移籍が決定。翌年はチームを6年ぶりのプレイオフに!のギリギリでレギュラーシーズンを終える。まだまだ活躍が期待されてるQBですね。

2015年 ジェイミス・ウィンストン / バッカニアーズ

8年目 34勝46敗
最高 地区2位(2017年シーズン)
フロリダ州立大学出身
193cm 104kg

バッカニアーズから1位指名でデビューするも、勝ち越しできたシーズンは2年目の2016年だけ。5年目の2019年シーズンは、5,109ydsとキャリアハイのパス記録を更新するも、同時に30本ものインターセプトを出す。こちらはリーグレコードを記録。

6年目の2020年シーズンにはセインツにトレードされ、現在バックアップQBとして爪を研ぐ日々。

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2012年 アンドリュー・ラック / コルツ

2018年引退 / 現役生活 7年間
通算53勝33敗
カンファレンスチャンピオン敗退(2014年)
スタンフォード大学
193cm 108kg

ペイトン・マニングを失ったコルツが獲得した次のフランチャイズQBでした。ルーキー年から地区2位、翌年地区優勝でプレイオフDiv Round敗退、3年目も地区優勝し、チャンピオンシップで敗退。どちらも相手はブレイディでした。

まだまだこれから!というときでしたが、大きな怪我を負いシーズンエンド。2018年に復活し、カムバック・プレイヤー賞を受賞するも、2019年の開幕直前に引退を宣言。この唐突な発表にファンたちからは、賛辞じゃなくブーイングが溢れた。

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怪我や健康(特に脳震盪)への不安と戦っており、現役続行じゃなく違うキャリアを歩むことを決断したラック。彼についてはまた別記事でまとめます。

2011年 キャム・ニュートン / パンサーズ

12年目 75戦68敗1分
最高 スーパーボウル敗退(2015年シーズン)
オーバーン大学出身
196cm 111kg

スーパーマンのパフォーマンスでも有名な選手。サイズも抜群で、投げてよし走ってよしのデュアルスレッドタイプのモバイルQBで、2011年から2019年までパンサーズのフランチャイズQBとして大活躍してきました。

 

また持ち前の明るさ、アメリカ人らしく自信たっぷりで前向き。一風変わったプライベートでの装いでも話題を起こすなど、どこにいても目立つ派手な人でした。

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5年目の2015年シーズンにはスーパーボウルに進出。ペイトン・マニング&ボン・ミラーのブロンコスに敗北するなど、悔しい思いもします。挫折知らずのスターが全米大注目の大舞台で敗北し挫折する。そこから前を向く成長の姿は、大変ドラマチックでした。

怪我で悩まされるようになり、11年目2021パンサーズと再契約。現在2022年はどことも契約していません。しかし彼が正式に引退宣言をしたという話はまだありません。

 

2010年 サム・ブラッドフォード / ラムズ

2018年引退 現役9年 34勝48敗1分
最高成績 地区2位(1年目 7勝9敗)
オクラホマ大学出身
193cm 101kg

がっかりドラフトの一角と揶揄される選手。ブラッドフォードは、現役生活で1度もシーズン勝ち越しを経験できなかった。ラムズからイーグルス、バイキングスから最後はカーディナルズへ流れ2018年引退。

最も悔しいのは、彼が退いた2017年シーズンのバイキングス。バックアップのQBケース・キーナムになった途端にチームが連勝し、カンファレンス・チャンピオンシップにまで行ったことですね。ミネソタミラクルのシーズンです。

2009年 マシュー・スタッフォード / ライオンズ

14年目 89勝101敗1分
最高 スーパーボウル優勝(2021年シーズン)
ジョージア大学出身
190cm 99kg

デビュー以来ずっとライオンズのフランチャイズQBとしてチームを引っ張ってきた選手。ライオンズ時代は地区優勝した経験はないものの、スタフォードのQBとしての能力は、いくらも評価が下がらなかった。全ての試合に先発しつづけ、165戦のうち74勝90敗1分と、負け越しながらも平均62.6%のパス成功率を維持、能力の高さを発揮し続けた。

2021年に、ゴフとトレードで、ラムズに移籍。そしてスーパーボウル優勝を達成。QBとしての実力はやはり素晴らしかったと証明した。現在もラムズにいるが、2022年に脳震盪、脊髄挫傷の怪我を負い12月にシーズンエンド。次年度もプレイするか疑問が残る。十分活躍したので引退しても。。。と思う。

2007年 ジャマーカス・ラッセル / レイダース

2009年引退 現役3年
通算成績 7勝18敗
ルイジアナ州立大学出身
198cm 120kg

史上最低のバストドラフトとして悪名高い選手。当時のドラフトでは、WRカルビン・ジョンソン、RBエイドリアン・ピーターソンら、怪物が二人もいました。しかし、オーナーのアル・デイビスの鶴の一声で、そのお宝を放棄し彼を獲得。くじ運の悪さで有名でしたが、これが最も悪かったですね。

しかし彼はサイズや能力では活躍できる要素は十分ありました。だけで練習には参加しない、参加しても不真面目、謙虚さと勤勉さに欠け、コーチ泣かせの怠けものでした。そして失敗を反省しない。もう指導もクソもないという。

引退後はコカインの所持で逮捕。体重は136kgにも増加。NFL復帰を目指そうと努力したらしいですが、誰も見向きもしないまま、終わりました。

 

以下 引退した選手たちを紹介。

2005年 アレックス・スミス / 49ers

 

2004年 イーライ・マニング / ジャイアンツ

 

2003年 カーソン・パーマー / ベンガルズ

 

2002年 デヴィッド・カー / テキサンズ

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2001年 マイケル・ヴィック / ファルコンズ

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1999年 ティム・カウチ / ブラウンズ

 

1998年 ペイトン・マニング / コルツ

 

1993年 ドリュー・ブレッドソー / ペイトリオッツ

 

1990年 ジェフ・ジョージ / コルツ

 

1989年 トロイ・エイクマン / カウボーイズ

 

1987年 ヴィニー・テスタベルデ / バッカニアーズ

 

1983年 ジョン・エルウェイ / ブロンコス

 

1975年 スティーブ・バートコウスキ / ファルコンズ

 

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1971年 ジム・ブランケット / ペイトリオッツ

 

1970年 テリー・ブラッドショウ / スティーラーズ