NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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2022年 ジャクソンビル・ジャガーズの大躍進はあるのだろうか?

さて、ジャガーズの2022シーズンはどうなるのでしょうか。昨年のHCアーバン・マイヤーはへっぽこでした。そこから、どのようにチームが成長していくのでしょうか。ちょっと見てみましょう。

【↓↓今日のお題↓↓】

それではどうぞ!NFLが日本でもっと浸透しますように。

 

大躍進の予感①HCダグ・ピーダーソンの招聘

ジャガーズはHCを変更しました。昨年のアーバン・メイヤーに変わって、スーパーボウル優勝経験のあるダグ・ペーダーソンです。彼はフィラデルフィア・イーグルス時代にバックアップQBのニックにより、スーパーボウル優勝を成し遂げました。

 

彼がジャガーズを改革できそうなポイントはいくつかあります。

 

①まずNFLのヘッドコーチとしての経験が多い。

彼がNFLに来たのは、2009年からになります。コーチのキャリアとしては14年。ヘッドコーチとしては5年、そのうち1回をスーパーボウル優勝という素晴らしい中身です。

 

②もともとQB選手だったので、QB指導が得意

彼はもともとNFLの選手です。しかもQB、1991年から10年の間プロ生活をしてきたので、選手目線になった指導ができるのも強みですね。

 

ジャガーズにはフットボールの至宝、トレバー・ローレンスがまだ眠っています。この男を目覚めさせるには、ペーダーソンは最適な指導者足り得る。そんな予感がしますよね。

 

③なんといってもスーパーボウル優勝経験

イーグルスがスーパーボウルに出場したとき、QBはバックアップのニック・フォールズ。名前もさほど知られてない。地味なプレイの男でした。対するは最強集団ペイトリオッツ。下馬評では圧倒的アンダードッグだったですね。

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しかし、それをピーダーソンらイーグルスファミリーはひっくり返しました。どころかペイトリオッツを手玉に取るように、見事なプレイコールを連発。その勝利の報を受けたフィラデルフィアは、喜びに朝まで荒れ狂ったとニュースが流れたほどです。

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と、このような大仕事を成し遂げた男です。選手たちも自然と素直に話を聞くでしょう。何を話すかよりも大事なことは、聴く側の姿勢です。それこそが、神通力と言われる正体なのでしょう。

 

大躍進の予感②RBトラビス・イーティエンヌJrの帰還

そして2022年からは、RBイーティエンヌが復活します。彼はQBローレンスと同じく2021年ドラフトで1巡指名を受けてます。またローレンスと同じクレムソン大学で、パンサーズの両巨塔スターでした。

ジャガーズは、そんな二人のマリアージュを期待して2021年に賭けたのですが、しかしイーティエンヌは怪我をしたため、調子が悪い。色々歯車が合わずローレンスは本調子になれなかった。それが2021年ですね。

彼が復活。これでジャガーズO#の様子は大きく変わります。実に楽しみなメンバー構成じゃなかろうかと思いますね。

大躍進の予感③DEトレヴォン・ウォーカーの獲得

さぁ、そして何より。2022年のドラフト全体1位で獲得したエッジラッシャー、ジョージア大学のトレヴォン・ウォーカーです。各チームとも、喉から手が出るほど欲しかった人材、ジャガーズのD#を強烈な攻撃力を持たしてくれる存在です。

 

アメリカンフットボールは相乗効果の強いスポーツです。強いDLが入るということは、他のポジションの負担が減り、より自分の仕事に集中できるため、全体のパフォーマンスが向上するのです。

 

ウォーカー獲得により、中盤の自由度が上がってくる。そうです、ジャガーズにいるもう一人の怪物、ケンタッキー大学出身のLBジョシュ・アレンです。

 

DLが少々弱い状態の2021年であっても、彼はタックル71本、7.5本のサック、ファンブルフォース1本、インターセプト1本と素晴らしい成績を残してます。

 

アレンが、より自由にフィールドを動ける。まさい檻から開放されたジャガーのように。この相乗効果たるや、相当なものじゃない?と思います。

 

まとめ

毎年アンダードッグ(噛ませ犬)と揶揄されてきたジャクソンビル・ジャガーズ。今年こそはと言いながら、それでもシーズンが始まると、やはり勝てない勝てないが続いていました。

 

しかし、今年こそは様子が違うのじゃないかと。いくつもの要素が噛み合ってきそうな。そんな予感がこのシーズンにはあります。僕はジャガーズが強くなるシーズンが観たいですね。