さて、いよいよ1位は!超音速の怪物、WRタイリーク・ヒルです。これにてTOP100の記事も一段落ですので、しっかり掘り下げてご紹介してきたいと思います。
ではどうぞ!NFLが日本でもっと浸透しますように。
WRタイリーク・ヒル選手ってどんな人?
マイアミ・ドルフィンズの背番号10。ポジションはワイドレシーバーのヒル。彼の異名やタイトルを紹介するだけでも、どんな選手かわかります。
①NFL最速 あだ名が「チーター」
②オールプロ5回選出
③プロボウル毎年選出
④スーパーボウル優勝
⑤2010年代最強チーム選出
⑦ヒルがいるチームは攻撃力最強
⑧40ydsのロングTDは22本で歴代1位
⑨50ydsのロングTDは13本で歴代1位
圧倒的な走力があれば、NFLで無双できる。それを体現しているのがタイリーク・ヒル選手です。ディープゾーンに切り裂く圧倒的な走力で、相手D#をストレッチさせる。そして手薄になったところを好き勝手に攻める。
ラン・アフター・キャッチ(レシーブしてからのゲインyds)では、ほぼ500ydsを超えて、5位以内というのも彼のスゴイところ。良いパスが来てるってのも事実だけど、スペースを作るのが上手い、つまり走るのが上手いってのが彼の凄さ。
しかも、ヒル対策として相手のDCは、ツーハイを多用するようになってる。2016年にあまりに活躍したためマークされてる。この「ヒル包囲網」を取られてもなお、彼はフィールドの真ん中でタフなキャッチを続けている。自分自身をオープンにできる。進化し続けてる事も、彼のスゴイところですね。
もともとチーフスのWRとして、QBパトリック・マホームズと最強タッグを組んでいました。マホームズも爆撃機という異名をもってたくらい、ディープパスが得意な選手。そこにヒルがいるなんて恐怖しかないですね。
この8年でトータル10,139yds。1シーズンの平均で1,267ydsですよ!!!こんなレシーバーすごすぎです。2022年も昨年もレシーブが119回と多いのもスゴ。まぁとにかくヒルはTOPレシーバーです。
詳しくはアメリカAmazonの「All about Tyreek Hill」をご参照いただきますww。
ヒルは努力の人。決して才能だけの人じゃない
さて、現在NFLを無双しているWRヒルですが、大学時代はなんとランニングバックです。ジョージア州のダグラスという町で生まれた彼は、ガーデンシティという短大に進学。そこでもフットボールで活躍して、オクラホマ州立大学(カウボーイズ)に編入。RBとして534ydsを稼ぎます。しかしDVによる罪によりスポーツができなくなります。
それを拾ったのが西アラバマ大学です。ここでもヒルはフィールドでは基本RBとして活用されてます。スロットにセットせず、バックフィールドにセット。そこからレシーブで444yds、ランで237ydsを稼ぐ。さらにパントリターン、キックリターナーとしても合計722ydsの記録を出しています。
2016年のドラフトで彼はチーフスのアンディー・リードHCから指名をされます。しかし今ほどの期待は誰もしていなく、指名順は5巡全体165位と、注目されない選手でした。そんな彼が今のようになるのはスゴイことです。
そんな彼が、どれほどハードな、血の滲む思いでトレーニングをしてきたか。決してすべて恵まれた人物というわけではない。やっぱり彼もまた努力の人なんですね。スゴイことです。
こういう地味なトレーニングも今でも続けています。NFLは厳しい世界です。何事にもめげず戦い続けているヒル。見習いたいですね。
NFL以外でも有名なタイリーク・ヒル
こちら、「U20世界陸上バルセロナ大会」での200m決勝の記録です。こちらにヒルは出場して、なんと3位の銅メダルを獲得しています。
2012年開催の大会ですから高校生のとき、すでに200mで20.54秒で走っています。コーヒー高校という決して優れた指導者がいた学校ではない環境で、この記録が出せたのは彼の足はマジでスゴイって証拠。[当時のレースの動画はこちら]
タイリーク・ヒルの豪華なお家生活
いやはやめっちゃかっこいいお家。ビリヤードもプールもトレーニングルームも。最高にかっこいい車ももちろんありますね。羨ましいことこれ以上なし。
タイリーク・ヒルの彼女は?
彼女の名前は「キータ・バカーロ」さん。長年の婚約者でしたが、ついに結婚したことを明らかにしました。おめでとうございます。
まぁド派手なプロポーズですこと。アメリカっぽさがでていますね。こんなこと日本人のワタシにはとてもできそうにないです。
ヒルのママと、ツーショットをとるバカーロさん。こういうのも素敵ですよね。