さてさて、オフシーズンの最大の楽しみ!それがドラフトです。
毎年毎年、NFLに新しい風を届けてくれる新人選手たち。今年はどんな選手がいるのでしょうか?きっと皆さんも気になりますよね!
今回のドラフト。ドラフト1位~4位までQBニーズが高いです。ひょっとすると、1~4位まで全部QBになる可能性もありますよ。
今回のブログではそんな注目を浴びている大学生たちの中で、QBを紹介したいと思います。どうも今年の大学生は、オフェンス選手が集まってるように思いますね。
NFLが日本でもっと浸透しますように。
ではどうぞ。
- ①トレーヴァー・ローレンス(Trevor Lawrence) / クレムソン
- ②ザック・ウィルソン(Zach Wilson) / BYU
- ③ジャスティン・フィールズ(Justin Fields) / オハイオ州立大学
- ④トレイ・ランス(Trey Lance) / ノースダコタ州立大
- ⑤マック・ジョーンズ(Mac Jones) / アラバマ大学
- その他の選手たちを紹介します。
- まとめ
①トレーヴァー・ローレンス(Trevor Lawrence) / クレムソン
通称ローレンス様。僕的にはNFLのYOSHIKI様です。昨年ドラフト2020年の全体1位指名になったQBジョー・バロウのライバルだった選手です。彼は高校生から全米で大注目されてきた人。スカウトの目は「ダン・マリーノ以上!」と評価してるそうです。
名門クレムソン大学でスターターとして活躍。王子のようなマスクと長い金髪、そして華麗なクォーターバッキングの姿からファンからは「ローレンス様」と敬意をもって呼ばれてます。
高校時代は歴史上最高のQBが生まれた!と話題騒然。そのままクレムソン大学に進学してからは、1年生なのにエースQBをまかされてる。高校2年生からの6年間で、彼が先発QBをして敗北した試合が2回だけというマジ無双(ジョー・バロウのいたLSUに負けてる)。現代のアレキサンダー大王が登場です。
身長が198cm、体重100kg。3年間を通じてパス成功率平均で66.6%と素晴らしいスタッツです。2020年には全米チャンピオンシップに登場。残念ながらQBジョー・バロウのいるLSUタイガースに破れましたが、ローレンスの実力はフランチャイズQBになるのがふさわしい。
1年前にガールフレンドのメリッサさんと婚約。アメリカの人達は、家庭をもつのが随分早いんですね。まだ仕事もしてないのにね。
②ザック・ウィルソン(Zach Wilson) / BYU
甘~~いマスクのQBウィルソン。日本でいうと小池徹平みたいな可愛い顔をしてます。女子人気高そう。こうみえて身長191cmと長身。機動力とパスの両方をもった選手として、今回ドラフトでは3位以内に呼ばれるのでは?と高い評価を受けてます。
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なんつーんすか、このキラキラ感。もう若くてツヤツヤしてて、たまんねっすね。嫉妬しかしねぇわ。めちゃくちゃいい人そうだし、ジャンプの主人公感ハンパネェ。JETSとか行かないかなぁ。すごい応援したくなっちゃう。
プレイスタイルが、あのジョニー・マンジール卍と似てると言われてます。うーん、稀代のバストドラフトと比較されるとは、ちょっと不名誉な。キラキラ王子のウィルソンには輝かしいNFLライフを過ごしてほしい。
強肩であり、また機動力もある。ロールアウトしてから投げる精度もたかい。そして大きな舞台に強い。腕のフリがすごくコンパクトで、前にステップインする動作がないから、プロでもインターセプトされにくいんじゃないかな。ちょっとブレイディに似てるかも。でも足が速いから、ブレイディじゃないかwww。
③ジャスティン・フィールズ(Justin Fields) / オハイオ州立大学
名門OSUのジャスティン・フィールズ。トップ10以内指名されるだろう選手です。身長191cm103kgとサイズは十分すぎます。かなり正確なコントロール。肩も結構強い感じがします。基本はポケットパサーですが、ムーブしてロールアウトもできる。シュガーボウルのハイライト見てると、結構脚が速い。
Ohio State’s Justin Fields throws 6 TDs in Sugar Bowl [HIGHLIGHTS] | College Football Playoff
ラマー・ジャクソンみたいな感じのQBになるのかなー。あれほど脚使う感じではないけど、パス&ランのデュアルタイプのQBであることは間違いなし。サイズがあるからジョシュ・アレンみたいになって欲しいと思います。
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南部ジョージア州生まれで、もともとはジョージア大学にいた。2019年からオハイオ州立大学に編入。そっからシュガーボウル、フィエスタボウル、チャンピオンシップなど多数。なんか、ちょっと怪我がありそうな人って気がする。NFLでいきなりACLやってしまうような予感。
ムーブが全体的に上下動が少ない。腰の位置があまり変わらずスローイングするし、前に走ったり。この部分だけみると、ラマー・ジャクソンというよりも、ラッセル・ウィルソンぽい感じがする。ローレンス様に勝利したことがあるのは、バロウと彼だけ。
心配なのは、怪我。ダイジェストの動画しかみてないんだけど、スライディングが少ない感じがするんだよね。動けちゃうから自分で行っちゃえ!って所があるんだろうかね。大学ではOKでもプロではガッツリ脳震盪もらったり、ACLやっちゃったりすると思う。ロバート・グリフィン三世(RG3)みたいにならないで欲しいな。
④トレイ・ランス(Trey Lance) / ノースダコタ州立大
10番以内に入りそうな選手。トレイ・ランス。冬の厳しいミネソタ生まれ。身長193cmとやっぱり背が高いQBですよね。お父さんが黒人でお母さんが白人のミックス。
高校時代にいじめっ子に立ち向かったり、コロナのパンデミックのときにZoomで聖書の研究会をやったり、子どもたちの病院に行ったりと、めちゃくちゃいい子。この子なら娘を嫁にやってもいい。
Youtubeの動画みるしか、彼のプレイわかんない。どうもスクランブルランというかデザインされたRPOが目立つね。レイブンズのQBラマー・ジャクソンみたいなプレイが多いというか。パスはまだまだって感じはしますけど、うーん、素直そうだからNFLで成長するのかも。
全身を上手に使うアスリートって感じの印象。陸上競技させたら、彼が一番だろうと思う。でもアメフトは運動技能を競うよりも、いかに相手を出し抜くかってところが大事だから、ランスの大きなモーションは、歴戦のCBたちの格好の餌食になりそう。そうするとモーションから直すことになるから、コントロールとかもガタガタになる可能性あり。なので、実はWRとかでスカウトするのがありかも知れないよね。
⑤マック・ジョーンズ(Mac Jones) / アラバマ大学
2020年シーズンの記録では、大学1位のパス獲得ydsを持っている名選手です。2020年ドラフトで全体5位指名されたQBトゥア・タゴバイロアとは、同期入学の同級生です。あっちが怪我をしたため、スライドアップで正QBをしてきた人。
2020年にアラバマ大学を全米チャンピオンに牽引したQBとして、もう素晴らしく評価は高いですね。身長も191センチ、体重は97キロ。体のサイズも十分ありますが、なんだかゲームのどっしり感がある選手という印象です。
視野が広く、アイフェイクが上手。スローイングの形もすごくコンパクトになってて、なんだかもうプロみたい。ブレイディとかこういう投げ方するよね。と感じますね。体格的には、マシュー・スタッフォードみたいな雰囲気を醸してますね。結構難しいところにも正確なパス通すし、アラバマ大のWRダバンテ・スミスみたいなレシーバーがいたら、プロでもすごい結果残せるんじゃないかと。
その他の選手たちを紹介します。
カイル・トラスク(Kyle Trask) / フロリダ大学
カレン・モンド(Kellen Mond) / テキサスA&M
ジェイミー・ニューマン / ウェイク・フォレスト大学
フェリペ・フランク(Feleipe Franks) / アーカンソー大学
Bペイトン・ラムジー(Payton Ramsey) / インディアナ大学
まとめ
と、こんな感じです。僕的にはQBよりもオフェンスラインと、LBに注目したいので、次の記事ではそちらをまとめていきたいと思います。
ローレンス様がジャガーズに行くことは、まず決定的だと思います。ジャガーズはチーム創設以来、ドラフト1位指名権をもったことがないので、トレードすることは考えられません。それにローレンスが取れるんですから。喉から手が出るほど欲しかったフランチャイズQBの獲得ですもの。
ですので、2021年オフはジャガーズがどんな補強をしてくるかが注目です。ローレンスというお宝の持ち腐れにならないようにしてほしいですね。