今年のシーズンは、主力QBたちが怪我でドンドン戦線離脱していく。まるで第一話からクライマックスみたいな、海外ドラマみたいな展開です。
でもレギュラーシーズンは止められない!
そう次の試合は黙っていても来るんです。
こうなると、チームを率いるのがバックアップQBの存在ですよね。
今回の記事では、正QBを失った苦境に立たされてる、各チームの状況を紹介しましょう。
- ①ガードナー・ミンシュー(ジャガーズ)
- ②テディ・ブリッジウォーター(セインツ)
- ③メイソン・ルドルフ(スティーラーズ)
- ④ルーク・フォーク(JETS)
- ⑤ジャコビー・ブリセット(コルツ)
- ⑥ダニエル・ジョーンズ(ジャイアンツ)
- まとめ
①ガードナー・ミンシュー(ジャガーズ)
さぁジャガーズ。長く付き合ってきたQBブレイク・ボートルズに別れを告げて、新しく迎えたのが、スーパーボウル優勝経験のあるQBニック・フォールズ。バックアップから優勝した強いメンタルをもった選手です。
しかしニック・フォールズがWeek1で鎖骨骨折の大怪我。しかも第1Qで!当然シーズンエンドで残り15試合投げる人が必要になったんよね。
ガードナー・ミンシューは2019年の6巡指名選手。ワシントン州立大学出身。ミシシッピ出身の南部人で、高校時代からずっとQBをしてきた人。6巡目とはいえ、能力は十分ありますよね。
②テディ・ブリッジウォーター(セインツ)
この人はもう十分有名人だから、解説するほどでもないよね。ドラフト1巡32位指名、ルイビル大学出身の人。
セインツの不動のQBドリュー・ブリーズが、第2週で親指靭帯断裂して、バックアップにお鉢が回ってきた。復帰は6~7週間かかるそうで、9週目まではTB3が投げることになるでしょう。
③メイソン・ルドルフ(スティーラーズ)
スティーラーズは、Week2で不動のビッグベンが右肘故障でシーズンエンド。バックアップに控えていたのが、彼メイソン・ルドルフ。2018年ドラフト組で、3巡76位指名。100位以内指名ってことは相当優秀なんですよ。その辺り大事よね。
でも、デビュー戦になったシーホークス戦。彼のパスは安定しなかったね。それでもパス成功率64%で、2タッチダウンを奪って、上々のスタートって言って良いんじゃない?
④ルーク・フォーク(JETS)
NYジェッツは、スターターのサム・ダーノルドが病気。なんだか知らんがキス病っていうらしく、普通の風邪よりずっと辛い状況が長く続く病気みたい。これについてはこちらの記事参照ください。
さて、このルーク・フォーク。2018年6巡199位と奇しくもトム・ブレイディと同じ指名順位っていうね。そう考えるとワンチャンあんじゃね?とすら思っちゃう。
最初タイタンズから指名受けてて、プレシーズンマッチで投げてたけど、シーズン前にドルフィンズにリリースされる。ここでも試合で投げることはなくて、2019年にJETSに移籍。
彼からすると、このJETSでのweek2がデビュー戦。残念ながら1本もタッチダウン奪えず終わりましたが、まだまだ頑張ってくれるでしょう。負けるな!
⑤ジャコビー・ブリセット(コルツ)
開幕前に正QBのアンドリュー・ラックが電撃引退!もうどうしてくれるの!この大事態。しかし、ジャコビー・ブリセットは以前にもレギュラーシーズン投げきってる経験もあって安心感ある。QBランキングでも名前があがるくらいだからね。いい選手。
開幕戦から投げてるけど、ゲーム展開はそう悪くない。やっぱりOLが優秀なもんだから、ブリセットの能力がしっかり引き出せてる。2戦目タイタンズに勝利して、Week3にも期待が膨らむね。
⑥ダニエル・ジョーンズ(ジャイアンツ)
さぁ、彼はいよいよこれからです。2019年ドラフトでジャイアンツが1巡6位指名した選手。本来であれば、ものすごい期待を懸けられて、満を持して登場!となるはずですけど、彼は真逆!
彼がドラフト指名された時、ホームスタジアムでは大ブーイングの嵐。ファンは、ツイッターでも家具壊しそうなくらいの大暴れ。ここまでガッカリされる6位指名はいないですよ。
さて、そんなジャイアンツがついにイーライ・マニングに別れを告げました。 ガッカリ6位のダニエル・ジョーンズはWeek3がスターターとしてのデビュー戦になります。これからの彼の活躍に期待したいですね。
まとめ
バックアップって言うと、ファンからするとがっかりするかも知れないです。しかし、控えの位置から世界を席巻していきた選手たちがたくさんいます。
トム・ブレイディも元は6巡目の控えQB選手。彼もスターターが怪我してから代理登板してから、スーパーボウル優勝のスターダムにのし上がってきてますよね。だから彼らが控えだからといって甘くみちゃダメよって事です。
さぁ、今後の各チームの動向にも変わらず注目していきましょう!
最後まで御覧くださってありがとうございました!