ルーキーQBサム・ダーノルドの評価がずいぶんと高いようです。NYジェッツのGMのマイク・マカグナンは、「彼は素晴らしく冷静沈着なQBだ」とベタ褒め。どうやらGMもHCも、ダーノルドをフランチャイズQBとして認識していくようです。
NYジェッツの3人のQBチーム
①サム・ダーノルド
スターター最有力はドラ3位指名のサム・ダーノルド。数々のNFLプレイヤーを排出したUSC(南カロライナ州立大学)の出身。2018年ドラフトでは数多くの将来期待のQBがラインナップされたが、ダーノルドはその中でも最も注目を浴びていた選手。
背が高く手が長く体つきもゴツイ。ハードヒットを恐れない。冷静にゲームを分析する目もあり将来有望。パス精度も高く周りからの評価もいい。
②テディ・ブリッジウォーター
かつての1巡指名。バックアップQBよりのスターターQB候補生だったテディ・ブリッジウォーターにはトレードの話が持ち上がってきております。かつてミネソタ・バイキングスではフランチャイズQBを任されるほどだった。膝の大怪我でシーズンエンドを迎えてからカムバックに失敗。スター選手もあっという間にジャーニーマンになるのか。
③ジョシュ・マカウン
昨年もスターターQBとしてNYジェッツを支えてきた選手なんですが、やっぱりどうしても「勝てないQB」というレッテルが貼られてます。そんな悪い選手でもありませんが、結果は全てに優先されます。彼は今後もバックアップQBとしてジェッツに張り付くんでしょうか。
テディ・ブリッジウォーターはトレード?
彼は2014年ドラフトで、全体32位、1巡指名でデビュー。出身大学はルイビル大学。なんと今年のラマージャクソンとよく似たプロセスですね。大学・ポジション・指名順位が同じってのは珍しい。
2014年にNFLデビュー
デビュー年の2014年シーズン。ミネソタ・バイキングスはマット・キャッセルがスターターQBを務めてました。しかしWeek3で復帰不可能の大怪我を負って、バックアップだったルーキーにお鉢が回ってきました。シーズン最後まで投げて6勝7敗という結果。地区では3位で終わりました
2015年にスターターQBに。
この時分のバイキングスはRBにエイドリアン・ピーターソンがいて結構強かった。「ヨシこれならもうスターターやれるぞ!」と首脳陣も判断。2015年はフルゲーム16試合出場。11勝をあげてGBを抑えて見事地区優勝!プレイオフではワイルドカードのシーホークスに負けてしまうけども、確かに結果を残しました。
2016年 オフシーズンに怪我でシーズンエンド
バイキングスを任せられるのは、QBブリッジウォーター!彼しかいない!そうミネソタ中が彼に信頼を寄せていました。
いよいよ2016年の開幕戦キックオフを1週間前に控えた8月30日。なんと彼は練習中に膝前十字靭帯断裂(Knee ACL Tear Grade 3)に加えて膝の脱臼というとんでもない大怪我を負ってしまいました。
マイク・ジマーHCは急遽バックアップを探す羽目になり、フィラデルフィア・イーグルスから、サム・ブラッドフォードを見つけるも、彼がまたあんまり役に立たない。(全体1位指名のくせにね)結局、バイキングスは不遇のシーズンを終えることになった。
2017年にバイキングスで過ごす
彼のロッカールームはバイキングスにはありました。しかし、彼がゲームに出ることはありませんでした。新しく2018年シーズンを迎える前に、彼はミネソタから放出されNYジェッツと契約を締結することになりました。しかし、そのジェッツでも新人QBの台頭でブリッジウォーターに居場所は無さそうです。