NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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2019 サラリートップ10選手紹介 D#編

以前こちらの記事で、O#チームの高給取り選手を紹介しました。今回の記事は、同じくD#チーム編です。前回の記事でもお伝えしましたが、NFLの契約は実に複雑になってまして、年俸制というわけではありません。4年30億円という金額としても、チームから選手に支払われるのは、均等割ではなく、毎年ばらつきがあります。

ですので、今回の記事で紹介する彼ら選手のサラリーは、あくまでも今年単年で彼らがもらえるであろうキャッシュになります。

 

DEトップ平均 $17M(年俸18.7億円)

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1位はトレイ・フラワーズ。ニューイングランド・ペイトリオッツからデトロイト・ライオンズに移籍したエッジラッシャーですね。スーパーボウルでの貢献度の高さや年齢も若いため、5年$90Mという金額を結んでいます。

1 Trey Flowers $28,875,000
2 DeMarcus Lawrence $20,571,600
3 Frank Clark $17,128,000
4 Chandler Jones $16,500,000
5 Olivier Vernon $15,500,000
6 Calais Campbell $15,000,000
7 Jason Pierre-Paul $14,900,000
8 Leonard Williams $14,200,000
9 Brandon Graham $13,500,000
10 J.J. Watt $13,000,000

これがトップ10のリストですね。最もベテランなのは、ジャクソンビル・ジャガーズのカレー・キャンベル。2017年に締結した契約が大きいですね。

DTトップ平均 $12.2M(年俸13.6億円)

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1位はイーグルスのフレッチャー・コックス。化物みたいな身体のサイズで動物以上に俊敏に動きます。イーグルスの絶対的守護神。正対するOLの疲労や恐怖心たるや相当なものでしょう。

1 Fletcher Cox $15,600,000
2 Grady Jarrett $15,209,000
3 Gerald McCoy $13,000,000
  Sheldon Richardson $13,000,000
  Kawann Short $13,000,000
6 Geno Atkins $12,000,000
7 Jurrell Casey $11,118,750
8 Malik Jackson $10,000,000
  Michael Brockers $10,000,000
10 Linval Joseph $9,468,750

グレイディ・ジャレットはスーパーボウル51でバシバシとQBサックを重ねていました。またジャレットか!とペイトリオッツファンは歯噛みした経験があるので、印象深い選手です。DEに比べると体重が大きくなるのがDT。その中でも特にジェラルド・マッコイ、カワン・ショートは好きな選手です。

OLBトップ平均 $16.8M(年俸18.6億円)

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1位はパッカーズに移籍したザダリアス・スミス。元バイキングスです。彼が給料以上の働きをしてくれるかどうか。2019年シーズンのパッカーズには大注目したいです。

1 Za'Darius Smith $22,250,000
2 Dee Ford $21,000,000
3 Preston Smith $18,000,000
4 Von Miller $17,500,000
5 Melvin Ingram $17,000,000
6 Anthony Barr $16,000,000
7 Jadeveon Clowney $15,967,200
8 Khalil Mack $15,500,000
9 Justin Houston $14,000,000
10 Ryan Kerrigan $10,750,000

1位と3位にいるのがパッカーズということで、実に新シーズンが楽しみです。真新しいチームになること間違いなし。そしてスーパースターのボン・ミラーや、メルヴィン・イングラムが変わらずランクインしています。OLBの平均がD#選手の中で最も高く、よく似たポジションですが、ILBとは大きく金額が異なります。

ILBトップ平均 $10.7M(年俸12億円)

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1位はジェッツに移籍した元レイブンズのCJモズリー。彼はまさしく大鴉を体現するかのように身体も大きく、そしてカバーする範囲も広い。知性と野性の両方をもった選手です。ジェッツで大きくチームを変えてくれることでしょう。

1 C.J. Mosley $19,000,000
2 Jordan Hicks $14,750,000
3 Kwon Alexander $14,531,250
4 Bobby Wagner $11,437,500
5 Luke Kuechly $10,500,059
6 Alec Ogletree $10,000,000
7 Christian Kirksey $7,000,000
8 Benardrick McKinney $6,750,000
  Mark Barron $6,750,000
10 Anthony Hitchens $6,700,000

2位のヒックスやアレクザンダーがもらう給料で、ようやくOLBの8位くらい。これくらいインサイドとアウトサイドで契約金額が違うんですね。しかし、チームの勝利に貢献しているのは変わりません。能力が低いから安いというわけでなく、あくまでも、そういう相場が形成されているということです。

CBトップ平均$11.2M(年俸12.4億円)

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1位のA.J.ボイエはドラフト外からここまで上り詰めた男です。CBを担当する選手は負けん気が強く喧嘩速い印象があります。ボイエをセットしたサイドは、ボールの支配力が高く、ゲームの重心が大きく変わります。

1 A.J. Bouye $13,406,250
2 Darius Slay $13,034,375
3 Josh Norman $11,500,000
4 Janoris Jenkins $11,250,000
  Patrick Peterson $11,250,000
6 Malcolm Butler $11,100,000
7 Tavon Young $11,000,000
  Justin Coleman $11,000,000
9 Xavier Rhodes $10,937,500
10 Joe Haden

$10,000,000

スライ、ノーマン、ピーターソン、ローズ、ヘイデンなど、スター選手ばかりですね。どの選手も大好きです。

FSトップ平均$12.5M(年俸13.9億円)

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1位はシアトル・シーホークスから移籍が決定した、ボルチモアのアール・トーマス間違いなく現在のNFLで最優秀なFSでしょう。彼が守るディープゾーンのエリアは相当広いため、他のCBの能力が引き上げられます。彼を失ったシーホークスがどんな布陣を敷いてくるのか楽しみです。

1 Earl Thomas $22,000,000
2 Landon Collins $16,000,000
3 Tyrann Mathieu $15,800,000
4 Adrian Amos $14,150,000
5 Eric Berry $12,500,000
6 Devin McCourty $9,500,000
7 Damarious Randall $9,069,000
8 LaMarcus Joyner $9,050,000
9 Harrison Smith $8,750,000
10 Tashaun Gipson

$8,500,000

こうしてみると、1位のトーマスの金額が飛び抜けています。熱血男のタイラン・マシューも高い金額をもらっているようで、新チームでも頑張って欲しいのですが、やっぱり彼の心の故郷はブルース・アリアンズがHCをしていた頃のアリゾナにあってほしいなと思います。

SSトップ平均$6.6M(年俸7.3億円)

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1位はレシャッド・ジョーンズですね。マイアミ・ドルフィンズの名セーフティとして名を馳せてますが、昨シーズンはタックル72回、パスディフェンスが9回ともう少し伸びなかった。出場回数が2回少ないのは怪我のため?それとも年齢のためか?SSはハードなポジションなので、31歳のジョーンズには、少し大変なのかも。

1 Reshad Jones $13,115,000
2 Kam Chancellor $10,000,000
3 Eric Reid $9,406,250
4 Tony Jefferson $8,000,000
5 Kenny Vaccaro $7,656,250
6 Micah Hyde $5,018,750
7 Quandre Diggs $4,857,000
8 Shawn Williams $4,050,000
9 Daniel Sorensen $3,693,750
10 Ricardo Allen $3,500,000

2位のキャム・チャンセラーはもう引退してるんですが、契約上支払いが残っているので、サラリー計算上は現役選手になります。