2013 ドラフト外/ フロリダ中央大学
AJブイエ、もしくはAJボウエ。はジャクソンビル・ジャガーズのCBです。リーグを代表するようなシャットダウンコーナーとして名をはせていますが、そんな彼も実はドラフト外からNFLに飛び込んできた在野の人でした。
2013年にテキサンズの練習生として登録され、14年から選手として登録されますが、それでも出場は6試合のみ。15、16年とテキサンズにいますが、あまりいい記録は残せず、放出されジャクソンビルに移転することになりました。
しかし、この新天地でブイエは開花します。2017年には、インターセプト6回、53タックル、51回のパスディフェンス。ジャクソンビルと対戦するチームは、さぞかし、このブイエの迎撃力に悩まされたことだと思います。
彼は右サイドを担当するRCB。ジャクソンビルのもう一つのCBは、ジャレン・ラムジー。彼もまたブイエ同様に能力の高い選手でした。2017年のジャガーズD#は猛烈なものでした。そのおかげでプレイオフ進出を果たし、スーパーボウル出場まで手が届きそうな強さでした。
大学時代のブイエ
彼の出身校は、AACカンファレンス(American Athletic Conference)の、UCFナイツ(フロリダ中央大学ナイツ)。同じ母校出身は、おなじジャクソンビルのQBブレイク・ボートルズと、WRのブランドン・マーシャル。マーシャルはプロボウルに6回も選ばれてる名選手ですね。
ブイエは、ここで09-12の4年間プレイ。最終年度は53タックル、3インターセプトのキャリアハイを記録。素晴らしい記録ですが、それでもNFLのドラフトでは名前を呼ばれることはありませんでした。
ブイエの契約金額
かつて2016年にヒューストン・テキサンズと結んでいた契約は、1年$1.6Mでした(年俸1億円)。しかし現在ジャクソンビルと更新したのは、5年$67.500M(75億円)、年俸にすると15億円くらいになります。
ブイエはまさにアメリカン・ドリームを掴みました。NFL選手になるだけでなく、そこからさらに10Mを超える年収を手に入れ、フロリダの有名人になっていることでしょう。