サラリー・キャップがどんどん増加している中、QBの給料というのも増加しています。いったい、今年2023年のQB年俸ってのは、いくらぐらいか。トップ10を調べてみました。
ではどうぞー。NFLが日本でもっと浸透しますように。
- トップ10はこちら。
- 次に契約更新となるQBが最高額を更新する?
- RBの最高額はこの人
- WRの最高額選手は?
- DEの最高額選手は?
- CBの最高額選手は?
- LBの最高額選手は?
- キッカーの最高額選手は?
- まとめ
トップ10はこちら。
1. ラマー・ジャクソン / $52ミリオン
「俺はレイブンズを出たい」とまで発信していたラマジャですが、たった1ヶ月の間に史上最高額で契約を締結しました。ジェイレン・ハーツが最高額を更新した、すぐ後に彼は契約を完了させました。
5年で$260Mの契約ですから、さらっと平均とると$52Mということになります。日本円にすると、年俸で70億円というところです。圧倒的な金額ですね。さらにいうと、この契約金額にサインボーナス(完全保証一括払い)の金額が$185M含まれています。これは大きいですね。
ソフトバンクホークス選手全員の年俸が62億円といわれてます。ラマジャクソンは一人でその金額を抜いていることになります。
2.ジェイレン・ハーツ/ $51ミリオン
彼の契約は5年で$255Mです。ラマー・ジャクソンよりはちょっとだけ少ないものの、これまた圧倒的です。彼は2022年のスーパーボウルにチームを牽引したスターQB。2巡目だったとは、とうてい思えない戦いぶりでした。ラマージャクソンと同様に走れるQB、いわゆるモバイルクォーターバック。
3.アーロン・ロジャーズ/ $50.2ミリオン
ロジャーズの契約金額は、3年で$150M。平均すると、ほぼジェイレン・ハーツと同額の金額になる。僕はNFLを見始めたのは、ロジャーズのQBぶりに惚れてしまったからだ。今年で40歳になるのに、若手のトップ選手とほぼ同額をもらい続けているのは、圧倒的なパス能力があるからでしょう。
2005年から18年間在籍してきたグリーンベイ・パッカーズを去り、NYジェッツへ。二度目のスーパーボウルリングを目指し、いざ新天地で大活躍をと期待したい。JETS狂の宴さんは、「JETSがスーパーボウル優勝するまでブログを続ける」とおっしゃってますが、ぜひ優勝しても筆を折らないで欲しい。
4.ラッセル・ウィルソン/ $49ミリオン
ブロンコスと契約した金額は、5年で$242M($242,588,236)。これも平均すると、約$50ミリオン、日本円で67億円ほどになる。ビル・ベリチックに「最も過小評価されている選手の一人」と評されたほど、彼のクレバーさ、把握能力、フットボールへの知性、スローイングの技術は他を卓越している。
5.カイラー・マレー/ $46.1ミリオン
身長178cmの低身長QB。でもブロンコスのウィルソンとは、2cmしか違わない。なんでそんなにチビチビって言われちゃうのか不思議な人。
2019年のドラフト全体1位指名。ルーキー契約が終わって、今年から新契約、5年で$230.5Mの大型契約を結びました。カーディナルズからすると、そんなに悪いQBではないのでしょう。でも2019年から2022年までマレーがプレイして、カーディナルズは25勝31敗。負け越しています。
勝ち越したシーズンは2021年の1年間だけです。これではどうもフランチャイズQBとしてずっとやっていけるようには見えないのですが、どうなんでしょうね。
6.デショーン・ワトソン/ $46ミリオン
元テキサンズのフランチャイズQB。2022年に移籍したものの、性交を無理やり求める複数の性的暴行事件により、被害者団体に起訴されるという事件がありました。
彼は2017年の全体12位指名。クレムソン大学のHCは「マイケル・ジョーダンと同格」と彼を評価していたほど。ブラウンズは全体1位のQBベイカー・メイフィールドと決別。契約が$230Mで5年ですが、そのすべて100%が保証されるという、強烈な契約を結んでいる点で、ラマージャクソンや、他の選手と一線を画しています。
彼のエージェント(代理人)は、デヴィッド・ムルンゲータさん。他にもたくさんの選手のエージェントを担当するやり手の弁護士です。
7.パトリック・マホームズ/ $45ミリオン
アベレージでいうと、彼は7位の$45Mになりますが、彼がすごいのは10年間という長期契約を結んでいる点です。2020年に彼がチーフスと契約、10年$504Mは、地球上のスポーツ選手の中で史上最高額の契約となりました。
スーパーボウルを2度優勝しているQBは、今現役QBでは彼以外いません。他優勝経験はありますが、1度だけ。スーパーボウルに出たことがないQBの方が多いのです。そういう意味でも、彼は新しいGOATとなりえます。
マホームズの契約をまとめた代理人は、リー・スタインバーグ。随分若く見えますが、1949年生まれでもう70歳を超えています。2017年のドラフトのとき、マホームズの隣にいた人がエージェントです。
8.ジョシュ・アレン/ $43ミリオン
マホームズと双璧をなす人気のQBがジョシュ・アレンじゃないでしょうか。契約期間は6年で、$258M。保証額が$150Mと分厚いのも彼の契約の良きところ。
9.ダニジョン・スタフォード・プレスコット
マシュー・スタッフォード/ ダック・プレスコット/ ダニエル・ジョーンズの3人が同同じく9位で 平均$40Mとなっています。
次に契約更新となるQBが最高額を更新する?
来年契約更新となるのは、2020年ドラフト組のQBです。ベンガルズのジョー・バロウや、チャージャーズのジャスティン・ハーバート。二人は25歳、26歳という年齢で、ルーキー契約が終わり、本契約を結ぶ年になります。一般的にチームのフランチャイズQBには最高額が支払われますので、彼らの契約は史上最高額を更新すると予想できます。
RBの最高額はこの人
これは49ersの、クリスチャン・マキャフリーです。4年$64Mで、年俸平均が$16Mです。大分高待遇になりました。
WRの最高額選手は?
かつてチーフスで無双してたタイリーク・ヒル。ドルフィンズと契約が4年で$120Mと平均すると$30Mで最高額です。CMCの金額のほぼ2倍ですが、貢献ぶりは2倍も違うとは思えない。これはNFLの悪しき習慣ですね。
DEの最高額選手は?
こちらはスティーラーズのTJワット。ワット3兄弟の末っ子です。契約は4年で$112M。平均で$28Mですので、WRヒルの方が金額は多いですね。
CBの最高額選手は?
これは、パッカーズのCBジェイル・アレキサンダーです。契約は4年で$84M、平均で$21Mです。これも結構大きい。
でもブラウンズのデンゼルワードも5年で$100.5M、ドルフィンズのジェイレン・ラムジーも5年で$100Mと、アレキサンダーとほぼ同額です。
LBの最高額選手は?
こちらはコルツのLBシャキール・レオナルドです。年末に契約延長した内容が、5年で$98.5M。49ers LB フレッド・ワーナーの5年$95Mを少しオーバーしました。
キッカーの最高額選手は?
レイブンズのジャスティン・タッカーが最高額を記録していて、4年で$20Mです。平均で$5Mなので、他の選手と比較すると、やっぱり随分低い感じがします。それでもキッカーやパンターがゲームに与える影響力って本当に大きいものがあると思います。
まとめ
NFLの見始めの頃って、「誰が注目選手でスター選手なの?」って気になっていました。その際には、「どの選手の契約が一番大きいか」を検索するとわかります。もし気になった選手がいたら、見比べてみてください。