決して起きてはいけない事故が起きてしまいました。ヘンリー・ラグス3世について。大変痛ましい事故です。ブログに書くのもどうかと思いましたが、、、。
今回記事にしたいのは、NFLのゴシップを楽しむのでなく、社会人として求められる自制心の大切さを、改めて感じてほしいと願うからです。
NFLが日本でもっと浸透しますように。
ヘンリー・ラグスは暴走速度で運転し事故を起こした
警察によると、ラグスは2021年11月2日、スポーツカーのコルベット・スティングレイを運転。時速は250kmになっていたそうです。そしてトヨタRAV4に激突。そのまま車は炎上。
コルベットに乗っていたガールフレンドとラグスさんはケガはしたものの、命に別状は無し。しかし、トヨタに乗っていた24歳の女性は愛犬とともに死亡した。
ラグスの血中アルコール濃度は基準の2倍
ヘンリー・ラグスは事件の前、スポーツイベントに参加し、ゴルフイベントにも参加。そこでも数時間飲酒し、その後友人宅でも酒を伴う会食を経た。事故時点でのアルコール濃度はネバダ州の上限値の2倍を超える数字だったそうだ。
ラスベガスのニュースでは、ガールフレンドのルディのYou Tubeビデオが紹介されています。当日の撮影ではありませんが、コルベットを飛ばすラグスの様子が映っています。
先週の水曜日、ラグスは酒気帯び運転致死罪、自動車過失致死罪、無謀運転、コルベット内の銃の所持、など複数の有罪を認めた。彼の懲役刑は最低2年、最大で20年を超えるが判定レンジといわれてますが、実際には3~4年程度で釈放されるのだろうとも言われています。
「奪った命に対して、措置が軽すぎるのでは?」
「出所後は彼は30歳頃、またNFLに復帰?」
「彼女は人生を奪われた。彼は何を失うのか。」
こんな風に言われています。
死亡したのは、23歳のティナ・ティントルと愛犬
ティンターさんは23歳。セルビア系移民で、ラスベガスの高校を卒業し、ターゲットというスーパーマーケットで働き、将来はコンピュータプログラマへの夢を描いていました。米国市民権の取得ももうすぐだったと、友人や家族が語っていたそうです。心よりご冥福をお祈りします。
ヘンリー・ラグスは2020年ドラフト全体12位の選手
当時ドラフトはコロナ騒動の最中で、初のオンラインドラフトでした。候補生の彼らは自宅で普段どおりのリラックスした服装で待機していました。
彼はTシャツの上にバスローブだけを着た姿。これには「いくらなんでも、リラックスしすぎなんじゃないか」と揶揄されてもいました。