ちょっと図のバランスが悪くなるくらい、ブリディの長期政権が目立ちますね。なにせ19年目になるQBって歴代を振り返っても、彼一人でしょう。それでなおかつ6回もスーパーボウルを優勝してるんですからね。恐ろしいことです。
で、結局ドルフィンズのQBは誰がするんでしょうね?
圧倒的長期政権のトム・ブレイディ。
ずっとスターターQBとして活躍しているように見えますが、もともと彼はバックアップQBでした。そこから偶然出番がまわってきて、スーパーボウルを優勝してしまう。そこから伝説を築いているわけです。しかし2008年はKCとの開幕戦で、Sバーナード・ポラートから膝にタックルを喰らって大怪我を負いシーズンエンド。以後NFLはQBへの膝下への危険なタックルを禁止になり、ブレイディルールと呼ばれています。
共に14年目となるロスリスバーガー、リバース
ロスリスバーガーもリバースも同級生。どちらもスターターQBとして1巡指名をうけてます。リバースが全体4位、ロスリスバーガーは全体11位と、大学時点での評価はリバースのほうが若干上でした。しかしリバースはスーパーボウルに出場したことがなく、ロスリスバーガーは2回優勝しています。指導者の差だけでなく、チーム全体の設計の良さ、チームに恵まれたということでしょう。ふたりともそろそろ引退の二文字が見えてきた世代です。 ラストランを華やかに飾って欲しいですね。
中堅世代のダルトン、ラック、カー、マリオタ
アンディ・ダルトンがQBをして、実はもう9年目となります。ベンガルズのQB政治の中ではケン・アンダーソン(1972-82)に次いで二番目に長い。勝てないイメージのQBですが、実は大事にされてるんですね。しかしHCも変わってダルトンの処遇がどうなるか微妙なところです。新シーズンに期待ですね。
アンドリュー・ラックは2017年は怪我で出てませんが、まさに中堅どころのスタープレイヤー。2018シーズンも「やっぱりラックいいね!」という仕事を見せてくれた。コルツの補強もしっかり整ってきたので、2019年はスーパーボウル狙いにいけるかもです。
デレック・カー、マーカス・マリオタはまさに中堅の星。特にマリオタはファン人気も高いし、リーダーシップもいいし、タイタンズの新時代を築いてくれそうな選手です。カーについては、いざという時に脇の甘いプレイがありました。まだまだ伸び代がある二人です。
マホームズ、ワトソン、メイフィールド、若手のスター選手ばかりのAFC
他のチームは若手ばかりですが、しかしQB新時代をみせてくれそうな選手ばかりです。KCのマホームズはMVPとOPOYのダブル受賞するほどの攻撃力、デショーン・ワトソンも切り込みとパスと使えるテキサンズを預けられるQB。そして何と言っても、ブラウンズQBのベイカー・メイフィールド。彼のこれからに心から期待したい。ブラウンズはオフシーズンにチームメイクに成功してます。2019年はブラウンズが熱いでしょう。