実は前回、You TubeチャンネルのアメフトPicksさんに、ゲスト出演させてもらいました!
アイシールド11さんは(@amef00t_Picks)、「アメフト系YouTuber」というジャンルの先駆けとなった人です。「アメフトを日本国民に愛されるスポーツに!」を目的に日々活動されてて、現在登録者数も1万人に達しようとしています。
そんな方からオファーをいただき、やばいくらい光栄です!今回はお誘いいただいた、アイシールド11さんへ、感謝をお伝えするアンサー記事となります。
【アメフト】NFLの「お金の仕組み」をスーパー分かりやすく解説!
↑動画はこちら。
それと。柄にもなく緊張してたのと、ちょっと準備不足だったために、僕の情報が間違ってる部分がありました。
昔からNFLに詳しいファンの方からも、「正しい情報を」の声があがっています。なので、その辺りも詳しく訂正し、今後のために情報補完してしけたらな、と思っています。
ではどうぞ!
NFLが日本でもっと浸透しますように。
- NFLの事業規模について(2020年版)
- スポーツリーグごとの事業規模を比較してみましょう。
- プレミアリーグの均等分配システム(Sharing 20)
- チケットの売上と均等分配について
- 32チームごとの資産価値を比較する
- リバプールのオーナーじゃなくて、アーセナルでした
- ブラックアウトルールは2014年まで
- まとめ
- こちらの記事もオススメ
NFLの事業規模について(2020年版)
この情報も動画でお話したのは2016年での話でした。最新版をご紹介したいと思います。こちらのサイト(Statista.com)で再調査してみました。
その結果・・・・・、2020年での年間の総売上(Revenue)は$15.26ビリオン。・・・・何と、日本円で換算すると(103.76円計算)1兆5834億円!!!ゴイゴイスーです。動画で紹介した数字よりも大きいですね。
スポーツリーグごとの事業規模を比較してみましょう。
<売上一覧>
NFL :1兆5260億円
MLB:1兆400億円
プレミアリーグ:1兆357億円
NBA:8760億円
インドクリケット:6940億円
NHL:5090億円
ラ・リーガ:4755億円
ブンデスリーガ:3954億
セリエA:2266億円
日本プロ野球:1928億円
リーグ1:1543億円
Jリーグ:1200億円
これが最新版です。2016年のとき、NFLの規模の三割くらいだったプレミアリーグは、メジャーリーグに比するほど成長してきています。プレミアの成長率ってヤバイっすね。
それにしてもIPL(インドのクリケットリーグ)の規模がすごい!こんなでかいって知らなかった。インド経済が右肩上がりで、人口もまだまだボーナス期なので、これはまだまだ成長していくと思います。
こちらは欧州サッカーリーグ、トップ5の市場規模バランスです(同じサイトから引用しました)。サッカー全体での事業規模が€28.9ビリオン(3.6兆円くらい)です。プレミア、ラ・リーガ、ブンデスリーガ、セリエA、リーグワンのトップ5で19ビリオンEURO。中でもプレミアは、€8.5ビリオン(1兆円)を稼いでいてスゴイんです。
プレミアリーグの均等分配システム(Sharing 20)
プレミアリーグができたのは1992年。比較的若いサッカーリーグです。しかし世界の約10億人以上に視聴されており、最も人気のあるリーグです。
チームは全部で20あり、欧州サッカーリーグの中で最もチーム格差が少ない。ゲームが盛り上がることで有名です。この戦力近郊が実現しているのは、
国内の放映権料の半分を全チームに分配する(50%)
海外の放映権料のすべてを全チームに分配する(100%)
NFLのように収益の均等分配から戦力近郊が実現できています。どうでしょう。NFLシステムに似ていると思いませんか?
でも、ただしくはプレミアになる前からやってました。しかし、以前は90チームで放映権料を均等割してました。
この時代は頭数がおおすぎて、逆の効果が生まれたんですね。プレミアリーグ設立時に、90チームから20チームに選別したのが成功の要因です。
つまり完全な資本主義でもダメだし、社会主義的もいきすぎはダメという事例です。
チケットの売上と均等分配について
こちらも、正確に情報を整頓したいと思います。
<収入の分配システム>
テレビなどの放映権料は100%リーグが取る
チケット収入は40%がリーグが取る。
残りの60%はホームチームが取る。
NFL公式スポンサー契約はリーグが取る。
ローカルチームスポンサーは、チームが100%取る。
ジャージ販売なども、リーグがロイヤリティを取る
と、こういう内容でした。NFL全体の収入の半分がテレビやネット配信会社からの放映権料ですので、32チームごとにさほどの差が生じないようになってるようです。
あとはチームごとの人気で変わるようですね。チケット収入の全部をリーグが取るということは無いようです。
32チームごとの資産価値を比較する
これがチームごとの資産価値を比較したものです。(単位はビリオン$ですので、100円換算すれば、単純に億円と読んでくれれば良いです。)
1位が圧倒しててダラス・カウボーイズ(5700億円)ですね。それに続いてペイトリオッツです。やはり単純にチームの人気があればあるほど、スポンサー収入も大きいし、ジャージやチケットもしっかり売れます。
さらにいうと、フランチャイズになる街の大きさも影響します。ダラスやボストン、ロサンゼルスや、サンフランシスコ、シカゴやワシントンDCなどは強いです。
しかし、それに負けず、人口10万人のグリーンベイにあるパッカーズの資産価値が高いですね。これは色々と研究してみたいですね。
リバプールのオーナーじゃなくて、アーセナルでした
ごめんなさい、これは完全な間違いでした。動画ではリバプールのオーナーがNFLオーナーと同じだと紹介しました。誤解させてしまい申し訳ない。
正しくはアーセナルのオーナーでした。NFLのラムズのオーナーであるスタン・クロエンケ、彼がプレミアのチームオーナーでもあります。
彼の出世街道については、こちらの記事に詳しく書いてます。よかったらご一読ください。
マンチェスターUのオーナーは、タンパベイ・バッカニアーズのオーナーをしてるグレイザー家ですね。正しくは彼らの父であるマルコム・グレイザーがオーナーだったのかな。2014年にマルコムは84歳で他界して、彼の築いた資産は、この三兄弟に相続されています。
さてリバプールの方は、実はこちらもアメリカ人オーナーです。ただしNFLではなくMLBです。MLBボストン・レッドスキンズのね。こちらと間違えてました。
リバプールは、マサチューセッツ州ボストンにある「フェンウェイ・スポーツ・グループ」が所有し、運営されてます。
オーナーのジョン・ヘンリーさんは、先物取引などを扱う証券ビジネスで身を立て友人のトーマス・ワーナーと共に2001年に、ボストン・レッドソックスを買収。10年後の2010年にプレミアリーグのリバプールを買収しオーナーになっています。なんだかレッドソックスといい、リバプールといい、赤い赤い人生ですねwww
フラムFC(FULHAM.FC)もNFLオーナーです。ジャガーズのオーナー、シャヒド・カーン(パキスタン出身)が経営されてます。このようにプレミアリーグの有名チームには結構アメリカ人が関わっています。プレミアの運営が段々とアメリカっぽくなっていくのも、納得ですね。
ブラックアウトルールは2014年まで
これもお恥ずかしい。実はもう終わった制度でしたね。2014年までは機能していたそうですが、2015年にはもう無くなったそうです。きっと行動を強制するというのが、時代的に合わなくなってきたんだと思います。
それに、こんな強制力に頼らずとも、NFLがすごく人気になったから必要なくなったんでしょう。コミッショナーや経営陣は「そろそろ、この印象の悪いルールやめようか」という議論をどこかでやったんでしょうね。
他にもCMいれるタイミングは、ハドルじゃなくて、ターンオーバーとかファールでプレーが止まってる時、レビューの時間だったりします。動画で間違った情報をいって申し訳ない。
まとめ
その他の補完情報は上の過去記事を読んでいただければ!アメフトPicksさんのチャンネルで話した内容を、もう少し詳しく紹介できると思います。
さて、いかがだったでしょうか。やっぱりアメフトPicksさんのチャンネルに出させてもらえて、大変うれしかったです。今度も、こんな企画があればぜひ!写真は、撮影後アイシールド11さんと一緒に食べたトンカツ定食です(関係ないけど)
僕がアメフト素人だからですが、素人目線でのNFLファンが増えればと思ってます。間違えた情報発信もいくつかありますが、どうか懲りずにブログ読んでいただけると嬉しいです。そしてまた色々教えて下さい。
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