チーフスの大勝利に終わったビルズとの試合。
スーパーボウル出場をかけたチャンピオンシップの終盤に起こった出来事です。
↑一連の流れは、こちらの動画を御覧ください。
ゲームは終盤。チーフスが17点リードで試合時間残り3分20秒。そんな場面。ショットガンフォーメーションから、ビルズのジョシュ・アレンにボールが渡ります。
パスプロをくぐり抜け、チーフス#92のタノ・パサニョー(Tanoh Kpassagnon)が、アレンに襲いかかります。
ああ!サック確定か!と思いきや、ここからアレンが逃げる逃げる。
スクリメージラインから25yds下がったところまで、逃げたけど最終的に捕まって身動き取れず。審判は笛を鳴らします。
しかし笛が聞こえないのか、右サイドから抜けてきた、アレックス・オカフォーが、アレンをサック。特段怪我は無いですが、このタイミングで不必要なプレイでした。
これに腹を立てたアレンが、持っていたボールを、ポイッと。オカフォーのヘルメットに投げつけました。
これに起こったオカフォーは、アレンに詰め寄ります。
しかし、ビルズたちは、「俺等のQBに何してくれてんねん!」とオカフォーに体当たり。オカフォーは尻もちをついて倒れます。・
なんじゃこら、なんじゃいこの。という感じでワラワラと乱闘騒ぎに。
一番注目したいのは、この人です。パサニョー君。QBを25ydsも下げさせるサックしたのに、誰も注目してくれない。この人は乱闘騒ぎからポツンとしています。
そしてこの騒動は、名審判ビル・ヴィノビッチが名裁きを下します。
「オールペナルティオフセット!喧嘩両成敗とします!」
なんとビックリ。すごい決断。ビルズは3人、チーフスは1人。でも両成敗。
さすがビノビッチさん。やりますなぁ。
見事な大岡裁きだったよなー。
ヴィノビッチさん絡みの話
このヴィノビッチさんといえば、過去にも記事を書きました。セインツとラムズの試合で、肝心なところでファウルを取らなかったとして、今でもニューオーリンズ市民からは恨まれてるのかも。
というように。こんな人なのです。