NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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オーバータイムで決着。NFCチャンピオンシップ

NFCチャンピオンシップは、オーバータイムの末にロサンゼルス・ラムズが17年ぶりに勝利しましたね。残念QBブリーズのスーパーボウルのチャレンジは無くなりました。

いろいろ疑惑のあったゲーム展開でした。1分で読める程度に振り返りたいと思います。

 

 

前半戦 FG2本TD1本を出すセインツ、TD1本を返すラムズ

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基本的にホームアドバンテージを生かして、セインツが余裕を持ってプレイをしている。そんな雰囲気の展開でした。逆に敵地で戦うラムズは、ドームでの勝負ということもあり、O#のときにはクラウドノイズで全く声が聞こえない。今どきハンドサインを使って意思疎通をするような、そんな状況でした。

最初に得点したのはセインツ。FGでしたが幸先いいスタート。その後ラムズの攻撃をインターセプトし、もう一度FGで6-0と引き離します。互いのD#チームがいい仕事をして、押しては止めてはの名勝負が続きました。TEギャレット・グリフィンのタッチダウンで13-0と引き離し、ラムズの心が潰されそう。

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しかし、そこからラムズはFG1本とRBトッドガーリーのタッチダウンで息を吹き返し、3点差まで迫り、お互い一歩も譲らんぞという緊張感のままハーフタイムに突入しました。

 

疑惑の第4Q 互いにラムズがFGで3点差を同点に詰めてOT

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第3Qで両チームタッチダウンを決めて、変わらずセインツが3点リードのまま最終クォーターに突入。ゲームのモメンタム、中心をどっちがとるかという緊張感あるゲーム展開は第1Qから今までも変わらず、素晴らしい名勝負です。

疑惑のミスジャッジ!レフェリーは大ブーイング

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第4Qに20-20とラムズがFGで追いつきました。次にセインツがミラクルパスを通して、もう一度タッチダウンを狙う。ここでWRに投げられたブリーズのパス。これを通したら大変だと、完全なるパスインターフェア。しかもヘルメットアタック。うわ!決定的!

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と思いきや、これをレフェリーがスルー!繰り返されるレビューで誰が見ても完全なるパスインターフェアなのに、痛恨のミスジャッジ!しかも2minutes過ぎてるから、チャレンジの赤フラグ出せず!なんとも悲運のセインツ。悔しみのFGで20-23と引き離します。

シーズン最も重要なFGをズーラインがしっかり決めてOT

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第4Qのヒーローはラムズのキッカー、ズーラインでしたね。FGでまず20-20の同点に追いつき、そして最後の最後、入ればOTでスーパーボウルに望みがつながり、失敗すればシーズンエンドという緊張感あるFGをしっかりと沈めました。すんごいプレッシャーだったでしょうね。

そしてOTはまたもラムズKグレッグ・ズーラインが57ydsのFGを鬼決めする幕切れ

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ほんと、ズーラインが神すぎ。今度のFGは57yds!今シーズン最長と並ぶロング。しかもこれを決めたらスーパーボウル!という心臓バクバクの大局面。セインツファンばかりの大きなクラウドノイズ鳴り響く中、すべてのプレッシャーを跳ね除けガッツリガッツリと真正面にドカーーーーンと決めた。もうカッコ良すぎる!

歓喜に湧くラムズ戦士たち

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自撮りするRBトッド・ガーリーや、戦い抜いたコーチ陣、最後の大舞台に決めたズーライン!など勝者は歓喜にわきました。次のスーパーボウルに向けてGO!ラムズ!

 

しかし疑惑。互いにしこりの残る結果でした

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このパスインターフェアは、本来通りジャッジされてれば、セインツはタッチダウンしていたでしょう。そうなると、残り時間でラムズが同点のタッチダウンを決めれただろうか?セインツHCのショーン・ペイトンからすると、大変残念な結果。レフェリーを務めた側とニューオーリンズとは、遺恨の残る結果になりましたね。