スティーラーズvsブラウンズのWeek11,サーズデーナイト・フットボール。全米生中継、Amazonプライムでも全世界同時中継の大一番。そんな試合でマイルズ・ギャレットがQBルドルフに大乱闘!!
今回はこの事件を紹介したいと思います。
日本でもっとNFLが浸透しますように。
試合はブラウンズが完全に優勢だった
スティーラーズ戦は、ブラウンズの本拠地ファーストエナジー・スタジアムで開催されました。
ブラウンズは、長期サスペンデッドを喰らっていたRBカリーム・ハントが復活した試合です。彼の活躍のおかげでO#チームはリズムをつけて、良い展開をみせていました。さらに、最近調子の出てなかったオデル・ベッカムJRもいいプレイを連発。ブラウンズO#はスティーラーズに14点差をつけるいい展開をみせていました。
またブラウンズD#チームの強烈なプレッシャーにあい、QBメイソン・ルドルフの調子は最悪といえました。スティーラーズO#チームはインターセプトも多かった。主軸のRBジェームス・コナーも5回だけラッシュしましたが、肩の具合が悪く退場。結果フィールドゴールすら奪えず、前半を終えました。
けが人が続出する嫌なゲーム展開
ブラウンズO#は、メイフィールドのQBぶりも素晴らしく(メイソン・ルドルフと比較すると尚)、スティーラーズを圧倒していくわけですが、ゲームは全体的にハードな、ラフなプレイも目立ち、ファールフラッグが飛び交う嫌な展開。
最初は2ndの9分、キャッチしたジュジュにブラウンズD#3人が飛び込むタックル。Sモーガン・バーネット#42がヘルメットヒットし、ジュジュは脳震盪で退場する事態に。
次に#18ディオン・ジョンソンへのヘルメットヒット。ブラウンズのD#、デマリアス・ランドールの悪質なタックルでした。ジョンソンは耳から血がでるほどの厳しい結果。ランドールは試合から退場処分をくだされました。
気に入らないのは、相手にヘルメットでヒットし、場内騒然となった状態になったのに、反省の色が皆無のこの顔です。なんというかブラウンズのチーム内規律というものを疑ってしまいました。
試合終了8秒前 事件が起こる
7−21とリードをしたブラウンズ、試合が終わる8秒前。QBメイソン・ルドルフにサックしたDEマイルズ・ギャレット。そこから大きな大乱闘が起こります。
いきなり、ここまでキレるというのは、ちょっとわかりませんが、おそらくルドルフがなにかしたんでしょう。それがキッカケになって、こうなったんでしょう。QBをかばうOLたちがギャレットを殴り、ブラウンズのオグンジョビが後ろからルドルフを突き飛ばすなど、大変な乱闘騒ぎ。
Here's the full play. Myles Garrett hit Rudolph with his own helmet. Maurkice Pouncey (#53) threw punches and a kick. pic.twitter.com/kzJDd4Hj53
— NFL Update (@MySportsUpdate) November 15, 2019
別角度のカメラで撮った一部始終の動画です。
I am appalled by the fact that Mason Rudolph grabbed Myles Garrett’s junk as retaliation. @NFL @SirYacht @Reflog_18 pic.twitter.com/1HGtkxN8De
— travis (@traviscarp3nter) November 15, 2019
この人のツイートみてると、ルドルフも金的蹴っ飛ばしたり、かなりやってます。
Myles Garrett, 2019 dirty plays
— Kevin Boilard (@247KevinBoilard) November 15, 2019
Week 1: Punched Titans TE Delanie Walker after whistle
Week 2: Ended Jets QB Trevor Siemian's season on late hit
Week 11: Struck Steelers QB Mason Rudolph over head with helmet@NFL should suspend him for the rest of season #Browns pic.twitter.com/Uf3hi5K4L7
マイルズ・ギャレットはドラゴンボールおたくでもあり、笑顔のかわいいいい人。しかし、今シーズンでも3度ラフな感じになってます。ちょっとカッとなりやすいタイプなのかもしれないです。
The NFL world was stunned by the Steelers-Browns scuffle 😳 pic.twitter.com/X6pieUUosO
— ESPN (@espn) November 15, 2019
JJwatt , マホームズらからも、さんざんなツイートをもらってます。これは確かに、NFL史上にのこる大乱闘になってしまいました。
罰金などの処罰は以下の通り
The optics... #MylesGarrett #masonrudolph #Browns #nfl #helmetgate pic.twitter.com/b7R6wfCwtm
— Lynna Lai (@Lynna_Lai) November 16, 2019
マイルズ・ギャレットは無期限出場停止処分。彼はいつNFLに戻ってくるのかわかりません。
QBルドルフを守り、殴る蹴るをしたマイク・パウンシーには3試合出場停止
あとからQBを突き飛ばしたオグンジョビは1試合出場停止
QBルドルフ自身にもなんらかの罰則あるかと思いきや、とりあえず無しの方向?
Steelers, Browns organizations each fined $250,000.
— Michael Signora (@NFLfootballinfo) November 15, 2019
Browns' Garrett, Ogunjobi & Steelers' Pouncey suspended. pic.twitter.com/HJ4Qnc4xsY
そして両チームに25万ドルずつの罰金となりました。
ブラウンズからすると、ホームでの同地区対決に見事勝利し、万歳三唱で喜びたいところ、大変後味の悪い結果になってしまいました。そして、この2チームは再来週のWeek13で、今度はピッツバーグで再戦します。
仲間を傷つけられたスティーラーズが、どういう思いで立ち向かうのか。想像すると怖くなります。今度はラフなことがない、プロらしいゲームがみたいと思います。
こちらの記事もおすすめ