NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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【NFL ドラフト】どうなるドラフト???超入門なりの見込み予想!(1位~10位)

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さて、ドラフトがいよいよ間近に迫ってまいりました!

 

日程は4月29日に1巡目が始まり、翌日は2-3巡目、翌々日は4-7巡という流れです。

 

でもま、やっぱりですね。1巡目が超気になりますよね!今回の記事では、ドラフト指名順位ごとに、どんな選手を獲得するのか、僕なりのモックドラフトを作ってみたいと思います。

 

それではどうぞ!NFLが日本でもっと浸透しますように。

 

1位 ジャクソンビル・ジャガーズ

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ジャガーズは実はチーム創設以来、初めての全体1位指名権取得になりました。ジャガーズというと万年弱い印象のチームです。この指名権をうまく行使して、素晴らしい改革の試金石になりと良いですね。

 

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指名予想はやっぱり、QBトレバー・ローレンスですね。以前こちらの記事にも記載しましたが、スカウトたちはこぞって大評価しています。ダン・マリーノ以上だ!という声も上がっており、今年のドラフト生の中でも、キラキラに光るダイヤモンドでしょう。

 

 

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さて、ジャガーズの最大ニーズもQBなのです。かつて、ブレイン・ギャバートが2011年から、その後2014年からはブレイク・ボートルズがスターターとして、しばらく頑張ってくれてました。

 

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2019年にはスーパーボウル優勝者のQBニック・フォールズに首がかわり、1年経たずにヒゲのQBガードナー・ミンシューへとバトンが渡りました。

 

この4人が過去10年のQBたちですが、平均すると2年くらいで、コロコロ変わってる。QBが変わるとチームのプレイが落ち着かないんですよね。だからジャガーズの最大ニーズはQBです。ローレンスが市場にでる2021年に全体1位指名権を持てたというのは、素晴らしいタイミングだと思いますね。

 

2位 NYジェッツ

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さぁ、開幕14連敗で、ドラフトタンクまっしぐらだったのが、ニューヨーク・JETSです。これもですね。チーム改革の狼煙を何年も前から上げ続けてるんですが、なかなか成功しないという現実にいます。

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ここが狙ってくるのは、QBではないでしょうか。ブリガム・ヤング大学のQBザック・ウィルソン。甘いマスクの童顔でありながら、身長は190センチ超えという女子大好物なアイコンです。当然ですが、QBとしての能力も高い名選手です。

 

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JETSといえば、正QBはサム・ダーノルドです。彼も大学は名門USCのスター選手として、ドラフト3位でプロデビューした逸材です。しかし、プロ入り後はいまいちな成果しかあげられておりませんでした。

 

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以前キス病という得体のしれない感染症にかかっており、そこからバッドモードが加速しているように思いますね。あまり良いコーチにも恵まれず、彼の能力はそれなりに高いとは思うのですが、QBごと新しくして心機一転チームの作り直しというのも可能性があるかなと思います。

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3位 サンフランシスコ・49ers

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49ersは、ドルフィンズのもってる3位指名権を、2022年度のドラフト指名権らと引き換えにトレードアップしてきました。さてさて、そうまでして欲しいと願うのは誰でしょう。

 

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僕の予想ですが、ここはやはりOLのペニー・スウェルかなと。先日のバッカニアーズとチーフス戦でも痛感したように、オフェンスラインは攻撃の要です。素晴らしいQBがいようと、回転ドアみたいなOLだったら、どんなパスも通せません。事実、49ersにはオフェンスラインに課題が残っています。

 

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49ersのニーズで一番高いのはCBだったりします。リチャード・シャーマンが残留するのも決まっていません。ですが、これはいわゆる即戦力の中途採用でカバーしたらいいかなと思います。

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悩むところはQB問題です。正QBはジミー・ガロポロ。優秀なパサーでイケメンですが、プレイが崩れたときに完全にボロボロになってしまう脆弱さがあります。プロの世界では、鋼の包丁のようにスパッと斬れる鋭さと、大鉈のように重く強い鈍器みたいな強さの2つが必要ですね。ガロポロには鋭さはあるんですがね。タフさが欲しい。

 

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もしガロポロを入れ替えるという作戦にでるならば、今回のドラフトにあがってるQBジャスティン・フィールズあたりを狙ってくるのでは?と予想します。この人、とにかく足が速い。ラッセル・ウィルソンみたいなモバイル型として育成するのも、ひとつの道かなと思います。

 

4位 アトランタ・ファルコンズ

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さて昨季振るわなかったのが、ファルコンズですね。これもどこを補強したらいいのでしょうか。ファルコンズのニーズはディフェンス面が強いです。しかし今期のドラフト1巡にはLBミカ・パーソンズがいるだけで、他の選手は1巡指名権を使うにはもったいない感があるかと思います。

 

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そうなると、現在のQBマット・ライアンの後継者となる若手新人のスターを育んでおくというのが大事な仕事かと思います。ライアンは現在35歳。ファルコンズのQBとして13年目という時期です。医療の発達により現役の期間は伸びてますが、それでも次の狙いはつけておくべきかと。

 

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僕の見込みだと、ジャスティン・フィールズですね。彼はとにかく足が速い、モバイル型QBの素質があります。あえてマット・ライアンから大きく変わるスタイルを強引に持ち込んでチーム改革を加速させる狙いがあるじゃないか。と思っています。

5位 シンシナティ・ベンガルズ

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さて、昨年全体1位指名で、QBジョー・バロウを獲得したベンガルズ。過去にはドアマットと言われてきたチームですが、バロウが入ってからめざましく注目を浴びるよう変わったんでないでしょうか。

 

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ベンガルズのニーズはやはりオフェンスラインです。昨年バロウは10試合に出場。彼の誠実な姿勢と根性、能力の高さでいつもいい勝負を見せてくれました。しかし、10試合でサックされたのが、なんと32回です!

 

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そして最後はACL、MCLの大怪我により、シーズンアウト。これにはベンガルズファンも「大事な宝物を壊すな!!」とフロント陣に激昂していました。

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チームはバロウを軸にするでしょう。するとやっぱり重要なのは、オフェンスライン。だから、ここは鉄板でラシャーン・スレイター(ノースウェスタン大学)だと予想します。

6位 マイアミ・ドルフィンズ

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ドルフィンズは、2年前から新HCがチーム改革に大鉈を振るっています。しかし、チーム戦績はHCの大鉈ほど振るわずです。一つの原因はQBなんだと思いますが、2020年のドラフトで、トゥア・タゴバイロアを獲得して、チームの軸を獲得しました。

 

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さて、そういう背景の中でゲットするのは、パスターゲットかと。TEのカイル・ピットは強烈な選手になる可能性があります。両手を広げたリーチの長さは、シーホークスのメットカーフを抜き、NFLで一番だそうです。

 

ドルフィンズはまだディフェンスラインが課題ではありますが、これはやはり中途採用でカバーするしか無いですね。今年のドラフトであまりそういうのが無いです。

 

7位 デトロイト・ライオンズ

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ライオンズはどうでしょうね。長年弱いです。HCのパット・マトリシアも解雇処分になってしまい、新HCのダン・キャンベルがどう采配をするのか、あまり見えてこない感じもあります。

 

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QBマシュ・スタッフォードは、なんとLAラムズのジャレッド・ゴフとトレードされました。この出来事は結構珍しいな。ゴフもスタッフォードもドラフト1位の選手です。またゴフはまだ若いので、今回のドラフトでQBを狙うことは無いでしょう。

 

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そうなると、WR、OL、DL、CBあたりになるんですが、僕の予想はLBミカ・パーソンズ(ペンステート大学)を狙いに来るのでは?と思ってます。中盤のラインバッカー陣が存在感を増してくると、DBたちのカバレッジも上昇してきます。パーソンズはしっかりした選手になると思います。

 

8位 カロライナ・パンサーズ

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さてパンサーズ。ここはフランチャイズQBのキャム・ニュートンをペイトリオッツに移籍させて、新QB探しに翻弄しています。現在QBはテディ・ブリッジウォーターなんですが、彼は怪我の既往歴がありますし、なによりゲームがコンサバすぎます。

 

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なので、パンサーズはQBを狙いに来るでしょう。候補は色々ありますが、僕の見込みだと、QBトレイ・ランスです。ノースダコタ州立大学の(カーソン・ウェンツの後輩)選手で、とにかく素直な良い子です。素直さというのは素晴らしい素質だと思います。

それになんだか、パンサーズのジャージが似合いそうな感じがしますよね。

 

9位 デンバー・ブロンコス

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さて、ここはもう間違いなくQB狙いなんですが。本当はザック・ウィルソンみたいなスター性の強いひとが欲しいところですが。どうされるでしょうね。

 

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良いのはマック・ジョーンズです。ブロンコスのジャージを着たらまるでジョン・エルウェイの再来かと思うよな風貌。「ザ・クォーター・バック」という感じ。身長も高く体格も良く、パスラッシュに物怖じしないタフさ。直球ど真ん中ですね。

 

10位 ダラス・カウボーイズ

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さぁカウボーイズ。ここはQBダク・プレスコットで延長契約が完了しました。なのでQB問題は方がついた感じがあります。とするとダラスのニーズはディフェンスのバックス陣です。コーナーバックとセーフティに課題があるように感じます。

 

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そうなると、今期ドラフトで名前が上がっているパトリック・スートン二世(アラバマ大学)がベストフィットです。良いCBというのは出会いのものですし、成果を出している5年目ともなれば価格が急上昇してしまい、予算を圧迫してしまいますからね。

 

まとめ

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ドラフト順位で、シングルナンバーに選ばれるってのは、相当な名誉だと思います。ましては全体1位指名ってのは、全米のビッグニュースです。

 

言うなれば、上弦の鬼ですね!!!そんな怪物たちでさえ、プロ入りしたら、まだまだだと言われるわけです。9月からの新生活が本当に楽しみですね。