シーズンが終わり、いよいよ次の注目事項は、4月のドラフトになります。それに向けて、コンバイン、選手のトレード、指名権のトレードなどが行われます。シーズン中の主役は選手たちですが、オフシーズンの主役はGM(ゼネラル・マネージャー)を始めとするスカウト陣と、カレッジにいる大学生たちです。
さて、今回の記事では今度のドラフトでの指名順位について、おさらいしておきましょう。
ドラフト、各チームの指名順位
1位カーディナルズ|2位49ers|3位レイダース|4位NYジェッツ
5位バッカニアーズ|6位NYジャイアンツ|7位ジャガーズ|8位ライオンズ|9位ビルズ|10位ブロンコス
11位ベンガルズ|12位パッカーズ|13位ドルフィンズ|14位ファルコンズ|15位レッドスキンズ|16位パンサーズ|17位ブラウンズ|18位バイキングス|19位タイタンズ|20位スティーラーズ
21位シーホークス|22位レイブンズ|23位テキサンズ|24位レイダース(2回目)|25位イーグルス|26位コルツ|27位レイダース(3回目)|28位チャージャーズ|29位チーフス|30位パッカーズ(2回目)|31位ラムズ|32位ペイトリオッツ|
と、こうなってます。
三回も指名権をもっているレイダースは誰を取る?
今回大注目はレイダースでしょう。OLBカリル・マックの放出、WRアマリ・クーパーの放出、確実なパワーダウンを選択してきた代わりに3位と他2回の合計3回の1巡指名権を手に入れました。このチームは、DL,OLを獲得すると思います。3位ではDL、2回目24位でOLを獲得してくるかな。と予想します。
もう一つの注目はパッカーズ
そして、12位と30位の指名権を持っているパッカーズがどうでるかです。QBロジャーズに頼り切りでチーム作りができてない。と揶揄されています。WRもRBも欲しい、DBもOLも欲しいところです。しかし、それは今回のカレッジにいるか?という疑問がある。ひょっとすると30位指名権をFA選手とトレードするかも知れないですね。
まとめ
今年のドラフトはDLが豊富です。第1位だけが飛び抜けて素晴らしいというわけでもありません。ということは、ドラフトだけで人材面のチームビルディングは完成しないということです。トレードはもちろん、既存メンバーの成長も不可欠。
過去にブラウンズが3人の1巡指名を獲得したシーズンがありましたが、それでも0勝で終わりました。ドラフトだけが全てでないことをはっきり示しています。ベリチックがいつも言うように、ゴールの共有化、為すべき事に集中すること、諦めない事。フットボールは奥が深いです。