NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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【NFL ドラフト2023】ドラフト2巡目 速報。

2巡目のスタートです。昨日名前を呼ばれたスター軍団は、すでに各チームのフランチャイズシティへ移動し、ホームの歓迎を受けている様子。

 

セレモニーは、アメリカ軍人が陸軍・海軍・空軍・ 海兵隊が勢ぞろいしました。 会場からはUSA USAの大コールが起こりました。

 

2日目も大盛り上がりの中、2023年のドラフトが始まりました。

 

さて荒っぽくですが、まとめていきます。それではどうぞ。

 

 

 

32位 ベアーズ→スティーラーズ

こちらはペンステートのCBジョーイ・ポーターを指名しました。パトリック・ピーターソンは、すでに33歳になりますし、CB陣は若返りをしないとなりません。

お父さんのジョーイもスティーラーズのレジェンドだった選手。その遺伝子を引き継いで活躍してほしい。

 

33位 テキサンズ→タイタンズ

ついにQBウィル・リービスが指名されましたね。

 

今年「ドラフト・フリーフォール」なんて揶揄されていましたが、なんのその。2巡33位なんて超超立派。

タイタンズもQBタネヒルから、どのようにバトンパスするかは、チームの課題でしたので、フランチャイズQBとして育ってほしい。マホームズタイプのQBになる素質あり、とも言われていますので、これからのタイタンズに期待したいですね。

テレビでは流れてませんでしたが、ウオールームからGMと、オーナーからリーヴィスに電話している様子です。「昨日のことは気にするな、シーズンには色んな事が起こる」って伝えていますね。そして最後にブラベルHCが「今日からチームメイトだ」と。いいですね。救われます。愛があるなァ。

 

34位 カーディナルズ→ライオンズ

これで3人目を指名するライオンズ。獲得したのは、またもアイオワ大学。すでに3人目になるんじゃないでしょうか。サム・ラポルタは、昨年トレードにだしたTEのホッケンソンの跡をしっかり埋めてくれそうなレシーバーです。ルートランナーとして優れていて、ボディバランスもよい、しっかりカバレッジをセパレートできる選手。

 

35位 コルツ→レイダース

こちらはスターTEのマイケル・メイヤーを獲得。ノートルダム大学ですね。TEのポジションランキングでは、先程のサム・ラポルタよりも上位です。レイダースはTEダレン・ウォーラーをトレードに出しました。代わりにOJハワード、オースティン・フーパーを獲得。なので、そこの席が空いています。早速に活躍しそうな感じ。

 

36位 ラムズ

OGのスティーブ・アヴィラ / テキサスクリスチャン大学を指名。ラムズは今年初指名の選手になりますね。ガードがいいとランゲームで勝負ができる。そうなるとパスも通りますので、大事な選手です。ガードランキングでは今季1位の選手。1000回スナップで許したサックはゼロ。今年はDLのほうが豊富なイメージですが、OLも良い選手がいますね。

 

映っていた二人は、ひょっとして日本人ですか?いいなぁ会場に行けて。僕も「レッツゴー!!」って叫びたい!!

 

37位 ブロンコス→シーホークス

オーバーン大学から今年初のドラフト指名ですね。OLBのデリック・ホールが出ました。ポジションランクでは7位ですが、スピード・爆発力が群を抜いてると評価が高い。攻撃的なD#を見せてくれそうな選手です。

 

38位 コルツ→ファルコンズ

ファルコンズはまたもO#を強化。オフェンスガードのマシュー・バーガロンを指名しました。シラキュースからは今年初かな。ファルコンズは彼を指名するために、44番目と110番目の指名権をコルツに送ったそうです。

タックルの経験もあるけど、それよりもガードとしての才能が超一流。ランブロッカーとしては今季1位かと。なのでRBでゲットしたビジャンを活かすという作戦ですね。彼はカナダのケヴェック出身なので、英語も課題だとか。

 

39位 パンサーズ

さてドラフト1位でQBブライス・ヤング(178cm)を指名したパンサーズ。その二の矢は?順当にWRでした。ミシシッピ大学のジョナサン・ミンゴ。パンサーズはバイキングスのアダム・シーレーン、DJシャークとサインしてレシーバは豊富な方です。しかしシーレーンも32歳ですし、ちょっと若返りも必要。というニーズだったのでしょうね。ミンゴは2022年に861ydsを走ってSECで7位の実力です。

 

40位 セインツ

セインツはD#を補強してきました。QBニーズも高いように思いますが、やはり固く硬めてD#で勝負していく作戦のようですね。DEのアイザイア・フォスキーはノートルダム大学出身。昨年のオールアメリカン。この2年で22サックをしていて、トップクラスの選手です。知性も爆発力もあります。

熱いなぁいいなぁ!!!

 

41位 タイタンズ→カーディナルズ

来ました!今年初のLSU!!!ジャージほしいなLSU。OLBのBJオジュラリが指名されました。それにしても今年はエッジラッシャーが豊富だなぁ。多い。

ポジションランクで4位です。カーディナルズのD#は昨年31位でした。その上JJワットが引退したので、エッジ強化は当然の仕事。オジュラリは3年で16.5サックを上げてるので、まずまず。

家族も大喜び。やっぱり最高だよねドラフトの中継って。

 

 

42位 JETS→パッカーズ

パッカーズ二本目の矢は攻撃選手、TEのルーク・マスグレイブです。西海岸のオレゴン州立大学ビーバーズ卒業。パッカーズはレシーバーは2巡目にまわすという選択を続けてますね。QBジョーダン・ラブにとってどっちがいいのかな。さてマスグレイブはTEですが、ラインとスロットの両方ができるマルチな選手。膝を怪我していますが、高さもあるレシーバーですし、パッカーズO#にインパクトを与えてくれそうです。

 

43位 JETS

なんと、ここでJETSはセンターを指名。ウィスコンシン大学のジョー・ティップマン。当然ですがポジションランク1位です。JETSはドラフト前にコナー・マクガバンと再契約してますが、平均的な選手。QBロジャーズを中心に攻めていくなら、、、よりパスプロでもランブロックでも活躍する新人に変更です。

 

44位 ファルコンズ→コルツ

CBのジュリアス・ブレンツを指名しましたね。アイオワ大学で3年、カンザス州立大学で2年の合計5年を経験しているベテランってのも強みです。また身長も190cmと高く、両手のウイング幅は今年の選手で最も広い。かなりアジリティが高い選手です。

 

45位 パッカーズ→ライオンズ

これで早4人目の指名となるライオンズ。アラバマ大学のブライアン・ブランチを指名しました。今年初のセーフティですね。ライオンズは新人ばかりでデプスチャートを埋める狙いに見えます。

ライオンズにはCJガードナー・ジョンソン、カーヴィ・ジョセフに加えて3人目のセーフティ。どのように起用していくのか気になりますね。

 

46位 ペイトリオッツ

このチームだけは、淡々とドラフトに挑んでいるように思います。トレードアップなんてせずに。ジョージア工科大学のDEケイオン・ホワイトは、オールドドミニオン大学で3年、ジョージアTECKで2年の経験値があります。それにサイズとスピードは抜群。またOD大学時代にはTEも経験していますので、知性と理解を求められるペイトリオッツにはベストフィットな人材なのかも知れません。

 

47位 コマンダーズ

イリノイ大学のSジャタヴィアス・マーティンが指名されました。垂直跳びで112cm、立ち幅跳びで330cmと、フィジカルモンスターです。サックなども目立つわりに、ミスタックルも少ない。前には強いが、裏側への注意が弱い。でも、ワシントンはCBエマニュエル・フォーブスを獲得していますので、DB陣の多彩さを用意する意味では、マーティンは最高。

 

 

48位 パッカーズ→バッカニアーズ

バッカニアーズの大きな穴だった右ガード。ここをしっかりカバーしてくれるのが、ノースダコタ州立大学のOGコーディ・マウチじゃないでしょうか。FCSから指名されていますが、そのレベルはトップ級。どのサイドでも動ける人ですし、5つのOLポジションのすべてをやれるフレキシビリティがある人。

ただ前歯ないけどねwww。契約金は治療に使われるだろね。

ライアン・ジェンセンが、「俺とキャラ被ってない??」ってTweetしています。前歯もないのも、治療しなくてもいいかもwww。

キャラが際立ちまくってます。彼は間違いなくいいやつ。

 

49位 スティーラーズ

ウィスコンシン大学のDTキアヌ・ベントンを指名。ウィスコンシン大学ではモンタヴィウス・アダムスからノーズタックルを奪った男です。スティーラーズでは、キャム・ヘイワードとラリー・オグンジョビの隣にセットすることになるでしょう。そうなると、恐怖のランD#の完成です。また彼を指導するのに、キャム・ヘイワード以上の存在はありません。スティーラーズのDLは長い目でみても、良い選手を選択しましたね。

 

50位 バッカニアーズ→パッカーズ

ミシガン州立大学から、WRジェイデン・リードが指名されましたね。スパルタンズのWRが、ここまで上位で指名されたのは、2008年にデヴィン・トーマスが34番目に指名されて以来のこと。MSUから久々のスーパーWRが誕生です。オープンでもインサイドでも、リターナーとしても活躍できるし、ランナーとしてもあり。40ydsを4.37sで走れるのはいいです。

 

プレゼンターをしたバトラーも言うてましたが、QBジョーダン・ラブと上手いことやって欲しい。

 

51位 ドルフィンズ

やっときました、ドルフィンズ。さて、指名したのは、CBのキャム・スミスでした。サウス・カロライナ大学出身。いつも思うけど、この大学のユニフォームかっこいいよね。

ドルフィンズは昨年スターCBジェイレン・ラムジーをゲットしています。しかしパスD#では27位に終わってしまいました。かつてのスターCBザヴィエン・ハワードは、2022年にピークアウトしてしまい、今年で30歳の坂を下る。そうなると、このキャム・スミスは大きな戦力になりそうです。

こんな大勝負なタイミングなのに、HCマクダニエルズはしっかりリラックスしてます。大将って感じだよね!!

 

52位 シーホークス

4回目の指名権を使うシアトル。一人目はCB,二人目はWR,三人目はDE,そして四人目は、、、、RBを指名しました。びっくり。シーホークスには昨年2巡41位で指名したケネス・ウォーカー3世がいます。彼もドーク・ウォーカー賞を受賞しているアスリートです。

UCLAのRBザック・チャボネットは、ケネス・ウォーカーと比較すると、どうでしょうか。バックアップRBとして?ラシャード・ペニーの代理ってイメージでしょうね。でもカウボーイズは、ジークと、ポラードの二人を交互に使うことでダイナミックなプレイしてましたからね。ああいう変化もあるんでしょうね。

 

53位 レイブンズ→ベアーズ

ランD#で31位だったシカゴ・ベアーズ。やっぱりまずは補強したいところ。指名したのは、フロリダ大学ゲーターズのDTガーボン・デクスター。ダブルチームにも負けないプレッシャーがあり、オフェンスラインを一歩下げる。サック数こそそんなにないが、ラインの支配度でいうとかなりのもの。

それにしてもフットボールって、こんな子供もスイッチ入るのか。変わったスポーツだ。

人生が変わる瞬間。それがドラフトだよね。

 

54位 チャージャーズ

こちらも、D#選手を強化。OLBのテュイ・テュイプロト?読み方わからんわ。(Tuli tuipulotu).彼の兄のマーロンは2021年にイーグルスから6巡189位で指名された選手。ケルシー兄弟、ボッサ兄弟に次ぐ、名物兄弟の始まりかも知れませんね。

従兄弟となるタラノア・ハフンガ(Talanoa Hufanga)は49ersのセーフティとして頑張ってます。オールプロの1stチームに選ばれてる。そんな従兄弟が「USCにいる、俺の従兄弟のDLのトイプルトはマジでいい選手だぞ」と評価しています。

 

55位 ライオンズ→チーフス

チーフスはWRを指名。サザンメソジスト大学(SMU)のラシー・ライスです。スロットレシーバーとして優秀な様子。キャッチ後のランが早くトップスピードにすぐ戻せる。アントニオ・ブラウンみたいな印象。

チーフスはジュジュスミスシュースターと、メコール・ハードマンをFAで喪失していますね。早速ライスがスターターとして活躍することも十分あると思います。

 

56位 ジャガーズ→ベアーズ

マイアミ大学ハリケーンズのCB、タイリーク・スティーブンソンが、ベアーズから指名されました。タックラーというより、パスカバーに長けた選手のようです。そのあたりを強化したい。

 

57位 ジャイアンツ

ミネソタ大学ゴールデンゴーファーズからOL、センターのジョン・ミッチェル・シュミッツが指名。ジャイアンツはセンターニーズが高かったし、シュミッツはセンターの中でも3本指にはいるブロッカー。いい出会いだな。

電話をもらった時の様子。いいですね、やっぱりこういう裏側って。

 

58位 カウボーイズ

ミシガン大学のTEルーク・シューメイカーが指名されました。ルートランナーとしても優秀だけど、やっぱりランブロッカーとして活用されそう。大きな体を使ったパワープレイでアグレッシブに攻めてくれるでしょう。

プレゼンターのドリュー・パーソン。2022年に殿堂入りした選手。確か過去にも大ブーイングもらってました。なんで?何があったの?

59位 ビルズ

ビルズはOLのガード、オキュラス・トレンスを指名。フロリダ大学ゲーターズ出身。バッファローにとって、ガードの補強は重要な課題でした。トレンス(またはトーレンス)は、方向転換はちょいと苦手のようですが、DLと真っ向対峙したときのパワフルさはすごい。

なぜかこのタイミングで、昨日一巡でチーフスから指名されたウゾマー選手がステージに登場。

こりゃノリの良さそうな人だわ。

 

60位 ベンガルズ

ミシガン大学のCB、DJターナーを指名しました。よく訓練された選手であることと、40ydsランで、コンバイン史上4位タイの4.26sの記録をだした選手です。アドレー・ジャクソンのようなCBになるでしょう。

ベンガルズのセカンダリーは、2022年のプレイオフで駄目なところを露呈してました。イーライ・アップルはかつてのドラフト1巡ですが、やはりチームとしてアップデートが必要。ターナーはベンガルズを強くしてくれそうな予感。

これがコンバインの様子。めっちゃ速い。

 

61位 ジャガーズ

3人目の指名となるジャガーズ。またもO#選手を追加です。今度はTEのブレントン・ストレンジ。ペンステート大学の選手ですね。ジャガーズには1stでエヴァン・イングラムがいます。彼のバックアップをしながら、ブレントン・ストレンジを育てていこうという狙い。

 

62位 テキサンズ

3人目となる選手は、センターを指名しました。ペンステートで活躍してきたジュース・スクラグス。ガードとセンターのどちらもやったことある、多彩なオフェンスラインマンです。しかし相手の動きに合わせて動くミラーリングはちょっと下手みたいで、改良の余地あり。テキサンズにいいコーチいたかな。

 

 

63位 ライオンズ→ブロンコス

ブロンコスは、オクラホマ大学のWRマーヴィン・ミムスを指名しました。チームにはエースWRのジェリー・ジューディがいます。レシーブ数、ヤード数、タッチダウン数でキャリアハイを迎えているのですが、5年目オプションの直前。デンバーは彼を移籍させるって噂もあります。コートランド・スットンのキャップヒットも大きくなってるので、新人で回すって方針なのかも。

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でも、ミムスが小粒かというとそうではない。2022年シーズンだと1,083yds稼いでカンファレンスで2位になってる。十分スターの素質あります。

 

まとめ

さぁ、大急ぎで作りましたが、おもろいですね。3巡目4巡目もどんな選手がいるのか、楽しみです。