さて今回は、ジョージア州アトランタ市にある、ファルコンズを調べてみました。2016年シーズンでは猛烈な攻撃力で快勝し、スーパーボウルまでノンストップの快進撃をみせたチームです。
今回はそんなファルコンズを、ジョージア州からアトランタへと調査し、チーム紹介へと移っていきます。
それではどうぞ!
NFLが日本でもっと浸透しますように。
- ジョージア州の特徴
- アトランタの特徴
- アトランタのスポーツチーム
- ファルコンズの歴史
- 本拠地 メルセデスベンツ・スタジアム
- HCは アーサー・スミス
- オフェンスチーム
- QB マット・ライアン (Matt Ryan)#2
- LT ジェイク・マシューズ(Jake Matthews)#70
- LG マット・ゴノ(Matt Gono)#73
- C マット・ヘネシー(Matt Hennessy)#61
- RG クリストファー・リンドストローム (Christopher Lindstrom)#63
- RT カレブ・マクゲーリー (Kaleb Mcgary)#76
- TE カイル・ピット(Kyle Pitts)#8
- TE アンソニー・ファークサー(Anthony Firkser)#86
- WR カルビン・リッドリー (Calvin Ridley)#18
- WR ラッセル・ゲイジ(Russell Gage)#83
- WR オレミデ・ザックホース(Olamide Zacchaeus)#17
- WR コーダレル・パターソン(Cordarrelle Patterson)#84
- FB キース・スミス(Keith Smith)#40
- ディフェンスチーム
- DE ジャコブ・ツイオチ・マリナ(Jacob Tuioti-Mariner)#91
- DT グレイディ・ジャレット(Grady Jarrett)#97
- DT トミー・トギアイ(Tommy Togiai)#93
- DT タイラー・ダヴィジョン(Tyeler Davison)#96
- DE ダンテ・ファウラー(Dante Fowler Jr.)#56
- DL ジョン・アトキンス(John Atkins)#99
- LB マイカル・ウォーカー(Mykal Walker)#
- LB ラシャーン・エヴァンス(Rashaan Evans)#54
- LB ディオン・ジョーンズ(Deion Jones)#45
- LB フォエサデ・オルオクン(Foyesade Oluokun)#54
- CB A.J.テレル (A.J.Terrell)#24
- CB ケンダール・シェフィールド(Kendall Sheffield)#20
- CB アイザイア・オリヴァー(Isaiah Oliver)#26
- SS リッチー・グラント(Richie Grant)#27
- FS ジェシー・ベイツ三世(Jessie Bates III)#3
- FS デュロン・ハーモン(Duron Harmon)#21
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ジョージア州の特徴
アトランタ市があるのは、ジョージア州です。場所はこちら。フロリダ半島のすぐ北にあって、かなり気候のよい暖かい州です。人口が970万人で全米8位の規模をもってる州。州都が最大都市のアトランタです。後で詳しく紹介します。
ジョージアは別名ピーチ・ステートと呼ばれます。単純に桃の産地なんですね。暖かい気候なので、桃がたくさんとれるんでしょう。日本の岡山県もそんな感じです。ピーチの他にはピーナッツも名産品の一つらしいですよ。
ここはもともとアメリカ独立宣言の最初の13州のひとつ。1776年にイギリスから独立する宣言にサインをしてます。アメリカ建国と同じ歩みを過ごしてる歴史のある州です。くわしくは、こちらの記事「アメリカ独立戦争について」をご参照ください。
もともとこの州は黒人奴隷禁止してました。だけど、白人は南部の気候に身体が合わず、死亡率が高かった。対してアフリカ人は低地帯でのダム工事、堤などの灌漑設備の技術や知識に明るく、また気候風土もフィットしていた。結果、1749年に奴隷制を解禁。これで大規模プランテーションが普及発展、アフリカ人人口比率が圧倒的に増えます。
このアフリカ系の人たちが定着して、ギーチー文化が発展。今でも南部の言語や宗教観に多く影響を残してます。また食事や、作り物、衣服といった様々な文化的遺産が残るようになり、これがアメリカ南部文化と混在し一体になっていきました。
ときは経ち南北戦争がおこります。このときはジョージア州は当然南軍についてます。合衆国(USA)から離脱して、アメリカ連合国(CSA)建国7州のひとつになってます。この時の戦争でジョージア州アトランタは激戦地となり、南軍が敗北し、戦争は終結に向かいます。
南北戦争でのジョージアの荒廃を題材にしたのが、名作「風と共に去りぬ」です。南北戦争という風とともに、当時絶頂にあったアメリカ南部白人の貴族文化が去ったという意味の題名なんですね。ラブストーリーでもあるんですけどね。ヴィヴィアン・リーが綺麗ですねぇ。
この南北戦争以後、ジョージア州は合衆国にリコンストラクション(合併)されて、経済的にも復興していくわけです。しかしプランテーションで奴隷としてた黒人への強い差別は、経済格差を生み出しました。これが後世に大きく影響を残していますね。
さて話は変わって、ジョージアの名物はグリッツです。南部のソウルフードとも言われるグリッツはトウモロコシの粉で作ったお粥です。もとはインディアンの食事だったらしいですね。つぶつぶした食感で無味なので味付けしだいで変化する料理だそうです。
これがジョージア州の旗。なんだかアメリカが独立したときの国旗に似てますよね。星は13個あって、独立13州を表してますね。Wisdom(知恵)Justice(正義)Moderation(節度)がモットーに掲げられてます。
さて、アトランタの紹介に移ります。
アトランタの特徴
ジョージア州の州都であるアトランタ。州内最大都市でもあり、市単独人口でも50万人。都市圏人口でいうと670万人。人口集積では国内9位の大都会です。
これがアトランタ議事堂と、アトランタ市のマーク。ジョージア州は猛禽類が多いようで、アトランタの市章にもハヤブサが描かれてます。特にアトランタ市内には、ハヤブサが高層ビルを巣にして、街中を飛び回っているそうです。ファルコンズというチーム名は、ここから来ているんですね。
1996年にアトランタ五輪が開催されましたね。オリンピック開催のちょうど100年目の記念すべき大会だったらしいです。当時はビル・クリントン大統領でしたね。開会式でパーキンソン病のモハメド・アリが震える手で聖火を点火したのを覚えてます。
街の玄関口アトランタ空港は、世界一の乗降客数を誇る、メガトン級のハブ空港です。北京・ドバイ・羽田・ロスを抑えてるって、なんかすごくないですか?観光だけでここまではこない。そう、アトランタには世界に誇る大企業がたくさんあるわけです。
まずはみんな大好きコカ・コーラ。実はアトランタが本社です。会社の正式名称は、「ザ・コカ・コーラ カンパニー(The Coca-Cola Company)」です。連結売上高で2兆5000億円を超える規模です。主要株主は、ウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイ。ちなみにライバルのペプシコ社は、企業規模で2倍の差があります。
市内にはコカコーラ博物館、ワールド・オブ・コカコーラがあります。本当昔からあるから、古い瓶とか見るとテンションあがりそうですね。一番人気のお土産はきっとキーホルダーでしょう。
CNNの本社もアトランタにありますね。日本では朝日放送とアライアンスを組んでます。アメリカ全土はもちろんのこと、ナイロビ、モスクワ、北京など世界各地に海外支局をもってます。
そしてデルタ航空もアトランタ本社です。客室乗務員が乗客に暴行をしたって話が、いまでも印象残ってますね。売上1位はアメリカン航空$42.65B、デルタが2位で$40.3B(≒4兆円)くらいの売上です。
アトランタは車産業の拠点として有名です。ポルシェ、ベンツの北米本社もあり、アトランタを中心に周辺6州にこれだけの生産拠点があります。以前はデトロイトが自動車産業の中心でしたが、近年はこちらに重心が移っています。
公民権運動の中心的人物、マーティン・ルサー・キング牧師は、アトランタ出身。彼のお墓もここアトランタにあります。彼はテネシー州メンフィスで暗殺されましたね。本当に偉大な偉大な人だと思います。
キング牧師のお墓も、アトランタ市にあります。オバマ大統領や、写真のようにダライ・ラマ14世も弔問においでになっています。キング牧師の生まれた家を中心に、彼の生涯を讃えるMLKセンターという施設が建設されています。彼のお墓もその一角にあります。特別にあしらわれた水のプールの上に、涼しげにお祀りされてます。
有名大学は、ジョージア大学。ここはアメフトのジョージア・ブルドッグスが有名です。創設1785年の歴史ある大学です
もう一つ、ジョージア工科大学。1885年創設と、ジョージア大学と100歳差。こちらもアメフトで人気の大学です。
ブルドッグスVSイエロージャケットは、ジョージア対決の天王山。早明戦みたいに盛り上がるわけですね。うーん、カレッジフットボールも追いかけたくなっちゃうね。
さて、そろそろ、スポーツの話題に移ります。
アトランタのスポーツチーム
アトランタは北米4大スポーツのすべてがあります。ファルコンズを紹介するまえに他のスポーツも簡単に紹介します。
MLB ではアトランタ・ブレーブスがいます。1871年にボストンで誕生したチームです。アトランタに来たのは、なんとおよそ100年後の1966年です。ワールドシリーズを3回優勝、最近では2年連続地区優勝してる強いチームです。
NBAではアトランタ・ホークスです。ここも結構歴史古くて1946年にバッファローで創設。その後、ミルウォーキー、セントルイスにフランチャイズを移し、1968年にアトランタにやってきました。MLBのブレーブスと同じくらいのタイミングですね。
MLS、サッカーではアトランタ・ユナイテッドFC。2018年に全米チャンピオンに輝いた強いチームです。2014年に創設され、NFLのファルコンズと同じ人がオーナーです。
WNBAでは、アトランタ・ドリームズです。2007年設立され、カンファレンスタイトルを3度とってるチームですね。
さて、いよいよファルコンズの紹介に移ります。
ファルコンズの歴史
アトランタ・ファルコンズができたのは1965年。創業者は写真の人、ランキン・M・スミスSrさんです。地元アトランタの人で、保険代理業を営んでいた実業家でした。
ランキン・スミスさんがチーム創設に支払った金額が$9M(≒10億円)。1965年当時での金額ですから、現時点でいうとインフレ率が8倍くらいですから、$75M(≒80億円)あたりの投資額になります。ランキン・スミスがかなりの資産家だったことがわかりますね。
1990年、オーナーが息子のテイラー・スミスに移ります。創業者のランキンさんは、1965年から25年間もチームを牽引してきたわけです。なかなかの苦労だったと思います。写真に移っているのは、テイラー・スミスと、兄弟のランキン・スミスJrです。スミス家には子供が5人いて、テイラーは4人目の子供。末の男子でした。
2002年にアーサー・ブランクにオーナーシップが移ります。彼は現在でもファルコンズのオーナーです。全米最大のDIYショップ、ホーム・デポ(HOME DEPOT)の創業者で大成功者の一人です。
1942年生まれ、もうすぐ80歳の人です。ファルコンズの買収に乗り切ったときは、還暦を迎える年でした。さすがアメリカ人ビジネスマン達はめちゃくちゃ元気ですね。彼はMLSのアトランタ・ユナイテッドFCのオーナー(2018年チャンピオン)でもあります。
彼については「NFLオーナー列伝 アトランタ・ファルコンズ」でも述べてますので、詳しくは御覧ください。
さてファルコンズの戦績についてです。ファルコンズが在籍するのは、NFC西地区(1970~2001)とNFC南地区です。少し振替ります。
ファルコンズが初の地区優勝したのが1980年です。1975年に全体1位で指名した、カリフォルニア大学のQB、スティーブ・バートコウスキ(Steve Bartkowski)を中心にチームが強くなりつつありました。しかし、この同地区にサンフランシスコ・49ersが。ジョー・モンタナを擁しん黄金期のため、ファルコンズは苦渋の時代を過ごします。
1998年シーズン、初のカンファレンス優勝を果たします。強敵49ersをディビジョナル・プレイオフで20-18で勝利、チャンピオンシップはバイキングスと30-27での接戦を制し、チーム創設30余年にて、悲願のスーパーボウル出場を果たします。
しかし第33回スーパーボウルは、デンバー・ブロンコスの勝利に終わりました。ジョン・エルウェイ率いるブロンコスは、第32回に引き続きの連覇。エルウェイの引退試合となったゲームです。ファルコンズにはいやな思い出となりました。
2016年シーズンを勝利し、ファルコンズは再度スーパーボウルに挑戦します。2002年からオーナーになったアーサー・ブランク、初の大舞台です。チームは2005年に獲得したボストン大学のQBマット・ライアンを中心に、OCカイル・シャナハンの作った攻撃力でのし上がってきました。
このゲームはスーパーボウル史上に残る名勝負でした。第3Qが終わったときに、ファルコンズは28-9でビッグリードをしていました。ゲームを掌握していたのは完全にファルコンズで、このままペイトリオッツを粉砕する勢いでした。
しかし、ゲームは34-28でペイトリオッツが大逆転。この試合だけでも観てもらえると、アメフトの面白さが十分に伝わると思います。これについては、熱気そのままに書いたレビュー記事を御覧ください。
それにしても、このゲームは本当に残念だった。同時にトム・ブレイディの凄さに引き込まれてしまいました。本当に名ゲームでした。
本拠地 メルセデスベンツ・スタジアム
このダイナミックな建物が、ファルコンズの本拠地です。ネーミングライツは、セインツと同様に、メルセデスベンツが購入しています。アトランタ市に北米ベンツの本社があるので、その関係もあるんでしょうね。
中央部が開閉式になってるダイナミックな建築です。まるでラフレシアです。着工は2014年、完成は2017年8月。総工事費は$1.4B(≒1500億円)くらいだと言われてます。当時はスタジアムの最高額を記録した建築でした。
ここはアトランタ・ユナイテッドFCも使ってます。中央天井部が円型のスクリーンになってて、そこにいろいろな情報が記載されます。めちゃくちゃカッコイイ建物です。
昔はこのスタジアムを使ってました。アトランタ・フルトン・カントリー・スタジアム(Atlanta-Fulton County Stadium)。ファルコンズ設立の1966年から1991年まで使っていました。
1992年から使ってたのが、このジョージア・ドーム。これ現在は爆破解体されて存在してませんが、2017年まで現役で使ってた施設です。そう考えると、結構使ってきた期間が短いですね。
これが2017年の爆破解体の瞬間です。現在のメルセデス・ベンツ・スタジアムは、ジョージア・ドームの真横に建ってます。グランドデザインを大きく変えないアメリカの都市設計は、日本も学ぶべきところが大いにあるよね。
さて、そろそろ、チームの人材について。コーチや選手についてご紹介していきます。
HCは アーサー・スミス
現在のヘッドコーチは、アーサー・スミス(Arthur Smith)。2019~2020年はタイタンズのOCとして活躍してました。2021年からファルコンズは新体制で進みます。どんなチームになるか楽しみですね。
彼のNFLキャリアは2011年のタイタンズからです。以来10年ずっとタイタンズのオフェンスチームで、主にOLを始動してきた人です。ファルコンズはマットライアンという素晴らしいQBがいますので、100%彼の実力を発揮させる上でも、OL強化は大事な仕事です。新HCがファルコンズの基礎を固めてくれるでしょう。
オフェンスチーム
OCを担当するのがデイブ・ラゴーン(Dave Ragone)さん。昨年までベアーズでコーチしていた人です。かつてタイタンズ時代にアーサー・スミスHCと一緒に働いていた人です。NFLの経験値は10年。ファルコンズのオフェンスを次のレベルに引き上げてくれる期待がかかってます。
QB マット・ライアン (Matt Ryan)#2
2008年 / 1巡 / 3位 / ボストン
契約総額ではNFLで現役最高額を持っているQBです。パッサーとしての能力が実に高い。冷静で怒鳴ったりしているのを余り見たことのない感じ。2016シーズンでは最優秀O#選手賞とMVPの同時受賞。スーパーボウルにまで進出するも、ペイトリオッツの大逆転に苦汁をなめました。彼ほどの実力であっても優勝できない。応援しています。
LT ジェイク・マシューズ(Jake Matthews)#70
2014 / 1巡 / 6位 / テキサスA&M
GBパッカーズ(今はラムズに移籍)のLBクレイ・マシューズ3世の従兄弟になります。18シーズンはプロボウルに選出。これからますます活躍していく選手でしょう。契約金額$72MはLTとしてはトップクラス。これ以上の契約拡大は望めないと思います。
LG マット・ゴノ(Matt Gono)#73
2018 / ドラフト外 / ウェズリー大学
西アフリカにあるリベリア共和国出身。という珍しい経歴。つまりこの人はアメリカ人ではありません。いつか本国に帰るのか。それともアメリカでグリーンカードゲットして移住か。
C マット・ヘネシー(Matt Hennessy)#61
2020 / 3巡 / 78位 / テンプル大学
お兄さんはNYJETSのロングスナッパーをしてます。ニューヨーク州のバルドニアで生まれてニュージャージー育ち。
RG クリストファー・リンドストローム (Christopher Lindstrom)#63
2019 / 1巡 / 14位 / ボストン大学
19ドラフトでファルコンズが一番最初に指名したOT。同じポジションでは2位のランク。きっと新シーズンからスターターとして活躍されます。QBマット・ライアンとは同窓の後輩になります。15歳近くも年下ですが、お互いトッププロとして尊敬しあってほしいですね。
RT カレブ・マクゲーリー (Kaleb Mcgary)#76
2019 / 1巡 / 31位 / ワシントン大
ファルコンズは19ドラフトの1巡指名権を2つ持っていました。そして2つともインテリアラインの選手を指名しました。一人がボストン大学のリンドストローム(14位)、そして彼、ワシントン大学のマクゲーリーです。1巡指名のOLは活躍間違いなし。マット・ライアンのパスを支えるカタパルトになって欲しいものです。
TE カイル・ピット(Kyle Pitts)#8
2021 / 1巡 / フロリダ大学
過去10年を振り返っても最高級のレシーバーと評価が高い選手。大学時代はTEで、当分はプロでもTEとしてセットするでしょうが、期待される仕事はレシービングとTDです。早くプレイがみたいですね。
TE アンソニー・ファークサー(Anthony Firkser)#86
2017 / ドラフト外 / ハーバード大学
また珍しい最高学府からのNFL選手。現役でも5人くらいしかいないと思います。
WR カルビン・リッドリー (Calvin Ridley)#18
2018 / 1巡 / 8位 / アラバマ
アラバマ大学出身の若手WR。名人フリオ・ジョーンズとは大学も同じ、ポジションも同じ。指名順も同じと、師弟のような関係です。背番号11、12、18がファルコンズの点取り屋。怖い存在です。
WR ラッセル・ゲイジ(Russell Gage)#83
2018 / 6巡 / 194位 / LSU
ミシシッピ州生まれ。
WR オレミデ・ザックホース(Olamide Zacchaeus)#17
2019 / ドラフト外 / バージニア大学
2020年のウィーク9、ブロンコス戦でキャリア初の100yds獲得ゲームを達成。チームの主力として機能することを証明しましたね。
WR コーダレル・パターソン(Cordarrelle Patterson)#84
2013年 / 1巡 / 29位 / テネシー大学
超巨体でありながら、ガンガンスピードにのっていく怖いリターナー。以前ペイトリオッツ時代には、スーパーボウルで多いに活躍していた。2021年にベアーズからファルコンズに移籍です。
FB キース・スミス(Keith Smith)#40
2014 / ドラフト外 / サンノゼ州立大学
カウボーイズ、レイダースを経て、2019年シーズンからファルコンズと契約しています。40ydsも4.98sとそれほどで、敵陣切り裂く電光石火のRB!というよりも、気力体力ど根性!で突っ込んでいくタフな役回りです。19シーズンは16ゲームすべて出場し、5ゲームはスターターとして出ています。
ディフェンスチーム
DCはディーン・ピース(Dean Pees)さん。新HCが引っ張ってきた人材です。過去20年フットボール業界で卓越したディフェンススキームを構築してきたベテランコーチの一人。無敵だった2017年のファルコンズのようなD#ユニットを作ってくれると期待されてます。
DE ジャコブ・ツイオチ・マリナ(Jacob Tuioti-Mariner)#91
2018 / ドラフト外 / UCLA
DT グレイディ・ジャレット(Grady Jarrett)#97
2015 / 5巡 / 137位 / クレムソン
スーパーボウル50ではトム・ブレイディに3回もサックをして、一躍スターダムにのし上がったDT。パワー系かと思いきや、スクリメージラインを抜けるとガツンと速度が上がるスピードも持っています。
DT トミー・トギアイ(Tommy Togiai)#93
2021年 / 4巡 / 132位 / OSU
2024年からファルコンズへ移籍。内陸部のアイダホ州出身という、ちょっと珍しい人。でも大学は名門OSU。ちょうど彼が大学生のときOSUは全米チャンピオンシップだったけど、コロナウイルスのプロトコール入りしてたので、ゲームに参加できず残念な思いを味わってます。プロでどんなゲームを見せてくれるか興味ありますね。
DT タイラー・ダヴィジョン(Tyeler Davison)#96
2015 / 5巡 / 154位 / フレスノ州立大学
セインツからデビューしてFAになって2019年からファルコンズに移籍した人。
DE ダンテ・ファウラー(Dante Fowler Jr.)#56
2015 / 1巡 / 3位 / フロリダ大学
ジャガーズからデビューしてラムズでSBに出場。残念ながらリング取れませんでしたが、彼の存在感は高かったですね。2021年からファルコンズと3年$48Mの契約。
DL ジョン・アトキンス(John Atkins)#99
2018 / ドラフト外 / ジョージア大学
彼も最初はペイトリオッツで練習生として契約を結んでました。2018年にライオンズに移籍が決定。18年は1年$0.4Mでしたが、2019年に2年$1.08Mで契約。すこーしだけ金が増えました。彼はどこまでプロでいられるでしょうか。
LB マイカル・ウォーカー(Mykal Walker)#
2020 / 4巡 / 119位 / フレスノ州立大学
カリフォルニア育ちの西海岸ボーイ。跳躍力が高く、ワンハンドで見事にインターセプト。まるでDBのような能力をもっているラインバッカーです。
LB ラシャーン・エヴァンス(Rashaan Evans)#54
2018 / 1巡 / 22位 / アラバマ大学
タイタンズが狙いを定めて獲得した1巡指名の選手。出身はアラバマ州オーバーン。家族兄弟はオーバーン大学に進学してるけど、彼はアラバマ大学を選びました。大学時代は野生の馬を追いかけて身体を鍛えたそうです。2020年シーズンはLBチームで最もタックルあげて96本。グイグイ伸びそうですね。
LB ディオン・ジョーンズ(Deion Jones)#45
2016 / 2巡 / 52位 / LSU
17シーズンには136タックルをあげて、プロボウルに選ばれている名選手です。しかし18シーズン途中に怪我のためIRリスト入りしています。19シーズンでもD#のメインタックラーとして活躍してほしいです。
LB フォエサデ・オルオクン(Foyesade Oluokun)#54
2018 / 6巡 / 200位 / イエール大学
珍しく学業の名門イエール大学出身。NFLではかなり少ないんじゃないかな。ナイジェリア移民の父をもつ。まだこれからって感じの人。ナイジェリアンルーツの人はみな、難読名前wwww。
CB A.J.テレル (A.J.Terrell)#24
2020 / 1巡 / 16位 / クレムソン大学
CB ケンダール・シェフィールド(Kendall Sheffield)#20
2019 / 4巡 / 111位 / アラバマ大学
CB アイザイア・オリヴァー(Isaiah Oliver)#26
2018 / 2巡 / 58位 / コロラド大学
2年目から完全にスターターCBとして活躍している人。パスD#11回、タックル62回とかなり活躍しています。もうひとりのCBがちょっと心配。
SS リッチー・グラント(Richie Grant)#27
2021 / 2巡 / 40位 / UCF
FS ジェシー・ベイツ三世(Jessie Bates III)#3
2018 / 2巡 / 54位 / ウェイク・フォレスト大
2023年に移籍。4年$64ミリオンで契約。かつてはベンガルズのFSとして活躍してきた選手です。2023年は3本のファンブルフォースをあげるなど、かなり積極的で攻撃的なキャラクターです。
FS デュロン・ハーモン(Duron Harmon)#21
2013 / 3巡 / 91位 / ラトガーズ大学
ペイトリオッツの名セーフティ。3度のスーパーボウルチャンピオンを獲得した名選手。ペイトリオッツと結んだ4年契約の、最後のシーズンだけ、ライオンズで過ごす予定。2020年はライオンズですが、2021年からファルコンズへ。