さてでは、早速。1月14日にありますNFCのワイルドカードマッチ。シアトル・シーホークスvsサンフランシスコ・49ersを紹介します。
余談じゃないですが、僕はサンフランシスコ・49ersがスーパーボウルに来るって思っています。
NFLが日本でもっと浸透しますように。ではどうぞ!
圧倒的オッズ差で、下馬評では49ers優位
見てわかるように、SEAがアンダードッグ、SFがフェイバリットっです。この数字ってわかりにくいですが、SEAの方は「100ドルかけたら380ドルになります。」「つまり、3.8ですよってことです」
逆にサンフランシスコ・49ersの方は、「-475」です。アメリカンオッズの見方については、過去記事「行ってきましたアメリカ」に詳しく書いていますが、こちらのサイトが詳しいので、ぜひご参照ください。
今回49ersは「-475」ですので、「475ドルかけたら575ドルになりますよ」という意味です。ですので日本式(デシマル式)でいうと、1.21倍です。方やシーホークスは「+380」だから、「100ドルかけたら380ドルになります」で、3.8倍ですね。
下馬評ではかなり49ersが優勢という見方です。
会場はSFの本拠地リーバイス・スタジアム
こちらは過去スーパーボウルの会場にもなったITスタジアム。記念すべき第50回大会でブロンコスvsパンサーズの名試合が演じられた場所です。
会場はサンタクララ。いわゆるシリコンバレーといわれるエリアにありまして、屈指のIT技術をたっぷり詰め込んだ最新式のスポーツ母艦として知られています。
ただ当日の天気予報は雨らしいですね。降水確率100%。ホームアドバンテージとはいえ、49ersのQBブロック・パーディはまだ雨の中でのプレイ経験がないらしいです。そこはちょっと心配されてるみたいですね。またSFファンも、雨の中の観戦であまり応援の声も届かないかも知れないです。
開催日と、おすすめ視聴方法
こちらですね。今日が1月13日ですから、あと2日も経たないうちにキックオフです。本当に楽しみですね。
おすすめの視聴方法は、CS日本が配信する日テレG+のNFLGOというサービス。月額990円だけで良いので、今申し込みすると、ギリギリスーパーボウルまで視聴可能です。1000円ポッキリで、1ヶ月楽しめると思えば激安だと思います!
シーホークスについて
アンダードッグとなってるシーホークスは、シアトルのチームです。今期は9勝8敗で地区2位。かつてQBラッセル・ウィルソンを中心としたチームでしたが、2021年を最後にトレードしており、現在は違うQBジーノ・スミスが投げています。
QBが変わったといえど、O#ランキングでリーグ13位。パッシングでは11位のランキングです。またラッシュでは2,042ydsを記録して18位の実力をもっています。QBジーノ・スミスはインターセプトが11回あるものの、堅実なプレイが魅力です。プレイオフではどんなのか楽しみですね。
O#のキーマンは、大型WRのDKメットカーフが1,048ydsを稼ぎ、同じく小兵ながら速度をもつタイラー・ロケットが1,033ydsを稼ぎます。この二人がシアトルの大きな武器です。TEのノア・フォントはレシーバーというよりもブロッカーの様相が強いですね。
さてD#ですが、ちょっと課題がありランでリーグ30位と悪い。でもパスD#では13位と悪くない。
注目はCBのマイケル・ジャクソン(同姓同名だ!)、パスD#で12回インターセプト1回、タックル75回の活躍。さらにFSのクアンドレ・ディグスも、インターセプト4回タックル71回で、鷹のように高所から襲ってくる。
49ersについて
僕はスーパーボウルにあがるだろうと思うチームです。HCカイル・シャナハンはOC出身で、攻撃パターンをつくることに定評のある戦略家。特にRPOやPAP(ランパスオプション、プレイアクションパス)が得意技で、フリーのレシーバーを作るのが上手です。
49ersのO#は合計6,216ydsでリーグ5位。パスゲームでは13位ですが、ランゲームで8位の実力です。やっぱり本来からOLが強いことに加えて、途中加入したCMCの存在がでかいですね。レシーバー陣も強いので、敵陣が広がり、スペースが生まれるところを刺す。という具合です。
攻撃チームには大きな武器がいくつもあります。レシーバーにはTEジョージ・キトル、WRディーボ・サミュエル、ブランドン・アイユーク、RBクリスチャン・マキャフリー、FBカイル・ユーズチェック。
更にOTにはトレント・ウィリアムス、マイク・マクリンチーらがドデデンと構えてます。攻撃チームとしては最強のメンバーです。
面白いのは、ディーボも、CMCも、ユーズチェックも、ランでもパスでも活躍できるところです。これにシャナハンの戦術眼が加わり、プレイコールは大変豊富なものになります。面白いですよね。
さてD#チーム。なんと損失が5,110ydsでリーグ1位。最強の盾をもっています。シャナハンHCは攻撃特化型ではなく、しっかり防備もうまいのです。パッシングゲームでは、20位と課題はあるものの、ランD#では1,321yds損失でリーグ2位。
注目したいのは、LBフレッド・ワーナー#54に、LBドレ・グリーンロー#57ですね。彼ら二人でタックル150本を稼いでます。
さらにDLではニック・ボサがいます。チャージャーズにいる兄ジョーイ・ボッサは怪我で出場できないらしいので、こちらを十分に応援したいですね。QBサックでは18.5本を上げてリーグ1位。きっと、ジーノ・スミスに強烈なプレッシャーをかけて、パス攻撃を粉砕することでしょう。
まとめ やっぱりSFかな?
ということで、戦力差をみても、相性をみても、やっぱり49ersが勝利すると予想します。ジーノ・スミスはよいQBですが、49ersの攻撃陣もかなり強い。点の取り合いになったとしても、かなり分が悪いように感じます。