NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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【NFL2022】NFCプレイオフ シーホークスvs49ers

さてでは、早速。1月14日にありますNFCのワイルドカードマッチ。シアトル・シーホークスvsサンフランシスコ・49ersを紹介します。

 

余談じゃないですが、僕はサンフランシスコ・49ersがスーパーボウルに来るって思っています。

【↓↓今日の見出し↓↓】

 

NFLが日本でもっと浸透しますように。ではどうぞ! 

 

圧倒的オッズ差で、下馬評では49ers優位

見てわかるように、SEAがアンダードッグ、SFがフェイバリットっです。この数字ってわかりにくいですが、SEAの方は「100ドルかけたら380ドルになります。」「つまり、3.8ですよってことです」

 

逆にサンフランシスコ・49ersの方は、「-475」です。アメリカンオッズの見方については、過去記事「行ってきましたアメリカ」に詳しく書いていますが、こちらのサイトが詳しいので、ぜひご参照ください。

www.pinnacle.com

 

今回49ersは「-475」ですので、「475ドルかけたら575ドルになりますよ」という意味です。ですので日本式(デシマル式)でいうと、1.21倍です。方やシーホークスは「+380」だから、「100ドルかけたら380ドルになります」で、3.8倍ですね。

 

下馬評ではかなり49ersが優勢という見方です。

 

会場はSFの本拠地リーバイス・スタジアム

こちらは過去スーパーボウルの会場にもなったITスタジアム。記念すべき第50回大会でブロンコスvsパンサーズの名試合が演じられた場所です。

www.nikkei.com

会場はサンタクララ。いわゆるシリコンバレーといわれるエリアにありまして、屈指のIT技術をたっぷり詰め込んだ最新式のスポーツ母艦として知られています。

 

www.youtube.com

ただ当日の天気予報は雨らしいですね。降水確率100%。ホームアドバンテージとはいえ、49ersのQBブロック・パーディはまだ雨の中でのプレイ経験がないらしいです。そこはちょっと心配されてるみたいですね。またSFファンも、雨の中の観戦であまり応援の声も届かないかも知れないです。

 

開催日と、おすすめ視聴方法

こちらですね。今日が1月13日ですから、あと2日も経たないうちにキックオフです。本当に楽しみですね。 

www.gtasu.com

おすすめの視聴方法は、CS日本が配信する日テレG+のNFLGOというサービス。月額990円だけで良いので、今申し込みすると、ギリギリスーパーボウルまで視聴可能です。1000円ポッキリで、1ヶ月楽しめると思えば激安だと思います!

 

シーホークスについて

アンダードッグとなってるシーホークスは、シアトルのチームです。今期は9勝8敗で地区2位。かつてQBラッセル・ウィルソンを中心としたチームでしたが、2021年を最後にトレードしており、現在は違うQBジーノ・スミスが投げています。

www.nfl-32.com

 

QBが変わったといえど、O#ランキングでリーグ13位。パッシングでは11位のランキングです。またラッシュでは2,042ydsを記録して18位の実力をもっています。QBジーノ・スミスはインターセプトが11回あるものの、堅実なプレイが魅力です。プレイオフではどんなのか楽しみですね。

 

O#のキーマンは、大型WRのDKメットカーフが1,048ydsを稼ぎ、同じく小兵ながら速度をもつタイラー・ロケットが1,033ydsを稼ぎます。この二人がシアトルの大きな武器です。TEのノア・フォントはレシーバーというよりもブロッカーの様相が強いですね。

さてD#ですが、ちょっと課題がありランでリーグ30位と悪い。でもパスD#では13位と悪くない。

注目はCBのマイケル・ジャクソン(同姓同名だ!)、パスD#で12回インターセプト1回、タックル75回の活躍。さらにFSのクアンドレ・ディグスも、インターセプト4回タックル71回で、鷹のように高所から襲ってくる。

 

 

49ersについて

僕はスーパーボウルにあがるだろうと思うチームです。HCカイル・シャナハンはOC出身で、攻撃パターンをつくることに定評のある戦略家。特にRPOやPAP(ランパスオプション、プレイアクションパス)が得意技で、フリーのレシーバーを作るのが上手です。

www.nfl-32.com

 

 

49ersのO#は合計6,216ydsでリーグ5位。パスゲームでは13位ですが、ランゲームで8位の実力です。やっぱり本来からOLが強いことに加えて、途中加入したCMCの存在がでかいですね。レシーバー陣も強いので、敵陣が広がり、スペースが生まれるところを刺す。という具合です。

 

攻撃チームには大きな武器がいくつもあります。レシーバーにはTEジョージ・キトル、WRディーボ・サミュエル、ブランドン・アイユーク、RBクリスチャン・マキャフリー、FBカイル・ユーズチェック。

 

更にOTにはトレント・ウィリアムス、マイク・マクリンチーらがドデデンと構えてます。攻撃チームとしては最強のメンバーです。

 

面白いのは、ディーボも、CMCも、ユーズチェックも、ランでもパスでも活躍できるところです。これにシャナハンの戦術眼が加わり、プレイコールは大変豊富なものになります。面白いですよね。

 

さてD#チーム。なんと損失が5,110ydsでリーグ1位。最強の盾をもっています。シャナハンHCは攻撃特化型ではなく、しっかり防備もうまいのです。パッシングゲームでは、20位と課題はあるものの、ランD#では1,321yds損失でリーグ2位。

 

注目したいのは、LBフレッド・ワーナー#54に、LBドレ・グリーンロー#57ですね。彼ら二人でタックル150本を稼いでます。

 

さらにDLではニック・ボサがいます。チャージャーズにいる兄ジョーイ・ボッサは怪我で出場できないらしいので、こちらを十分に応援したいですね。QBサックでは18.5本を上げてリーグ1位。きっと、ジーノ・スミスに強烈なプレッシャーをかけて、パス攻撃を粉砕することでしょう。

 

まとめ やっぱりSFかな?


ということで、戦力差をみても、相性をみても、やっぱり49ersが勝利すると予想します。ジーノ・スミスはよいQBですが、49ersの攻撃陣もかなり強い。点の取り合いになったとしても、かなり分が悪いように感じます。