NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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【行ってきましたアメリカ】スポーツ賭博!スポーツブックの解説

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こんにちは!行ってきましたアメリカ大陸。アメリカではちょうどプレーオフの真っ最中でした。そのため、スタジアムにてゲームを観戦するわけには行かず、当然テレビでの観戦ということになる予定でした。

 

しかし、Twitterで色々聞いてみたところ「テレビで見るより、カジノのスポーツブックで見るのが10倍盛り上がりますよ」との情報をいただきました。

 

今回の記事では、スポーツブックで観戦してきたよというレポートと、簡単な賭け方の解説をしてみたいと思います。

 

日本でもっとNFLが浸透しますように。

 

 

スポーツブック(SportsBook)とはスポーツの賭け事

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スポーツブック、もしくはブックメーカーとも言います。アメリカに限らず、世界中でスポーツは賭け事の対象です。日本では競馬・競輪・競艇だけですが、裏では高校野球賭博などがあるなど、よく似た状況です。

このスポーツにはどんなものがあるか。アメリカ4大スポーツのアメフト、野球、バスケ、アイスホッケーはもちろんのこと、大学の試合や、ドラフトで誰が1巡指名されるかなどまであります。

 

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今回、僕が参加観戦したスポーツブックは、ホテル・ミラージュのカジノです。スポーツブックはカジノごとに存在しますが、ラスベガス内ではこのミラージュが一番広いらしいのです。ありがたいことに、僕が宿泊していたホテルがミラージュだったので、大変便利でした。このあたりの情報については、こっちのサイトを参考しました。もし、ラスベガスに行かれる方はご参考にしてください。

casino-navi.net

どうやって賭けるのか?

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スポーツブックの窓口にいくと、こういう用紙が束になっておいてあります。まるでJRAのマークシートみたいに。このリストに沿ってお金をベットしていくわけです。ちなみに最低金額は$5でした。この用紙をみても、正直ちんぷんかんぷんでしたので、ちょっとiPhoneに色々聞いてみて、調べてみました。少し解説してみたいと思います。

 

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さて、まず用紙のタイトルには対戦カードが書いてます。これを間違えると大変ですので、しっかり確認ください。この場合は「NFC Divisinal Playoffs Vikings vs 49ers」と書いてますね。ちなみに用紙の裏面には「タイタンズvsレイブンズ」のオッズが書いてます。

上段から

①どちらが勝つのか。
②第1Qでの勝利はどちらか。
③前半での勝利はどちらか。

が書かれてます。(ポイントスプレッドは意味不明でした。)

で、英語で「 Line 」「Total」「M/L」というのは、全てオッズのことです。正直、この辺がよくわからないのと思うので、詳しく調べてみました。

プラスはアンダードッグ、マイナスは強者

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日本のオッズだと「2.08倍」とか、小数点で掛け率が表示されるのがメジャーです。これを世界的には「デシベル表記」と言います。そして、赤い線で区切った「M/L」という部分。これはアメリカのオッズ表示の仕組みです。

プラスがついた側がアンダードッグ、格下チーム。マイナスがついた側がフェイバリット、本命チーム。つまりオッズ的にはマイナスがついた方が低くなります。オッズの読み方は以下の通りです。

①+は「$100賭けたら$250になるよ」つまり倍率2.5倍です。
②-は「$100もらうには$300賭けてね」つまり倍率1.33倍です。

このマイナス表記が実にわかりにくいですね。これは頭で大体計算してみてください。で、大事なところが「-7」って書いている部分です正直ここが意味わからんかったのです。そしてTwitterで聞いたら教えてくれました!これはハンディキャップで7点差をつけて勝利したら勝ち。6点差ならば負けというものです。アンダードッグとの差はこれくらいあるよねという理解ですね。

他にもこんな賭け方があります

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他にもこんな欄があります。「First team to score at least 8 point 」というのは、「最初に8点先取するのはどっちのチーム?という意味です。もちろん、アンダードッグ格下のバイキングスの方が倍率がいいですね。それでもま、1.6倍です。

その下には「最初にタッチダウンを取るのは誰?」と書いてます。順番に見ると

RBダルヴィン・クック4.5倍
WRアダム・シーレン8倍
WRステフォン・ディグズ10倍
TEカイル・ルドルフ15倍
RBアレクサンダー・マッティソン20倍
QBカーク・カズンズ35倍

という具合に並んでます。その次には49ersのオッズが続きます。こちらもRBモーステッドから順にオッズが高くなってます。このゲームの最初のタッチダウンは、49ersのWRケンドリック・ボーンだったので、正解は(#3414)Any Other 49ersだったですね。

何点差で勝つかな?というのもあります

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タイトルの「Margin of Victory」は直訳すると、「勝負の得点差」という意味です。上から順番に「バイキングスが1-3点差で勝利」と読みます。僕はこれを間違えて理解していて失敗しました。てっきり得点するスコアそのものだと思ってしまってました。

今回の最終スコアは、MIN(10-27)49ersだったので、正解は17点差。つまりベットは(#3427)49ers 14-17ptsで、オッズは6倍でした。2ポゼッションは差がつくだろうと予想してた僕のヨミは当たっていたので、英語が理解できなかったのが、実に辛い。

 

まとめ

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さぁ、以上で解説はおしまい。スポーツブックで観戦すると、応援しているチームのジャージや、帽子をかぶった人が多いです。みんなお金を賭けてるので、大きなプレイが決まった時や、タッチダウンしたときの盛り上がりは、それは大したものでした。

それに、ベットしている人には、ドリンク無料ですので、それを含めてもお得。

「ラスベガスでスポーツみるなら、スポーツブックが10倍盛り上がります」

この言葉に嘘はないですよ!