シーズン振り返り企画です。まずはランニングバックからです。どれだけ走ったのか。キャリアしたヤードと回数をあわせて紹介します。
日本でもっとNFLが浸透しますように。
- 10位.ダルビン・クック (Dalvin Cook) • MIN1135
- 9位.ジョー・ミクソン(Joe Mixon) • CIN1137
- 8位.ジョシュ・ジェイコブス(Josh Jacobs) • OAK1150
- 7位.レオナルド・フォーネット(Leonard Fournette) • JAX1152
- 6位.ラマー・ジャクソン(Lamar Jackson) • BAL1206
- 5位.クリス・カーソン(Chris Carson) • SEA1230
- 4位.エゼキエル・エリオット(Ezekiel Elliott) • DAL1357
- 3位.クリスチャン・マキャフリー(Christian McCaffrey) • CAR1387
- 2位.ニック・チャッブ(Nick Chubb) • CLE1494
- 1位.デリック・ヘンリー(Derrick Henry) • TEN1540
- まとめ
10位.ダルビン・クック (Dalvin Cook) • MIN1135
合計250回キャリーをして、1ゲームあたりの獲得ydsでは81.1yds。レシービングでは53回キャッチの519ydsゲイン。合計では1,654yds獲得しました。
9位.ジョー・ミクソン(Joe Mixon) • CIN1137
ベンガルズのエースRB。ダルビン・クックよりもキャリー回数が多く、278回で1,137yds。レシーブについては少なく287yds。合計1,424ydsの貢献ですね。タッチダウンが5回というのは少なかったな。
8位.ジョシュ・ジェイコブス(Josh Jacobs) • OAK1150
OROTYの名前も高かったレイダースのRB。アラバマ大から堂々のNFL入りを果たして更にトップ10の働きも見せてくれました。242キャリー、レシーブは166yds(20回)と少なかったですね。合計1,316yds獲得でした。来年はラスベガス・レイダースです。活躍を期待してます。
7位.レオナルド・フォーネット(Leonard Fournette) • JAX1152
ジャクソンビル・ジャガーズの稼ぎ頭のRBフォーネット。今期で3年目のシーズンを終えました。265回キャリー、レシーブがめちゃ多くて、76回も。522ydsで、合計1,674yds獲得です。来年にようやくフランチャイズタグか移籍かが決まります。
6位.ラマー・ジャクソン(Lamar Jackson) • BAL1206
はい!QBなのに!RBランキングに入ってしまうという荒行。ジャクソンは1,206ydsを走りましたた。レシーブ記録は当然ありませんが、パッシングでは3,127ydsを投げてますので、合計すると4,333ydsを貢献した結果になります。とんでもないですよね。
5位.クリス・カーソン(Chris Carson) • SEA1230
シーホークスの3年目。オクラホマ大学出身です。ラッシュ回数は278回。レシーブは266yds(37回)と安定的。合計1,507ydsの貢献。
4位.エゼキエル・エリオット(Ezekiel Elliott) • DAL1357
カウボーイズのRBですね。ラッシュ回数301回、毎年300回超えなので、エリオットはチーム内でも図抜けた感じなのでしょう。レシーブでは420yds(54回)の記録。合計獲得は1,777yds。やはりこいつは怪物です。
3位.クリスチャン・マキャフリー(Christian McCaffrey) • CAR1387
パンサーズの3年目、今年はプロボウル、オールプロのダブル受賞。ラッシュは287回、レシーブで1,005yds(116回)と、どちらの面でも1,000yds超えというのは圧倒的なパフォーマンスでした。というよりもチーム内に頼れる他の選手がいないのでしょうか。合計獲得2,392ydsという爆発シーズンでした。
2位.ニック・チャッブ(Nick Chubb) • CLE1494
ブラウンズの2年目。2巡目35位とかなり上位選手です。期待に応えて、2年目に大フィーバー。298回キャリーで1,494yds、レシーブでも278yds(36回)で合計1,772yds獲得で、堂々2位です。
1位.デリック・ヘンリー(Derrick Henry) • TEN1540
さぁ、やっぱりこの人。デリック・ヘンリー王です。303回とキャリー数でもリーグ1位。タイタンズの試合を見るとヘンリー一択!みたいなシーンが何度もありました。それくらい存在感がありました。
レシーブでは実は少なく18回206yds。合計獲得ydsでは1,746ydsとなりました。タイタンズがチャンピオンシップにまで駒を進めた立役者でしたね。来年も期待して、怪我だけ少なく頑張ってほしいです。
まとめ
走った距離とレシーブした距離の合計を、「ヤード・フロム・スクリメージ」といいます。これで比較すると、QBのラマージャクソンは除外するとして1位にあがるのが、パンサーズのクリスチャン・マキャフリーになります。
ちなみにこのグラフはRBを限定していています。WRをいれると、5位にニューオーリンズ・セインツのマイケル・トーマスがランクインします。
お気づきだと思いますが、「Yards from scrimmage」ランクのトップ5に入ったチームは皆、地区優勝できなかったのです。圧倒的な力をもつスター選手を軸に戦略をつくると、その選手が怪我などすると負けてしまいます。やはりバランスよく、全員が活躍できる状況をつくることが理想的でしょう。
NFLをみると、組織運営について学ばされることが本当にたくさんあります。マネジメントの奥の深さ、人事の重要性、戦略の重要性、全て仕事に役立つことばかりです。たかがスポーツですが、これほど味わい深いものは他にないように思います。
来年もどうか最高のシーズンを期待しています。日本でもっとNFLが浸透しますように。