そろそろ2021年のシーズンが開幕されます。プレシーズンはね、あまりいつも注目しないんです。練習というか、そんな感じだからね。
さて今回の記事では、2020年を振り返りまして。どの選手が一番ゲインしとるんかを調べてみました。
レシーブランキング、ラッシュランキングでなく、その合計を集計しています。
それではどうぞ。NFLが日本でもっと浸透しますように。
- 10位 ディアンドレ・ホプキンス / WR
- 9位 ジェームス・ロビンソン / RB
- 8位 トラビス・ケルシー / TE
- 7位 アーロン・ジョーンズ / RB
- 6位 ジョナサン・テイラー / RB
- 5位 デヴィッド・モンゴメリー / RB
- 4位 ステフォン・ディグズ
- 3位 アルヴィン・カマーラ
- 2位 ダルヴィン・クック
- 1位 デリック・ヘンリー
- まとめ
10位 ディアンドレ・ホプキンス / WR
Yards From Scrimage 1,408
Rush 1 yds
Recieve 1,407yds
ランキング10位はカーディナルズに移籍したWRホプキンス。スクリメージからは1,408yds。ラッシュはほぼゼロで1ydsのみ。
この人、キャッチする能力もめちゃくちゃ高い。その秘訣はすごく手がでかいらしいですね。そして補給してからランまでがめちゃくちゃスムーズなんです。なのでほんの少しの間があれば、すぐにCBを抜き去りガンガン走ります。
9位 ジェームス・ロビンソン / RB
Yards From Scrimage 1,414
Rush 1,070 yds
Recieve 344 yds
ジャガーズのRBのロビンソン。2020年はデビュー年で、彼はドラフト外の選手でした。アメリカンドリーム掴めそうですね!スゴイっす。
NFL TOP100で、100位に選ばれてます。いいねいいねー。
8位 トラビス・ケルシー / TE
Yards From Scrimage 1,414
Rush 0 yds
Recieve 1,416yds
毎度おなじみのスーパータイトエンド。マホームズのパスもすごいし、タイリーク・ヒルっていう強力なWRもいるしで、ケルシーの記録も比例して伸びるよね。それにしても、タイトエンドで1,400ydsを超えるってそうはいません。もうワイドレシーバーとして見てあげて。
関係ないけど、この彼女とはもう結婚したんかな?イケメンでプロ選手として活躍してて、スーパーボウル優勝して、もうモテモテなんだろけど、パパの姿も見てみたいものです。
7位 アーロン・ジョーンズ / RB
Yards From Scrimage 1,459
Rush 1,104 yds
Recieve 355yds
パッカーズのRBとして活躍する選手。ランニングバックがレシーバーとしても活躍できると、D#は本当にこまるでしょうね。しかも相棒になるQBがアーロン・ロジャーズですからねー。まぁスゴイでっす。
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息子さんがとっても!かわいい!!!ウッキャー!
6位 ジョナサン・テイラー / RB
Yards From Scrimage 1,468
Rush 1,169 yds
Recieve 299yds
コルツのランニングバック、ジョナサン・テイラー。2020年デビューの2巡指名選手です。いつもコルツってオフェンスラインが強いよね。ノートルダム大学出身の人が多い印象。特にガードがパワフルで、道を開けてくれるよね。
出身はウィスコンシン大学。生まれはニュージャージー州。2021年もガンガン走ってくるんだろうなー。コルツは今年も期待したいね。レシーバーもいいし、QBもカーソン・ウェンツになるし。ゴロリと変わるかも。
5位 デヴィッド・モンゴメリー / RB
Yards From Scrimage 1,508
Rush 1,070 yds
Recieve 438yds
5位にランクするのは、ベアーズのRBモンゴメリー。1,070ydsというのはRBランキングでも5位です。でもレシーブとの合計だとRBで2位になる形。レシーブ438ydsゲインというのは、相当なものです。 カットバックやフェイントを織り交ぜながらのランで、レシーブしてからのゲインがでかい。
彼はね。本当に貧乏な家だったんです。お父さんは誰かわからん。お母さんは経済的困難から何度もシンシナティの炊き出しにいったり。彼もお風呂入れずガソリンスタンドでお湯借りたりしたくらい。彼の兄弟は麻薬の密売や殺人やらで投獄されてる。そんな少年時代から、NFLのトップ選手で人生を変えた。映画にでもして欲しいくらいです。
4位 ステフォン・ディグズ
Yards From Scrimage 1,536
Rush 1 yds
Recieve 1,535yds
2020年のレシービングリーダー。1,535ydsという記録は過去をさかのぼっても相当なものです。ルートランが完璧で、素晴らしいフットワークでDBを抜き去り、オープンなエリアを作ります。バイキングスがディグスをトレードで獲得したときは、過大評価だ!と僕も揶揄していました。しかし間違いでした。
彼は2015年5巡146位の指名でバイキングスからデビュー。彼が14歳のときに、父が心臓病で急死。父親に変わって二人の弟たちを兄として育ててきました。NFLで稼いだ金は家族の教育や生活費に充てます。おかげで弟はアラバマ大学に進学。
そしてその弟は 2020年ドラフトでカウボーイズからデビュー。トレボン・ディグスは彼の実弟です。弟は2巡指名ですが兄のステフォンはさすが。リーグトップの成績を残してます。
3位 アルヴィン・カマーラ
Yards From Scrimage 1,688
Rush 932 yds
Recieve 756yds
ハイブリッドタイプのRBといえば、セインツのカマーラ。彼がその代表格でしょうね。2020年の記録もラッシュが932ydsで、全体の60%を割ってます。 合計獲得でリーグ3位の結果を出しました。
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彼の走りっぷりは何だか軽いんですよね。だけどもしっかりパワーある。タックラーにぶつかっても負けないんですよね。
2位 ダルヴィン・クック
Yards From Scrimage 1,918
Rush 1,557 yds
Recieve 361yds
バイキングスのRBがランク2位。クックのラッシュが1,500ydsを超えてるのはやっぱりスゴイですね。2020年のRBのラッシュランク3位が1,169ydsですんで、かなり差をつけてます。NFLでも五本指に入るランナーでしょう。
彼の魅力はなんと行ってもスピードです。カットバックは必要最小限で、方向を切替え、相手ディフェンスを抜き去ります。なんというか無駄な動きが全然ない感じ。トップスピードに乗る、というか落ちることなく走っていくのは本当スゴイ。
1位 デリック・ヘンリー
Yards From Scrimage 2,141
Rush 2,027 yds
Recieve 114yds
2020年もっともゲインした選手は、デリック・ヘンリー。やっぱりこの人圧倒的。2,027ydsも走ったんですね、2020年。NFLの歴史を振り返っても、5位でした。これはスゴイわ。だけどもレシーブは114ydsとさほどない。やっぱラン特化型のスペシャリストですね。
彼はもうパワーがスゴイ。突っ込んできたCBやLBもパワーでガンガン倒してく。手を伸ばして相手から間を取る、このスティーフ・アームというテクニックがすごい強い。なかなか彼の懐に入れないです。
まとめ
ということで、やっぱりタイタンズのデリック・ヘンリーは圧倒的でしたね。これはやっぱり驚異です。一人止められずにゲームに負けるなんて、悔しくて仕方ないでしょう。
同時に2位のクック、3位のカマーラはランもレシーブも織り交ぜれるので、相手D#チームからすると、何してくるかわかんない恐怖がありますね。これもやっぱり嫌な相手です。
本当、NFLってこうして数字で分析すると、面白さが倍増しますね。皆様もぜひやってみてください。エクセルの訓練にもなって一石二鳥です!