NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

アメリカで最強の人気を誇るNFL。人間を超越したNFLの名選手や、試合結果・移籍情報などのニュースを熱くレポートします!

【華々しいセカンドキャリア】かつてNFLでプレイしたプロレスラー トップ10

日本では、スポーツ選手のセカンドキャリア問題が浮上しています。プロ野球などで契約するもうまくいかずポイ。当然球団はその後は面倒を見ません。あとは自力。ですが高校も勉強そんなにせず、大学進学もしてないので、ビジネス人脈はないわけで、セカンドキャリア形成は非常に苦しいわけです。

 

さてアメリカでの事例ですが、NFLのあと、WWEやプロレスラーとして活躍した選手が結構いるので、ご紹介します。NFLの話題と違っていて恐縮ですが、どうかお許し下さい。

 

ではどうぞ。NFLが日本でもっと浸透しますように。

 

 

1. ザ・ロック(The Rock)デュウェイン・ジョンソン

ドウェイン・ジョンソンはハリウッド映画のスター。あえて若い時代の写真にしてみました。NFLでは大成しませんでしたが、引退後はプロレスラー、その後は俳優としてスターに。2022年には300億円を稼ぎ、世界で一番稼いだ俳優として天下を取りました。

 

こちらはマイアミ・ハリケーンズ時代の写真ですね。体のサイズも大きいし、良いD#の選手だったようです。

 

 

 

2. ブロック・レスナー(Block Lesnar)

彼のキャリアは逆で、『WWE▶NFLでバイキングスでプレイした後、▶WWE』って動きです。ドイツ系の彼は、色弱で陸軍には入隊できず。その後建設会社で勤務するが、アマチュアレスリング時代の腕を振るうべく、WWEの門をたたき、デビュー後3年、2002年の8月に最年少チャンピオンに。あっという間にスターになりました。

 

2002年に王者になったレスナーは、かねてよりの夢だったNFLへ挑戦します。2004年にバイキングスのトライアウトを受けて、プラクティスで入団しましたが、開幕前の8月にバイキングスは彼を解雇します。やはりWWEとは違いますね。それでもジャージをもらえるってのはマジ怪物です。

 

その後、WWEに戻りまたスターへ。MMAで世界ヘビー級王者に。圧倒的な圧力で敵を倒しました。

 

3. キング・コビン(King Corbin)

リングネームはバロン・コービンで活躍。2019年に開催されたキング・オブ・ザ・リングで優勝してから、リングネームがキングに変わった。本名はトーマス・ペストック。

高校時代からフットボールだけじゃなく、ボクシングとブラジリアン柔術で格闘技経験をつみます。大学ではオフェンスガードとしてプレイ。2009年ドラフトでは名前を呼ばれず、ドラフト外でコルツと契約。同年2009年にカーディルズと契約。

 

4. ローマン・レイン(Roman Reigns)

本名はジョー・アノアイ。WWEユニバーサルとWWE両方のチャンピオン。見た目もタフでカッコよく、Tatooが自身のルーツのサモアを表し、それもまたフォトジェニック。お父さんはワイルド・サモアンズ(兄弟)で活躍した南海の獣人シカ・アノアイ。レスリングとしても名門の一家。

 

カレッジではジョージア工科大学で、カルヴィン・ジョンソンとチームメイト。2007年にドラフト外でバイキングスと契約するが、白血病と診断されて契約は解除。その後、ジャガーズでも放出。カナディアンフットボールにいくも、そこでも1シーズンのみだった。今ではWWEの大スターのレインも畑が違うと咲かないものです。

 

5. スティーブ・マクマイケル ”モンゴ”(Steve McMichael)

モンゴ、もしくはミンゴ、というニックネームで知られたプロレスラー。テキサス大学でアメフト選手としてプレイ。NFLではペイトリオッツ、ベアーズ、パッカーズでDTとしてプレイ。第20回スーパーボウルで優勝経験あり。1980年から1994年までの15年間をNFLプレイヤーとして活躍。ベアーズのレジェンドプレイヤーの一人。

 

NFLを引退後の1995年、WWFのレッスルマニア11で、ローレンス・テイラーのリングサイドに登場。その後はレスラーとしてバリバリ活躍、US王者を獲得する。狂乱の貴公子、リック・フレアー率いるフォー・フォースメンの一員としてリングで暴れまくる。54歳のころにはイリノイ州ロメオビル市長選挙に立候補。走りまくった人。

 

6. ディーン・ムータディ(Dean Muhtadi)

本名は、モジョ・ローリー(Mojo Rawley)。ドラフト外で2009年にパッカーズと契約。その後アリゾナ・カーディナルズと契約。時折神がかった強さを発揮するので、D#のキーマンになる可能性があるといわれていた。トレキャンで故障してプロ生活は2年だけだったけど、それでも持ってる素質は怪物級。2012年にWWEと契約して、リングネーム、モジョ・ローリーでデビュー。得意技はシットアウト・アラバマ・スラム

 

7. ビル・ゴールドバーグ(Goldberg)

アラウンド2000年のあたりの一斉を風靡したスターレスラー。通称「超人類」WCWの世界ヘビー級チャンピオン。1990年にはラムズにドラフト指名されるけど、ケガのために本契約にまで至らず。

 

その後マイナーリーグで雌伏。ファルコンズで3年間プレーしたのち、パンサーズと契約し、NFLは引退。1997年にはレスラーとしてデビューし、アメフト選手らしい突進力を生かした「スピアー」という技で一躍スターに。

 

NFL選手じゃないけどシリーズ

タイタス・オニール(Titus O'Neil)

本名はザダデウス・バラード。1977年生まれの現在46歳。フロリダ大学出身でポジションはDE。案ドラフトでNFLでプラクティスに入るけど、開幕前に放出。その後2004年からアリーナ・フットボールに。WWEにデビューしたのは2009年から。

 

ファルーク(Faarooq)

本名ロン・シモンズ(Ron Simmons)。1981年にクリーブランド・ブラウンズからドラフト6巡で指名っされてる。そこで1982年シーズンまでプレイ。その後は別リーグに。1986年からレスリングの道を歩み始めてます。出身はジョージア州。大学はフロリダ州立大学。

 

ジョン・ブラッドショー・レイフィールド(JBL)

証券マンレスラーという不思議な役回りの設定だったけど、実際に証券取引が副業でかなりの投資家としても知られていた。テレビで投資番組にアナリストとして出演するほどなので、その腕前は玄人裸足だったよう。NFLでは1990年にレイダースからドラフト外で契約するも開幕前に解除。その後NFLヨーロッパで10ゲーム出場し、フットボーラーとしての生活は終えた。1992年にレスラーに転向。

 

 

ブライアン・ピルマン(Brian Pillman)

1984年にベンガルズのトライアウトを受けて、ラインバッカーとして契約。しかしその後違法薬物ステロイドの使用発覚で解雇。その後はカナディアン・フットボールリーグに移籍。1986年からカナダからアメリカに戻って、WCW(現WWE)でプロレスラーとしてセカンドキャリアをスタート。

 

フリッツ・ヴォン・エリック(Fritsz Von Erich)

鉄の爪、アイアンクローで有名な歴史的なレスラーです。実はNFL選手だったのです。彼はカンザスシティ・チーフスになる前のダラス・テキサンズで契約しましたが、シーズン開幕前にカット。その後カナディアン・フットボールで頑張ったみたいです。

 

ビッグバン・ベイダー(Vader)

有名なレスラーですね。NFLでも優秀なセンターで、1978年ドラフトでは3巡80位で指名されてるほど。しかし翌年1979年に膝の故障によりIRリスト。契約から2年の間で5回も膝を手術してて、プレイヤーとしての回復は不可能と判断。そのままレギュラーシーズンデビューすることなく、1980年に解雇されてる。

 

 

こんな人も出てます。

レジー・ホワイト(Reggie White)

言わずと知れた名選手。プロボウル13回のDEですね。イーグルスとパッカーズ、最後はパンサーズで活躍していました。こちらは先程ご紹介したモンゴとカード。お互いNFL選手だった二人だけに、それは盛り上がったことでしょうね。

 

 

ローレンス・テイラー(Lawrence Taylor)

Mr.ジャイアンツ。スーパーボウル2回優勝のラインバッカー、ディフェンスエンド。レッスルマニア11に登場しています。対戦相手はクレイジー・バンバン・ビガロ。これも好カードですね。