やっぱりTEといえば、ケルシーですね。チーフスの強い攻撃力を作ってる選手です。そしてリーダーシップにあふれる兄貴分で、お調子者。イケメンで女にモテモテ。男が望むもの全部もってるような人ですね。
プロボウルに7回、オールプロに3回登場。10シーズン目を迎えながら、いまだピークを落ちない。キャリア通算10,000ydsに近づいてます。現在9,006ydsなので、きっと2022シーズンで更新されますね
大学時代
オハイオ州のウェストレイク市出身の32歳。高校はオハイオ州のCleveland Heightsに進学。当時はリクルートは二つ星の評価でした。アクロン大学、東ミシガン大学、マイアミ大学オハイオ校などから奨学金オファーをもらいますが、シンシナティ大学に。
同州のシンシナティ大学では、お兄さんのジェイソン・ケルシー(イーグルスのセンター)とチームメイトになってプレイ。
二人は今でも仲良し。こういう兄弟っていいなぁ。
ケルシーは、2008年から2012年の5年間在席しています。初年度は練習生、3年目はマリファナ所持やらで出場停止処分をもらい、1年間フィールド外にいました。
プロでのキャリア
ケルシーは、2013年ドラフトで3巡63番目でチーフスから指名されます。この年に現在のHCアンディ・リードが、イーグルスから移籍してきてます。
リードHCはイーグルス時代に兄のジェイソンをドラフトで狙っていて、シンシナティにいるケルシー兄弟については精通していたんですね。だからチーフスに来た時に、弟も絶対捕るぞと狙ってたんですねー。
さて今ではバリバリ活躍しているケルシーですが、初年度膝の手術でダメ。2年目のWeek3でようやく初TDを記録しました。
ケルシーが大爆発するのが2017年でした。この年、パトリック・マホームズを獲得していたんですが、当時のQBはアレックス・スミス。ケルシーとアスミスの二人で1,000ydsを超える記録を出して、パッツのグロンコウスキに続くレシービングydsを出して、リーグ2位になります。
そして2018。パトリック・マホームズが全力投下されます。ケルシーは水を得た魚のようにアチコチに跳ね回り、マホームズの最高のパスターゲットとしてガンガンヤード数を稼ぎました。
2018シーズンは、TEとしてNFLレコード。103回キャッチに1,336ydsレシーブはケルシーにとってもキャリアハイの記録。やっぱりマホームズが入ってきたのがデカイんでしょうね。ケルシーの能力も120%引き出された感じ。
2019年は、スーパーボウルチャンピオンになった年でした。ケルシー、ヒル、マホームズらの3トリオは最高でした。サンフランシスコ・49ersとの対戦はほぼ敗北濃厚というところでしたが、チーフスO#が決して諦めず、攻めの姿勢を崩しません。見事大逆転を果たし、ケルシー初のスーパーボウル優勝を果たしました。
2021年には、92回のレシーブ。1,125yds、9回のタッチダウンで2シーズン連続でトップ100の最高位TEになりましたね。
私生活
View this post on Instagram
モテモテのケルシーは、ケイラ・ニコールという女性と5年間お付き合いしていました。二人はきっと結婚するんだろうと思ってましたが、いつの間にやら破局。この5年間の蜜月の歳月について、ニコールは「マジムダだった、時間返してほしい」ってコメントしてます。
日本では多分みれないけど、アメリカのNetflixでは「The PROM」というタイトルで3人のNFL選手が登場するドラマがあります。ケルシーはこういうのが好きなようで、イケメンですし登場してますね。
2016年には「キャッチング・ケルシー」というタイトルで、いわゆる「バチェラー」のケルシー版の恋愛ドキュメンタリーが作られてます。どの子もキレイだけど、この後ケルシーは結局黒人の彼女つくるわけですよ。
仲良さそうだったのに。残念だけど仕方ないやね。