今週も名勝負が繰り広げられましたね。特にパッカーズと49ersは素晴らしい試合でした。
さて各地区ごとに振り返ってみましょうね。NFLが日本でもっと浸透しますように。
- AFC東地区 やっぱり強いねビルズ 安定感があります
- AFC北地区 ブラウンズがのびのび勝利。この地区の優勝候補
- AFC南地区 タイタンズの破壊力が強い。怪我が心配
- AFC西地区 レイダースが三連勝。カーの出来が良し。
- NFC東地区 カウボーイズが一歩リード。イーグルスも強い。
- NFC北地区 パッカーズが見事に勝利。この勝ち方はエグい。
- NFC南地区 パンサーズ三連勝。だがまだ安心できない。
- NFC西地区 ラムズがバッカニアーズに完全勝利。
- まとめ
AFC東地区 やっぱり強いねビルズ 安定感があります
ビルズと戦ったのはワシントン。点差は21−43でダブルスコアがついてしまいました。ジョシュ・アレンを軸としたオフェンスは変わらず強い。RBシングレタリー、WRディグス、WRビーズリー、それにQBアレンを使った猛攻撃はビルズの魅力。ワシントンのDL陣でも刃が立たなかった。
ハイニキのQBぶりも素晴らしかった。落ち着いていたしプレッシャーを無視していたかのような強心臓。彼は背が低いのに、よほど度胸があるんでしょう。しかしインターセプトも2本。背の低さは仇になります。でも好きな選手。
AFC北地区 ブラウンズがのびのび勝利。この地区の優勝候補
ブラウンズはとにかくDEマイルズ・ギャレットが大爆発。一人でスクリメージを破壊しまくり、ベアーズの新人QBジャスティン・フィールズをサックしまくりました。O#ではオデル・ベッカムJRがこの試合から復活。重要な局面で彼が登場すると盛り上がります。
ベアーズの新人QBジャスティン・フィールズはこの試合9サック。さすがにサイドラインで悔しそうな表情を浮かべていました。これこそ「Welcome to NFL(厳しいプロの世界へようこそ)」ですね。ベアーズはD#が素晴らしい。RBモンゴメリーも素晴らしい。まだまだシーズンは始まったばかりです。
AFC南地区 タイタンズの破壊力が強い。怪我が心配
もうとにかくパワーパワーの応酬。タイタンズはパスターゲットのレシーバー陣全員がムキムキ、巨大な選手ばかり。全員がタイトエンドといって過言でない。フリオ・ジョーンズ、AJブラウンらは変わらず縦横無尽にフィールドを駆けました。
そしてやはりRBデリック・ヘンリー。ボールをもてば赤兎馬のごとく壁をぶち壊して前に前に突破していきます。こんなパワープレイができるのは、現在タイタンズぐらいでしょう。それにしても強いです。コルツもけして弱くない。16−25で見事に勝利です。
AFC西地区 レイダースが三連勝。カーの出来が良し。
カーのパスが今週も冴え渡っていましたね。落ち着いた雰囲気もあり、ゲームを崩すような凡ミスもない。ディープへのパスの精度も高く、D#のDB陣も気を抜けず体力を消耗する。素晴らしいQBぶりでした。
WRハンター・レンフロウも変わらず良かったですが、やはりTEダレン・ウォーラーがいい。今年はジョージ・キトルや、ケルシーに劣らない活躍のシーズンになりそうです。
ドルフィンズはゲーム終盤に見事に追いつき、オーバータイムに。28−31で接戦をレイダースがもぎ取りました。このシーソーゲームに勝利できるチームって強いんです。
NFC東地区 カウボーイズが一歩リード。イーグルスも強い。
因縁の対決とも言えるイーグルス戦。同地区のライバルを地元AT&Tスタジアムで応じるカウボーイズにとって、今回は決して負けてはならない。その覚悟の通り21−41で見事勝利しました。
QBプレスコットもほっとしたのか、思わず顔がほころんでいたようです。RBエゼキエル・エリオットのラッシュは100ydsに到達しませんでしたが、全員のレシーバーが見事に活躍。プレスコットのQBとしての成長ぶりが素晴らしいですね。
得点差はダブルでしたが、イーグルスも今後の望みが十分ある内容でした。今期デビューした新人QBの中では、ジャレン・ハーツは最も安定感と期待感を感じる選手かも知れないです。カウボーイズはたしかに強敵でしたが、それに臆することなくプレイして大物感さえ醸しておりました。
NFC北地区 パッカーズが見事に勝利。この勝ち方はエグい。
サンデーナイトゲームとなったのがパッカーズvs49ers。サンフランシスコのリーバイス・スタジアムで、どちらも人気の強いチームが激突。シーズン序盤での大一番です。
ゲームは第3Qまではパッカーズがコントロールしていました。ロジャーズのパスは冴えわたっており、WRダバンテ・アダムスはマンツーマンのカバーを完全に勝利。ロジャーズのパスがガンガン放り投げられてました。
しかし、諦めない49ersとガロポロ。地元で負けてたまるかと匕首をピタリとくっつけ離れません。そしてついに第4Qの残り30秒で見事逆転!これで勝利が確定したとスタジアムのファンは歓喜に沸きました。
だけどもそこからゲームをひっくり返す、アーロン・ロジャーズは神か悪魔か。最後は50ydsのフィールドゴールを名手Kメイソン・クロスビーが大逆転の右足。このチームはまじで強い。ガロポロは悔し涙を流すことでしょう。
NFC南地区 パンサーズ三連勝。だがまだ安心できない。
実はこっそり3連勝しているのがパンサーズ。3戦目はテキサンズと。こちらはあまりチーム状態が良くないことも合わせて、24−9で完全勝利。CMCもそうですが、QBダーノルドも落ち着いたプレイぶりでしたね。難なくという感じであまり盛り上がった試合ではありませんでしたね。
NFC西地区 ラムズがバッカニアーズに完全勝利。
面白そうなカードでしたが、結果はラムズが完全に勝利。もちろんバッカニアーズも見応えのあるプレイを幾度となく繰り返していました。QBブレイディはさすがだなと思いました。
しかしそれ以上にラムズのD#が見応えたっぷりでした。ターゲットへのパスは通しても、ランアフターキャッチは1ydsも許さない。DBもLBも集まりが早く、一人に対して一斉に襲いかかる。ラムズの魅力はやはりこのD#です。
そしてQBマシュー・スタフォード。リズミカルにパスをガンガン通します。WRクーパーカップとは昔からの付き合いかのように、息のあったプレイぶりでした。スタフォードとゴフを交換して、本当に良かったと思います。(将来の1巡指名権を2つ放出していますがね)。
まとめ
あ、そうそう。タイトル回収しておきましょう。レイブンズvsライオンズの試合はぜひともYoutubeのハイライトでも見てください!本当に見事でした。現地はくそ盛り上がったことでしょう。NFLは本当に面白い。
Week3が終わった。まだまだ序盤戦です。それなのになんですかこの盛り上がり様は。本当NFLって面白いですよね。こんなに接戦が生まれるのも、レベニューシェアの仕組みのおかげ。この面白さを日本人にもっと知ってほしい。そんな風に切に願っています。