さぁいよいよプレーオフが熱気を高めています。スーパーボウルに出場できる候補は、残り8チーム。そうつまり、ベスト8の決戦です。
今回では8チームの対戦、4つのカードについて、事前分析をしてみます。的外れだったとしても、どうか許してくださいね。
NFLが日本でもっと浸透しますように。
ビルズとレイブンズは互角かと。
簡単に戦力を比較分析してみましょう。ソース元はPFR(Pro Football Refarence)さんと、Lineupさん(https://www.lineups.com/nfl-team-rankings)です。
<ビルズO#>
全体獲得 6,343yds(2位)
パス 4,620yds(3位)/40TD(3位)
ラン 2,118yds(20位)/16TD(15位)
ビルズO#はリーグ2位の実力です。 これみてわかるように、全体で6,300ydsもとってますね。そのうちパスが多いです。ランプレイでは2,000ydsほどで、リーグ全体では20位。どちらかいうと、パスが強いチームという印象です。ジョシュ・アレンが中心軸にあるのがわかりますね。
<レイブンズD#>
全体損失 5,276yds(7位)
パス 3,536yds(6位)/ 22TD(5位)
ラン 1,740yds(8位)/ 12TD(4位)
レイブンズD#はリーグ7位です。対するレイブンズは、さすがD#チームが強いですね。パスD#でも強いんですが、ランD#でも素晴らしいですね。ビルズの攻撃力とレイブンズの防御力、どちらが勝利するのか。これがこのゲームのキーになります。
<レイブンズO#>
全体獲得 5,810yds(19位)
パス 2,739yds(32位)/ 27TD(13位)
ラン 3,071yds(1位)/ 24TD(3位)
レイブンズO#のラン攻撃はリーグ1位。もう圧倒的にランプレイ傾倒型ですね。パスプレイでは真逆のリーグ32位。そもそもパスプレイ自体が最も少ないです。QBラマー・ジャクソンが1,005yds走り、QBなのにチームのリーディングラッシャーです。この対比の激しさが、今期のレイブンズを表しています。
<ビルズD#>
全体損失 5,640yds(14位)
パス 3,726yds(13位)/ 23TD(9位)
ラン 1,914yds(17位)/ 21TD(27位)
ビルズD#はリーグ14位。非常にバランスが良いですね。QBラマー・ジャクソンのグラウンドアタックを、ビルズD#がどう仕留めるかにかかってます。パスプレイがフェイントのように効いてきて、ジャクソンが走るスペースが空きます。ビルズD#はハイスピードに負けないよう走りまくる感じの勝負になりそうです。
(ビルズ優位)ホームのバッファローは結構寒い。
冬将軍到来なるか。それは今回のゲームに大きく影響します。北緯42度に位置するバッファロー市、1月の最高気温は-1℃、月間の平均最低気温が-6℃という寒さです。日本でいうと北海道の帯広市、釧路市あたりの気温になります。
これはレイブンズにかなり不利な状況になるかと思いますね。ラマー・ジャクソンはまだ雪の上でプレイしたことがないといってました。仮に降れば、レイブンズはかなり困るでしょう。
(レイブンズ優位)ビルズのLBがハムストリング怪我してる
ハムストリングの怪我はネガティブな情報。彼はビルズD#の要となる存在です。特にレイブンズの最大の武器となるラン攻撃を防ぐには、最重要な選手です。もし彼が試合中に悪くしてるハムストリングを痛めたら・・・、戦況は大きく変わるでしょう。
レイブンズO#のランを止められるか。これが勝負の分かれ道。パスなのか、ランなのか。どちらにも対応できる高速ラインバッカーの働きがD#のキモになります。
キッカー比較 (BAL)タッカーvs (BUF)バス
通称タッカー様。彼の成功率は、89.7%。50ydsを超えるFGで5本中3本。50yds未満では、24本中23本成功させています。おそらく現在のNFLで最高最強のキッカーと呼んでいいと思います。ゲームが接戦になればなるほど、キッカーの競争になってきます。
神Kタッカーと戦うのは、2020年デビューの新人タイラー・バス。ジョージア・サザン大学出身の6巡指名です。彼、若手ですが、今年の成功率は82.4%です。50ydsを超えるロングFGのシーンでは6本中4本成功してますが、30yds~49ydsレンジでは、17本中14本と失敗しているのも多いのが気になりますね。
まとめ
さぁ、いかがでしょうか。僕の予想は、接戦になって勢いで勝るビルズの勝利になると思ってます。結果は明後日ですね!楽しみです。