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ファルコンズの両首脳が一挙解雇!

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ヘッドコーチのダン・クイン(Dann Quinn)とジェネラルマネージャー(GM)のトーマス・ディミトロフ(Thomas Dimitroff)が同時に解雇されましたね。

 

結果が出せなかったら、即行動に移る。これアメリカの厳しい現実。本当に実績主義っていうのは、世知辛い話ですよ。

 

今回は、二人の今までの戦績と、これからの新体制について簡単に整理してみたいと思います。

NFLが日本でもっと浸透しますように。

ダン・クインの戦績

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ダン・クイン(2015~2020)43勝42敗。(5シーズンと5ゲーム)。うーん。戦績でいうと正直イマイチな感じがしますよね。QBマット・ライアンとWRフリオ・ジョーンズがいながら、という評価にもなってます。

 

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しかし、2016年スーパーボウルに進出しています。ペイトリオッツに逆転敗北したのが、彼への呪いの始まりだったのかもしれないです。

 

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2017年は、1年前と変わらないくらい調子良かった。スーパーボウル翌年ですからね。当然といえば当然です。シーズンは10勝6敗で、普通なら地区優勝なんだけど、なんと地区3位!他のチームも調子が良くて。ワイルドカードでプレーオフにでたけど、ラムズに完全に負けました。

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2018年は、もう調子が悪い。戦績は7勝9敗と負け越しで終わりました。しかし、同地区のチームも調子が悪く、地区順では2位!しかし他の地区の調子が良いので、ファルコンズはプレーオフに進出できませんでした。

 

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1年前の2019年シーズン。ここもいまいちでしたね。ドラフトの補強が2018年からオフェンスに特化してました。2019年も1巡指名にオフェンスラインを2名確保。これもどうかと評価が分かれました。戦績は昨年と同じく7勝9敗。そして地区2位で、プレーオフ進出できず。3年前にスーパーボウルに出たチームが2年連続ポストシーズンを逃すなんて。一度夢みてますから余計に苦しいわけです。

 

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そして2020年。開幕5連敗・・・。しかも25点差もついたシーホークス戦での逆転敗北もありました。これはさすがに経営陣も決断をせざるを得なくなりました。ダン・クインはスーパーボウル出場という夢を見せてくれた。アトランタに移り住んで、6年目。もう家族ぐるみのお付き合いをしてきたんですね。

 

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オーナーもかなり苦渋の決断だったとTwitterで語ってましたね。だけどもチームのために決断したと。辛いだろうな。

 

さて次はGM のディミトロフについて紹介しましょう。

 

GM トーマス・ディミトロフについて

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彼がファルコンズにきたのは2008年。なんと13年前からアトランタにいたんですね。ヘッドコーチのダン・クインよりもずっと前からチーム運営をしてきたんですね。ちなみに彼がアトランタに来る前は、ペイトリオッツで大学スカウト担当として働いてました。その時期にスーパーボウルを2回優勝しています。

 

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2008年に新GMが指名した1巡指名の大学生が、現在のQBマット・ライアンです。いうなれば現在のファルコンズのグランドデザインは、この2008年に始まったといえます。13年前にライアンを軸としたチームづくりが始まります。

 

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2010年は、結構成績が良くて、13勝3敗で地区優勝。そしてディビジョナルプレイオフでパッカーズに敗北したものの、かなり良いシーズンでした。

 

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しかし、ディミトロフは攻めました。2011年に指名権をトレードアップして全体6位でアラバマ大学のWRフリオ・ジョーンズを確保。これが現在でもNFL有数のホットラインとなってますね。

 

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しかし、その後はあまり目立った功績はありません。チーム改革ももっと攻めてよかったように思いますが、基本色は変わらず、全体としてファルコンズはファルコンズのまま、少しずつマイナーチェンジをしていくという印象でしたね。

 

そして2020年には残念ながら、解雇処分となってしまいました。

 

次のHCは、暫定でラヒーム・モリス

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彼は現在、DCとして活躍する人でした。ファルコンズにきたのは2015年からでした。当時からヘッドコーチのアシスタントとして役職をしてきて、2019年にDBの専属、そして2020年にディフェンシブ・コーディネーターに昇進しています。

 

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それがなんと、いきなり暫定ヘッドコーチです。これはかなりのプレッシャーでしょう。かと思いきや。

 

 

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彼は過去、バッカニアーズで3年間ヘッドコーチをしてきた経験があります。2009年から2011年。彼の前任は現在、レイダースでHCをしてるジョン・グルーデンですね。

 

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グルーデンと一緒にやってたのは、2007年−08年ですね。地区優勝はしてますが、プレーオフではあんまり目立った成果はだせませんでしたね。

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その後ヘッドコーチをするわけですが、初年度はなんと13敗と大敗北しまくりました。その翌年、10勝しますけど、なんでか地区3位なんです。これめっちゃツイてない。

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そして最後の3年目、また12敗の大敗北。地区最下位を喫します。これでさすがに解雇処分が決定的なものになりまして、その後レッドスキンズに移りましたね。当時スキンズのHCはジョン・グルーデンの弟だったので、グルーデンが世話してくれたのかも知れないですね。

 

まとめ

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さて、新HCのモリスがこのチームを大きく立て直しできるとは思えません。そこまでの実力がある人物ではないと思います。専属コーチとヘッドコーチでは職責の広さが大きく違うからです。

 

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ヘッドコーチ同様にファルコンズはGM確保に動かなきゃなりません。2ヶ月後かそこらでオーナー、アーサー・ブランクは新しいグランドデザインを描くでしょう。次のGM、次のヘッドコーチ。それ次第で、ひょっとするとQBも変わるかもしれない。

 

これからファルコンズがどんなチームに変化するのか。組織のトップが変わるというのは本当に大きな出来事です。楽しみに結果を待ちたいと思います。