僕もいつも気にしているのが、「NFL選手っていくらもらってるの?」という給料のお話。これ興味ある人きっと多いと思うんですよ。
それで調べると、一位に上がってくるのは、ゼーンブQBなんですね。もうこれ、当然ちゃ当然なんです。一番希少価値が高くて、一番勝利に貢献するポジションですからね。
野球でいうとピッチャー、サッカーでいう中盤、よりもQBという役割ってゲームメイクに大きいと思うんです。というのは、こちらの記事でも書きましたけど、QBって16Gの全部を投げきるのが普通です。野球は1回から6回まで投げて中継ぎに渡したりします
ゲームすべて投げきるのはノーヒットノーランがかかってるとかそういう稀有な場合だけです。シーズンを通してみても全ゲーム出場することなんてありえないです。試合数が多すぎますし、毎日試合があるので、肉体的に変わりのピッチャーが必要です
というわけで、QBは非常に希少価値が高く、重要な人材だということです。
で、今回はそんなQBが給料高いのはわかったので、それを除いた選手の中で、だれが一番給料高いのか。について調査してみました。それではどうぞ!
NFLが日本でもっと浸透しますように。
- まずはおさらい。QBの契約金額の高さ!
- 10位 マイケル・トーマス(WR)セインツ
- 9位 タイロン・スミス(LT)カウボーイズ
- 8位 アマリ・クーパー(WR)カウボーイズ
- 7位 J.J.ワット(DE)テキサンズ
- 6位 フレッチャー・コックス(DT)イーグルス
- 5位 フランク・クラーク(DE)チーフス
- 4位 デマーカス・ローレンス(DE)カウボーイズ
- 3位 ボン・ミラー(OLB)ブロンコス
- 2位 アーロン・ドナルド(DT)ラムズ
- 1位 カリル・マック(OLB)ベアーズ
- まとめ
まずはおさらい。QBの契約金額の高さ!
こちら、2019年に調査したポジション毎の比較です。契約金額上位20人を抜き出してポジションに分類して比較しています。(2020年の場合はまた更新していきます)
上記記事にも書いたわけですが、重ねていいます。
QBは飛び抜けて契約金額が高いです!
フルバックの上位20人平均が$3Mに対して、QBは$91Mです!
なんと30倍も違うんですよ。これは大変なことですね。
日本のサラリーマンの平均年収が400万くらいといわれます。1億円収入がある人を想像してみてください。フルバックとQBの30倍の差というのは、それくらい違うってイメージです。
さて前置き少々長くなりました。そろそろ次に高額選手を10人ほど紹介します。
10位 マイケル・トーマス(WR)セインツ
契約期間 6年(2019-2024)
契約金額 $96,250,000-
セインツの稼ぎ頭、マイケル・トーマスが10位にランクインです。彼のレシービング能力はリーグ随一。QBを含んだ契約ランキングで19位になります。デビューしてから、ほぼすべての試合に出続けているんですが、キャッチ成功率が70%を超えているのは異常な数字だと思います。
ルートラン、キャッチングセンス、アドリブ、高さ、セカンドエフォート。すべてをとっても超弩級の選手ですよね。
9位 タイロン・スミス(LT)カウボーイズ
契約期間 8年(2016-2023)
契約金額 $97,600,000-
なんと契約年数が8年という超長期な契約をもっています。それをみるだけでチームが彼に大きく頼っているのがわかりますね。2011年にデビューしてから、今年で9年目になります。怪我との付き合いもプロのうちでしょう。今後もミスターカウボーイズとして頑張ってください。
8位 アマリ・クーパー(WR)カウボーイズ
契約期間 5年(2020-2024)
契約金額 $100,000,000-
カウボーイズから二人目の高額契約がランクインです。アマリ・クーパーは経験年数で比較すると、マイケル・トーマスより1年上になります。元はレイダースのWR。2015年のドラフト1巡で、4年間をレイダースで過ごし2019年からダラスに移籍。2020年から、この$100Mの大型契約をチームと結びました。
7位 J.J.ワット(DE)テキサンズ
契約期間 8年(2014-2021)
契約金額 $100,005,425-
エッジラッシャーとして8年という長期契約を結んでいるのも稀有な存在です。やはり体力の消耗や怪我による能力ダウンが起こり得るから。その心配がないくらい圧倒的な能力をもっているのがJJワット。ワット三兄弟の長兄になります。
現在31歳で9年目。2021年(つまり来年)のシーズンが終わればFA選手にあるわけですが、テキサンズのまま契約を延長してほしいなぁと思います。それくらいヒューストンの街にとって誇りになってる選手だと思うのです。
6位 フレッチャー・コックス(DT)イーグルス
契約期間 7年(2016-2022)
契約金額 $102,600,000-
彼も7年という長い契約をもってます。イーグルスの重要な選手ですね。顔つきから30台半ばというように見えますが、実はまだまだ29歳。
香川真司の方が年上です。フレッチャー・コックスの存在感(単純な体のデカサかもしれないけども。)は半端ないですね。
5位 フランク・クラーク(DE)チーフス
契約期間 5年(2019-2023)
契約金額 $104,000,000-
ミシガン大学出身で、シアトル・シーホークスでデビュー。まだプロ経験が5年目の26歳の若手選手です。(何度も言いますが、26歳には見えないですよね。)
この人は2019年の4月23日にシーホークスからチーフスにトレード。しかも彼シーホークスからフランチャイズタグつけられてたんですよ。それなのにトレードだなんてものすごい引き抜きですよね。
兎にも角にも、現在オールNFL選手で14位の契約金額をもってる超若手のスゴイひと。スーパーボウルも優勝しちゃったし、彼のゲーム中の存在感には大注目です。
4位 デマーカス・ローレンス(DE)カウボーイズ
契約期間 5年(2019-2023)
契約金額 $105,000,000-
なんとカウボーイズから3人目のランクインです。しかも4位に。というのは、カウボーイズには一番予算が必要なQBを安く抑えているからです。プレスコットは素晴らしいQBですが未だフランチャイズタグだけで長期契約を獲得してません。
さて、このローレンス君。1992年生まれの28歳。もう少し若く見えますが実は結構ベテランです。ボイゼ大学からドラフト2巡34位でカウボーイズからデビューしてます。昨年大きく契約延長して2023年までダラスにいる予定。
3位 ボン・ミラー(OLB)ブロンコス
契約期間 6年(2016-2021)
契約金額 $114,100,000-
NFLで有名なLBは?と聞かれると一番最初に思い浮かぶ選手がボン・ミラーです。記念すべき第50回スーパーボウルでMVPとなるプレイを連発。エッジラッシャーとしての存在感は相当なもの。ゲームメイカーとしてリーグにその名を轟かせています。
しかしそんな彼もQBを混ぜたランキングでは12位。トップ10で検索すると弾かれてしまう。やはりQBというのは価格が高いものなんですね。
2位 アーロン・ドナルド(DT)ラムズ
契約期間 7年(2018-2024)
契約金額 $135,000,000-
「怪物」の名をあげるなら?僕なら間違いなくアーロン・ドナルドっていいます。ピッツバーグ大学からドラフト1巡でラムズからデビュー。年間最優秀D#選手となり、スーパーボウルにも出場。DTというポジションながらサック王になったのは、過去に彼以外無いように思います。
ちなみにQBも混ぜたオールランキングでも、彼は6位。彼よりも安いQBが27人もいるって計算です。これはスゴイことですよー。
1位 カリル・マック(OLB)ベアーズ
契約期間 7年(2018-2024)
契約金額 $141,000,000-
きました!1位!!!カリル・マックが1位です。しかしまぁ、このあたりになると予想通り過ぎて意外性もないですよね。
1991年生まれの29歳(フレッチャー・コックスと同い年です)、バッファロー大学からドラフト1巡5位指名を受けて、レイダースで活躍していました。そんな彼がベアーズにトレードされたのは、NFLの重心を大きく動かすニュースでしたね。
QBを含めたオールランキングで彼は2位!なんとも超高額な契約金額をもっているんですね!ある意味、ベアーズは彼より高いQBを獲得できなくなってるのかもしれないです。近年のベアーズでは、「カリル・マック前」と「カリル・マック後」で大きくグランドデザインが変わっています。
それほど大きな影響力のある金額ですね。この$141Mというのは。
まとめ
いかがだったでしょうか。総じて見るとやはりスクリメージラインにいる選手、エッジラッシャーとタックル。この2つのポジションは高額になる傾向がありますね。
またWRもやはり高い。RBも同じように大きくゲームに貢献していると思うのですが、どうしてかWRの方が随分高いんですよね。これって長年続いている論争の対象なんですが、なかなか解消されませんよね。
さて、これからも新しいスター選手がうまれてきます。当ブログではなるべくライトに選手を紹介できれば!と思ってます!これからもどうぞよろしくお願いします。