先日、OAKレイダースのOLBカリル・マックが、シカゴ・ベアーズに電撃移籍が決定。開幕直前!という、そのタイミングも驚かされましたが、彼の契約金額がメガトン級で。NFLに激震が走りました。
契約金額155億円!
6年$141M!(156億円 年俸26億円)
シカゴ・ベアーズはカリル・マックにとんでもない金額を用意しました。この契約は、NFL2位の巨大さ。ディフェンスの選手がQBの総額よりも大きな契約をもつことは無かったのです。(ちなみに最高額はマット・ライアンが持つ5年$150Mです)
さらにOAKとCHIでのトレード
ベアーズGMライアン・ペースは、カリル・マックを引き抜くために、
①2019年1巡指名権
②2020年1巡指名権
③2020年3巡指名権
④2019年6巡指名権
の4つをレイダースに提供。代わりにレイダースGMレジー・マッケンジーは
①2020年2巡指名権
②2020年5巡指名権
を提供・・・・
おいおい・・・・
ベアーズ騙されてない??
サラリー・キャップスペースもかなり圧縮してしまいます。さらに来年以降の指名権を失うというのは、相当の痛手。OLB一本で何とかなるほど、カリル・マックってスゴイかな?
このトレード、ジョン・グルーデンが取り組むチーム再建の一歩なのか?無理な要求をしてくるカリル・マック。交渉が進まないから、練習も適当だったんじゃねぇかと。そこで彼は
「こんな面倒くさいやつなら、ドラフトにいる将来有望な若ぇ者と入れ替えて、ちょいと気長にチームづくりやろうじゃねぇか。」
グルーデンがそんな事を考えてるんかも知れないね。
カリル・マックが抜けるレイダースがどうなるか?大駒獲得で代償を払ったベアーズがどうなるか?カリル・マックがベアーズジャージで試合にでるのは、9月9日のGBパッカーズ戦。あと5日後ですね!楽しみです。