NFL公式から、"NFL 2010s ALL Decade Team"が発表されました。これは2010年代に活躍した選手でオールスターを組んだら?という意味です。
【Decade】~~年代(10年刻み)
これに選ばれた人たちは、1年ごとに選ばれるMVP選手や、プロボウラーなどよりも、ずっとすごい人達と思ってくださって良いと思います。
プレイの質の高さ、観るものを魅了する圧倒的な存在感、そしてゲームチェンジャーとしての才能。ある意味最強軍団です。
今回から3回に分けて、O#チーム、D#チーム、SPチームを紹介したいと思います。今回はO#チーム編。全部で23名を一挙紹介します。この23人を知ってるだけで「おぉ君!NFL知ってるね!」と言われるでしょう!
日本でもっとNFLが浸透しますように。コロナに負けるな!
- QB トム・ブレイディ(全会一致)
- QB アーロン・ロジャーズ
- RB フランク・ゴア
- RB マーション・リンチ
- RB ルショーン・マッコイ
- RB エイドリアン・ピーターソン(全会一致)
- WR アントニオ・ブラウン
- WR ラリー・フィッツジェラルド
- WR フリオ・ジョーンズ
- WR カルヴィン・ジョンソン
- FLEX ダレン・スプロールズ
- TE ロブ・ゴロンコウスキ
- TE トラビス・ケルシー
- OT ジェイソン・ピータース
- OT タイロン・スミス
- OT ジョー・ステイリー
- OT ジョー・トーマス(全会一致)
- OG ジャリ・エヴァンス
- OG ローガン・マンキンス
- OG ザック・マーティン
- OG マーシャル・ヤンダ(全会一致)
- C アレックス・マック
- C マーキス・パウンシー
QB トム・ブレイディ(全会一致)
おお!さすがブレイディ様。2010年代の10年間で8回プロボウルに選ばれてます。まぁ、それより3回スーパーボウルを優勝してるQBですからね!何度もいいますが、第51回スーパーボウルは圧巻でした。固唾を呑むとはまさにあのことでしょう。
QB アーロン・ロジャーズ
ロジャーズがデビューしたんが2005年。スターターになりだしたのは2008年シーズンからです。スーパーボウルを優勝したのが2010年。実は6年目だったのですね。オールプロ1stに2回選出されてます。ほぼ毎年4,000yds超えはやっぱりスゴイ。僕が最初に魅了されたNFLのプレイヤーがアーロン・ロジャーズです。2016年シーズンのディビジョナル・プレイオフ。対カウボーイズ戦でした。
RB フランク・ゴア
2005年からいまだ現役という化け物RB。2019年はビルズでしたが、彼の印象が強いのはサンフランシスコ・49ersの時代でしょう。2005年のデビューから2014年までの10年間を過ごしています。この間にプロボウルに5回選ばれてます。彼のスゴイのはやはり現在もバリバリ活躍していることです。キャリア通算15,347ydsラッシュは、歴代NFL選手の中で、エミット・スミス、ウォルター・ペイトンに次ぐ第3位。当然現役では1位です。
RB マーション・リンチ
「ビーストモード」と異名をもつシアトルのスターRBですね。特筆すべきは2011~2014の4年間ですね。平均して1300ydsを走って、毎年プロボウルに選ばれてます。2013年にスーパーボウルを優勝。インタビューでも不敵な態度をとったり、スーツをキたりせず常にアウトローな姿勢も、話題が集まる所以です。
RB ルショーン・マッコイ
2009年デビューしたRB。2013年1,607yds走ってリーグリーダーになってる。この年は、1ゲームあたり100yds走ってる。まさに偉業ってか異形。イーグルスで6年経ったのちにビルズで活躍。19シーズンからカンザスシティ・チーフス。やっとこさスーパーボウルを優勝できたっすね。
RB エイドリアン・ピーターソン(全会一致)
1年あたりのラッシングが2,097ydsと、歴史上のRBと比較しても史上2位。彼より走ったのは、あとにもさきにもラムズのエリック・ディッカーソンだけ。当然現役で走ってるRBでは最強です。あだ名はイニシャルをとって、「AP」と呼ばれることもあるが、正式なあだ名は、「一日中走れる男(All Day)」のADと言われてます。
現在はレッドスキンズのエースRBとして頑張ってます。まだもう少し引退まで時間はあるでしょう。
WR アントニオ・ブラウン
ピッツバーグ・スティーラーズを代表するスター選手だったWRアントニオ・ブラウン。インスタアカウントは"AB84"。レシービングydsでリーグリーダーになったこともたくさんあるんだけど、何よりゲームをガラッとかえる超すごいプレーをするゲームチェンジャーだった。スティーラーズからの移籍してから、株を下げまくって、結局現在はどこのチームとも契約できず、自然消滅状態。
WR ラリー・フィッツジェラルド
NFLで最も文武両道な人であり、最も人格者だと思います。彼が通算でパスをドロップした回数は、WRなのにタックルした回数より少ない。それくらいものすごいレシーバーです。2004年からデビュー。ずーっとアリゾナ・カーディナルズ。もうラリー・フィッツジェラルドのチームといってもいい。16年間も現役生活をしてて、平均して毎年1,000ydsを超える記録。本当すごいすごすぎる人。
WR フリオ・ジョーンズ
ファルコンズのエースレシーバー。2014年から毎年プロボウルに選ばれてる。2015年には何と1,800yds以上、2018年にも1,600ydsを超える記録を出してる怪物レシーバー。大学時代からずーっと現在でもスゴイ。第51回スーパーボウルのミラクルキャッチは本当、めちゃかっこいいから調べて観てほしいな~~。
WR カルヴィン・ジョンソン
別名「メガトロン」。超長身(196cm)でありながら、超ジャンプ力(1.14m)、超足が早く(4.34s)、超当たりに強くて(108kg)、超手が長い()。ぶっちゃけ、こんなWRだれが相手できるんよという人です。
9年間のNFL生活をすべてライオンズで過ごした。彼はすごすぎた人だけど、ライオンズは弱かった。プレイオフに出れたのは2011年の1年間だけでした。
FLEX ダレン・スプロールズ
なぜかあだ名が「ホタル(Lightning Bug)」。身長が168cmとNFLでは相当低いのですが、リターナー、RB、WRといろんな場面で登場してきたアスリートです。2005年にデビューしてから、2019年まで現役でプレイしてきた。現在はイーグルスの経営スタッフとして働いています。チャージャーズではリターナーとして活躍してましたが、イーグルスに来てからは、キックオフシーンでは出場してませんね。
TE ロブ・ゴロンコウスキ
ニューイングランドペイトリオッツの黄金時代を築いた超重要人物です。タイトエンドと言うポジションの重要性を切り開いた第一人者でもあります。超大型のサイズを持ちながら、ブロッキングレシービングでもチームを牽引した大人物。数々のスーパーボール優勝に貢献し、現在は、プロレスラーとして活躍しています。
TE トラビス・ケルシー
今現役のタイトエンドの中で最も優秀なプレイヤーと言われます。毎年1000ヤードを超えるレシービングを記録し、カンザスシティーチーフスの長年のエースレシーバーです。1番最近の第54回スーパーボウルでは、パトリックマホームズのパスをガンガン受け取り、勝利に貢献。フィラデルフィア・イーグルスのセンターをしているジェイソンケルシーは実の兄。
OT ジェイソン・ピータース
ドラフト外選手でありながら、9回もプロボウルに選ばれた名選手です。デビューはバッファロービルズですが、2009年シーズンからフィラデルフィアイーグルスのオフェンシブタックルとして活躍し、二回もオールプロのファーストに選ばれています。第51回スーパーボウルで見事優勝。205ゲーム中195ゲームをスターターです登場するなど鉄人振りも発揮、OLでありながら2回タッチダウンをしていると言う変わった人。
OT タイロン・スミス
現在NFLのOLで、最も巨額の契約を遊んでいる選手です。南カリフォルニア大学出身で、ドラフトで一巡指名でカウボーイズに入団。以来ずっとカウボーイズのレフトタックルを担当しています。2013年から7年連続プロボウルに選ばれているスター選手。
OT ジョー・ステイリー
サンフランシスコの大ベテランジョー・ステイリーは、珍しくセントラル・ミシガン大学から一巡指名された人。後輩に、エリック・フィッシャーがいる。
OT ジョー・トーマス(全会一致)
満場一致で選ばれた名選手。病める時も健やかなる時も、どんな時だってブランドを支えてきた縁の下の力持ち。それが彼、ジョー・トーマス。歴代オフェンスタックルの中で、もっとも数多くのQBを守ってきた人物として語られることもある。それは暗にブラウンズのQBが安定しないことを言ってるわけだが、同時に「トーマスだけはどこにもやらん!」という強いメッセージでもある。
プロボウルに10回、オールプロ1stは7回選ばれるなど、ありえないレベルの評価を受けてきた人です。2017年を境に引退。今はダイエットしてコメンテーターとして活躍しています。
OG ジャリ・エヴァンス
セインツのガードとして活躍してきた選手。ドラフトでは4巡指名だったけど、スーパーボウル優勝に大きく貢献。プロボウルに6回オールプロ1stに4回選ばれてる。
OG ローガン・マンキンス
2005年から11シーズンをペイトリオッツ(9年)とバッカニアーズ(2年)で活躍してきた選手。たまたま、彼がいるときはスーパーボウル勝ててない。凄い選手やけど、彼だけリングなし。
OG ザック・マーティン
ノートルダム大学出身の名ガード。NFLで、ガードがDT青天させるってのは、なかなか見ないですよ。この人のおかげで、カウボーイズのランプレイはめちゃ強いです。デビューしてから毎年6年連続プロボウル、オールプロ1stには4年選ばれてます。
彼の奥さんは、ベンガルズのタイトエンド、タイラー・エイファート(2013年1巡)の妹。彼はノートルダム大学時代の先輩なんですね。
OG マーシャル・ヤンダ(全会一致)
満場一致で最強軍団に選ばれた3人目の男は、スーパーボウル優勝に大きく貢献した名ガードのヤンダ。先日引退が発表されました。2007年のデビューから、2019年引退までの13年間ずーっとRavensで活躍し続けた男でした。パスプロもランプレイでも超一流。
C アレックス・マック
現在はファルコンズに所属しています。以前はブラウンズで、先述のジョー・トーマスと同じラインマンでした。プロボウル6回、オールプロ1st3回選出。現役のセンター選手では一番年上の34歳。
C マーキス・パウンシー
一卵性双生児のNFL選手。しかも2人ともセンターという大変珍しい人。スティーラーズから一巡指名を受けて、10年シーズンが終わった。昨年はブラウンズとの乱闘騒ぎで、QBを守るため身を挺して戦っていた。弟なのか兄なのかわからんが、双子の相棒は、チャージャーズでセンターをしてる。名前はマイク、また似ててややこしい。