さぁそろそろドラフトまで残り2週間になってきました。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、ラスベガスでのド派手なイベントは中止になりましたが、ドラフトそれ自体は変わらず重要イベントです。
そして、今年のドラフトにはQBが豊作なんですね!どの選手がゲームチェンジャーになりうるのか?我チームを引っ張ってくれるQBはいったい誰だ!逆に見誤るとチームビルディングは大失敗するわけですよね。だからもう、これは大きな話題なわけですよね。
さて、今回の記事では、注目を浴びている10人のQBをまとめて紹介してみます。
では、どうぞ!日本でもっとNFLが浸透しますように。
- 1.LSU ジョー・バロウ
- 2.アラバマ大学 トゥア・タゴバイロア
- 3.オレゴン大学 ジャスティン・ハーバード
- 4.ユタ州立大学 ジョーダン・ラブ
- 5.オクラホマ大学 ジャレン・ハーツ
- 6.ワシントン大学 ジャコブ・イーソン
- 7.ジョージア大学 ジェイク・フロム
- 8.FIU ジェイムス・モーガン
- 9.コロラド大学 スティーブン・モンテズ
- 10.ハワイ大学 コール・マクドナルド
- まとめ
1.LSU ジョー・バロウ
まぁ多分まちがいなく全体1位指名でしょう。実力的にはどうかな、チェイス・ヤングのほうが1位だと思いますが、1位指名権をもってるベンガルズの最重要課題がQBですからね。バロウはまさに渡りに船といえますね。
彼はもともと才能に溢れた人!ってんじゃなくて、結構苦労人なんです。兄弟と同じネブラスカ大学にいきたかったんだけどダメ。セレクションにもかからない。
で写真の通りですが、オファーもらったOSUに進学するんですが、これなんと3年間もバックアップQBをしてるわけ。全米制覇のスターがバックアップだったなんて意外だよね。彼は、このままじゃアカンと一念発起して転校を決意します。そうしてLSU(ルイジアナ州立大学)に。最初は10勝3敗。そして2019年シーズンは全戦全勝で全米制覇し一躍カレッジのスター選手になりました。
ハイズマン賞受賞の際の感動のスピーチは、バンドワゴンにのっちゃOh!さんの記事に詳しく翻訳が記載されてます。ぜひ読んでほしいな。葉巻吸ってる調子乗りじゃないってことがよく分かると思います。
2.アラバマ大学 トゥア・タゴバイロア
臀部股関節の大怪我により、シーズンを失った名選手。強いリーダーシップをもっていて、ジョー・バロウに負けないほど正確なパス、そして走力が武器です。もし彼の怪我がなければと考えると、アラバマ大学が優勝していたのかもしれないです。おそらく1巡指名になるのは間違いない。大学のプレイをみていると、プレッシャーがかかった時にちょっとプレイが雑になる印象もあります。
3.オレゴン大学 ジャスティン・ハーバード
タゴバイロアほどでないにせよ、走力があるQBのひとり。今年のドラフトのトップ3QBかなという印象。サイズがでかいのも他に真似できない個性でしょう。6フィート6インチ、つまり198cmという長身というだけでQBとして有利になります。どこが指名するでしょうね。
4.ユタ州立大学 ジョーダン・ラブ
いいQBだと思う。ランプレイもそこそこするし(4.74s)、ロングパスも放る。ドラフトでは2巡目じゃないかな?と噂されてます。しかし、気になるのは19シーズンで17回もインターセプト出していることなんですよね。肝心なところでゲームを壊すような大ミスするような感じは怖い。プレイ動画を見る限り、スローイングの腕のフリもでかい。NFLのエッジラッシャーのヒットを喰らえば、間違いなくファンブルするなぁという危険を感じます。
5.オクラホマ大学 ジャレン・ハーツ
スーナーズだったのは、4年目の1年間だけ。彼はもともとは、アラバマ大学のスターターQBでした。1学年下にトゥア・タゴバイロアが入ってきて、スターターを奪われたって感じ。プレイスタイルは、似ててランプレイも上手。パスがふんわりとしてて、取りやすそうに見える。ポケットから抜け出るタイミングが絶妙。まるで背中に目がついてるみたいに視野がひろい。
6.ワシントン大学 ジャコブ・イーソン
ハーツかイーソンかで悩むあたりじゃないでしょうか。イーソンもいいQBぶりだなぁと思います。身長も190cm以上と高いし、4.89sとまずまず走力も期待できます。しかし1年しかスターターしてないし、プレッシャーに弱い傾向があるそう。ちょっと不安ですね。
7.ジョージア大学 ジェイク・フロム
うーん、ドラフト3巡か、4巡かというあたりでしょうか。走力は5.01sとそれほど早くないですが、ある評論家によると10年NFLでやれる逸材という評価。でもなぁ、あまり身長もたかくないし。うーん、どうなんだろう。
8.FIU ジェイムス・モーガン
この辺からは、もうバックアップ濃厚って感じ。肩がそれほど強くなく、フットワークによわい。いいところはリリースが早いってことかな。QBタイプでいうとケース・キーナムに似てる。
9.コロラド大学 スティーブン・モンテズ
魅力は体のデカさ+足の速さ。40ydsが4.68sってのもいいけど、20ydsシャトルが4.43sというのもいい。とにかく体が強そうだし、リーダーシップが良い。プレイをみてるとチームメイトに萎縮することなく、ガンガン引っ張っていくタイプに見える。だけど、ボールが固そうっていうか、取りにくそう。背が高いだけのQBにならんでほしい。
10.ハワイ大学 コール・マクドナルド
彼、結構いいと思うんだよね。肩も強いし、動きながらでも投げられる体幹の強さもあるし。それに走力がいい。結構足速い。身長もまずまずあるしね。だけど、特筆するべきところがあまりないって感じ。
まとめ
いかがだったでしょうか?1巡1位指名になるのは、ほぼ間違いなくジョー・バロウでしょうが、1位指名とったからといって、NFLでスーパーボウルにいけるとは限りません。歴史をみればわかります。だから、他の選手にもしっかりスポットを当てないといけませんね。
彼ら一人ひとりがNFLという舞台で輝いてくれることを期待します!
ドラフトまで2週間!
The Future is NOW!!!!!