シアトル・シーホークスのQBラッセル・ウィルソンに、トレード話が巻き起こってます。私シーホークスも好きなチームですし、何よりウィルソンが好きなので、この話題には耳をダンボにしてNEWSを監視しています。
彼の契約は、2015年の7月31日に交わされました。4年で$87.6ミリオン（95億円ほど）でした。4年ですので、16-17-18-19で契約満了となり、今年の夏頃までには今後の契約についてシアトルと話を詰めとかないといけません。
しかしながら、それがもう一つトントン拍子に行ってない様子。昨今の契約金額インフレに伴って、自分の契約金額についても折り合いが付かないのかも知れないです。
契約の締切は2019年7月22日と決まっています。まだまだ時間はあるわけですが、もしウィルソンが移籍するとなると、チーム全体のバランスが大きく崩れるわけですから、ほかチームへ動くのは、もっと手前、およそ2ヶ月前が現実的な締切かも知れないです。
さて、シアトルがまごまごしている間に、QBウィルソンという油揚げを狙ってる鳶がいます。それが、ドルフィンズ、レッドスキンズ、ブロンコスの3チームです。
1‥ドルフィンズ
QB確保のために躍起になってる筆頭格が、マイアミ・ドルフィンズですよね。かつてダン・マリーノが主役をしていた時代は、チームが全盛期でした。1999年にマリーノが引退して、そこからずーっと右肩下がりに元気がなくなっています。J.フィードラー、チャド・ペニントン、マット・ムーアを経て、2012年から社運を賭けライアン・タネヒルに全ツッパしました。しかし87ゲームで終わりました。100G耐えきれるQBが欲しい。（ダン・マリーノは240ゲーム戦ってます）。
ということで、32チーム中いちばんQBが欲しいのがドルフィンズだ、というのが自明の理です。まさかライアン・フィッツパトリックが長期的に信頼できると思う人はいないでしょう。それにしても、タネヒルをカットするなら、もっと早くするべきでしたね。そうすれば、色んな選択肢があったかのように思います。きっと新HCが最初にやるべき仕事がそれだったのでしょうね。
2‥レッドスキンズ
このチームはアレックス・スミスという名QBを2018年トレードで獲得してます。でも12月のテキサンズ戦で右足を骨折するという大怪我。2019年の1月22日に最初に公の場にでてきましたけど、右足の膝から下がヘルレイザーみたいになってました。多分2019年シーズンは出場できません。
それにスミスは2005年のドライチ指名。アーロン・ロジャーズと同期組です。怪我してシーズン棒にふるとなると、調子を戻してきても、現役生活で残るのはせいぜい2年くらいでしょう。チームの未来を掛けるには少々心もとない人材かと思います。QBとしての能力は高いですが、いかんせん時間切れ感がありますね。
ということで、ラッセル・ウィルソンを狙っているチームは、レッドスキンズだろうと予測できるわけです。ケース・キーナムを確保しているんですが、彼が本当に1流選手と肩を並べて仕事できるか不安なところがありますしね。
3‥ブロンコス
ブロンコスといえばQB問題。と言いたくなるほど課題感満載。というのも、かつてペイトン・マニングを擁して、スーパーボウル優勝（第50回、2015シーズン）を果たしているからですね。そしてマニングはそのまま引退。その後はトレバー・シーミアン、ブロック・オズワイラー、パクストン・リンチといろいろ試したけども、結局いい結果が残せてないんですね。
で、2018年にケース・キーナムを大抜擢。バックアップQBに大枚を叩いたわけですね。チームの全運賭けたけど6勝しか上げられず、キーナム放出。で、ジョー・フラッコをレイブンズから獲得。でも彼も2008年組で高齢、また2014年以来プレイオフにも出れてない。調子が落ちてる感がします。
というわけで、ブロンコスもまたQB問題が解決してないんですね。もしウィルソンが来たなら、RBフィリップ・リンジーとのスクランブル攻撃は、かなり強力なラッシングユニットになりそう。でも、シアトルから、上高地みたいなデンバーにくるかなー？NYとかの方が好きそうなイメージですよね。
まとめ
さてさて、オフシーズンの最後の大物になるのでしょうか。自分としては、そのままシーホークスのQBとして最後までシアトルに居てほしい。ミサゴのマークが彼には1番似合うんだと思いたいなー。それに、シーホークスに違うやつがＱＢしてほしくない。ラッセル・ウィルソンが好きだからーーー。
