NFLではドラフト1巡目のスター選手ばかりが注目されがちです。しかし実はドラフト後巡目や、ドラフト外選手もしっかり活躍しているんですね。
まさに自分の力で這い上がってきた人たちで、まるで「M-1王者敗者復活戦」から決勝戦まで出てきた。そんなガッツあふれる選手です。
先日もセインツがドラフト外でOSUのQBと契約を結んだという報道がありましたように、ドラフト7巡目までの256人だけが選手ではないということです。
今回の記事では、今現役で活躍しているドラフト外選手たちを何人か紹介しましょう。あなたのNFLライフがもっと濃密になりますように。
フィリップ・リンゼイ(phillip lindsay)
デンバー・ブロンコスのRB。背番号は#30。コロラド大学出身2018年にデビュー。現在24歳で同期組からは3歳年上。ブロンコスでは雑草が大木に育つケースが多い。
ラッシングヤードでリーグ3位。まだWeek2ですが、ぜひとも活躍してほしいですね。
マット・ブレイダ(Matt Breida )
49ersのRB。まだWeek2だけど、現在のラッシングリーダー。背番号は#22。2017年のドラフト外選手。今季で2年目。ジョージア・サザン大学(FBSのサンベルト・カンファレンス)出身。
A.J.ブイエ(A.J.Bouye)
リーグ最強D#を誇るジャクソンビルのエースCB。シャットダウンコーナーの折り紙つきの実力をもつ彼も実はアンドラフト。2013年にフロリダ中央大学からNFLデビュー。
アダム・シーレーン(Adam Thielen)
ミネソタ・バイキングスのレシーバー。ミネソタ生まれ、ミネソタ育ちのシーレーンはドラフト外で地元ミネソタのNFLチームに猛烈アタック。見事難関突破して無事プロ選手に。現在かなり活躍中。
ケース・キーナム(Case Keenum)
デンバー・ブロンコスのスターターQB。現在2連勝中。スーパーボウルまであと一歩まで進んだ選手。
彼も2012年のドラフト外選手。すごい苦労人ですよね。彼についてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。
ダグ・ボールドウィン(Doug Baldwin)
シアトル・シーホークスのWR。スターターとして定着して長いです。彼は2011年のドラフト外選手。スタンフォード大学カーディナル出身。毎年800ydsほど走ってます。今シーズンで8年目になります。
クリス・ハリス・Jr(Chris Harris Jr.)
デンバーのCB。2011年ドラフト外。第50回スーパーボウル優勝。2018NFLトップ100で86位カンザス大学時代はCBアキーブ・タリブとチームメイト。プロボウルに3回選ばれる。
マイケル・ベネット(Micheal Bennett)
現在イーグルスのDE。プロボウル3回選出。第48回スーパーボウル優勝。かつてはシーホークスのDEとして長く活躍。2009年のドラフト外契約。ベネット兄弟といえば毒舌で有名。弟のマーテラス・ベネットTEは2017年に引退。
キャメロン・ウェイク(Cameron Wake)
2005年のドラフト外選手。現在ドルフィンズのエッジ。当初はジャイアンツと練習生契約。しかし試合に出ることなく、カナダリーグのライオンズでプレイしてて、2009年からドルフィンズの選手としてNFLに。かなり苦労人でしょう。
ジェイソン・ピータース(Jason Peters)
2004年ドラフト外入団。現在イーグルスのLT。キャリア15年目の36歳。プロボウル9回、オールプロ5回、第52回スーパーボウル優勝。
アントニオ・ゲイツ(Antonio Gates)
2003年ドラフト外のTE。8回プロボウルに5回オールプロに選ばれてる名選手。デビュー以来ずっとチャージャーズ一筋。38歳になっても衰え知らず未だ現役バリバリ。
アダム・ビネティエリ(Adam Vinatieri)
リーグ最高齢のコルツのキッカー。1996年ドラフト外入団の今年47歳。未だ現役。
その他引退したドラフト外名選手
2002入団 LBジェイムス・ハリソン御大
2004入団 QBトニー・ロモ
2004入団 WRウェス・ウェルカー
他にもたくさんおられますが、知ってる人はこのくらい。