サルサダンスで有名なWRビクター・クルーズが引退を表明しました。2010年から7年間NYジャイアンツに貢献してきた選手です。どんな選手だったか、知りたいですよね!今回の記事では、そんな彼の現役生活を振り返って、様々な角度からビクター・クルーズを紹介します。
まずはNFLからビクター・クルーズの動画をどうぞ
こちらNFL.comさんのTwitterから拝借しています。ビクトール・クルーズのトップ10プレイです。
In honor of his retirement, @TeamVic's TOP 10 CAREER PLAYS! 🔥
— NFL (@NFL) 2018年8月21日
(With some salsa on the side. 💃💃💃) pic.twitter.com/RfNqwLKkKB
うんいいですね。特にサルサダンスがいい。
サルサキング!いいですね。
ビクター・クルーズのキャリア
2010年 NYジャイアンツへ(ドラフト外)
2011年 1,536yds 9TD(SB優勝)
2012年 1,092yds 10TD(プロボウルに)
2013年 998yds 4TD
2014年 337yds 1TD 出場も6試合に減る
2015年 出場機会なし
2016年 586yds 15G出場する
2017年 ベアーズに移籍 出場無し
何と言っても素晴らしいのは、2年目でスーパーボウル優勝してしまうということでしょうね。しかもドラフト外からの契約選手なのに!です。対戦相手はニューイングランド・ペイトリオッツでした。ビクター・クルーズは第1QでTDパスをレシーブ。最高の気持ちだったでしょう。その次のシーズンではプロボウルに選ばれるなど活躍します。
しかし、2013年からは調子を落としており、2014年にはエースWRになるOBJがチームに加盟してきて、パスターゲットになるどころか、試合にすらでる機会が減ってきました。2016年、いつしかビクター・クルーズは3番手くらいのレシーバーになりまして、パスターゲットとなる回数も30回程度に激減。
最後はジャイアンツから放出されて、シカゴ・ベアーズに移籍するものの、シーズンが始まる直前の9月2日に、ベアーズから契約を切られ、二度と試合にでることなくキャリアを終えました。
ビクター・クルーズ サイドビジネス「Young Whales」
彼には、ケネディさんっていう一人娘がいます。かわいいですねー。NFLだけでは長期的安定的な稼ぎができないと思ったのか、彼は2010年に、アパレルブランドを立ち上げます。共同創業者はチームメイトのDTネイト・コリンズ。同じくドラフト外契約選手だったので、危機感を共有していたのでしょうね。
彼は普段からスタイリッシュだと有名でした。ドラフト外から挑戦してSBを優勝したというストーリーに、彼のルックスが加わり、サイドビジネスは順調に進んでいるようです。少なくとも、彼の名前はかなり知れ渡っていますので、それなりのモデルであれば、十分生活はしていけると思います。
現役時代は自分の名前のついた靴をナイキに作ってもらったりしてました。ネクストステージへの意識がもともと強い人だったんですね。
そんなビクター・クルーズのセカンドステージはESPN!
彼は今後、世界スポーツメディアESPNの舞台にたつことになった。彼はこんなコメントを残している。
「ワクワクしている。新しい人生の章に。NFLではアップダウンも激しくて楽な道のりではなかった。僕の人生の1幕はこれで終わり。次は第二幕だ。どうか皆も僕と一緒に楽しんでほしい。」
上手いことやりましたね。この男。イケメンでスタイリッシュ。WRなので長身でスラッとしてて、スーパーボウル優勝経験もあり。ドラフト外選手なのでスター選手目線でなく、フラットな意見が言える。
まとめ
NFLは「Not For Long」とも言います。「長くは続かない」ってことです。常に引退後の生活を補てんするようにリスクヘッジしておかないと、あとで生活がボロボロになってしまいます。多くの選手はそれを見越して、大学時代に多くのビジネスを勉強して、いざとなれば起業や投資できるように学んでいます。
スタープレイヤーでさえ、契約金をレストラン経営や不動産投資に回して、収入の安定化を図ることに余念がありません。これもまたプロ選手の必然なのですね。