.@JaredGoff16 keepin’ his head on a swivel in the pocket 😂 pic.twitter.com/qLHSDYaZfi
— Los Angeles Rams (@RamsNFL) 2018年8月21日
うーん。なんじゃこれ。
ラムズのQBジャレッド・ゴフの練習風景です。かなり奇っ怪に見えるトレーニングですが、HCショーン・マクベイはQBを育てるのに定評があります。だから、ジャレッド・ゴフも信頼して練習してますね。
マクベイとカズンズ
マクベイHCはラムズに着任する前は、ワシントン・レッドスキンズのOCとして、QBカーク・カズンズを鍛えてきました。
控えQBだったカズンズ
2012年にワシントン・レッドスキンズと契約したカズンズには、最初なかなか出番がありませんでした。それもそのはず。レッドスキンズには、RGⅢというスターQBがスターターとして不動の地位を築いていたんです。カズンズとして悔しいのは、彼が同期ドラフト生ということです。
スターQB RG3の故障
だけども、RGⅢに膝故障の悲劇。ルーキーQBの手でプレイオフまで勝ち上がった2012年シーズンは、ワイルドカードとQBを失うという結末で幕を閉じました。そして表舞台から消えたスターQBの代わりに台頭してきたのが、バックアップで腕を磨いてきたカーク・カズンズでした。
マクベイOC時代到来・・・2014年
ショーン・マクベイがOCになった2014年シーズン。まだRG3をだましだまし使ってましたが、マクベイはこれに見切りをつけます。2015年には、ついにカズンズがスターターQBになりました。背番号も12から#8にアップデートされ、かつてミシガン州立大学時代の背番号。
エリートQBとして花開くカズンズ
バックアップ時代はQBレイティング58.4とか86とかだったが、マクベイOCの指導のもとスターターを務めるようになると、QBR101.6、97.2と実力を引き伸ばしてきました。2016年シーズンには4,917ydsを投げるなど自己最多記録を更新してきました。
功績が認められ、ラムズのHCに就任
ラムズがとにかく不振だったこともあり、ショーン・マクベイはヘッドハンティングされました。NFL史上最年少の31歳でのHC就任は、全米中の話題となりました。
バイキングスと高額契約、移籍
カズンズはレッドスキンズでスターQBとして確立。3年契約で$84Mという高額契約で、バイキングスと契約を締結することになりました。どちらも大きく出世しましたね。
まとめ
ジャレッド・ゴフは全体1位指名の有望QBです。マクベイHC体制になってから、いきなり地区優勝しプレイオフにとチームは大躍進。ゴフもQBとして大きく成長してきています。まさに今が伸び盛り。素晴らしい指導者のもと、論理的にプレイできる勇気あるQBとしてNFLのスターになってほしいものです。