さぁ紹介するチームはあと2つですね。2000年代の最強の強さを誇っているニューイングランド・ペイトリオッツを紹介します。
2017年スーパーボウルでも、さすがにファルコンズの勝利かと、思いきやギリギリの土壇場まできての同点。そしてオーバータイムでの逆転劇。恐れ入ります。
僕がNFLにハマってからというもの、ずっとペイトリオッツは強いんですけど、その長い歴史は全然知りません。これをいい機会にしっかりと調べてみようと思います。
- マサチューセッツ州の特徴
- キリスト教の変遷とマサチューセッツの誕生
- 州都ボストンの特徴
- ボストンにある有名、名門大学
- ボストンのスポーツチーム
- チームの概要・戦績
- 本拠地はジレット・スタジアム
- オフェンスチーム
- QBジャコビー・ブリセット(Jacoby Brissett)#7
- QB ドレイク・メイヨ(Drake Maye)#10
- RB ラモンドレ・スティーブンソン(Rhamondre Stevenson)#38
- WR ケンドリック・ボーン(Kendrick Bourne)#84
- WR デマリオ・ダグラス(Demario Douglas)#3
- WR ジェイリーン・ポーク(JA'LYNN POLK)#
- TE ハンター・ヘンリー(Hunter Henry)#86
- TE オースティン・フーパー(Austin Hooper)#81
- LT チュクムラ・オコラフォー(Chukwuma Okorafor)#77
- LG コール・ストレンジ(Cole Strange)#69
- C ジェイク・アンドリュース(Jake Andrews)#67
- RG シディー・ソウ(Sidy Sow)#62
- RT マイク・オンウェヌ(Mike Onwenu)#71
- ディフェンスチーム
- DE ケイオン・ホワイト(Keion White)#99
- DE ディートリッヒ・ワイズ(Deatrich Wise Jr)#91
- NT ダヴォン・ゴッドソー(Davon Godchaux)#92
- DE クリスチャン・バルモア(Christian Barmore)#90
- LB マシュー・ジュドン(Matthew Judon)#9
- LB ジュワン・ベントレー(Ja'Whaun Bentley)#51
- LB ジャラニ・タヴァイ(Jahlani Tavai)#48
- LB シオネ・タキタキ(Sione Takitaki)#44
- LB ジョシュア・ウチェ(Joshua Uche)#55
- CB ジョナサン・ジョーンズ(Jonathan Jones)#31
- SS カイル・ダガー(Kyle Dugger)#23
- FS ジャブリル・ペッパーズ(Jabrill Peppers)#5
- CB クリスチャン・ゴンザレス(Christian Gonzalez)#0
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マサチューセッツ州の特徴
ペイトリオッツは北東部、マサチューセッツ州にあります。まずはこの所在地であるマサチューセッツ州の紹介からしたいと思います。アメリカの州ってかなり大きな面積があるのがほとんどなのですが、この北東部だけは随分入り組んでいます。
州の拡大地図です。拡大するとこんな感じです。中央部分をマサチューセッツ州として、ロードアイランド州、コネチカット州、ニューハンプシャー州、バーモント州、ニューヨーク州に囲まれています。
これがマサチューセッツの州章。ここには「コモンウェルス : Common Wealth」と書かれています。普通だったら、State of ~~です。
「Common =共通の」「Wealth = 富」直訳すると、こうなる。意訳すると「共和国」という意味です。何かに依存せず独立独歩で自立する、そんな矜持をもった連合体であるというメッセージをもっています。アメリカ50州のうち、マサチューセッツ、ケンタッキー、バージニア、ペンシルベニアの4州だけが、ステートを名乗らず、このコモンウェルスという言葉を使っています。
人口は660万人ぐらいだろいうと言われてます。人口が最も集まっているのが、ボストン。ここで人口が70万人ぐらいです。マサチューセッツ州の14%、92万人が外国生まれの移民です。
南部や西部の州とは違い、マサチューセッツ州は圧倒的に白人率が高い州です。そのためか、実に生活コストが高くマサチューセッツを去る人たちが多いようです。その補填を移民で補って、人口は徐々に増加傾向。いつかこの人種バランスも大きく変わっていくでしょう。
次からは、マサチューセッツの歴史について軽く触れてみたいと思います。
キリスト教の変遷とマサチューセッツの誕生
マサチューセッツはアメリカがイギリス(大英帝国)から独立する以前から、リーダー的な存在です。それはアメリカに一番最初に訪れたイギリス人たちは、このマサチューセッツにたどり着いたからです。彼らはあの有名なメイフラワー号にのってやってきた、ピューリタンです。
ピューリタンとは、厳格なキリスト教徒だ。と理解してもらえれば分かりやすいと思います。1610年当時、イギリスではキリスト教が少しずつ大衆的なものに緩くなっていきました。その流れに反発したのが、本来のキリスト教の厳格さを取り戻そうとしたのがカルヴァン派と言われる人たちです。
ピューリタンの根っこは、プロテスタントです。この辺りは、僕も付け焼き刃な知識なので、間違っていたらご指摘をいただければと思います。もともとのキリスト教は形をすこしずつ変え、ローマ・カトリック教会という組織を形成しました。
それが1517年にドイツ人、マルティン・ルターが「宗教は救いのものだ。教会が私腹を肥やすためのシステムは間違っている!君たちは堕落している!」と抗議した。これがプロテスタントの始まり。いわゆるルターの宗教改革です。
カトリックとプロテスタントの違いはこんな具合です。ローマ・カトリックとプロテスタントの2つに分類すると、キリスト教の俯瞰図が大変乱暴ながら理解しやすいです。この運動は各地に広まります。このプロテスタントから分派してできたのが、イングランド国教会です。1534年に誕生しました。
イギリス国教会とは、そもそもヘンリー8世が妻と離婚したいから作られたとも言われます。ここも元来はプロテスタントの理念だったんですが、イギリスは国益のために宗教を利用しだします。結果ローマ・カトリックのようにどんどん金を集めるようになっていったわけです。これに嫌悪感や危機感を感じていた人たちを、ピューリタン(潔癖な人たち)といいます。
イギリス国王のリチャード一世は、政治の邪魔になるピューリタンを迫害しようとします。それから逃げる形で1620年、彼らはメイフラワー号に乗り込みます。そしてマサチューセッツについて国造りをスタートする。これをピルグリム・ファーザーズと呼びます。彼らがアメリカ独立の歴史の第一歩なのです。だからアメリカには、カトリック信者は少なく、多くがプロテスタントであり、結構真面目なキリスト教徒が多いんです。(ヨーロッパでは、あまり敬虔な信者は少ないそうです)
なれない土地にやってきた彼らは、現地のインディアンに助けられます。酋長ワサソイト(Massasoit = 黄色い羽)をリーダーとするワンパノアグ族です。船に乗った半数は死んだものの、食料を与えられ、食料のとり方を教えてもらい、彼らは生き延びることができました。無事に1年が経過したとき、マサソイトを招待して七面鳥を振る舞って御礼の宴会をしました。これが現在でも続くサンクス・ギビング・デーの始まりです。
こうして、イギリスにいたピューリタンたちが新天地に移り住んで、アメリカという国家の一歩をあゆみはじめたわけです。マサチューセッツはその最初の地でもあるので、様々リーダー的な場所でもあります。
州都ボストンの特徴
さて、いよいよ本拠地のボストンについてご紹介します。マサチューセッツ州は全体で人口660万人。ボストン市単体では66万人と大した規模でないように思います。
しかし、ボストンを中心とするボストン都市圏は周囲の州にもまたがっており、人口470万にもなる大都市圏です。世界中のあちこちから優秀な企業があつまり、アメリカの金融・保険・製造業・医療などの様々なハイレベルな人材が集中する街です。
アメリカ最古の大学、ハーバード大学が設立されているのも、ここボストンです。メイフラワー号でピューリタンがやってきたのが1620年ですから、そこからたった15年後の1635年にハーバード大学が設立されてます。教育に関して本当に熱心な歴史があることが、ここからもわかると思います。
アメリカが独立するまで、13州はイギリスの植民地でした。ボストンはその中でも最も栄えた貿易都市として、大きな利益をイギリスに与えてきた歴史があります。そのボストンで1772年に起こったのが、ボストン茶会事件(Boston Tea Party)です。
イギリスの国営企業だった東インド会社の船に載せた紅茶。これをインディアンに扮した50人のボストン市民が海に投げ捨てた。イギリスへ反旗を翻した、つまりまぁ、ケンカをうった瞬間です。これがボストン茶会事件ですね。アメリカ独立戦争の発端です。
こういう具合に、マサチューセッツ州、つまりボストンという街はアメリカの歴史上、リーダー的な、変革者的な役割を担ってきたわけです。
さて、少し現在の宗教についてご紹介します。ピューリタンが開拓したのがマサチューセッツ、つまりボストンになので、当然プロテスタントが一番多いのかと思いきや、宗教はカトリック派が多いのです。これは1800年代頃に、アイルランドでカトリック派が迫害されだして、これがまたアメリカのこの辺りに移民してくるのが原因です。
こうしてやってきたのが、ボストンの名家、アメリカのロイヤル・ファミリーとも言われるケネディ家です。ご存知のとおり、この一族のひとりが悲劇の大統領、ジョン・F・ケネディです。ケネディ元大統領のお祖父さんが、アイルランドからアメリカにやってきて、肉体労働から身を立てた。その子孫たちは政治家として活躍していくわけです。
ボストンにある有名、名門大学
ボストンは「アメリカのアテネ」など呼ばれます。ピューリタンが教育に熱心な気持ちをもってたのが歴史の始まりです。アメリカで最初にできた大学もここ。義務教育法を最初に整備したのも、最初の女子大学も、国内最古の公立学校も、ここマサチューセッツです。
そうした歴史があるので、ボストン市内には121の大学があるようです。日本でもアメリカ留学してきた人が、ボストン留学してたっていう人が多いのもそういう理由です。その中でも世界の秀才・天才があつまる超名門大学を少し紹介します。
まずはハーバード大学です。設立1635年でアメリカ最古の大学であり、アメリカランクでも5本指に入る難関大学。
つぎにマサチューセッツ工科大学。通称MITです。ハイテク産業の興りがある以前から、工業・科学・化学などの学術面で世界の文明発展に貢献してきた大学です。現在アメリカでは難関度で3番目になります。
そして1839年創設のボストン大学。こっちは全米でも4位の規模、つまり生徒数をもつ怪物大学です。三大SF作家といわれるアイザック・アシモフや、ユダヤ人大量虐殺、ホロコーストの実体験を綴ったノーベル平和賞作家、エリ・ユーベルらなど、数々の有名人を輩出しています。
こちらはボストン・カレッジ。イエズス会が設立したキリスト系大学なので、すこし建築がゴシック様式です。ボストン大学と混同しがちですが、どちらも私立ですが完全に別の大学です。創設は1863年。ボストン大学より少し年下になります。NFLではQBマット・ライアンや、LBルーク・キークリーの出身大学として有名。
音楽大学もいくつかあります。有名なのは、バークリー音楽大学ですね。1945年にローレンス・バーグによって設立された芸術大学です。ヒップホップやロック、レゲエなどクラシック以外の分野の発展にも寄与してる大学です。日本人だと、ジャズの渡辺貞夫さん、ジャズピアニストの小曽根真さんなどが卒業生です。市内には他にもニューイングランド音楽大学、ボストン音楽大学、マサチューセッツ音大などがあります。
というように、金融・文化・歴史・教育・色んな面でアメリカを代表する都市がボストンですね。ニューヨークやカリフォルニア、フロリダと比べると、「かしこ」なイメージ。それがボストンですね。
ボストンのスポーツチーム
そろそろ、ペイトリオッツの情報に近づいていきたいのですが、もう少しだけ、追記いたします。NFL以外のスポーツチームを紹介したいと思います。
MLB、メジャーリーグでは、ボストン・レッドソックスです。1901年に設立された歴史のあるチームですね。ワールドシリーズを9回制覇してきた存在感の強いチームです。
NBAでは、ボストン・セルティクス。1946年に設立され、2017年にNBAファイナルを優勝しており、現在でも結構強い印象のチームです。
NHLでは、ボストン・ブルーインズ。1924年に設立され100年近い歴史があります。スタンレーカップを6回優勝してる名門チームです。
MLSでは、ニューイングランド・レボリューションズ。1995年に設立され、ペイトリオッツと同じスタジアムを本拠地にしてます。
これにNFLのペイトリオッツが加わります。MLSのレボリューションズ以外、全てのチームが全米制覇のタイトルを経験してきてます。ボストンは歴史上でも、学術面でも、経済面でも、またスポーツの面でも、リーダー的な顔をもっているわけですね。
さて次からはいよいよ、ペイトリオッツの紹介に参ります。
チームの概要・戦績
当時はボストン・ペイトリオッツというチーム名で、ニューイングランドという地域がアメリカ独立戦争の舞台だったことから、「独立者」という意味のペイトリオッツという名前に決まりました。チームロゴも、独立当初のアメリカ国旗を使っています。
①設立からの低迷期
ボストンで産声をあげたのが1960年。ここからのペイトリオッツは永遠に続くかと思うほどの低迷期を過ごす。25年後の1985年にようやくスーパーボウル進出を果たす。しかしまた10年間は弱いチームに戻ってしまう。
そんなペイトリオッツが息を吹き返していくのが1993年から。殿堂入りのQBドリュー・ブレッドソー(Drew Bledsoe)の登場です。ワシントン州立大学出身の彼をドラフト1巡で指名します。
彼を軸にチームを再建していき、毎年プレイオフに出場するようになり、1996シーズンにはスーパーボウル出場を果たします。しかし、この大勝負もあえなく敗退してしまいます。
1960年に設立されて、2000年までの40年間で地区優勝4回、ワイルドカード3回と、プレーオフには7回しか出場できなかった。スーパーボウルには2回挑戦したが負けている。正直このチームはあまりファンが少なく、観客が少なく、人気のないチームだった。
②改革者ロバート・クロフト オーナー誕生(1994)
1992年、二人目のオーナーであるビクター・キアムが破産して、3人目のオーナーであるジェームスさんに売却される。その2年後、オーナーは本拠地スタジアムのフォックス・ボロの持ち主である、ロバート・クロフトに商談を持ちかけます。
「あなたの会社とリース契約を交わして、毎月スタジアムの使用料を払ってるんだけど、買い取らせてくれないか?価格は75億円でどうだ?」
しかし、ボストン生まれボストン育ちのクロフトは、この商談を断り「俺はペイトリオッツの大ファンだ。俺にチームを売ってくれ。価格は175億でどうだ?」と返すんですね。で、75億で買収に来たはずのジェームスは、逆に175億の売却を決定しちゃう。なんて大きな話なんでしょうかwww。
写真の左が2代目オーナーだったジェームスさん。左が現オーナーのロバート・クロフトです。 クロフトオーナーは、とことんチームのために尽くしました。
設立から一度もソールドアウトしたことのないチケットは、クロフトオーナーになってから初めて売り切れました。それどころか、オーナーになって2年後の1996年、カンファレンス・チャンピオンになり、ビル・パーセルズHCとともにスーパーボウル出場を実現します。その後チームは大きな転機を迎えます。ベリチックHCの招聘です。
③現在のトップコーチ、HCビル・ベリチックの就任
チームが今のような強さを発揮しだすのは、名将ビル・ベリチックがHCになった2000年から。今から17年前の話。
- どんな選手であれ平等に扱う
- 個人力でなく、組織の力と戦術で勝つ
- 選手には、能力よりも戦術を理解する知性を求める
をチーム作りのモットーとし、当時突出した能力をもつスター選手が一人も居なかったペイトリオッツをここまで育て上げたのは、まさにコーチ力である。写真を見てもわかるように、自分の身なりには全く気を使わず、徹頭徹尾チームの勝利のために使い続けている原理主義者である。
- 「All three phace」 オフェンス・ディフェンス・スペシャル 全て大事
- 「Play 60 min」 最後の一分一秒まで絶対に諦めない
- 「Next man up」 一人が倒れたら、次の選手が役目を果たす
彼はマスコミのインタビューに、お決まりの3つのフレーズを使う。この言葉は基本的なことだが、それをそのとおり実践しているのは、並々ならぬことである。そして彼の理想とするチームづくりに選手がしっかりと応えているのも素晴らしい。
ベリチックが就任してから破竹の連勝激。17年間の中で地区優勝14回、カンファレンスチャンピオン7回、そして悲願のスーパーボウル優勝!
だけでなく、スーパーボウル優勝5回!恐ろしい実績 17年の内5回優勝って、まさに無双HC!
本拠地はジレット・スタジアム
以前、スタジアムもボストンでしたが、現在は南西のフォックスボロに移っています。このフォックスボロ、街自体はとっても小さい。1850年に1500人ほどしか住んでいなくて、160年経った今でも人口は17,000人ほどです。スタジアムがフォックスボロにある、っていうだけで事実上はボストンのチームです。
オフェンスチーム
QBジャコビー・ブリセット(Jacoby Brissett)#7
2016年 / 3巡 / 91位 / ノースカロライナ州立大学
もともとニューイングランド・ペイトリオッツでデビュー。ブレイディのバックアップの予定でした。コルツ・マイアミ・クリーブランド・ワシントンを経て、古巣のペイトリオッツへ戻ってきました。バックアップとはいえ、ゲームをしっかり作り上げる選手です。
QB ドレイク・メイヨ(Drake Maye)#10
2024/R1 / 3rd / ノースカロライナ
かつてのQBマック・ジョーンズ(1巡10位)を見限って、2024年に目をつけた新人QB。これからチームのエースQBとして育てていく。現在ブリセットが1stだろうけど、ドレイクの仕上がり具合では、1年目からフランチャイズとして出番もあるか。
RB ラモンドレ・スティーブンソン(Rhamondre Stevenson)#38
2021/ R4 /120th /オクラホマ
ペイトリオッツからデビューしたRBです。昨年も2番手のRBとして活躍してきて、619ydsと、4TDをあげています。今年からは1stとして活躍するでしょう。
WR ケンドリック・ボーン(Kendrick Bourne)#84
2017年 / ドラフト外 / イースタン・ワシントン大学
2021年に49ersから移籍。49ersではスターターというよりスポットで出てくるんですが、それでも400ydsくらい稼いでます。2021年からのペイトリオッツでの成績は初年度800ydsですが、その後は400ydsにとどまっています。
WR デマリオ・ダグラス(Demario Douglas)#3
2023 / R6 / 210th / リバティー大学
昨年デビューの若手WR。49レシーブの561ydsゲイン。TDはまだないが、ファンブルがある。ちょっと心配。今年から大学時代の背番号3に入れ替え。心機一転です。
WR ジェイリーン・ポーク(
)#2024 / R2 / 37th / ワシントン
テキサスの生まれで、地元の高校に進学。その後、テキサス工科大でプレイして、2021年にワシントンに転校。40ydsで4.52sの俊足、垂直跳びは95cm。プロで活躍するのが期待される。NEのエースWRとなれるかどうか。
TE ハンター・ヘンリー(Hunter Henry)#86
2016 / 2巡 / 35位 / アーカンソー大学
身長195cm、113kgの見事な体格かつ、40yds4.67sとめちゃいい選手。パッツには2021年から契約。ジョージ・キトルとか、トラビス・ケルシーとかにばかり注目集まるけど、ヘンリーもいい選手なんですよ。
TE オースティン・フーパー(Austin Hooper)#81
2016年 / 3巡 / 81位 / スタンフォード大学
ブラウンズから移籍。18シーズンでプロボウルに選出されてます。660ydsのレシーブを記録しており、ターゲットとしても注意を要する選手です。キャッチ率が80%を超えている安定感もいい。193cm115kgで40ydsが4.7sという疾さはLBにとってもタフな相手です。
LT チュクムラ・オコラフォー(Chukwuma Okorafor)#77
2018 / R3 / 92th / 西ミシガン大学
スティーラーズで6年やってきたベテランOT。2024年からペイトリオッツへ移籍。
LG コール・ストレンジ(Cole Strange)#69
2022/R1 / 29th / チャタヌーガ大
ドラフト1巡選手のラインマン。今年で3年目になります。攻撃の肝となる選手ですね。
C ジェイク・アンドリュース(Jake Andrews)#67
2023/ R4 / 107th / トロイ大
RG シディー・ソウ(Sidy Sow)#62
2023/ R4 / 117th / 東ミシガン大学
RT マイク・オンウェヌ(Mike Onwenu)#71
2020 / 6巡 / 182位 / ミシガン大学
ディフェンスチーム
DE ケイオン・ホワイト(Keion White)#99
2023/ R2 / 46th / ジョージア工科大
ジョージアに転校する前は、オールド・ドミニオン大学でプレイ。そこではタイトエンドもやってたので、O#への理解度は高いD#プレイヤー。ペイトリオッツの精神にはハマりそう。彼のインスタを見る限り、洋服が趣味のようです。
DE ディートリッヒ・ワイズ(Deatrich Wise Jr)#91
2017 / 4巡 / 131位 / アーカンソー大学
お父さんもアメフト選手で、弟はワシントン・コマンダーズの現役選手。お母さんはアメリカ陸軍で使役する看護師として22年働いた。結構バリバリのお家柄。
NT ダヴォン・ゴッドソー(Davon Godchaux)#92
2017 / R5 / 178th / LSU
マイアミ・ドルフィンズでデビューし、2021年からペイトリオッツへ。ノーズタックルではありますが、かなり機動力のあるタイプ。サックを狙ったQBへのプレッシャーをガンガンかけてきます。美人の奥さんと、かわいい3人の子どもたちと過ごす姿。とても素敵です。
DE クリスチャン・バルモア(Christian Barmore)#90
2021 / R2 / 38th / アラバマ
3年目となるバルモア。昨年はキャリアハイとなる8.5サックを記録。パスD#も6本と良い成長ぶりです。これからも益々注目したい選手。
LB マシュー・ジュドン(Matthew Judon)#9
2016/ 5巡 / 146位 / グランドバレー州立大学
レイブンズから引き抜いてきた優秀なラインバッカー。D#チームの重要人物になるでしょう。2019年シーズンはプロボウルにも選ばれました。スタッツは9.5サックとお見事です。
LB ジュワン・ベントレー(Ja'Whaun Bentley)#51
2018年 / 5巡 / 143位 / パデュー大学
まだスターターとして出場するほど出世してないですが、2020年は結構出てくる見込み。昨年は44タックル、1QBヒット。2試合スターター。これから頑張れ。
LB ジャラニ・タヴァイ(Jahlani Tavai)#48
2019 / R2 / 43th / ハワイ大学
ハワイ出身の選手。左腕にはサモアルーツを象徴するトライバル型のタトゥーが刻まれています。デビューしたのはライオンズで2年。3年目の2021年からペイトリオッツでプレイ。
LB シオネ・タキタキ(Sione Takitaki)#44
2019 / 3巡 / 80位 / ブリガム・ヤング大学
40ydsを4.63sで走り抜ける高速ラインバッカーのタキタキ。名前からもわかるように、ポリネシア系トンガの移民。生まれはカリフォルニア州です。彼は7人兄弟の末っ子で、彼が14歳のころお父さんを亡くしてます。キリスト教会の援助を受けて育ったので、ブリガム・ヤング大学に進学したようです。きっと敬虔な信仰心をお持ちなんでしょうね。
ちなみにBYUのモルモン教は避妊が禁止されてるので、大家族になる傾向があります。彼の家もそうなのかも知れないですね。
LB ジョシュア・ウチェ(Joshua Uche)#55
2020 / R2 / 60th / ミシガン大
CB ジョナサン・ジョーンズ(Jonathan Jones)#31
2015/ Undraft / オーバーン
SS カイル・ダガー(Kyle Dugger)#23
2020 / 2巡 / 37位 / Lenoir-RHyhe
トップリーグじゃなく3部リーグのディビジョン2の大学から2巡指名を受けた名選手。今年で5年目。デビューしたチームで継続できるっての、いい選手の証拠だよね。。
FS ジャブリル・ペッパーズ(Jabrill Peppers)#5
2017 / R1/ 25th / ミシガン
DBでもあり、リターナーとしても活躍する万能選手。パントリターンでは200ydsくらい成績残しています。昨年はペイトリオッツでインター2本、1サック、78タックルの大活躍。かなり注目したいセーフティーです。ブラウンズからデビューして、2022年からペイトリオッツに移籍。契約期間は2024年で満了なので、これからどうなるか。
CB クリスチャン・ゴンザレス(Christian Gonzalez)#0
2023 / R1 / 17th / オレゴン大学
ラテンの血が入ったイケメンCB。コロラド大学からオレゴン大学へ転校し、PAC12カンファレンスのオールスターに選ばれてます。ドラフトでは1巡指名。昨年デビューシーズンで早速インター1本、QBサック1本の活躍で、プロとしても一流の証明を果たしました。これからリーグの中心人物に育ってほしい。